JP2017180042A - 窓連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を抑えつつ、隣り合う窓を連結可能な窓連結構造を提供する。【解決手段】窓連結構造は、隣り合って配置された第一窓100と第三窓200とを連結する場合には、第一窓100の枠の屋外側に連結される屋外側第一連結部54,54Xと、第二窓200の枠の屋外側に連結可能とされて屋外側第二連結部47aと、を有する連結材40と、連結材40に連結されたアタッチメント60と、を備え、屋外側第二連結部47aまたはアタッチメント60が、第三窓200の枠の屋外側に連結されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、左右方向または上下方向に隣り合って配置された複数の窓を連結する窓連結構造に関するものである。
従来から、複数の窓が上下方向に隣り合って配置された段窓や、複数の窓が左右方向に隣り合って配置された連窓では、それぞれの窓が無目や方立で互いに仕切られている。例えば、特許文献1に記載された段窓の下側の窓の上枠と上側の窓の下枠との連結構造では、上側の窓の下枠の支持片と無目に相当する連結材の上取付片とは、ビスで連結されている。さらに、連結材の下係止片及び下向片は、下側の窓の上枠の係合凹部に係合されている。このように、上側の窓の下枠と下側の窓の上枠とは、連結材を介して互いに連結される構成である。
特開平8−193464号公報
ところで、上記の特許文献1に記載された連結構造では、連結材は、上側の窓の下枠に連結可能な形状、且つ下側の窓の上枠に係合可能な形状でなくてはならい。窓の種類に応じて枠の形状が異なるため、様々な種類の窓どうしを連結するために、連結部材を様々な枠の形状に対応可能にすると、連結部材の形状が複雑化してしまう。一方、枠の形状を統一すると、窓の種類によっては、必要以上の強度等の性能を有した枠形状となり、非効率であるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、様々な種類の窓に対応可能でありつつ、隣り合う窓を連結可能な窓連結構造を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る窓連結構造は、隣り合って配置された第一窓と第二窓とを連結する場合には、前記第一窓の枠の屋外側に連結される屋外側第一連結部と、前記第二窓の枠の前記屋外側に連結可能とされて屋外側第二連結部と、を有する連結材を備え、隣り合って配置された前記第一窓と第三窓とを連結する場合には、前記連結材と、前記連結材に連結されたアタッチメントと、を備え、前記屋外側第二連結部または前記アタッチメントが、前記第三窓の枠の前記屋外側に連結されていることを特徴とする。
このように構成された窓連結構造では、第一窓と第二窓とが隣り合って配置されている場合には、連結材の屋外側第一連結部を第一窓の枠の屋外側に連結する。また、連結材の屋外側第二連結部を第二窓の枠の屋外側に連結する。このように、第一窓と第二窓とを連結材を介して連結する。
また、第一窓と第三窓とが隣り合って配置されている場合には、同様に、連結材の屋外側第一連結部を第一窓の枠の屋外側に連結する。さらに、連結材にアタッチメントを連結する。そして、屋外側第二連結部またはアタッチメントを第三窓の枠の屋外側に連結する。このように、第一窓と第三窓とを連結材及びアタッチメントを介して連結する。
つまり、第一窓と第三窓とを連結する場合には、第一窓と第二窓とを連結する連結材及びアタッチメントを用いて連結することができる。よって、第一窓と第三窓とを連結する際に、新たな連結材を必要としないで、様々な種類の窓を連結することができる。
また、本発明に係る窓連結構造では、前記連結材は、前記第一窓の枠の屋内側に連結される屋内側第一連結部と、前記第二窓及び前記第三窓の枠の前記屋内側に連結可能とされた屋内側第二連結部と、前記アタッチメントは、前記第三窓の枠の前記屋外側に連結されるアタッチメント連結部を有することが好ましい。
このように構成された窓連結構造では、第一窓と第二窓とが隣り合って配置されている場合には、連結材の屋内側第一連結部を第一窓の枠の屋内側に連結する。また、連結材の屋内側第二連結部を第二窓の枠の屋内側に連結する。このように、第一窓と第二窓とを連結材を介して連結する。
また、第一窓と第三窓とが隣り合って配置されている場合には、同様に、連結材の屋内側第一連結部を第一窓の枠の屋内側に連結する。また、連結材の屋内側第二連結部を第三窓の枠の屋内側に連結する。さらに、連結材にアタッチメントを連結する。そして、アタッチメントのアタッチメント連結部を第三窓の枠の屋外側に連結する。このように、第一窓と第三窓とを連結材及びアタッチメントを介して連結する。
つまり、第一窓と第三窓とを連結する場合には、第一窓と第二窓とを連結する連結材及びアタッチメントを用いて、窓の屋内側及び屋外側を連結することができる。よって、第一窓と第三窓とを連結する際に、新たな連結材を必要としないで、様々な種類の窓を連結することができる。
また、本発明に係る窓連結構造は、前記第三窓の枠は、単窓用の縦辷り出し窓の枠であることが好ましい。
このように構成された窓連結構造では、第一窓と第三窓とが隣り合って配置された段窓や連窓で使用される第三窓の枠は単窓用の縦辷り出し窓の枠であり、段窓専用や連窓専用の枠を必要としないで、互いに連結することができる。
また、本発明に係る窓連結構造は、前記第一窓は、前記第二窓及び前記第三窓の上方に配置されていてもよい。
このように構成された窓連結構造では、第一窓が第二窓及び第三窓の上方に配置された段窓において、連結材を共通で使用することができる。
本発明に係る窓連結構造によれば、部品点数を抑えつつ、隣り合う窓を連結することができる。
本発明の一実施形態に係る第一窓と第三窓との窓連結構造を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る第一窓と第三窓との窓連結構造の要部の縦断面図である。 図2のA部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る第一窓と第二窓との窓連結構造の要部の縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る窓連結構造について、図1から図4を用いて説明する。本実施形態では、まず、建築物の開口部に設けられる建具の一例として、上側にFIX窓(嵌め殺し窓)、下側に縦辷り出し窓を配置した段窓について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る第一窓と第三窓との窓連結構造を示す縦断面図である。
図1に示すように、上側のFIX窓(第一窓)100と下側の縦辷り出し窓(第三窓)200は、無目(連結材)40及びアタッチメント60を介して連結されている。
FIX窓100は、四角形枠状に形成された枠体1と、枠体1内に嵌め込まれた例えばペアガラス等の複層ガラス2と、を備えている。枠体1は、単窓用の枠体である。
なお、以下の説明において、正面視における左右方向を見付け方向と称することがある。見付け方向のうち複層ガラス2の中心に向かう方向を見付け方向の内側とし、反対方向を見付け方向の外側と称することがある。また、複層ガラス2の厚み方向を見込み方向と称することがある。
枠体1は、水平方向に延在する上枠11及び下枠(第一窓の枠)12と、上枠11の両端部と下枠12の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する不図示の縦枠と、を有している。
上枠11は、屋外側に設けられ金属製の金属上枠11Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂上枠11Bと、を有している。金属上枠11Aと樹脂上枠11Bとは連結されている。
下枠12は、屋外側に設けられ金属製の金属下枠12Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂下枠12Bと、を有している。金属下枠12Aと樹脂下枠12Bとは連結されている。
図2は、FIX窓100と縦辷り出し窓200との窓連結構造の要部の縦断面図である。
図2に示すように、金属下枠12Aは、樹脂下枠12Bを支持する樹脂支持板部13と、樹脂支持板部13に連続して屋外側に延びるガラスパネル支持板部14と、を有している。
樹脂支持板部13の屋内側の端部には、下方に向かって垂下する取付板部15が設けられている。取付板部15の下端部には、屋外側に向かって屈曲した屈曲壁部15aが設けられている。
金属下枠12Aには、樹脂支持板部13の見込み方向の途中部分から、屋外側に向かうにしたがって次第に下方に向かって傾斜する傾斜板部16が設けられている。傾斜板部16は、屋外側の方が傾斜角度が緩くなるように形成されている。
ガラスパネル支持板部14と傾斜板部16とは、連結板部17により連結されている。傾斜板部16の見込み方向の途中部分には、下方に向かって垂下する垂下壁部18が設けられている。垂下壁部18の下端部には、屋内側に向かって屈曲した屈曲壁部18aが設けられている。
傾斜板部16の屋外側の端部には、下方に向かって屈曲した縦板部19が設けられている。
図3は、図2のA部拡大図である。
図3に示すように、縦板部19の下端部には、屋内側に向かって屈曲した横板部20が設けられている。横板部20の屋内側の端部には、下方に向かって屈曲した取付板部21が設けられている。
一方、縦辷り出し窓200は、図1に示すように、四角形枠状に形成された枠体3と、枠体3内に嵌め込まれた例えばペアガラス等の複層ガラス4と、を備えている。枠体3は、単窓用の枠体である。
枠体3は、水平方向に延在する上枠(第三窓の枠)31及び下枠32と、上枠31の両端部と下枠32の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する不図示の縦枠と、を有している。
上枠31は、屋外側に設けられ金属製の金属上枠31Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂上枠31Bと、を有している。金属上枠31Aと樹脂上枠31Bとは連結されている。
下枠32は、屋外側に設けられ金属製の金属下枠32Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂下枠32Bと、を有している。金属下枠32Aと樹脂下枠32Bとは連結されている。
図2に示すように、金属上枠31Aは、上部に配置された横板部33と、横板部33の屋内側の端部から屋内側に向かうにしたがって次第に上方に傾斜する傾斜板部34と、を有している。
横板部33の屋外側の端部には、上方に向かって屈曲した縦板部35が設けられている。縦板部35の上端部には、屋内側に向かって屈曲した係止壁部35aが設けられている。
傾斜板部34の屋内側の端部には、上方に向かって延びる取付板部36が設けられている。取付板部36の上端部には、屋外側に向かって屈曲した屈曲壁部36aが設けられている。
無目40は、鉛直面に沿って配置された基板部41と、基板部41の上部から屋外側の向かうにしたがって次第に下方に傾斜する第一傾斜板部42と、基板部41の下部から屋外側の向かって延びる延出壁部43と、を有している。
基板部41の上下端部には、それぞれ屋内側に向かって延びる腕部44が設けられている。
第一傾斜板部42の屋外側の端部には、屋外側の向かうにしたがって次第に下方に傾斜する第二傾斜板部45が設けられている。
延出壁部43の屋外側の端部には、屋外側の向かうにしたがって次第に下方に傾斜する第三傾斜板部46が設けられている。第三傾斜板部46の屋外側の端部には、屋外側に向かって延びる横板部47が設けられている。
図3に示すように、横板部47の屋外側の端部(屋外側第二連結部)47a近傍には、上方に向かって延びる屈曲壁部48が設けられている。屈曲壁部48の上端部には、屋外側に向かって延びる横壁部49が設けられている。横板部47の端部47aは、屈曲壁部48よりも屋外側に突出している。
横壁部49の屋外側の端部には、屋外側に向かうにしたがって次第に上方に傾斜する第四傾斜板部50が設けられている。
第二傾斜板部45の屋外側の端部と第四傾斜板部50の屋外側の端部とは連結しつつ、連結箇所から屋外側に向かって延びる延出板部51が設けられている。
延出板部51の屋外側の端部には、屋外側に向かうにしたがって次第に上方に傾斜する上向き壁部52及び屋外側に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する下向き壁部53が設けられている。
上向き壁部52の屋外側の端部には、上方に向かって屈曲した取付壁部(屋外側第一連結部)54が設けられている。取付壁部54の下端部には、上向きに凹む係止凹部54aが形成されている。
下向き壁部53の屋外側の端部には、屋外側に向かって延びる取付壁部55が設けられている。
取付壁部55の屋外側の端部には、上下方向に延びる封止壁部56が設けられている。封止壁部56の上下端部には、それぞれ屋内側に向かって屈曲した係止壁部56a,56bが設けられている。係止壁部56bは、縦辷り出し窓200の金属上枠31Aの係止壁部35aの上面に沿って配置されている。
アタッチメント60は、FIX窓100及び縦辷り出し窓200の見付け方向の略中央に配置されているが、配置される箇所は適宜選択可能である。
アタッチメント60は、無目40の横板部47の下面に沿って配置された取付板部61と、取付板部61の屋外側の端部から上方に向かって屈曲した段部62と、段部62の上端部から屋外側に向かって延びる延出板部63と、を有している。
延出板部63の屋外側の端部近傍には、上方に向かって屈曲した上向き壁部64が設けられている。上向き壁部64の上端部には、屋外側に向かって延びる係止壁部65が設けられている。延出板部63の屋外側の端部(アタッチメント連結部)63aは、上向き壁部64よりも屋外側に突出している。
次に、無目40とFIX窓100並びに縦辷り出し窓200との連結構造、及びアタッチメント60と縦辷り出し窓200及び無目40との連結構造について説明する。
図2に示すように、FIX窓100の金属下枠12Aの屋内側において、金属下枠12Aの取付板部15と、無目40の基板部41の上部(屋内側第一連結部)とは、螺子(屋内側第一連結部)41Xで螺合されている。金属下枠12Aの屈曲壁部15aは、無目40の第一傾斜板部42の屋内側の上面に沿って配置されている。
図3に示すように、FIX窓100の金属下枠12Aの屋外側において、金属下枠12Aの取付板部21と、無目40の取付壁部54とは、螺子(屋外側第一連結部)54Xで螺合されている。金属下枠12Aの屈曲壁部18aは、無目40の第一傾斜板部42の屋外側の上面に沿って配置されている。
図2に示すように、縦辷り出し窓200の金属上枠31Aの屋内側において、金属上枠31Aの取付板部36と、無目40の基板部41の下部(屋内側第二連結部)とは、螺子(屋内側第二連結部)41Yで螺合されている。金属上枠31Aの屈曲壁部36aは、無目40の延出壁部43の屋内側の下面に沿って配置されている。
図3に示すように、アタッチメント60の取付板部61の屋内側は、無目40の横板部47の屋外側に螺子61Xで螺合されている。
アタッチメント60の係止壁部65は、無目40の係止壁部56bに係止されている。また、縦辷り出し窓200の金属上枠31Aの係止壁部35aは、延出板部63の屋外側の端部63aに係止されている。
このように、FIX窓100の金属下枠12Aは、屋内側で取付板部15が螺子41Xで無目40に連結されるとともに、屋外側で取付板部21が螺子54Xで無目40に連結されている。
一方、縦辷り出し窓200の金属上枠31Aは、屋内側で取付板部36が螺子41Yで無目40に連結されるとともに、屋外側で係止壁部35aが無目40と連結されたアタッチメント60の延出板部63の端部63aに係止されている。
無目40の屋外側には、水切り材70が設けられている。
水切り材70は、後述する押圧螺子55Xに押圧される被押圧板部71と、被押圧板部71の屋外側の端部から屋外側に向かうにしたがって次第の下方に傾斜する傾斜面部72と、傾斜面部72の屋外側の端部から鉛直下向きに垂下する垂下面部73と、を有している。
水切り材70の被押圧板部71の屋内側の端部には、上方に突出する上向き片部74が設けられている。また、被押圧板部71の屋外側の下面には、下向きに突出し、先端が屋外側に屈曲した係止片部75が設けられている。
無目40の取付壁部55には、貫通孔55Hが形成されている。貫通孔55Hには、下方から挿通された押圧螺子55Xが螺合されている。押圧螺子55Xは、取付壁部55の見付け方向の両端部に設けられているが、当該箇所は適宜選択可能である。
押圧螺子55Xの先端部55Zは、平坦に形成されている。押圧螺子55Xの先端部55Zは、水切り材70の被押圧板部71の下面を上方に押圧している。
水切り材70は押圧螺子55Xからの上方に押圧されることにより、上向き片部74は無目40の取付壁部54の係止凹部54aに係止され、係止片部75は無目40の係止壁部56aに係止される。このように、水切り材70は、見込み方向の両側(屋内側及び屋外側)で無目40に係止されている。これらの係止により、水切り材70は無目40に対して相対的に上方へ移動することが規制されている。
また、FIX窓100の金属下枠12Aの横板部20と水切り材70の被押圧板部71との間には、屋外側の位置にシール材S1が設けられている。これにより、雨水は、横板部20と被押圧板部71との間において、シール材S1よりも屋内側に浸入することが抑制される。そして、雨水は、水切り材70の被押圧板部71から傾斜面部72に沿い、垂下面部73に沿って流下する。
また、水切り材70の垂下面部73と縦辷り出し窓200の金属上枠31Aの縦板部35との間には、垂下面部73の下部の位置にシール材S2が設けられている。これにより、雨水は、垂下面部73と縦板部35との間において、シール材S2よりも上方に浸入することが抑制される。
また、図2に示すように、無目40の屋内側には、カバー材80が設けられている。カバー材80は、カバー本体81と、カバー本体81から屋外側に延びる上部延出片82、上部係止片83、下部係止片84及び下部延出片85と、を有している。
カバー本体81は、FIX窓100の樹脂下枠12Bの屋内側の端部27から縦辷り出し窓200の樹脂上枠31Bの屋内側の端部37にわたって配置されている。
上部延出片82は、FIX窓100の樹脂下枠12Bの屋内側の端部27の下面に沿って配置されている。
上部係止片83の先端部は、無目40の上側の腕部44の下部に係止されている。下部係止片84の先端部は、無目40の下側の腕部44の上部に係止されている。
下部延出片85は、縦辷り出し窓200の樹脂上枠31Bの屋内側の端部37の上面に沿って配置されている。
次に、上記のように構成されたFIX窓100と縦辷り出し窓200との連結方法について説明する。
予め工場等で、無目40とアタッチメント60とを、螺子61Xにより螺合して、アタッチメント60の係止壁部65を無目40の係止壁部56bに係止させたものを用意する。
まず、建物の開口部に、FIX窓100の枠体1を躯体に固定した後に、金属下枠12Aにアタッチメント60が取り付けられた無目40を螺子41X,54Xで螺合する。
次に、水切り材70の上向き片部74及び係止片部75を、それぞれ無目40の係止凹部54a及び係止壁部56aに係止させつつ、下方から押圧螺子55Xで水切り材70を上方に押圧する。押圧した状態で、水切り材70に左右方向の力を加えると、左右方向の位置を微調整することは可能である。
次に、アタッチメント60の延出板部63の端部63aに縦辷り出し窓200の金属上枠31Aの係止壁部35aを係止させつつ、金属上枠31Aとアタッチメント60とを螺子41Yで螺合する。そして、縦辷り出し窓200を躯体に固定する。
次に、FIX窓100の金属下枠12Aの横板部20と水切り材70の被押圧板部71との間、及び水切り材70の垂下面部73と縦辷り出し窓200の金属上枠31Aの縦板部35との間に、それぞれシール材S1,S2を設置する。これにより、水切り材70は固定され、左右方向への移動が規制される。
次に、無目40の屋内側から、カバー材80の上部係止片83及び下部係止片84を、それぞれ無目40の上下の腕部44に係止させて、カバー材80を設置する。
次に、上側にFIX窓100、下側に引違い窓(第二窓)300を配置した段窓における窓連結構造について、主に図4を用いて説明する。なお、上記に示す構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、FIX窓100と引違い窓300との窓連結構造の要部の縦断面図である。
図4に示すように、上側のFIX窓100と下側の引違い窓300とは、無目40を介して連結されているが、アタッチメント60は設けられていない。
引違い窓300の上枠(第二窓の枠)91は、屋外側に設けられ金属製の金属上枠91Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂上枠91Bと、を有している。金属上枠91Aと樹脂上枠91Bとは連結されている。上枠91は、単窓用の上枠である。
金属上枠91Aは、上部に配置された横板部92を有している。横板部92には、上方に突出し、先端部が屋内側に向かって屈曲した上向き係止片部93が設けられている。上向き係止片部93は、無目40の横板部47の端部47aに係止されている。
横板部92の屋外側の端部94は、無目40の係止壁部56bの下面に沿って配置されている。
横板部92の屋外側の端部94には、下方に向かって屈曲した縦板部95が設けられている。縦板部95と水切り材70の垂下面部73との間には、シール材S2が設けられている。
横板部92の屋内側の端部には、上方に向かって屈曲した取付板部96が設けられている。取付板部96の上端部には、屋外側に向かって屈曲した屈曲壁部96aが設けられている。
取付板部96と、無目40の基板部41の下部とは、螺子41Yで螺合されている。屈曲壁部96aは、無目40の延出壁部43の屋内側の下面に沿って配置されている。
このように、引違い窓300の金属上枠91Aは、屋内側で取付板部96が螺子41Yで無目40に連結されるとともに、屋外側で係止片部93が無目40の横板部47の端部47aに係止されることで、無目40に連結されている。
このように構成された窓連結構造では、上側にFIX窓100と下側に引違い窓300とが隣り合って配置されている場合には、無目40の基板部41の上部をFIX窓100の金属下枠12Aの屋内側に螺子41Xで連結し、取付壁部54を金属下枠12Aの屋外側に螺子54Xで連結する。さらに、無目40の基板部41の下部を引違い窓300の金属上枠91Aの屋内側に螺子41Yで連結し、横板部47の端部47aに金属上枠91Aの屋外側を係止させる。このように、FIX窓100と引違い窓300とを無目40を介して連結する。
また、上側にFIX窓100と下側に縦辷り出し窓200とが隣り合って配置されている場合には、同様に、無目40の基板部41の上部をFIX窓100の金属下枠12Aの屋内側に螺子41Xで連結し、取付壁部54を金属下枠12Aの屋外側に螺子54Xで連結する。さらに、無目40の基板部41の下部を縦辷り出し窓200の金属上枠31Aの屋内側に螺子41Yで連結し、無目40にアタッチメント60を螺子61Xで連結する。そして、アタッチメント60の延出板部63の端部63aに、金属上枠31Aの屋外側を係止させる。このように、FIX窓100と縦辷り出し窓200とを無目40及びアタッチメント60を介して連結する。
つまり、FIX窓100と引違い窓300とは無目40を介して連結され、この無目40及びアタッチメント60を用いてFIX窓100と縦辷り出し窓200とが連結される。よって、FIX窓100と縦辷り出し窓200とを連結する際に、新たな無目等の連結部材を必要としないため、連結するための部品点数を抑えることができる。
また、FIX窓100と縦辷り出し窓200とが隣り合って配置された段窓や連窓で使用される縦辷り出し窓200の枠は単窓用の縦辷り出し窓の枠であり、段窓や連窓専用の枠を必要としないため、枠の部品点数を抑えることができる。
また、FIX窓100が引違い窓300及び縦辷り出し窓200の上方に配置された段窓において、無目40を共通で使用することができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、上下方向に隣り合う窓どうしの連結構造を例に挙げて説明したが、本発明にこれに限られず、左右方向に隣り合う窓どうしの連結構造にも適用可能である。この場合は、連結部材は方立に相当する。
また、上記に示す実施形態では、アタッチメントは連結材の屋外側に設けられているが、本発明はこれに限られず、アタッチメントが連結材の屋内側に設けられていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、第一窓及び第二窓は、連結材の屋内側及び屋外側で連結されている。また、第三窓は、屋内側で連結材に連結され、屋外側でアタッチメントに連結されている。しかし、本発明はこれに限られず、第一窓、第二窓及び第三窓は、屋内側では、連結材に連結されずに、位置決め程度に当接していればよい。
また、連結される建具の一例として、上側にFIX窓、下側に縦辷り出し窓または引違い窓を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、上側及び下側の窓は框ドア等他の建具であってもよい。
1,3…枠体
2,4…複層ガラス
11…上枠
31…上枠(第三窓の枠)
12…下枠(第一窓の枠)
32…下枠
11A,31A,91A…金属上枠
11B,31B,91B…樹脂上枠
12A,32A…金属下枠
12B,32B…樹脂下枠
40…無目(連結材)
41…基板部(屋内側第一連結部、屋内側第二連結部)
41X…螺子(屋内側第一連結部)
41Y…螺子(屋内側第二連結部)
47a…端部(屋外側第二連結部)
54…取付壁部(屋外側第一連結部)
54X…螺子(屋外側第一連結部)
55…取付壁部
55X…押圧螺子
56b…係止壁部
61X…螺子
60…アタッチメント
63a…端部(アタッチメント連結部)
70…水切り材
71…被押圧板部
80…カバー材
91…上枠(第二窓の枠)
100…FIX窓(第一窓)
200…縦辷り出し窓(第三窓)
300…引違い窓(第二窓)

Claims (4)

  1. 隣り合って配置された第一窓と第二窓とを連結する場合には、
    前記第一窓の枠の屋外側に連結される屋外側第一連結部と、
    前記第二窓の枠の前記屋外側に連結可能とされて屋外側第二連結部と、を有する連結材を備え、
    隣り合って配置された前記第一窓と第三窓とを連結する場合には、
    前記連結材と、
    前記連結材に連結されたアタッチメントと、を備え、
    前記屋外側第二連結部または前記アタッチメントが、前記第三窓の枠の前記屋外側に連結されていることを特徴とする窓連結構造。
  2. 前記連結材は、
    前記第一窓の枠の屋内側に連結される屋内側第一連結部と、
    前記第二窓及び前記第三窓の枠の前記屋内側に連結可能とされた屋内側第二連結部と、
    前記アタッチメントは、
    前記第三窓の枠の前記屋外側に連結されるアタッチメント連結部を有する請求項1に記載の窓連結構造。
  3. 前記第三窓の枠は、単窓用の縦辷り出し窓の枠である請求項1または2に記載の窓連結構造。
  4. 前記第一窓は、前記第二窓及び前記第三窓の上方に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の窓連結構造。
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