JPH0528881U - サツシ取り付け構造 - Google Patents
サツシ取り付け構造Info
- Publication number
- JPH0528881U JPH0528881U JP1337191U JP1337191U JPH0528881U JP H0528881 U JPH0528881 U JP H0528881U JP 1337191 U JP1337191 U JP 1337191U JP 1337191 U JP1337191 U JP 1337191U JP H0528881 U JPH0528881 U JP H0528881U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sash
- opening
- foamed resin
- mounting plate
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】取り付けの作業性を向上させることができると
共に水密性能及び遮音性能を向上させながら取り付けを
行うことができるようにする。 【構成】パネル1に設けられた開口部2内にサッシ3を
配設する。開口部2の内面と相対向するサッシ3の取り
付け板4に発泡樹脂充填用の通孔5を設ける。通孔5を
介して開口部2の内面とサッシ3の側板4との間に発泡
樹脂6を充填する。発泡樹脂6の自己接着力にてサッシ
3を開口部2に固定した。取り付けに手間がかかるよう
なことがなく、取り付け時の作業性が向上する。水密性
及び遮音性を向上させながら取り付けを行うことができ
る。
共に水密性能及び遮音性能を向上させながら取り付けを
行うことができるようにする。 【構成】パネル1に設けられた開口部2内にサッシ3を
配設する。開口部2の内面と相対向するサッシ3の取り
付け板4に発泡樹脂充填用の通孔5を設ける。通孔5を
介して開口部2の内面とサッシ3の側板4との間に発泡
樹脂6を充填する。発泡樹脂6の自己接着力にてサッシ
3を開口部2に固定した。取り付けに手間がかかるよう
なことがなく、取り付け時の作業性が向上する。水密性
及び遮音性を向上させながら取り付けを行うことができ
る。
Description
【0001】
本考案は、パネルに設けられた開口部に取り付けられるサッシ取り付け構造に 関するものである。
【0002】
従来、パネル1に設けられた開口部2に取り付けられるサッシ3は図3に示さ れるように開口部2内にサッシ3を嵌め込み、この状態で開口部2の内面と相対 向するサッシ3の取り付け板4よりパネル1を構成する枠材1aに固着具9を打 入することによってサッシ3が開口部2に取り付けられていた。
【0003】
ところで、パネル1の開口部2が図2に示されるように丸みをおびたやや変形 したものである場合、上述のような従来例にあっては、矩形状に形成されている サッシ3は固着具9によって取り付け板4をパネル1の枠材1aに固定するとい う構造であることからサッシ3の縦部材に変形が生じることとなり、開口部2の 内面と取り付け板4との間に隙間が発生して水密性能や遮音性能が低下するとい う問題があり、さらに、サッシ3に窓ガラス等を取り付ける場合にはサッシ3が 変形しているために取り付けが不確実になると共に開閉性能が低下するという問 題があった。また、サッシ3の取り付けは固着具9によって複数箇所で行われる ため、取り付けに手間がかかるという問題があった。
【0004】 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、取り付けの作業性を向上 させることができると共に水密性能及び遮音性能を向上させながら取り付けを行 うことができるサッシ取り付け構造を提供しようとするものである。
【0005】
本考案では、上記目的を達成するために、パネル1に設けられた開口部2内に サッシ3を配設し、開口部2の内面と相対向するサッシ3の取り付け板4に発泡 樹脂充填用の通孔5を設け、上記通孔5を介して開口部2の内面とサッシ3の側 板4との間に発泡樹脂6を充填し、この発泡樹脂6の自己接着力にてサッシ3を 開口部2に固定したものである。
【0006】
しかして、開口部2にサッシ3を嵌め込んだ状態でサッシ3の取り付け板4に 設けられた発泡樹脂充填用の通孔5より開口部2の内面とサッシ3の取り付け板 4との間に発泡樹脂6を充填し、発泡樹脂6の自己接着力によって取り付け板4 を開口部2の内面に固定することでサッシ3がパネル1の開口部2に取り付けら れる。
【0007】
以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述する。 サッシ3は図1に示されるようにパネル1の適所に設けられた開口部2に嵌め 込むようにして取り付けられている。パネル1は枠体1aの両面に表面板1bを 設けたものとして構成されており、パネル1の適所には開口部2が設けられてい る。サッシ3は取り付け板4の端部より化粧板7を突設して断面略L字状に形成 され、且つ正面視でロ字状に形成されている。化粧板7の先端及び中間からは化 粧板7と直交するように当接片7aが突設されており、また、取り付け板4の先 端及び中間からは取り付け板4と直交するように窓板や戸板等の開閉部材を嵌め 込むための突出片4aが突設されており、取り付け板4を開口部2内に嵌め込む と共に当接片7aの先端を表面板1bの表面に当接するようにして開口部2に配 置されている。取り付け板4と開口部2内面との間には発泡樹脂6が充填されて おり、この発泡樹脂6の自己接着力によってサッシ3が開口部2に固定されてい る。ここで、取り付け板4には取り付け板4と開口部2内面との間の隙間に発泡 樹脂6を充填するための発泡樹脂充填用の通孔5が設けられており、発泡樹脂6 は通孔5を介して取り付け板4と開口部2内面との間に充填されるようになって いる。
【0008】 しかして、サッシ3の取り付けは取り付け板4を開口部2内に嵌め込むと共に 化粧板7に設けられた当接片7aを表面板1bの表面に当接し、この状態で取り 付け板4に設けられた通孔5より取り付け板4と開口部2内面との間の隙間に発 泡樹脂6を充填することで取り付けられるものである。そして、サッシ3の取り 付けは開口部2に配置した状態で発泡樹脂6を充填することで行うことができ、 取り付け時の作業を楽に行うことができるものである。また、取り付け板4と開 口部2内面との間に充填される発泡樹脂6は取り付け板4と開口部2内面との間 で発泡硬化することで隙間の隅々まで行き渡った状態で隙間を閉塞することとな り、サッシ3の取り付け部分に隙間が生じたりすることがなく、水密性及び遮音 性を向上させながら取り付けを行うことができるものである。
【0009】
本考案は上述のように、パネルに設けられた開口部内にサッシを配設し、開口 部の内面と相対向するサッシの取り付け板に発泡樹脂充填用の通孔を設け、上記 通孔を介して開口部の内面とサッシの側板との間に発泡樹脂を充填し、この発泡 樹脂の自己接着力にてサッシを開口部に固定してあるので、サッシの固定は発泡 樹脂にて行われるものであり、固着具を使用するような必要がなくて発泡樹脂を 充填するだけの簡単な作業によって取り付けを行うことができ、取り付けに手間 がかかるようなことがなく、取り付け時の作業性が向上するものである。また、 発泡樹脂が開口部の内面とサッシの側板との間に介在されることで開口部とサッ シとの形状の差を発泡樹脂にて吸収しながらサッシの取り付けが行われることと なるものであり、サッシが変形してサッシと開口部との間に隙間が形成されるよ うなことがなく、水密性及び遮音性を向上させながら取り付けを行うことができ るものである。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】パネルに設けられた開口部の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図3】従来例の断面図である。
1 パネル 2 開口部 3 サッシ 4 取り付け板 5 通孔 6 発泡樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 パネルに設けられた開口部内にサッシを
配設し、開口部の内面と相対向するサッシの取り付け板
に発泡樹脂充填用の通孔を設け、上記通孔を介して開口
部の内面とサッシの側板との間に発泡樹脂を充填し、こ
の発泡樹脂の自己接着力にてサッシを開口部に固定して
成るサッシ取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337191U JPH0528881U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | サツシ取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337191U JPH0528881U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | サツシ取り付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528881U true JPH0528881U (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=11831233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1337191U Pending JPH0528881U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | サツシ取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528881U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08177322A (ja) * | 1994-12-24 | 1996-07-09 | Nichiha Corp | ドア枠の固定方法及び固定構造 |
JP2012012926A (ja) * | 2010-05-31 | 2012-01-19 | Tomonari Yohena | 窓構造体及び扉構造体 |
JP2013060735A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Tomonari Yohena | 窓枠 |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP1337191U patent/JPH0528881U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08177322A (ja) * | 1994-12-24 | 1996-07-09 | Nichiha Corp | ドア枠の固定方法及び固定構造 |
JP2012012926A (ja) * | 2010-05-31 | 2012-01-19 | Tomonari Yohena | 窓構造体及び扉構造体 |
JP2013060735A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Tomonari Yohena | 窓枠 |
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