JP6026830B2 - サッシ - Google Patents

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本発明は、金属製の枠体を備えるサッシに関する。
アルミなどの金属製の枠体を備えるサッシにおいては、室外側の冷気が枠体を通して室内側に伝わるため、結露が生じやすい。そこで、特許文献1に示すように、主に住宅用のサッシにおいて、枠体の室内側に樹脂製のアングルを取り付けることで、断熱性を向上させて結露の発生を防ぐものがある。
特開2001−214667号公報
しかしながら、ビル用のサッシにおいては、アングルを四周組んでから躯体開口部に取り付けるという手順で施工が行われており、この際、アングルに負荷がかかるため、樹脂製のアングルでは強固に取り付けられないという問題があった。また、樹脂製のアングルと、金属製の枠体や障子とで色や質感が異なるため、内観の意匠性が悪いという問題もあった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、躯体開口部に強固に取り付け可能であって、意匠性が良好であり、かつ結露の発生を防ぐサッシを提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、金属製の枠体と、金属製のアングルと、樹脂部材とを備え、アングルは、枠体の室内側に取り付けるものであって、見付片と、見込片からなり、樹脂部材は、室外側片と、室内側片と、外周側に位置する連結片とを一体に有してなり、室外側片と室内側片とで内周側に開口する開口部を形成するものであり、アングルの見付片を樹脂部材の開口部に挿入してあり、室外側片は、枠体の室内側壁面とアングルの見付片の間に挟み込んであり、室内側片は、アングルの見付片の室内側面に設けてあって、室内側片の上からビス止めして枠体とアングルとを連結してあることを特徴とする。
本発明のうち請求項2の発明は、樹脂部材に係合部を設け、アングルに被係合部を設けてあって、係合部が被係合部に係合して内外周方向に位置決めするものであることを特徴とする。
本発明のうち請求項1の発明によれば、樹脂部材の室外側片により、室外側の枠体と室内側のアングルとが断熱されるので、結露の発生を防ぐことができる。そして、強度が高い金属製のアングルを備えるので、アングルを四周組んでから躯体開口部に取り付ける場合でも、強固に取り付けることができる。さらに、アングルと、枠体や障子の色や質感が統一されるので、内観の意匠性が良好である。また、樹脂部材の室内側片の上からビス止めしてあるので、枠体からビスに伝わる熱を遮断し、この部分の結露の発生も防ぐことができる。さらに、枠体は汎用のものをそのまま用いることができるので、アングルを有さないサッシと枠体を兼用できる。また、アングルと樹脂部材を枠体にビス止めするだけの簡易な構成であるから、コストが抑えられ、施工も容易である。さらに、室外側片と室内側片を一体に形成して、樹脂部材を一の部品にしたので、施工性が良好である。
本発明のうち請求項2の発明によれば、樹脂部材の係合部をアングルの被係合部に係合させるだけで内外周方向の位置決めをすることができるので、容易かつ正確に施工することができる。
第一実施形態の下枠部分の拡大図である。 第一実施形態の上枠部分の拡大図である。 第一実施形態の縦枠部分の拡大図である。 樹脂部材の断面図であり、(a)は下枠に取り付けるもの、(b)は上枠及び縦枠に取り付けるものである。 サッシの縦断面図である。 サッシの横断面図である。 第二実施形態の下枠部分の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下において左右とは、図6における左右方向を示すものとする。このサッシの第一実施形態は、図5及び図6に示すように、アルミ製の枠体1に二枚の障子5a,5bを引き違いに納めた引き違い窓である。枠体1は、下枠11と、上枠12と、左右の縦枠13とを四周枠組みして躯体開口部に取り付けたものである。下枠11、上枠12及び縦枠13は、何れも室内側端に、内外周方向に延びる室内側壁面11a,12a,13aを有している。また、下枠11は、室外側と室内側に二本のレール11b,11cを有しており、上枠12は、室外側にレール12bを、室内側に溝12dを有している。そして、外側の障子5aは、下枠11の室外側のレール11b上を左右に摺動するものであって、上端部が上枠12のレール12bに係合しており、内側の障子5bは、下枠11の室内側のレール11c上を左右に摺動するものであって、上端部が上枠の溝12dに係合している。さらに、下枠11、上枠12及び縦枠13の室内側には、アルミ製のアングル2を取り付けてある。アングル2は、図1〜図3に示すように、見付片21と、見込片22からなる略L字形の形材である。見付片21には、枠体1の内周側に向かって開口する略コ字形の樹脂部材3を取り付けてあり、見付片21と、下枠11、上枠12又は縦枠13の室内側壁面11a,12a,13aとが、樹脂部材3を挟んで連結してある。また、見込片22は、躯体6の見込面にネジ止めして固定してある。
次に、枠体1とアングル2の連結部分について詳述する。ここではまず樹脂部材3について説明する。図4に示すのは、アングル2の見付片21に取り付ける前の状態の樹脂部材3の断面図であり、(a)は下枠11に取り付けるもの、(b)は上枠12及び縦枠13に取り付けるものである。なお、図中に示した室内外方向及び内外周方向は、取り付けた状態を想定したものである。樹脂部材3は、内外周方向に延びる室外側片31と、室外側片31の外周側端から室内側に延びる連結片34と、連結片34の室内側端から内周側に延びる室内側片32からなる略コ字形のもので、内周側に向かって開口する開口部35が形成されている。ただし、下枠11に取り付けるものについては(図4(a))、室外側片31は室内側片32の略二倍の長さである。一方、上枠12及び縦枠13に取り付けるものについては(図4(b))、室外側片31と室内側片32の長さが略同じである。また、室内側片32は、外周側から内周側に向けて室外側に傾斜していて、コ字形の開口部35が開口側に向けて狭くなっており、最も狭い部分(室内側片32の内周側端部)の幅は、アングル2の見付片21の厚さよりも狭くなっている。一方、室内側片32の内周側端面36は外周側から内周側に向けて室内側に傾斜しており、開口部35の開口端は開口側に向けて広がっている。さらに、室外側片31の内周側端部の室内側面には、室内側に突出する突条である係合部33を形成してある。
これに対して、図1〜図3に示すように、アングル2の見付片21の内周側端部の室外側面には、溝状の被係合部23を形成してある。そして、施工に際しては、アングル2の見付片21を樹脂部材3のコ字形の開口部35に挿入して、室外側片31と室内側片32で挟み込ませるとともに、係合部33を被係合部23に係合させて、アングル2と樹脂部材3とを一体にしてある。この際、樹脂部材3のコ字形の開口部35の幅が見付片21の厚さよりも狭くなっている部分があるが、開口部35の開口端が開口側に向けて広がっているので、見付片21の挿入は容易であり、見付片21により開口部35を押し広げることになる。そして、樹脂部材3の室外側片31を下枠11、上枠12及び縦枠13のそれぞれの室内側壁面11a,12a,13aに当接させて、室外側片31を、室内側壁面11a,12a,13aとアングル2の見付片21で挟み込ませてある。このようにすると、室内側から、樹脂部材3の室内側片32、アングル2の見付片21、樹脂部材3の室外側片31及び下枠11、上枠12又は縦枠13の室内側壁面11a,12a,13aが順に重なる。そして、これらを貫通するビス孔が設けてあって、室内側からビス4を螺入して、枠体1、アングル2及び樹脂部材3を連結してある。この際、下枠11においては、アングル2の見込片22の内周側面(上面)と、樹脂部材3の室外側片31の内周側端面(上端面)と、下枠11の室内側壁面11aの内周側端面(上端面)とが、面一になっている。一方、上枠12及び縦枠13においては、アングル2の見込片22の内周側面と、樹脂部材3の室外側片31の内周側端面は面一であるが、上枠12又は縦枠13の室内側壁面12a,13aの内周側端面は、アングル2の見込片22の内周側面及び樹脂部材3の室外側片31の内周側端面よりも内周側に突出している。
このように構成したサッシによれば、樹脂部材3の室外側片31により、室外側の枠体1と室内側のアングル2とが断熱されるので、結露の発生を防ぐことができる。そして、強度が高い金属製のアングル2を備えるので、アングル2を四周組んでから躯体開口部に取り付ける場合でも、強固に取り付けることができる。さらに、アングル2と、枠体1や障子5a,5bの色や質感が統一されるので、内観の意匠性が良好である。また、樹脂部材3の室内側片32の上からビス止めしてあるので、枠体1からビス4に伝わる熱を遮断し、この部分の結露の発生も防ぐことができる。さらに、枠体1は汎用のものをそのまま用いることができるので、アングル2を有さないサッシと枠体を兼用できる。また、アングル2の見付片21を樹脂部材3の室外側片31と室内側片32の間の開口部35に挿入し、一体となったアングル2と樹脂部材3を枠体1にビス止めするだけの簡易な構成であるから、コストが抑えられ、施工も容易である。そして、施工に際しては、樹脂部材3の室内側片32の内周側端面36が外周側から内周側に向けて室内側に傾斜していて開口側に広がる形状となっているので、アングル2の見付片21を挿入しやすい。また、室内側片32が、外周側から内周側に向けて室外側に傾斜していて、挿入した見付片21により室内側片32を押し広げることになり、室外側片31と室内側片32とで見付片21を挟み込むように弾性力が働くので、見付片21が抜けにくく、その後のビス止め作業が容易である。さらに、樹脂部材3の係合部33をアングル2の被係合部23に係合させるだけで内外周方向の位置決めをすることができるので、容易かつ正確に施工することができる。
次に、本発明のサッシの第二実施形態について説明する。第二実施形態は、第一実施形態と比較して、下枠11に設ける樹脂部材3の構成のみが異なっており、その他の部分は同じであるから、以下においては異なる部分についてのみ説明する。図7に示すように、第二実施形態の下枠11に設ける樹脂部材3は、硬質の樹脂からなるものであって、上下に延びる室外側片31と、室外側片31の下端から室内側に延びる連結片34と、連結片34の室内側端から上側に延びる室内側片32からなる略コ字形のものであり、室外側片31の上端部に軟質の樹脂からなるシール部37を設けてある。このシール部37は、二色成型により、室外側片31、連結片34及び室内側片32と一体に形成するものであってもよいし、別体のものを接着してもよい。このように構成することで、下枠11とアングル2の密着性がより高められ、隙間からの水の浸入を防ぐことができる。なお、上枠12や縦枠13についても同様の構成としてもよいが、下枠11が最も水が浸入しやすいので、少なくとも下枠11をこのような構成とすることが望ましい。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。この発明は種々のサッシに適用できるものであり、引き違い窓以外の種類の窓や、戸であってもよい。戸の場合、アングルは使用者に踏まれて大きな荷重を受けるので、強度が高い金属製のアングルを備える本発明は非常に有効である。また、樹脂部材の室外側片と室内側片は、別体のものであってもよい。さらに、室内側片は、外周側から内周側に向けて室外側に傾斜しているが、室内側片を中間部で屈曲させて、内周側の一部が室内側に向けて傾斜する形状とすれば、室外側片と室内側片の間の開口部の開口端が開口側に向けて大きく広がるので、よりアングルの見付片を挿入しやすくなる。
1 枠体
2 アングル
3 樹脂部材
4 ビス
11a,12a,13a 室内側壁面
21 見付片
22 見込片
23 被係合部
31 室外側片
32 室内側片
33 係合部

Claims (2)

  1. 金属製の枠体と、金属製のアングルと、樹脂部材とを備え、アングルは、枠体の室内側に取り付けるものであって、見付片と、見込片からなり、樹脂部材は、室外側片と、室内側片と、外周側に位置する連結片とを一体に有してなり、室外側片と室内側片とで内周側に開口する開口部を形成するものであり、アングルの見付片を樹脂部材の開口部に挿入してあり、室外側片は、枠体の室内側壁面とアングルの見付片の間に挟み込んであり、室内側片は、アングルの見付片の室内側面に設けてあって、室内側片の上からビス止めして枠体とアングルとを連結してあることを特徴とするサッシ。
  2. 脂部材に係合部を設け、アングルに被係合部を設けてあって、係合部が被係合部に係合して内外周方向に位置決めするものであることを特徴とする請求項1記載のサッシ。
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