JP6612642B2 - 建具及び建具の施工方法 - Google Patents
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Description
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、面材対向部材を容易に取り付けることが可能な建具及び建具の施工方法を提供することにある。
このような建具によれば、アタッチメントに設けられた気密材とシール材とにより対向部と面材との間が全周に亘ってシールされる。このため、屋外であっても用いることが可能な建具を提供することが可能である。
このような建具によれば、アタッチメントと面材との間であって、気密材より面材の面内方向における中央側にスペーサーが設けられているので、面材とアタッチメントとの間の止水性を確保しつつも、第1ビスが面材に接触して当該面材が損傷を受けることを防止することが可能である。
このような建具によれば、アタッチメントは対向部に固定されているので、面材対向部材がアタッチメントとともに枠体から外れることを防止することが可能である。
このような建具によれば、前記アタッチメントを固定している金属製の第2ビスは、その先端が面材から離れているので、第2ビスが面材に接触して当該面材が損傷を受けることを防止することが可能である。
このような建具によれば、アタッチメントに第1ビスにより固定されている面材対向部材は、面材から離れたり浮き上がったりしにくいので、引き違い窓の内障子の室外側や、袖壁や縦骨の室内側に引き込まれる障子の室外側に面材対向部材が設けられていたとしても、外障子、袖壁及び縦骨に接触することを防止することが可能である。
本実施形態では、図1、図2に示すように、建具として、窓枠2に2枚の引き違い障子3が備えられた引き違い窓1を例に挙げて説明する。
2枚の障子3は、いずれも面材としての矩形状の複層ガラス4の周縁部を収容するように複層ガラス4の四方に設けられた上框5、下框6、戸先框7、及び、召合框8が矩形状に框組みされた枠体としての框体9と、複層ガラス4と対向させて設けられる面材対向部材としての格子10と、を有している。
次に、アタッチメント20が装着された框体9に、アタッチメント20の左右方向の移動を規制するための規制部材27を貼り付ける(貼付ステップ)。
このとき、アタッチメント20は框体9の内周側から室外対向部53、63、73、83を室内片21aと室外片21bとで挟み、規制部材27の凹部27aに入り込むように装着され、係合部21dが被係合部53a、63a、73a、83aに係合されている。
なお、框体9にアタッチメント20を装着する(装着ステップ)後、規制部材27を貼り付ける(貼付ステップ)順で施工することが好ましいが、その順序が逆でも良い。
搬入された框体9の戸先框7または召合框8のいずれか一方を一旦外し、側方から複層ガラス4を框体9のガラス収容凹部51、61、71、81に沿って装着し、取り外した戸先框7または召合框8を再び取り付ける。このとき、周端部がガラス収容凹部51、61、71、81に収容された複層ガラス4と下框6との間にはセッティングブロック28を備えておく。
障子3は、躯体に取り付けられた窓枠2にスライド可能に装着される。
また、格子10の外周延出部11dをアタッチメント20の突出部22に固定する第1ビス26は、その先端が複層ガラス4まで至らないので、第1ビス26の先端と複層ガラス4との間には気密材23が存在している。このため、室内側から障子3を見たときに格子10を固定する第1ビス26が複層ガラス4越しに視認されないように格子10を障子3に設けることが可能である。
また、アタッチメント200に設けられている気密材23は、スペーサー210よりも室内側に突出させて設けられているので、装着される単板ガラス41はスペーサー210よりも先に気密材23と接触する。このため、単板ガラス41の装着時における単板ガラス41の損傷をより確実に防止することが可能である。
9 框体、10 格子、11 格子枠、12 組子、20 アタッチメント、
21 装着部、21d 係合部、22 突出部、23 気密材、25 シール材、
26 第1ビス、26a 第1ビスの先端、27 規制部材、29 第2ビス、
29a 第2ビスの先端、30 FIX窓、31 枠体、33 引き違い窓、
34 開閉障子、34a 框体、41 単板ガラス、51 収容凹部、
53 室外対向部、61 収容凹部、63 室外対向部、63a 被係合部、
71 ガラス収容凹部、73 ガラス室外対向部、81 ガラス収容凹部、
83 ガラス室外対向部、200 アタッチメント、202 突出部、
205 アタッチメント、205b 突出部、206 アタッチメント、
206b 突出部
Claims (8)
- 面材と、
前記面材の周端部を収容し、前記面材と対向する室内対向部と室外対向部とを有する収容凹部を備えた枠体と、
前記面材と対向させて設けられる面材対向部材と、
前記室内対向部と前記室外対向部との少なくとも一方に取り付けられる取付部、前記面材と前記面材対向部材間に配置され、前記収容凹部より面内方向に突出する突出部、及び、前記面材と対向する側に設けられた気密材、を有するアタッチメントと、を備え、
前記面材対向部材が前記突出部に固定されていることを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具であって、
前記対向部と前記面材との間には、前記気密材とともに全周に亘ってシールするシール材が設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具であって、
前記アタッチメントが装着される前記室内対向部または前記室外対向部は、前記収容凹部内に被係合部を有し、
前記取付部は、前記被係合部に係合される係合部を有していることを特徴とする建具。 - 請求項2に記載の建具であって、
前記面材対向部材は前記突出部に螺合される金属製の第1ビスにより固定され、
前記アタッチメントと前記面材との間には、前記気密材より、前記面材の面内方向における中央側にスペーサーが設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項4に記載の建具であって、
前記アタッチメントは、前記対向部に固定されていることを特徴とする建具。 - 請求項4または請求項5に記載の建具であって、
前記アタッチメントは前記対向部に金属製の第2ビスにより固定されており、
前記第2ビスの先端は、前記面材と離れていることを特徴とする建具。 - 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の建具であって、
前記枠体は、引戸障子の框であり、
前記面材対向部材は、前記框の室外側に設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の建具の施工方法であって、
前記アタッチメントを前記枠体に装着する装着ステップと、
前記枠体に装着された前記アタッチメントの移動を規制する規制部材を前記枠体の外面に貼り付ける貼付ステップと、
前記枠体に前記面材を装着して、当該枠体および面材によって前記アタッチメントを挟持する挟持ステップと、
前記面材対向部材を前記アタッチメントに取り付ける取付ステップと、
前記規制部材を前記枠体から剥がす剥離ステップと、
を有することを特徴とする建具の施工方法。
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JP2015028447 | 2015-02-17 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6194182U (ja) * | 1984-11-27 | 1986-06-18 | ||
JPH04113686U (ja) * | 1991-03-25 | 1992-10-05 | 積水化学工業株式会社 | ガラス障子戸 |
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2016
- 2016-02-10 JP JP2016023508A patent/JP6612642B2/ja active Active
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JP2016153595A (ja) | 2016-08-25 |
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