JP2016000902A - 建具 - Google Patents

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Kenichiro Ishii
健一郎 石井
小林 直也
Naoya Kobayashi
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Abstract

【課題】開口枠に歪みが生じた場合にも水密性及び遮音性を確保すること。
【解決手段】開口枠10に対して障子20をスライド可能に配設し、障子20を閉じた際に戸先框23と戸先枠13との間に外方タイト材30を介在させることにより開口枠10と障子20との間の気密性を確保するようにした建具において、戸先框23に戸先枠13の見付け面に当接するように外方タイト材30を配設するとともに、戸先枠13の見付け面において外方タイト材30に対向する部位に突条部13cを形成し、障子20が閉じた状態から開く方向にスライドした場合に突条部13cに係合可能となるように外方タイト材30の先端部に鉤状部33を形成した。
【選択図】図5

Description

本発明は、建具に関するもので、特に開口枠に対して障子をスライド可能に支持した建具に関するものである。
引き違い窓等のように開口枠に対して障子をスライド可能に支持した建具では、障子の戸先と開口枠との間に気密保持部材を介在させることにより、障子を閉じた際の気密性を確保するようにしている。例えば、特許文献1の建具では、障子の戸先に位置する縦框に気密保持部材が設けられているとともに、縦枠に当接ヒレ部が設けられており、障子を閉じた際に気密保持部材の先端部を縦枠の当接ヒレ部に当接させるようにしている。
特開2004−316109号公報
ところで、建具の開口枠には、設置された家屋の躯体に経年劣化が生じた場合の影響や外的衝撃を受けた場合の影響によって歪みが生じるおそれがある。特に、家屋が木造の場合には、RC造の家屋に比べて躯体が経年劣化の影響を受けやすいため、上述の問題が顕著となる。開口枠に生じる歪みとしては、図7の(a)に示すように、上枠aと下枠bとが水平方向に沿って位置がずれるものや、図7の(b)に示すように、下枠bの中央部が下方に垂れ下がるように変形するものがある。いずれの場合においても、開口枠cに歪みが生じると、気密保持部材が設けられた障子dの縦框eに対して縦枠fが相対的に傾斜した状態となる。このため、障子dを閉じた際にも障子dの気密保持部材と縦枠fの当接ヒレ部との当接状態を維持することが困難となり、縦枠fと縦框eとの間の隙間から音漏れがする等、気密性が損なわれることになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、開口枠に歪みが生じた場合にも気密性を確保することのできる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、開口枠に対して障子をスライド可能に配設し、前記障子を閉じた際に戸先框と前記戸先框に対応した戸先枠との間に気密保持部材を介在させることにより前記開口枠と前記障子との間の気密性を確保するようにした建具において、前記戸先框及び前記戸先枠のいずれか一方に、いずれか他方の見付け面に当接するように前記気密保持部材を配設するとともに、いずれか他方の見付け面において前記気密保持部材に対向する部位に突条部を形成し、さらに前記障子が閉じた状態から開く方向にスライドした場合に前記突条部に係合可能となるように前記気密保持部材の先端部に鉤状部を形成したことを特徴とする。
この発明によれば、開口枠に歪みが生じた場合であっても、障子を閉じた際の勢いで戸先框が戸先枠に沿うように障子が転び、一旦気密保持部材がいずれか他方の見付け面に当接すれば、障子が元に戻った際にも気密保持部材の鉤状部が突条部に係合した状態を維持し、開口枠と障子との間の気密性を確保することができるようになる。
また本発明は、上述した建具において、前記気密保持部材は、前記戸先框及び前記戸先枠のいずれか一方に装着される基部と、前記基部から突出するように延在し、先端部に前記鉤状部を有した薄板状部とを有し、かつ前記薄板状部及び前記鉤状部は、前記基部に比較して軟質となる樹脂材によって成形したことを特徴とする。
この発明によれば、いずれか他方の見付け面に当接する薄板状部及び鉤状部を、基部に比較して軟質となる樹脂材によって成形しているため、いずれか他方の見付け面との密着性を高めることができるようになる。しかも、戸先框及び戸先枠のいずれか一方に装着される基部については相対的に硬質となる樹脂材によって成形しているため、戸先框及び戸先枠のいずれか一方から容易に脱落するおそれはない。
また本発明は、上述した建具において、前記薄板状部は、前記基部において前記戸先框及び前記戸先枠のいずれか他方に近接する縁部に設けたことを特徴とする。
この発明によれば、戸先框及び戸先枠のいずれか他方に対して近接した位置に薄板状部が設けられるため、開口枠のより大きな歪みにも対応することが可能である。
また本発明は、上述した建具において、前記薄板状部には、前記障子がスライドした場合に先端部がいずれか他方の見付け面に沿って折れ曲がるように薄肉部を形成したことを特徴とする。
この発明によれば、障子がスライドした場合に薄板状部が薄肉部を介して容易に折れ曲がるため、薄板状部の先端部がいずれか他方の見付け面に沿って配置されることになる。従って、障子が開く方向にスライドした場合にスリップスティック現象等の自励振動が生じることはなく、先端の鉤状部をより確実に突条部に係合させることが可能となる。
また本発明は、上述した建具において、前記鉤状部は、前記障子がスライドした場合に円弧に沿った外周面を介していずれか他方の見付け面に摺接するように円筒状に形成したことを特徴とする。
この発明によれば、円弧に沿った外周面を介していずれか他方の見付け面に摺接するため、障子が閉じる場合及び障子が開く場合のいずれにおいても、いずれか他方の見付け面に対して円滑に摺接させることが可能である。
また本発明は、上述した建具において、前記戸先框に前記気密保持部材を配設し、かつ前記戸先枠に当接ヒレ部を形成し、前記障子を閉じた場合に前記気密保持部材の先端部を前記当接ヒレ部の見付け面に当接させたことを特徴とする。
この発明によれば、戸先枠に設けた当接ヒレ部の見付け面に対して戸先框に配設した気密保持部材を当接させることにより、開口枠と障子との間の気密性が確保される。
本発明によれば、開口枠に歪みが生じた場合であっても、障子を閉じた際の勢いで戸先框が戸先枠に沿うように障子が転び、一旦気密保持部材がいずれか他方の見付け面に当接すれば、障子が元に戻った際にも気密保持部材の鉤状部が突条部に係合した状態を維持し、開口枠と障子との間の気密性を確保することができるようになる。
図1は、本発明の実施の形態である建具を室内側から見た図である。 図2は、図1に示した建具の横断面図である。 図3は、図1に示した建具に適用する気密保持部材を示した拡大図である。 図4は、図1に示した建具において障子が開いた状態から閉じた状態となるまでの間の気密保持部材の変形過程を順に示した要部横断面図である。 図5は、図1に示した建具において障子が閉じた状態から開いた状態となるまでの間の気密保持部材の変形過程を順に示した要部横断面図である。 図6は、図1に示した建具において障子が開いた状態から閉じた状態となるまでの間の気密保持部材の変形過程を示した要部拡大横断面図である。 図7は、建具の開口枠に歪みが生じた場合の障子との関係を示したもので、(a)は上枠と下枠とが水平方向に沿って位置がずれた場合の図、(b)は、下枠の中央部が下方に垂れ下がるように変形した場合の図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態である建具を示したものである。ここで例示する建具は、開口枠10に対して2枚の障子20を左右方向に沿ってスライド可能に配設した引き違い窓と称されるものである。開口枠10は、上枠11、下枠12及び左右の縦枠(戸先枠)13を四周枠組みすることによって構成した矩形状を成すもので、躯体Wに取り付けてある。障子20は、それぞれ上框21、下框22及び左右の縦框23,24を四周框組みし、かつこれら上框21、下框22及び一対の縦框23,24の間にガラス板等の面材25を配設することによって構成したものである。開口枠10を構成するそれぞれの枠11,12,13及び障子20を構成するそれぞれの框21,22,23,24は、アルミニウムやアルミニウム合金、あるいは樹脂材によって成形した押し出し形材であり、長手方向の全長にわたってほぼ一様な断面形状を有している。図2に示すように、本実施の形態では室内側から見て、室外側の障子(以下、区別する場合に「外障子20」という)を開口枠10の左側に配置し、かつ室内側の障子(以下、区別する場合に「内障子20」という)を開口枠10の右側に配置し、それぞれの障子20において開口枠10の中央側となる縦框(以下、「召し合わせ框24」という)を見込み方向に沿って重ね合わせた場合に、2枚の障子20によって開口枠10が閉じた状態となるように障子20及び開口枠10が構成してある。図2中の符号26は、外障子20の召し合わせ框24と内障子20の召し合わせ框24との間に設けたクレセントである。
図2からも明らかなように、開口枠10を閉じた場合にそれぞれの障子20において縦枠13に近接する縦框(以下、「戸先框23」という)には、縦枠13に対向する見込み面に一対の対向ヒレ部23a,23bが設けてあり、かつ縦枠13の見込み面には、支持ヒレ部13a及び当接ヒレ部13bが設けてある。
対向ヒレ部23a,23bは、戸先框23の見込み面において室外側の縁部及び室内側の縁部からそれぞれ縦枠13に向けて突出したもので、戸先框23の全長にわたって形成してある。これらの対向ヒレ部23a,23bの間にはガイド部材27が装着してある。ガイド部材27は、樹脂材によって成形したブロック状の部材であり、縦枠13の対向する部位にガイド溝27aを有している。ガイド溝27aは、戸先框23の長手方向に沿って延在する溝状の凹部であり、室内側に位置する部位にガイド面27bを有している。ガイド面27bは、障子20が閉じた場合に後述する縦枠13の当接ヒレ部13bに当接するようにその位置が規定してある。
支持ヒレ部13aは、室内側に設けた対向ヒレ部23bよりもさらに室内側となる部位から突出したもので、先端部に内方タイト材15を保持している。内方タイト材15は、支持ヒレ部13aの室外側に向いた見付け面に装着され、障子20を閉じた場合に戸先框23の室内側に向いた見付け面に当接することによって障子20との間の気密性を確保するものである。
当接ヒレ部13bは、戸先框23に設けた一対の対向ヒレ部23a,23bの間となる部分から戸先框23に向けて突出した平板状を成すもので、縦枠13の全長にわたって形成してある。当接ヒレ部13bの先端部には、突条部13cが設けてある。突条部13cは、当接ヒレ部13bの先端から室外側に向けて突出したもので、当接ヒレ部13bの全長に形成してある。この当接ヒレ部13bは、障子20を閉じた場合に戸先框23の対向ヒレ部23a,23bの間に配置され、かつ先端部がガイド部材27のガイド溝27aに収容される突出長さに形成してある。
さらに、室外側に設けた対向ヒレ部23aの先端部には、室内側に向いた見付け面に外方タイト材(気密保持部材)30が設けてある。外方タイト材30は、図3に示すように、基端部が幅広となり、かつ先端部が一側方に向けて屈曲した形状を成す基部31と、基部31よりも軟質の樹脂材によって成形し、基部31の屈曲した先端部から突出するように設けた薄板状部32とを有したもので、2色成形によって一体に成形してある。基部31と薄板状部32とは、例えば塩化ビニルの発泡率を変更することで基部31に対して相対的に薄板状部32を軟質に成形することが可能である。
この外方タイト材30は、図2に示すように、薄板状部32を対向ヒレ部23aの先端部側に配置した状態で基部31を介して対向ヒレ部23aに装着してある。図2からも明らかなように、対向ヒレ部23aに装着した外方タイト材30は、薄板状部32が室内側に向けてほぼ直角となる向きに突出した状態にあり、障子20を閉じた場合に縦枠13に設けた当接ヒレ部13bに当接することが可能である。
この薄板状部32には、先端部に鉤状部33が設けてあるとともに、基部31に近接した基端部に薄肉部34が形成してある。鉤状部33は、薄板状部32の先端から戸先框23に近接する方向に向けて円筒状に湾曲し、先端が基部31に向いた状態となるもので、薄板状部32と同様、軟質の樹脂材によって成形してある。薄肉部34は、薄板状部32において戸先框23の見込み面に対向する面を窪ませることによって形成したもので、薄板状部32の突出長さに対して基部31から約1/5となる位置に設けてある。
上記のように構成した建具では、図4の(a)〜図4の(c)に示すように、障子20を開いた状態から閉じる方向にスライドさせると、縦枠13の支持ヒレ部13a及び当接ヒレ部13bと戸先框23の対向ヒレ部23a,23bとがそれぞれ見込み方向に沿って互いに重なる位置となる。さらに、縦枠13の当接ヒレ部13bがガイド部材27のガイド面27bに当接する位置まで障子20がスライドすると、ガイド部材27を介して当接ヒレ部13bに当接した障子20が開口枠10に対して室内側に引き寄せられる。従って、支持ヒレ部13aに装着した内方タイト材15の先端部が戸先框23の室内側に向いた見付け面に当接されるとともに、対向ヒレ部23aに装着した外方タイト材30が鉤状部33を介して当接ヒレ部13bの室外側に向いた見付け面に当接された状態となり、開口枠10と障子20との間の気密性を確保することが可能となる。しかも、硬質の基部31に対して薄板状部32及び鉤状部33を軟質の樹脂材によって成形しているため、当接ヒレ部13bの見付け面との密着性を十分に確保することができるとともに、比較的硬質となる基部31を介して対向ヒレ部23aに装着しているため、外方タイト材30が不用意に脱落する事態を招来することがない。
上述したように、当接ヒレ部13bの先端には、突条部13cが設けてある。従って、外方タイト材30が当接ヒレ部13bの見付け面に当接する過程においては突条部13cを乗り越える必要がある。しかしながら、外方タイト材30の薄板状部32には、基端部に薄肉部34が設けているとともに、先端部に円筒状の鉤状部33が設けている。このため、図6に示すように、外方タイト材30は、円弧に沿った外周面を介して当接ヒレ部13bの先端及び突条部13cに当接し、その後、薄肉部34から容易に屈曲するように弾性的に変形することになり、途中で引っ掛かるような事態を招来することなく、円滑、かつ確実に当接ヒレ部13bの見付け面に当接することになる。
ここで、建具が設置された家屋の躯体Wに経年劣化が生じた場合の影響や外的衝撃を受けた場合の影響によって開口枠10に歪みが生じると、開口枠10の縦枠13と障子20の戸先框23とが相対的に傾斜するため、障子20を閉じた場合にも縦枠13の支持ヒレ部13a及び当接ヒレ部13bと戸先框23の対向ヒレ部23a,23bとの見込み方向に沿った互いの重なり量が小さくなったり、ゼロとなる場合がある。
このため、図5の(a)〜図5の(d)に示すように、単に先端部を戸先框23の見付け面に当接させるように構成した内方タイト材15にあっては、縦枠13の支持ヒレ部13aと戸先框23の対向ヒレ部23bとの見込み方向に沿った互いの重なり量が小さくなったり、ゼロとなった場合、戸先框23との当接状態を維持することが困難となる。
これに対して薄板状部32の先端部に鉤状部33を形成し、先端に突条部13cを設けた当接ヒレ部13bに対して鉤状部33を当接させるように構成した外方タイト材30によれば、障子20を閉じた際の勢いで戸先框23が戸先枠に沿うように障子20が転び、図5の(a)に示すように、一旦鉤状部33が当接ヒレ部13bの見付け面に当接すれば、その後、図5の(b)〜図5の(d)に示すように、戸先框23が縦枠13と相対的に傾斜するような姿勢に戻った際にも、外方タイト材30の鉤状部33が突条部13cに係合することによって当接ヒレ部13bとの当接状態を維持することが可能となる。これにより、建具の気密性を確保することができ、縦枠13と戸先框23との間の隙間から音漏れがする等の問題を招来するおそれがなくなる。図5の(c)や図5の(d)に示すように、外方タイト材30の鉤状部33が突条部13cに係合している状態であっても、障子20を開く方向にスライドさせれば、鉤状部33が適宜変形することで突条部13cとの係合状態が解除されるため、障子20のスライドに影響を与えることはない。
尚、上述した実施の形態では、開口枠10に対して2枚の障子20を左右方向に沿ってスライド可能に配設した建具を例示したが、本発明は必ずしも障子が2枚である必要はなく、またスライド方向も左右に限らない。例えば、障子が上下にスライドする建具にあっては、上枠と上框との間並びに下枠と下框との間にそれぞれ気密保持部材を介在させれば良い。
また、上述した実施の形態では、戸先框23に設けた気密保持部材30を戸先枠13の見付け面に当接させるようにしているが、戸先枠に設けた気密保持部材を戸先框の見付け面に当接させるように構成することも可能である。この場合、気密保持部材を当接させる見付け面は、必ずしもヒレ状に設けた部分である必要はない。
10 開口枠、13 縦枠、13b 当接ヒレ部、13c 突条部、20 障子、23 戸先框、23a 対向ヒレ部、30 外方タイト材、31 基部、32 薄板状部、33 鉤状部、34 薄肉部

Claims (6)

  1. 開口枠に対して障子をスライド可能に配設し、前記障子を閉じた際に戸先框と前記戸先框に対応した戸先枠との間に気密保持部材を介在させることにより前記開口枠と前記障子との間の気密性を確保するようにした建具において、
    前記戸先框及び前記戸先枠のいずれか一方に、いずれか他方の見付け面に当接するように前記気密保持部材を配設するとともに、いずれか他方の見付け面において前記気密保持部材に対向する部位に突条部を形成し、さらに前記障子が閉じた状態から開く方向にスライドした場合に前記突条部に係合可能となるように前記気密保持部材の先端部に鉤状部を形成したことを特徴とする建具。
  2. 前記気密保持部材は、前記戸先框及び前記戸先枠のいずれか一方に装着される基部と、前記基部から突出するように延在し、先端部に前記鉤状部を有した薄板状部とを有し、かつ前記薄板状部及び前記鉤状部は、前記基部に比較して軟質となる樹脂材によって成形したことを特徴とする請求項1に記載の建具。
  3. 前記薄板状部は、前記基部において前記戸先框及び前記戸先枠のいずれか他方に近接する縁部に設けたことを特徴とする請求項2に記載の建具。
  4. 前記薄板状部には、前記障子がスライドした場合に先端部がいずれか他方の見付け面に沿って折れ曲がるように薄肉部を形成したことを特徴とする請求項2に記載の建具。
  5. 前記鉤状部は、前記障子がスライドした場合に円弧に沿った外周面を介していずれか他方の見付け面に摺接するように円筒状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の建具。
  6. 前記戸先框に前記気密保持部材を配設し、かつ前記戸先枠に当接ヒレ部を形成し、前記障子を閉じた場合に前記気密保持部材の先端部を前記当接ヒレ部の見付け面に当接させたことを特徴とする請求項1に記載の建具。
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