JPS587846Y2 - 方立と横部材との接合装置 - Google Patents
方立と横部材との接合装置Info
- Publication number
- JPS587846Y2 JPS587846Y2 JP1978012608U JP1260878U JPS587846Y2 JP S587846 Y2 JPS587846 Y2 JP S587846Y2 JP 1978012608 U JP1978012608 U JP 1978012608U JP 1260878 U JP1260878 U JP 1260878U JP S587846 Y2 JPS587846 Y2 JP S587846Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- mullion
- screw
- holder
- horizontal member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、方立と横部材とを接合する際には第1図に示すよ
うに、横部材aの接合端部にアングル材よりなる取付片
すの一側片をポル)cまたは溶接Wによって固着し、他
側片を方立dの垂直フランジeにボルトCまたは溶接W
によって固着していた。
うに、横部材aの接合端部にアングル材よりなる取付片
すの一側片をポル)cまたは溶接Wによって固着し、他
側片を方立dの垂直フランジeにボルトCまたは溶接W
によって固着していた。
前記従来の接合装置においては、方立間に取付けられる
横部材の水平が出し難く、また仮置、部材の水平を正確
に出したとしても、横部材に嵌装されるガラスの自重、
或いは地震等によって長い間に歪が発生するため、溶接
であると逃げがなくなり、また現場における溶接作業を
伴ない多大の手間を要し、ノックダウン方式も採用でき
ず、意匠的にもよいものが得られなかった。
横部材の水平が出し難く、また仮置、部材の水平を正確
に出したとしても、横部材に嵌装されるガラスの自重、
或いは地震等によって長い間に歪が発生するため、溶接
であると逃げがなくなり、また現場における溶接作業を
伴ない多大の手間を要し、ノックダウン方式も採用でき
ず、意匠的にもよいものが得られなかった。
このような欠点を除去するために、本出願人は兼に実公
昭54−28342号公報において方立と横部材との接
合装置に係る考案を提案した。
昭54−28342号公報において方立と横部材との接
合装置に係る考案を提案した。
本案は更に前記実公昭54−28342号公報の考案を
改良したものであって、垂直フランジ1に、方形の上部
透孔2aの下端縁より方形の下部透孔2bを連設してな
る逆凸型透孔2を穿設してなる方立A、左右両側に夫々
螺糸孔3,3を有する前記上部透孔2aと同幅の主体4
の下端面及び前後両側面に、夫々前記下部透孔2bの下
端縁及び前後両側縁に係合する、前記フランジの肉厚と
同幅を有する底部凹溝5及び同凹溝5に連設された側部
凹溝5′を欠截してなる受具B、対向面に夫々前記下部
透孔に架乗する突出片7を突設するとともに、同突出片
7に長溝孔8を穿設してなる左右一双の横部材C9C1
前記上部透孔2aと同幅で、同透孔2aの上端縁と前記
各突出片7,7との間隙に嵌合すべき主体9の左右両側
に夫々螺糸孔10,10を設けた押え金具D、及び同押
え金具りの螺糸孔10と前記横部材Cの突出片7の長溝
孔8と前記受具Bの螺糸孔3とに亙って螺挿緊締される
緊締螺杆Eよりなることを特徴とする方立と横部材との
接合装置に係るものである。
改良したものであって、垂直フランジ1に、方形の上部
透孔2aの下端縁より方形の下部透孔2bを連設してな
る逆凸型透孔2を穿設してなる方立A、左右両側に夫々
螺糸孔3,3を有する前記上部透孔2aと同幅の主体4
の下端面及び前後両側面に、夫々前記下部透孔2bの下
端縁及び前後両側縁に係合する、前記フランジの肉厚と
同幅を有する底部凹溝5及び同凹溝5に連設された側部
凹溝5′を欠截してなる受具B、対向面に夫々前記下部
透孔に架乗する突出片7を突設するとともに、同突出片
7に長溝孔8を穿設してなる左右一双の横部材C9C1
前記上部透孔2aと同幅で、同透孔2aの上端縁と前記
各突出片7,7との間隙に嵌合すべき主体9の左右両側
に夫々螺糸孔10,10を設けた押え金具D、及び同押
え金具りの螺糸孔10と前記横部材Cの突出片7の長溝
孔8と前記受具Bの螺糸孔3とに亙って螺挿緊締される
緊締螺杆Eよりなることを特徴とする方立と横部材との
接合装置に係るものである。
なお前記螺杆Eとしては皿ボルトを使用し、ボルト頭部
が押え金具りの螺糸孔10の皿状拡大頭部に嵌合し、前
記押え金具りの上面より露出しないようにするものであ
る。
が押え金具りの螺糸孔10の皿状拡大頭部に嵌合し、前
記押え金具りの上面より露出しないようにするものであ
る。
本案は前記のように構成されているので、方立Aを所定
位置に取付けた後、その垂直フランジ1に穿設された逆
型型透孔2に受具Bを嵌入して、その下端縁及び前後両
側縁に欠截された底部凹溝5及び側部凹溝5′を、前記
透孔2における上部透孔2aの下端縁に連設された下部
透孔2bの下端縁及び前後両側縁に係合すると、前記底
部凹溝5と側部凹溝5とは垂直フランジ1の肉厚と同幅
であるため、受具Bは前記逆型型の透孔2における下部
透孔2bに係着され、受具Bは左右方向及び前後方向に
亙って変位することなく、確固と垂直フランジ1に取付
けられるものである。
位置に取付けた後、その垂直フランジ1に穿設された逆
型型透孔2に受具Bを嵌入して、その下端縁及び前後両
側縁に欠截された底部凹溝5及び側部凹溝5′を、前記
透孔2における上部透孔2aの下端縁に連設された下部
透孔2bの下端縁及び前後両側縁に係合すると、前記底
部凹溝5と側部凹溝5とは垂直フランジ1の肉厚と同幅
であるため、受具Bは前記逆型型の透孔2における下部
透孔2bに係着され、受具Bは左右方向及び前後方向に
亙って変位することなく、確固と垂直フランジ1に取付
けられるものである。
この後左右の横部材C9Cの対向面に夫々突設された突
出片7,7を受具B上に架乗する。
出片7,7を受具B上に架乗する。
この後、前記押え金具りを前記各突出片7と上部透孔2
aの上端縁との間隙に嵌合することによって、同上部透
孔2aを貫通して延びる単一の押え金具りと受具Bとの
間に前記各横部材Cは確固と挟着され、方立Aの垂直フ
ランジ1に対して水平になるように位置決めされるもの
であり、この後、前記押え金具りの螺糸孔10と、横部
材Cにおける突出片7の長溝孔8と、受具Bの螺糸孔3
とに亙って緊締螺杵Eを嵌挿緊締することによって、前
記横部材Cは方立Aに対して所定位置に水平に固定され
るものである。
aの上端縁との間隙に嵌合することによって、同上部透
孔2aを貫通して延びる単一の押え金具りと受具Bとの
間に前記各横部材Cは確固と挟着され、方立Aの垂直フ
ランジ1に対して水平になるように位置決めされるもの
であり、この後、前記押え金具りの螺糸孔10と、横部
材Cにおける突出片7の長溝孔8と、受具Bの螺糸孔3
とに亙って緊締螺杵Eを嵌挿緊締することによって、前
記横部材Cは方立Aに対して所定位置に水平に固定され
るものである。
この際前記横部材Cの突出片7には長溝孔8が穿設され
、同長溝孔8に緊締螺杵Eが嵌挿されるので、横部材C
の方立Aに対する取付位置の微調整が可能でまた地震時
の歪を吸収する逃げとなるものである。
、同長溝孔8に緊締螺杵Eが嵌挿されるので、横部材C
の方立Aに対する取付位置の微調整が可能でまた地震時
の歪を吸収する逃げとなるものである。
このように本案によれば左右一双の横部材C9Cを方立
Aに対して簡単に而も正確に所定位置に取付けることが
でき、ボルト頭部や溶接面も露出せず、意匠的にも美し
く取付けられるものであり、カーテンウオールのノック
ダウン方式が可能となる。
Aに対して簡単に而も正確に所定位置に取付けることが
でき、ボルト頭部や溶接面も露出せず、意匠的にも美し
く取付けられるものであり、カーテンウオールのノック
ダウン方式が可能となる。
また前記実公昭54−28342号公報においては押え
金具を左右一双の押え金具より構成したのに反して、本
案においてはこの押え金具を左右一双の横部材C9Cの
各突出片7,7と方立Aの透孔2の端縁との間隙に嵌合
すべき主体9の左右両側に螺糸孔10,10を押けた単
一の押え金具りより構成したので、方立と横部材との接
合作業時同押え金具りを前記間隙に嵌入するだけでよい
ので、取扱いが大幅に簡略化される。
金具を左右一双の押え金具より構成したのに反して、本
案においてはこの押え金具を左右一双の横部材C9Cの
各突出片7,7と方立Aの透孔2の端縁との間隙に嵌合
すべき主体9の左右両側に螺糸孔10,10を押けた単
一の押え金具りより構成したので、方立と横部材との接
合作業時同押え金具りを前記間隙に嵌入するだけでよい
ので、取扱いが大幅に簡略化される。
また左右一双の横部材Cの突出片に、前記実公昭54−
28342号公報が、自由端縁に連通ずる溝孔を設けた
ので、方立と横部材との仮止め時に、同溝孔を貫通する
螺杵Eが抜は落ちる慣れがあるが、本案においては長溝
孔8を穿設して同溝孔を自由端縁に連通せしめないよう
にしたので、方立と横部材の仮止め時に、長溝孔8を貫
通する螺杵Eが横部材より抜ける惧れかない。
28342号公報が、自由端縁に連通ずる溝孔を設けた
ので、方立と横部材との仮止め時に、同溝孔を貫通する
螺杵Eが抜は落ちる慣れがあるが、本案においては長溝
孔8を穿設して同溝孔を自由端縁に連通せしめないよう
にしたので、方立と横部材の仮止め時に、長溝孔8を貫
通する螺杵Eが横部材より抜ける惧れかない。
第1図は従来の方立と横部材との接合装置の斜面図、第
2図は本案に係る方立と横部材との接合装置を示す斜面
図、第3図はその縦断面図、第4図はその分解斜面図で
ある。 A・・・・・・方立、B・・・・・・受具、C・・・・
・・横部材、D・・・・・・押え金具、E・・・・・・
緊締螺杵、1・・・・・・垂直7ランジ、2・・・・・
・逆型型透孔、2a・・・・・・上部透孔、2b・・・
・・・下部透孔、3・・・・・・螺糸孔、4・・・・・
・主体、5・・・・・・底部凹溝、5′・・・・・・側
部凹溝、7・・・・・・突出片、8・・・・・・長溝孔
、9・・・・・・主体、10・・・・・・螺糸孔。
2図は本案に係る方立と横部材との接合装置を示す斜面
図、第3図はその縦断面図、第4図はその分解斜面図で
ある。 A・・・・・・方立、B・・・・・・受具、C・・・・
・・横部材、D・・・・・・押え金具、E・・・・・・
緊締螺杵、1・・・・・・垂直7ランジ、2・・・・・
・逆型型透孔、2a・・・・・・上部透孔、2b・・・
・・・下部透孔、3・・・・・・螺糸孔、4・・・・・
・主体、5・・・・・・底部凹溝、5′・・・・・・側
部凹溝、7・・・・・・突出片、8・・・・・・長溝孔
、9・・・・・・主体、10・・・・・・螺糸孔。
Claims (1)
- 垂直フランジ1に透孔2を穿設してなる方立A、左右両
側に夫々螺糸孔3,3を有する前記透孔2と同幅の主体
4に透孔2に係合する前記フランジ1の肉厚と同幅を有
す溝5を欠截してなる受具B、前記受具B上に架乗する
ように突出片7を突設するとともに同突出片7に長溝孔
8を穿設してなる左右一双の横部材C9C1前記透孔2
と同幅で前記各突出片7,7と透孔2の端縁との間隙に
嵌合すべき主体9の左右両側に夫々螺糸孔10,10を
設けた押え金具D、及び同押え金具の螺糸孔10と前記
横部材Cの突出片7の長溝孔8と、受具Bの螺糸孔3と
に亙って螺挿緊締される緊締螺杆Eよりなることを特徴
とする方立と横部材との接合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978012608U JPS587846Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 方立と横部材との接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978012608U JPS587846Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 方立と横部材との接合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54116906U JPS54116906U (ja) | 1979-08-16 |
JPS587846Y2 true JPS587846Y2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=28829190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978012608U Expired JPS587846Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 方立と横部材との接合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587846Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101258061B1 (ko) | 2012-02-16 | 2013-04-30 | 주식회사 세일비앤시 | 커튼월용 클램프 |
JP6392609B2 (ja) * | 2014-09-26 | 2018-09-19 | 三協立山株式会社 | カーテンウォール |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428342U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-24 |
-
1978
- 1978-02-06 JP JP1978012608U patent/JPS587846Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428342U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54116906U (ja) | 1979-08-16 |
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