JP5049258B2 - サッシ - Google Patents
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Description
そこで、特許文献1において、住宅用のサッシ枠の外周に補助枠及び取付金具を取り付け、取付金具を躯体開口部に設けたサッシ枠固定部材に固定するサッシの取付構造が提案されている。
住宅用サッシ1は、いわゆる引違窓であり、サッシ枠10と、サッシ枠10に納めた二枚の障子11,12とを備える。サッシ枠10は、上枠10a、下枠10b及び左右の縦枠10c,10dを四方枠組みしたもので、上枠10aの内周側にはレール13a,14aが、下枠10bの内周側にはレール13b,14bが形成してあり、障子11,12が摺動自在に嵌め込んである。
上枠10aの外周側には、室外側向きに延出する被係合部15aが形成してある。一方、下枠10b及び縦枠10c,10dの外周側には、室外側端から室内側向きに延出する被係合部15b,15c,15dが形成してある。なお、これらの被係合部15a,15b,15c,15dは、本来、上下左右に連続して窓を設ける連段窓として構成する場合に隣り合うサッシ枠同士を連結する連結材と係合する部分であり、本発明においてはそれをアタッチメント2a,2b,2c,2dとの係合に用いる。また、各枠10a,10b,10c,10dは、本来、外周側に延出する取付片16a,16b,16c,16dを有する。これは住宅用サッシを住宅の躯体開口部に取り付ける際に、躯体の室外側に当接させ、ネジ止めする部材で、折り取り自在であり、本発明においてはそれを折り取ってある。
次に、アタッチメントについては、上枠10aに取り付けるアタッチメント2aについて説明し、それ以外については差異点のみを後述する。アタッチメント2aは、室内外方向に延びる中実の胴部20aと、胴部20aに設けたアンカー取付部21a、止水部材22a,23a、係合部24a及びネジ止め部25aとを有する。アンカー取付部21aは、胴部20aの外周側に位置し、対向して開口する一対の溝部30a,31aからなる。止水部材22a,23aは、胴部20aの内周側の二箇所に設けてある。このうち室外側の止水部材22aは、胴部20aの室外側端に形成した取付溝32aに嵌め込んであり、内周側に延びている。一方、室内側の止水部材23aは、胴部20aの内周側に形成した取付溝33aに嵌め込んである。係合部24aは、胴部20aの内周側に位置し、略L字状で先端が室内側を向いている。ネジ止め部25aは、胴部20aの室内側端から室内側へ延びる固定片34aと、固定片34aに形成したネジ孔35aからなる。下枠10b及び左右の縦枠10c,10dに取り付けるアタッチメント2b,2c,2dもほぼ同様の構成であるが、これらにおいては、係合部24b,24c,24dが胴部20b,20c,20dの内周側かつ室外側端に位置し、室外側に開口する略U字状で、室外側の止水部材22b,22c,22dが、係合部24b,24c,24dに嵌め込んである。よって、室外側の取付溝は存在しない。そして、ネジ止め部25b,25c,25dの固定片34b,34c,34dが内周側へ延びている。
なお、サッシ枠10及びアタッチメント2a,2b,2c,2dは、何れもアルミニウムの押出形材である。
このようにして住宅用サッシ1のサッシ枠10にアタッチメント2a,2b,2c,2dを取り付けることで、サッシ枠10にアンカー取付部21a,21b,21c,21dを付加する。そして、このアンカー取付部21a,21b,21c,21dに係止したアンカー40a,40b,40c,40dを躯体50に溶接して固定することで、住宅用サッシ1をビルの躯体開口部に取り付けることができる。この際、アタッチメント2a,2b,2c,2dは胴部20a,20b,20c,20dが中実であり薄く形成することができ、さらに、サッシ枠10の外周側に延出する取付片16a,16b,16c,16dを折り取ってあるので、取り付け後のサッシ枠10の内外周方向の厚さが薄く、開口部を広くすることができる。また、アタッチメント2a,2b,2c,2dの係合部24a,24b,24c,24dをサッシ枠10の被係合部15a,15b,15c,15dに係合し、ネジ止め部25a,25b,25c,25dにネジ26a,26b,26c,26dを挿通するだけで固定できるので、取付作業が容易である。
各アタッチメントのうち、上枠10aに取り付けるアタッチメント2aにおいて、胴部20a、アンカー取付部21a及びネジ止め部25aは第一実施形態と同様である。係合部24aは、胴部20aの内周側に位置し、略U字状で室内側に向けて開口している。そして、止水部材22aは一箇所のみに設けてあり、係合部24aに嵌め込んである。また、下枠10bに取り付けるアタッチメント2bにおいては、係合部24bが胴部20bの内周側かつ室外側端に位置し、略L字状で先端が室外側を向いており、係合部24bに隣接して形成した取付溝32bに止水部材22bが嵌め込んである。さらに、左右の縦枠10c,10dに取り付けるアタッチメント2c,2dにおいては、係合部24c,24dが胴部20c,20dの室外側端に位置し、室外側に開口する略U字状で、止水部材22c,22dが、係合部24c,24dに嵌め込んである。
そして、サッシ枠とアタッチメントの固定方法についても第一実施形態と同様であり、特に、上枠10a及び左右の縦枠10c,10dにおいては、係合部24a,24c,24dに止水部材22a,22c,22dが嵌め込んであり、被係合部15a,15c,15dが止水部材22a,22c,22dを押圧するので、水密性が高い。
10 サッシ枠
15a,15b,15c,15d 被係合部
16a,16b,16c,16d 取付片
20a,20b,20c,20d 胴部
21a,21b,21c,21d アンカー取付部
22a,22b,22c,22d,23a,23b,23c,23d 止水部材
24a,24b,24c,24d 係合部
25a,25b,25c,25d ネジ止め部
26a,26b,26c,26d ネジ
40a,40b,40c,40d アンカー
Claims (1)
- 住宅用のサッシ枠と、サッシ枠の外周側に取り付けたアタッチメントとを備え、サッシ枠は、外周側に延出した折り取り自在な取付片を折り取ってあり、外周側に被係合部を有し、アタッチメントは、中実の胴部と、胴部に設けたアンカー取付部、止水部材、係合部及びネジ止め部とを有し、アンカー取付部は、胴部の外周側に位置しており、躯体固定用のアンカーを取り付けるためのものであり、止水部材及び係合部は、胴部の内周側に位置しており、ネジ止め部は、止水部材よりも室内側に位置しており、サッシ枠の被係合部にアタッチメントの係合部が係合しており、止水部材がサッシ枠に当接しており、ネジ止め部にネジを挿通してアタッチメントをサッシ枠の外周側にネジ止めしてあることを特徴とするサッシ。
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