JP6392609B2 - カーテンウォール - Google Patents
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また、方立に取付けた無目ブラケットにより無目を支持しながら、方立の室外側面に形成したフランジと無目の室外側面との間に無目スペーサを挿入して無目が下向きに大きく転ぶことを防止できるカーテンウォールは知られていた(特許文献2)。
また、上記特許文献2のカーテンウォールの無目スペーサは、無目を方立間に配置した後に無目と方立の室外側面との間に挿入されるので、無目の方立間への配置時には、無目ががたついて正確な位置決めが難しかった。また、無目スペーサは軟質の弾性材で形成され、挿入されているので、経年劣化による縮み等により無目のがたつきが生じる可能性があった。
また、無目の取付け前に転び止め部品が取り付けられているので、無目の取付けに際して、無目の位置決めや支持をすることができ、無目の取付け作業も簡単になる。
図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るカーテンウォールを説明する。本発明の実施形態のカーテンウォールは、図1に示されるように、方立1間に無目2を配設して構成される開口枠Wにガラス等のパネルpを装着して構成されている。
図2に示すように、方立1の左右には、室内側の壁に気密材Sが配置された凹部Aを備え、該凹部Aに無目2の端部が挿入されて取付けられると共に、その室外側には、カバー部材7及び押縁部材8が取り付けられることにより、無目2の上下にパネルpを装着するためのパネル間口Mが形成される。
さらに、方立1の凹部Aの無目2が取付けられていない適宜箇所の室内側には、凹部Aに沿って竪補助材3が取付けられ、竪補助材3の室外側面と室外壁13とにより、パネルpを装着するための竪パネル間口が形成される。凹部A内に取付けられた無目2及び竪補助材3と方立1とは、凹部Aに配置された気密材Sにより気密され、カーテンウォールの室内側への雨風の浸入を防止している。
方立1の凹部Aに挿入して支持された無目2の端部と方立1の見込み面との間には、コーキング材等のシール材91が充填されている。
カバー部材7は、カーテンウォールの横枠外面を構成する外壁部71と、無目2の上方のパネル間口Mを構成する内壁部72と、外壁部71と内壁部72との上端を連結する連結部73と、内壁部72の室内側に設けられる係合部74とを備えており、無目突出片22の上面に形成された係合溝22aに係合部74を係合して無目2に対して取付けられている。
カバー部材7の内壁部72の適宜位置には、外気を導入する外気導入口72aが形成されており、パネル間口M及び凹部Aを外気導入口72aと連通させることにより室外空間と等圧構造とし、両空間の圧力差による水の浸入を防止している。
図6に示すように、押縁部材8の上壁部82の端部にはスリット82cが形成され、スリット82cには緩衝部材92が配置することにより、地震等によって枠体が変形したときにガラスの隅部が接触して破損することを防止している。
図7を参考にして、転び止め部品5の構成を説明する。
転び止め部品5は、上面に無目2の室外側の下面を載置する載置部51を有する平面視長方形のピース状の部品として形成されており、下面には室外側辺に沿って取付脚(取付部)52が延設されているとともに、取付脚52の室内側には、所定間隔をおいて正面壁53が形成されている。
正面壁53は、載置部51の下面に配置され、その室内側表面は、載置部51の室内側先端下面に向けて湾曲しながら徐々に肉厚になる断面形状を成しており、載置部51上面にかかる荷重により生じる剪断力に対抗している。
取付脚52は、その左右一端側が切り欠かれ、正面壁53に対して幅が狭く形成されており、後述する方立1に形成された取付部に嵌合可能な幅に調整されている。
また、載置部51の後方には、ブロック状の頭部54が形成されており、その上端正面側が斜めに切りかかれて切欠部54aが形成されている。この切欠部54aにより、方立1の凹部Aに無目2の端部を取付けるときに、無目2の室外側下面が切欠部54aに当接して室内側に誘導されながら載置部51の上面に落とし込まれるので、方立1の凹部Aに配置された気密材Sを押圧しながら、無目2を載置部51に簡単に導くことができる。
方立1の室外側部位、具体的には、室外壁13の室内側面には、転び止め部品5を取り付けるための取付部が形成される。取付部は、方立突出片12の左右両面の室外壁13近傍に形成される突片12a,12bと、室外壁13の室内側面に先端が方立突出片12の突片12a,12bに向かって屈曲する左右の屈曲片13a,13bとによって構成される溝状部14を切欠くことによって開放する溝状部14の端部14a,14bによって形成されている。
なお、図面によって説明する本実施形態においては、室外壁13が方立突出片12を中心として左右対称とはなっていない。そのために、方立突出片12の左右に配置される転び止め部品5は、左右で異なる幅のものを使用している。
以上のように、転び止め部品5の取付脚52を溝状部14の開放する端部14a,14bに嵌め込むだけで転び止め部品5を簡単に取り付けることができ、方立1に対する無目2の取付け作業が簡単にできる。
また、溝状部14は、押出形成により方立1の形成と一体的に形成することができ、形成が簡単であるとともに、形成した溝状部14を無目2の取付け位置に併せて切欠いて端部を開放(露出)することにより形成できるので、取付ける無目の形状や大きさに応じて取付部の位置を簡単に変更することができ、様々な種類の無目に対応することができる。
これにより、例えば図10(b),(c)に示すような、開口枠がゆがむような地震が発生した際にも、開口枠Wの面内変形に対する押縁部材8のずれによってパネルが図10(b)のスライド状態となることを防止して、図10(c)のローリング状態となるように導くことができるので、スライド状態におけるパネルの隅部と開口枠との当接等によるカーテンウォールの破壊を防止できる。
11 方立本体部
12 方立突出片
12a 突片
12b 突片
12c 通孔
13 室外壁
13a 屈曲片
13b 屈曲片
14 溝状部
14a (溝状部の開放する)端部
14b (溝状部の開放する)端部
2 無目
21 無目本体部
22 無目突出片
22a 係合溝
22b 係止受爪
22c 係止受爪
5 止め部品
51 載置部
52 取付脚(取付部)
53 正面壁
6 自重受け
61 支持部
62 取付部
7 カバー部材
71 係合部
8 押縁部材
81 係止爪
82 係止爪
91 シール材
92 緩衝部材
A 空間
W 開口枠
p パネル
Claims (1)
- 方立と、左右の方立間に取付けられる無目と、方立と無目とによって形成される開口枠に装着されるパネルと、方立に取付けられて無目の室外側下端を支持する転び止め部品とを備え、
方立は、長手方向に溝状部を有し、
溝状部は、無目の取付位置において切欠かれ、無目の取付位置の下方位置において上方に開放する端部を有し、
転び止め部品は、溝状部の上方に開放する端部に嵌まり込む取付部を有する
ことを特徴とするカーテンウォール。
Priority Applications (1)
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JP2014197476A JP6392609B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | カーテンウォール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014197476A JP6392609B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | カーテンウォール |
Publications (2)
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JP2016069826A JP2016069826A (ja) | 2016-05-09 |
JP6392609B2 true JP6392609B2 (ja) | 2018-09-19 |
Family
ID=55864097
Family Applications (1)
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JP2014197476A Active JP6392609B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | カーテンウォール |
Country Status (1)
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- 2014-09-26 JP JP2014197476A patent/JP6392609B2/ja active Active
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