JP5121580B2 - 袖扉装置 - Google Patents
袖扉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5121580B2 JP5121580B2 JP2008143296A JP2008143296A JP5121580B2 JP 5121580 B2 JP5121580 B2 JP 5121580B2 JP 2008143296 A JP2008143296 A JP 2008143296A JP 2008143296 A JP2008143296 A JP 2008143296A JP 5121580 B2 JP5121580 B2 JP 5121580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- door
- sleeve door
- sleeve
- engaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
特許文献1に開示された丁番は、枢軸の両端を受ける上下の筒状軸受け部を備えた第1の取付片と、枢軸の中間部を摺動並びに回動自在に相通する中間筒部を備えた第2の取付片とを備え、前記第1の取付片の少なくとも下方の軸受け部の受け孔に上下調整用のカラーが螺合されており、このカラーの上端面に第2の取付片の中間筒部の下面が受け止められ、前記カラーに回動用の係合部が形成されていてこのカラーを回動することにより第2の取付片が枢軸に沿って上下に移動調整できるように形成されており、前記第2の取付片が取付台盤に対して調整びす並びに長孔を介して取付片横方向に移動調整自在に取り付けられているものである。
この袖扉に、特許文献1に記載の丁番の取付け構造を適用して、その袖扉を扉枠の側枠に対して上下、左右に調整しようとすると、袖扉を閉じた状態において側枠と袖扉との対向辺縁間や袖扉の下端面と下枠との間に隙間が生じて気密性を確保できないことになる。
また、袖扉を丁番で支持した状態で、その袖扉を閉じた状態にしておくには、そのための機構を別途設けなければならず、構造が複雑になるという問題もある。
さらに、被係合部と係合部とが、袖扉の上下端にわたって密着することにより、内側枠部と袖扉との間における通気を遮断して、気密性を確保できる。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1に記載の発明で得られる効果に加え、丁番の回転軸の長手方向に設けた所要の間隙を利用して袖扉を上下動させることにより、下枠に袖扉を当接載置することができ、これにより、下枠と袖扉との間の通気を遮断できる。
また、袖扉を開閉する際には袖扉を上方に移動させられるので、袖扉によって下枠を傷つけることを防止できる。
扉枠10は例えばアルミ合金で形成されており、竪枠1,2の上下端部間に、上枠3と下枠4とを横架して長方形に形成されている。
内側枠部11,12のうち、一方の内側枠部12には、これの上下所要の位置に配設された三つの丁番15…を介して、主扉20が開閉自在に軸支されている。
竪枠(以下、「吊元側竪枠」という。)1の内側枠部11には、これの上下所要の位置に配設された複数の丁番40…を介して袖扉30が開閉自在に軸支されている。
気密用部材17は、主枠材16の全長にわたり形成されており、その主枠材16の枠内側壁16aと同じ平面上に延出した基板部18の開放端部に、被係合部19を形成したものである。
上記嵌合用片18b,18bに断熱材50を嵌合させることにより、部屋内外の熱伝達を低減させることができる。
また、一方の係合用片19bが、後述するカバー部材70と面一となるように、上記した基板部18の幅寸法W1を設定している。
タイト部材60は弾性変形可能なゴム材等から形成されており、平面視において略台形にした本体61の室外側壁に、三枚の当接片62〜64を互いに間隔をおいて一体に突出して形成したものである。
丁番40は、回転軸41を挿通する枠側回転軸挿通部42a,42aを形成した枠側取付部材42と、その回転軸41を共通に挿通する扉側回転軸挿通部43aを形成した扉側取付部材43とを有するものである。
なお、44は、丁番40を袖扉30や内側枠部11に螺着するためのねじを挿入するためのねじ孔である。
所要の間隙α1は、閉位置(ア)にある袖扉30の下端面を、外枠10の下枠14の上面への当接を許容できる値であり、これにより、閉位置(ア)にある袖扉30を回転軸41の長手方向aにおいて移動できるようにしている。
フレーム31は、室外側フレーム部材32と室内側フレーム部材33とを、図2に示すように、主枠材16の幅W2と略一致した間隔にして、これらの両縁部に枠内側フレーム部材34と枠外側フレーム部材35とを一体に連結した構造になっている。
枠内側フレーム部材34の室内側辺縁には、タイト部材60と断熱部材51とを嵌合支持するとともに、後述するカバー部材70を嵌合支持する支持片部36が突出して形成されている。
このカバー係合部材38の枠外側半部には、タイト部材60を嵌合保持するための嵌合用片38c,38cが、互いに所要の間隔をおいて突設されている。
係合部72は、吊元側端部の室内側に配設されており、それは、被係合部19に係合する断面略U字状に形成され、被係合部19に対して、弾性的に変形させて係合するように形成している。
支持部材80は、横向きにした略三角柱形の本体81と、これのカバー部材70との当接面に緩衝材81を貼着した構成になっている。
また、袖扉30の下端面30bには、これの幅にほぼ一致する長さにした断面四角形のキャップ部材31が固定されており、袖扉30を閉じたときに、そのキャップ部材31が下枠4の上面4aに当接するようになっている。
図3に示すように、袖扉30を開位置(イ)に移動させて開いた状態から、図2に示すように閉位置(ア)に向けて閉じると、被係合部19の係合用19a,19b間に、係合部72が挿入されるとともに、当接片部33aにタイト部材60が当接し始める。
換言すると、袖扉30ののキャップ部材31が、下枠4の上面4aから離れた状態にして移動するのである。
これにより、袖扉30のキャップ部材31と下枠4との間の間隙をなくすことができ、通気を遮断できる。
上述した実施形態においては、袖扉のパネル板の吊元側縁部(竪枠側縁部)に係合部を一体に形成した例について説明したが、例えばフレーム31に上記した係合部と同等のものを形成した構成にしてもよい。
19 被係合部
30 袖扉
40 丁番
41 回転軸
42a 枠側回転軸挿通部
42 枠側取付部材
43a 扉側回転軸挿通部
43 扉側取付部材
70 パネル板
72 係合部
α1 所要の間隙
(ア) 閉位置
Claims (6)
- 扉枠と、扉枠に丁番で開閉自在に取り付けた袖扉とを備え、袖扉は吊元側端部に係合部を有し、吊元側竪枠は被係合部を有し、係合部と被係合部とを係合して、袖扉を閉じた閉位置に保持しており、
被係合部と係合部を袖扉の上下端にわたる長さに形成していることを特徴とする袖扉装置。 - 丁番は、回転軸を挿通する枠側回転軸挿通部を形成した枠側取付部材と、回転軸を共通に挿通する扉側回転軸挿通部を形成した扉側取付部材とを有し、枠側回転軸挿通部と扉側回転軸挿通部との間に、回転軸の長手方向に所要の間隙を設けていることを特徴とする請求項1に記載の袖扉装置。
- 係合部は吊元側端部の室内側に設けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の袖扉装置。
- 係合部は断面略U字状であり、被係合部は断面略コ字状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の袖扉装置。
- 係合部と被係合部とを、互いに弾性的に係合していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の袖扉の袖扉装置。
- 袖扉の下端面が下枠の上面に当接していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の袖扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008143296A JP5121580B2 (ja) | 2008-05-30 | 2008-05-30 | 袖扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008143296A JP5121580B2 (ja) | 2008-05-30 | 2008-05-30 | 袖扉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009287340A JP2009287340A (ja) | 2009-12-10 |
JP5121580B2 true JP5121580B2 (ja) | 2013-01-16 |
Family
ID=41456817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008143296A Expired - Fee Related JP5121580B2 (ja) | 2008-05-30 | 2008-05-30 | 袖扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5121580B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7442350B2 (ja) | 2020-03-11 | 2024-03-04 | 株式会社Lixil | 建具 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5771667U (ja) * | 1980-10-17 | 1982-05-01 | ||
JPH0645588Y2 (ja) * | 1990-07-23 | 1994-11-24 | コーエイ産業株式会社 | ヒンジ装置 |
JPH0886152A (ja) * | 1994-09-14 | 1996-04-02 | Fujisash Co | 開き戸と小扉とより成る建築物の扉における小扉の取付け方法 |
JPH09291748A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-11-11 | Sekisui Chem Co Ltd | ドア密閉構造 |
JPH11241550A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Tsuchikawa Zenji | 蝶番並びに蝶番の取付構造 |
-
2008
- 2008-05-30 JP JP2008143296A patent/JP5121580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009287340A (ja) | 2009-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6756642B2 (ja) | 改装サッシ | |
JP5121580B2 (ja) | 袖扉装置 | |
JP4531781B2 (ja) | 建具 | |
KR101758171B1 (ko) | 행거식 미서기창이 구비된 커튼월 | |
JP5391125B2 (ja) | 建具 | |
JP2009102863A (ja) | 引戸の施工方法、及び引戸ユニット | |
JP3634776B2 (ja) | 既設ドア枠利用の簡易改装ドア | |
JP6072609B2 (ja) | 建具 | |
JP4860943B2 (ja) | 扉装置 | |
JP5486960B2 (ja) | 既設鋼製ドアの後付気密装置 | |
JP6744828B2 (ja) | 建具 | |
JP7075277B2 (ja) | 改装ドア枠及び改装ドア | |
JP7083725B2 (ja) | 扉改装ユニット | |
JP6665049B2 (ja) | 建具 | |
JP6506594B2 (ja) | 建具 | |
JP6890429B2 (ja) | 建具 | |
JP2006291545A (ja) | ピボット蝶番 | |
JP2016000902A (ja) | 建具 | |
JP5627249B2 (ja) | 既設鋼製ドアの後付気密装置 | |
JP5529326B2 (ja) | シャッター装置 | |
KR200485589Y1 (ko) | 미닫이 창호용 틈새차단구 | |
JP6158537B2 (ja) | 開口部装置 | |
JP4970350B2 (ja) | 建具用パネル部材、及び、建具 | |
JP2023082757A (ja) | 建具 | |
JP6751011B2 (ja) | 建具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121018 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121023 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |