JP4066257B2 - パネルのサッシ枠への取付構造 - Google Patents

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本発明は、面格子、化粧パネル、目隠しパネル、装飾パネルなどのパネルをサッシ枠の室外側に取りつけるための取付構造に関するものである。
従来、面格子、目隠しパネルなどをサッシ枠の室外側に取りつけるためには、パネルを直接に止め金具を介して縦枠に取りつけていた。すなわち、縦枠の室外側にはサッシの開口面と平行な張出縁が形成されている。上記パネルと上記張出縁との間に台座を介在させ、パネルの室外側からパネルと台座と張出縁に対して取付ネジを貫通させ、張出縁の裏側に当てたネジ受け金具の雌ネジ部に上記取付ネジの先端部分を螺合させて固定していた。
しかしながら、このような取付態様では、張出部と建物の壁躯体との間の空間は狭いので、この狭い空間からネジ受け金具を差し入れ、しかもネジ受け金具を縦枠の張出部の裏側の目に見えない部位で、その雌ネジ部に取付ネジの先端ねじ込むように位置調整するのは、非常に面倒であった。
これを改善するため、ネジ受け金具に代え、パネルをブラケットを介して縦枠に取りつける際、サッシの縦枠の室外側の端部からサッシ開口部の内方に、上記張出部と反対側に突片を形成し、この突片に補助縦枠を取り付け、この補助縦枠に、パネルを固着したブラケットを補助縦枠から抜け出さないように係止させるパネル取付構造が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2000−248842号公報
しかしながら、上記パネル取付構造によれば、ネジ止め作業が不要となるので、作業性は改善されるが、その反面、サッシの縦枠を加工したり、補助縦枠を添設しなければならないので、かなりコスト高になってしまう。
本発明は、構造が簡単であるとともに、パネルの取付作業も容易に行なうことができるパネルのサッシ枠への取付構造をその解決課題とする。
本発明に係るパネルのサッシ枠への取付構造は、サッシ枠の室外側に形成されたフィンにパネルを取りつける構造であって、上記室外側フィンとパネルとの間に取付台座を介在させ、該取付台座にはネジ挿通孔とスライド溝を形成し、前記室外側フィンの裏側に配置した止め金具の一部を上記スライド溝に沿ってスライド可能とし、前記パネルに対して室外側から貫通した取付ネジを、前記取付台座のネジ挿通孔に挿通し、さらに前記サッシ枠の室外側フィンを貫通して前記止め金具の雌ネジ部にねじ込み固定することを特徴とする。
なお、前記スライド溝は前記取付台座の見込み方向に前記ネジ挿通孔と平行に形成され、前記止め金具は、前記スライド溝に差し込まれるスライド片と前記雌ネジ部を有する固定片とからなるL型の形状にするのが好ましい。
請求項1に係る発明によれば、止め金具はスライド溝に沿ってスライドできるようになっているため、取付ネジと止め金具の雌ネジ部との位置合わせを容易に行なうことができる。また、構造が簡単であるから、コストも低く抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、スライド溝にはスライド片を差しこむことにより固定片の雌ネジ部と取付台座のネジ挿通孔とは自動的に位置合わせできるので、パネルの取付作業を容易に行なうことができる。
構造が簡単であるとともに、パネルの取付作業も容易に行なうという目的を、スライド溝にスライド片を差しこむだけで、固定片の雌ネジ部と取付台座のネジ挿通孔とは自動的に位置合わせすることにより実現した。
図1は、本発明に係るパネルのサッシ枠への取付構造の1実施例の正面図であって、符号1はサッシ枠の上枠、2は下枠、3は縦枠を示す。サッシ枠の内側にはペアガラス17が固定されている。また、サッシ枠の室外側には化粧パネル20が取りつけられている。図2は図1のX−X線上の断面図で、4は建屋の窓開口部の周縁部材で、周縁材の内周面の室内側には額縁が取りつけられている。また、5は建屋の外壁、6はコーキング材を示し、さらに7は内装材を示す。
上記縦枠3は建屋の窓開口部Aの周縁部材4の内側に固定されている。すなわち、縦枠3は金属部3aと合成樹脂部3bとからなるもので、金属部3aには、窓開口部Aの開口面方向の外方に張出す取付フィン8と、該取付フィン8の反対側に張出すペアガラス受け縁9および係止縁10と、室外側の端部から外方に張出す室外側フィン11と、室内側の端部から内外方に張出す係合縁12とが形成されている。これに対し、合成樹脂部3bの室外側は上記係止縁10に係止し、室内側は上記係合縁12に係合し、ビス13によって金属部3aに固定されている。また、合成樹脂部3bの内周側には開口部14が開口形成されている。さらに、上記係合縁12よりも室内側には取付縁15が延長形成されている。
上記縦枠3の取付フィン8は周縁部材4の室外側の外面に釘止めされ、縦枠3の係合縁12は額縁16の室外側の端面に係合し、さらに、合成樹脂部3bの取付縁15は額縁16にビス止め固定されている。
また、上記サッシ枠の内側にはペアガラス17が配置されている。ペアガラス17の室外側の周縁部は上記縦枠3の受け縁9によって支持され、またペアガラス17の室内側の周縁部は、上記合成樹脂部3bの開口部14に係止された押縁18によって支持されている。
次に、上記縦枠3の室外側には、パンチングメタルによる化粧パネル20が取りつけられている。この化粧パネル20のサッシ枠への取付構造は次のように構成されている。
すなわち、上記化粧パネル20はサッシの縦枠3の室外側フィン11との間に取付台座21を介在させた状態で取付ネジ22によって固定されている。
化粧パネル20と縦枠3には、互いに対応する位置に取付ネジ22を貫通させる貫通孔23が複数個形成されている。
取付台座21は合成樹脂から構成され、図3に示されるように、ネジ挿通孔25とスライド溝26が形成されている。このスライド溝26は取付台座21の見込み方向にネジ挿通孔25と平行に形成されている。
スライド溝26には止め金具(硬質の合成樹脂でもよい)24がスライド自在に取りつけられている。止め金具24は、前記スライド溝26に差し込まれるスライド片27と、雌ネジ部28を有する固定片29とからなるL型の形状である。そして、取付台座21のスライド溝26には上記スライド片27がスライド自在に差し込まれている。スライド片27がスライド溝26に差しこまれたとき、固定片29の雌ネジ部28は取付台座21のネジ挿通孔25と同軸上に整合するように形成されている。
次に、縦枠3に化粧パネル20を取りつけるにあたっては、図4(a)(b)に示されるように、止め金具24を取付台座21のスライド溝26に差しこみ、同図(c)のように止め金具24と取付台座21との間に縦枠3の室外側フィン11を挟みこみ、さらに取付台座21の上に化粧パネル20の裏面を当て、取付ネジ22を化粧パネル20の室外側からその貫通孔23を貫通させ、取付台座21のネジ挿通孔25に挿通させ、さらに上記室外側フィン11の貫通孔23を貫通させて止め金具24の固定片29の雌ネジ部28にねじ込み、締め付けて固定すればよい。
ところで、上述のように、止め金具24の固定片29を上記室外側フィン11と建屋の外壁5との間の隙間Sに配置するとき、この隙間が狭くても、取付台座21を移動させれば、固定片29も室外側フィン11と外壁5との間に容易に差し込むことができるほか、止め金具24のスライド片27は取付台座21のスライド溝26に沿って一定方向にスライドし、取付ネジ22はネジ挿通孔25に案内されて一定方向に進むので、固定片29の雌ネジ部28は取付台座21のネジ挿通孔25と常に同軸上に整合するようになっている。このため、取付ネジ22の先端が上記室外側フィン11のネジ用貫通孔23を貫通した後は、止め金具24から手を離しても、固定片29は狭い隙間S(図2参照)に入って建屋の外壁5に当ってそれ以上はスライドできない。この状態で取付ネジ22をねじ込んでいくと、その先端は固定片29の雌ネジ部28にねじ込まれていくので、さらにねじ込むと、固定片29は室外側フィン11の方に接近していき、最終的には強く締め込まれる。
上述のように、止め金具24は取付台座21のスライド溝26に沿ってスライドできるようになっているため、取付ネジ22と止め金具24の雌ネジ部28との位置合わせを容易に行なうことができる。また、構造が簡単であるから、コストも低く抑えることができる。
スライド溝26は必ずしも取付ネジ22のネジ挿通孔25と平行に形成されている必要はない。たとえば、図5のように、ネジ挿通孔25に対して直交するように形成してもよい。この場合も、止め金具24はスライド溝26に沿って押し込んでやれば縦枠3の室外側フィン11と建屋外壁5との間の隙間Sに入り込んでいくので、止め金具24を指で差し入れる必要がないので、差し込み作業が容易であるとともに、止め金具24の屈曲部30が取付台座21の外面に当接したときに、ネジ挿通孔25と止め金具24の雌ネジ部28とが整合するように形成することにより、ネジ止め作業も迅速かつ確実に行なうことができる。
また、化粧パネルはサッシ枠の縦枠ではなく、上下枠あるいは上下枠と縦枠とに取りつける構成であってもよい。
本発明は、面格子、目隠しパネル、装飾パネルなど、サッシ枠の室外側に設けられる種々のパネルに適用することができる。
パネルのサッシ枠への取付構造の正面図である。(実施例1) 図1のX−X線上の断面図である。 取付台座と止め金具の斜視図である。 (a)(b)(c)はパネルの取付態様説明図である。 はパネルのサッシ枠への取付構造におけるパネルの取付態様説明図である。(実施例2)
符号の説明
11 室外側フィン
21 取付台座
24 止め金具
26 スライド溝
28 雌ネジ部

Claims (2)

  1. サッシ枠の室外側に形成されたフィンにパネルを取りつける構造であって、上記室外側フィンとパネルとの間に取付台座を介在させ、該取付台座にはネジ挿通孔とスライド溝を形成し、前記室外側フィンの裏側に配置した止め金具の一部を上記スライド溝に沿ってスライド可能とし、前記パネルに対して室外側から貫通した取付ネジを、前記取付台座のネジ挿通孔に挿通し、さらに前記サッシ枠の室外側フィンを貫通して前記止め金具の雌ネジ部にねじ込み固定することを特徴とするパネルのサッシ枠への取付構造。
  2. 前記スライド溝は前記取付台座の見込み方向に前記ネジ挿通孔と平行に形成され、前記止め金具は、前記スライド溝に差し込まれるスライド片と前記雌ネジ部を有する固定片とからなるL型の形状であることを特徴とする、請求項1記載のパネルのサッシ枠への取付構造。
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