JP4531781B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、室内外に開口した開口部に設けられた面材と、前記開口部内に設けられた枠部と、端部同士が斜めに突き合わされ前記枠部に取り付けられた押縁と、を備えた建具に関する。
室内外に開口した開口部に設けられた面材と、前記開口部内に設けられた枠部と、端部同士が斜めに突き合わされ前記枠部に取り付けられた押縁と、を備えた建具としては、ガラスを室内側から支持しかつ上枠または縦枠に係止される上押縁及び一対の縦押縁とを備えた嵌殺窓の上押縁と縦押縁とが45度に突き合わされたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、押縁を45度に突き合わせて枠部に取り付ける場合には、押縁の外側の縁部が長く、内側の縁部が短くなるような45度に端部が形成されているので、上下左右の押縁を面材の中心方向から端部側に向かって移動させつつ枠体に係止させることはできない。このため、上記従来の嵌殺窓は、上押縁を見込み方向に移動させて係止状態を解除した後に、上押縁を上方に移動させることにより、上押縁と縦押縁との間に隙間を形成し、この隙間を利用して縦枠と縦押縁との係止状態を解き、縦押縁を取り外す構成としている。
特開2004−285597号公報
上記従来の嵌殺窓に用いられる押縁は、まず、上押縁の係止状態を解除した後に上方に移動しなければ縦押縁を取り外すことができず、また、縦押縁を取り外す際には、上押縁の係止状態が解除されているため、なんらかの方法にて上押縁を上方に維持させておかなければならず、押縁の取り外し作業が繁雑であるという課題があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、押縁を斜めに突き合わせて容易に枠部に取り付けることが可能な建具を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の建具は、室内外に開口した開口部に設けられた面材と、前記開口部内に設けられた枠部と、端部同士が斜めに突き合わされ前記枠部に取り付けられて前記面材を室内外方向の一方側から押さえるための押縁と、を備え、前記押縁は、見込み方向に沿う移動方向に移動され、前記移動方向の先側で前記枠部と係合する第1係合部と、前記第1係合部より前記移動方向の後側で係合する第2係合部とを有し、前記枠部は、前記第1係合部と係合する第1係合突部と、前記第2係合部と係合する第2係合突部と、前記第1係合突部と前記第2係合突部との間に、前記枠部の内側に向かって窪む凹部と、を有し、前記凹部は、前記押縁が前記枠部に取り付けられた状態にて、当該凹部において前記第1係合部より前記枠部の内方側であって当該枠部との間に間隙が生じる深さを有し、前記押縁は、前記第1係合部が前記凹部に挿入されて前記押縁の先端側の位置が前記枠部に取り付けられた後の位置より前記枠部の内側に位置した状態にて移動し、前記第2係合部が前記枠部から離れるように傾いた状態で前記第1係合部と前記第1係合突部とが係合し、前記第2係合部が前記枠部に近づく方向に回動されて前記第2係合突部と係合することを特徴とする建具である。
端部同士が斜めに突き合わされる押縁は、枠部の外方側の縁部(以下、外側縁部という)の長さが、面材の中央側の縁部(以下、内側縁部という)の長さより長く形成されている。このため面材の四方を押さえるべく4つの押縁を四方の枠に、面材の中央側から枠部の内方側に向かい面材に沿って移動させて取り付けることは難しい。具体的には、3つの押縁は、面材の中央側から枠部の内方側に向かい面材に沿って移動させて取り付けることは可能である。しかし、隣接する2つの押縁がいずれも取り付けられた状態で、それら隣接する押縁間に4つ目の押縁を取り付けようとすると、4つ目の押縁の端部が、既に取り付けられている両側の押縁と接触して取り付けることができない。
ところが上記建具によれば、枠部の内側に向かって窪む凹部に、移動方向の先側で枠部と係合する第1係合部が挿入されて移動されるので、移動される際の押縁の先端側の位置は、枠部に取り付けられた後の位置より枠部の内側に位置することになる。このため、押縁を見込み方向に移動させる際に、隣接する2つの押縁が枠部に取り付けられていたとしても、既に取り付けられている隣接する2つの押縁の端部との間に間隙を生じさせることが可能である。そして、取り付けようとする押縁と、隣接する押縁の端部との間に間隙が生じているので、取り付けようとする押縁の後端側を第2係合突部から離れる方向に移動させて押縁を傾けることが可能である。さらに、取り付けようとする押縁が傾いた状態で隣接する押縁間に移動させることにより、第2係合部が第2係合突部と接触することなく、第2係合部を第2係合突部より移動方向における先側に移動させることが可能である。そして、第2係合部を第2係合突部より移動方向における先側に移動させると、第1係合部と第1係合突部とが係合し、第2係合部を枠部に近づく方向に回動させることにより第2係合部が第2係合突部と係合するので、端部同士が斜めに突き合わされる押縁であっても容易に取り付けることが可能である。
かかる建具であって、前記第2係合部は、前記押縁の移動方向における後方側への移動を規制する移動規制突片を有し、前記第2係合部と前記第2係合突部とが係合されることにより、前記移動規制突片が前記第2係合突部に前記移動方向における先側で当接されることが望ましい。
このような建具によれば、第2係合部と第2係合突部とが係合されることにより、移動規制突片が第2係合突部に移動方向における先側で当接されるので、押縁が取り付けられた際には、押縁の移動方向における後方側への移動が規制され、押縁を外れ難く枠部に取り付けることが可能である。
かかる建具であって、前記第2係合部は、当該第2係合部が前記枠部に近づく方向への回動を規制する回動規制突片を有し、前記第2係合部と前記第2係合突部とが係合されることにより、前記回動規制突片が前記第2係合突部に当接されることが望ましい。
このような建具によれば、第2係合部と第2係合突部とが係合されることにより、回動規制突片が第2係合突部に当接されるので、押縁が取り付けられた際には第2係合部が枠部に近づく方向への回動が規制されるので、移動規制突片と第2係合突部とが当接された状態が維持され、より押縁を外れ難く枠部に取り付けることが可能である。
かかる建具であって、前記面材と前記押縁との間には、弾性を有するシール材が設けられ、前記シール材により前記移動規制突片と前記回動規制突片とが前記第2係合突部に、押圧されていることが望ましい。
このような建具によれば、面材と押縁との間に設けられた弾性を有するシール材により移動規制突片と回動規制突片とが第2係合突部に押圧されているので、押縁は、取り付ける際の移動方向とは反対の方向への移動及び第2係合部が枠部から離れる方向への回動がいずれも規制されるべく押圧されて、より押縁を外れ難く枠部に取り付けることが可能である。このとき、シール材及び面材には反力が作用するので面材を確実に保持することが可能である。
本発明によれば、押縁を斜めに突き合わせて容易に枠部に取り付けることが可能な建具を提供することが可能である。
以下、本発明の一実施形態に係る建具について図面を参照して説明する。
本実施形態は、図1に示すように、室内外に開口した開口部に設けられたサッシ枠に回動自在に支持された障子により、サッシ枠内を開閉自在に構成された建具を例に挙げて説明する。
以下の説明においては、建具1を室内側から見たときに上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向または見付け方向、室内外方向(奥行き方向)を見込み方向として示す。
本実施形態にかかる建具1は、図1に示すように、例えば、建物の躯体に取り付けられたサッシ枠3と、見付け方向における一方の端部側の上下にてサッシ枠3に回動自在に支持された障子10とを有している。
障子10は、開口部に設けられた面材としてのガラス12と、開口部内に設けられた枠部としての框体14と、端部同士が斜めに突き合わされ框体14に取り付けられてガラス12を見込み方向の一方側から支持する押縁20とを有している。
框体14は、ガラス12の上下に設けられた上框15及び下框16と、左右に設けられた縦框17、18とが、各々両端部が45度に切断され、各端部同士が突き合わされて矩形状に組み立てられている。各框15、16、17、18は、いずれもアルミニウム製の押出成形材である。
框体14は、図2に示すように、室内側の内周開口部が室外側の内周開口部より大きく形成されており、室外側にて室内側よりガラス12の中央方向に突出している部位14aと、各框15、16、17、18の室内側にて各框15、16、17、18に対しガラス12の中央側に取り付けられる押縁20とにより、ガラス12が挟持されている。すなわち、押縁20は、上框15、下框16、左右縦框17、18の各々に対応して、1つずつ取り付けられている。
4つの押縁20は、いずれもアルミニウム製の押出成形材であり、両端部が45度に切断され、隣接する押縁20の端部同士が突き合わされて各框15、16、17、18に取り付けられている。このため、上框15と下框16とに取り付けられる上下の押縁20は同一の部材であり、また、左右縦框17、18とに取り付けられる左右の押縁20も同一の部材であり、取り付ける向きだけが相違する。また、上下の押縁20と左右の押縁20とは長さのみが異なる他は同一である。このため、以下の説明では、上框15に取り付けられる上側の押縁20について説明するが、他の押縁20も、構造及び取り付けられる框16、17、18に対する取り付け方法は同じである。
まず、上側の押縁20が取り付けられる上框15は、図3に示すように室内側の表面をなす表面板部15aから見込み方向にほぼ水平な面を有する天板部15bが、ガラス12の上部に亘って設けられている。天板部15bの下面には、表面板部15aと面一に垂下された第2係合突部30と、第2係合突部30と見込み方向に間隔を隔てて設けられた第1係合突部32とが設けられている。第1係合突部32は、天板部15bから垂下された壁部32aと壁部32aの下端から室内側に向かって突出された内向フック部32bとを有し、第2係合突部30は、表面板部15aと面一に垂下された表壁部30aと表壁部30aから室外方向に向かって突出された外向フック部30bとを有している。上框15は、前述したようにアルミニウム製の押出成形材なので、第1係合突部32及び第2係合突部30は、見付け方向の全幅に亘って形成されている。また、第1係合突部32及び第2係合突部30は、天板部15bから垂下されて設けられているので、第1係合突部32と第2係合突部30との間には、上框15の内側、すなわち上方に向かって窪む凹部15cが形成されている。
上側の押縁20は、図3に示すように、押縁20が上框15に取り付けられた状態で、上框15の室内側の表面15dとほぼ面一となる内面部22と、内面部22の上端側から室外側に向かって水平面を形成する框側水平板部24と、内面部22の下端から室外側に向かって框側水平板部24とほぼ平行に形成された面材中央側水平板部28とを有している。
框側水平板部24は、室外側の端部に第1係合部25が、また、室内側の端部側に第2係合部26が設けられている。
第1係合部25は、押縁20が上框15に取り付けられた状態で、上框15に設けられた第1係合突部32を上下に挟持する上挟持片25aと下挟持片25bとを有し、上挟持片25aと下挟持片25bとは、框側水平板部24の室外側縁部25cから鉛直方向に延出された延出部25dに設けられている。そして、上挟持片25aは延出部25dの上端側に配置され、下挟持片25bは上挟持片25aと間隔を隔てて設けられている。また、下挟持片25bは、延出部25dからの長さが上挟持片25aより長く形成されており、下挟持片25bは室外側に向かって下方に傾斜する斜面25eを有するように形成されている。
第2係合部26は、押縁20が上框15に取り付けられた状態で、内面部22と面一になるように上方に突出され、上框15に設けられた第2係合突部30に当接される回動規制突片26aと、回動規制突片26aより室外側に位置させて上方に突出された移動規制突片26bと、を有している。移動規制突片26bは、上方に向かって室内側に傾斜するように形成されている。
面材中央側水平板部28の室外側の端部側には、押縁20が上框15に取り付けられた状態で、ガラス12と見込み方向に間隔を隔てて対向する鉛直壁部28aが上方側に形成されており、鉛直壁部28aの下端と面材中央側水平板部28の室外側の端とが繋がる角部は、押縁20の内方に向かって窪む段部28bが設けられている。
そして、ガラス12が配置されて、4つの押縁20が装着された際に、ガラス12と4つの押縁20の鉛直壁部28a及び4つの段部28bとの間に形成される間隙に、シール材36が嵌め込まれる。シール材36はゴム等の弾性材であり、押縁20が取り付けられた後に、ガラス12の中央側から框の内側に向かい全周に亘って押し込まれる。このため、シール材36は、各押縁20及びガラス12と密着するとともに、シール材36の弾性力により押縁20は室内側に、ガラス12は室外側に押圧されている。
次に、上側の押縁20の上框15に対する取り付け方法について説明する。
図4に示すように、押縁20は、まず、第1係合部25が凹部15cに挿入される。このとき、上挟持片25aが凹部15c内にて上框15に当接された状態でも、下挟持片25bの先端が内向フック部32bの上面より下方に位置するように形成されている。
そして、第1係合部25が凹部15c内に位置する状態にて押縁20を室外側に移動させる。このとき、第2係合部26が第2係合突部30の外向フック部30bと接触しないように、押縁20の室内側を下方に移動させるべく押縁20を僅かに回動させる。押縁20を室外方向に移動させることにより、下挟持片25bの斜面25eが内向フック部32bに当接される。更に押縁20が室外側に移動されることにより、内向フック部32bの先端と斜面25eとにより押縁20が下方に移動されて、上挟持片25aと下挟持片25bとの間に内向フック部32bが入り込み係合状態となる。この状態にて、第2係合部26の移動規制突片26bは外向フック部30bより室外側に位置しており、押縁20の室外側を上方に移動させるべく押縁20を僅かに回動させることにより、移動規制突片26bが外向フック部30bの先端と、また、回動規制突片26aが第2係合突部30の下端に当接されて押縁20が上框15に取り付けられる。
ところで、上記のような端部同士が斜め(本実施形態の場合には45度)に突き合わされる従来の押縁は、押縁の框側縁部の長さが、ガラスの中央側の内側縁部の長さより長く形成されている。このためガラスの四方を押さえるべく従来の押縁を四方の框に、ガラスの中央側から各框の内方側に向かいガラス面に沿って移動させて取り付けることは難しい。具体的には、4つの従来の押縁のうちのいずれかの3つの従来の押縁は容易に取り付けることが可能であるが、従来の押縁が3つ取り付けられた後に、残りの1つを取り付ける場合には、取り付けようとする従来の押縁と、既に取り付けられて隣接する2つの従来の押縁とが接触し取り付けることができない。
ところが、本実施形態の建具1は、上側の押縁20を取り付ける際に、まず、上框15の内側に向かって窪む凹部15cに、第1係合部25が挿入されて移動されるので、移動する際の上側の押縁20の位置は、上框15に取り付けられた際の位置より上框15の内側に位置することになる。このため、上側の押縁20が見込み方向に移動する際に、既に取り付けられている隣接する2つの押縁20が左右の縦框17、18に取り付けられていたとしても、図5に示すように、既に取り付けられている隣接する2つの押縁20の端部20aとの間に間隙を生じさせることが可能である。そして、取り付けようとする上側の押縁20と、隣接する押縁20の端部20aとの間に間隙が生じているので、上側の押縁20の室内側を第2係合突部30から離れる方向に移動させて上側の押縁20を傾けることが可能である。さらに、上側の押縁20を第2係合突部30から離れる方向に傾かせることにより、第2係合部26が第2係合突部30と接触することなく、移動規制突片26を第2係合突部30より室外側に移動させることが可能である。そして、移動規制突片26を第2係合突部30より室外側に移動させると、第1係合部25と第1係合突部32とが係合し、さらに第2係合部26を上框15に近づく方向に上側の押縁20を回動させることにより第2係合部26が第2係合突部30と係合するので、端部同士が斜めに突き合わされる押縁20であっても容易に取り付けることが可能である。
また、上側の押縁20が上框15に取り付けられた状態では、第2係合部26と第2係合突部30とが係合されることにより、移動規制突片26bが第2係合突部30の外向フック部30bに室外側で当接されるので、押縁20の移動方向における室内側への移動が規制され、上側の押縁20を外れ難く上框15に取り付けることが可能である。このとき、回動規制突片26aが第2係合突部30の下端に当接されるので、第2係合部26が上框15に近づく方向への回動が規制され、移動規制突片26bと第2係合突部30とが当接された状態が維持され、押縁20をより外れ難く上框15に取り付けることが可能である。
そして、4つの押縁20が取り付けられた状態で、ガラス12と各押縁20との間に弾性を有するシール材36を装着することにより、移動規制突片26bと回動規制突片26aとが第2係合突部30に押圧されるので、上側の押縁20は、取り付ける際の移動方向とは反対の方向、すなわち室内側への移動及び第2係合部26が上框15から離れる方向への回動がいずれも規制されるべく押圧される。このため、上側の押縁20をより外れ難い状態にて上框15に取り付けることが可能である。また、このとき、シール材36及びガラス12には反力が作用するのでガラス12を確実に保持することが可能である。
上記押縁20は、例えば図6に示すように、上側の押縁20の室内側が上框15から離れる方向に押縁20を回動させ、室内側から上側の押縁20と上框15との間に、鍵部51を有する治具50を挿入し、鍵部51を第2係合部26に係合させて室内側に引っ張ることにより、押縁20を容易に取り外すことが可能である。
上記実施形態においては、上側の押縁20と上框15とを例に挙げて、構成及び作用効果を説明したが、下側の押縁20と下框16、左右側の押縁20と左右縦框17、18についても、同様である。また、4つの押縁20のうち、上側の押縁20を最後に取り付ける例について説明したが、各押縁20を、取り付け時に第1係合部25が各框15、16、17、18の凹部に挿入され、各押縁20と隣接する押縁20の端部20aとの間に間隙が形成される構成としたので、最後に取り付けられる押縁20は上下左右のいずれの押縁20であっても構わない。
また、上記実施形態においては、面材をガラスとしたが、ガラスに限るものではない。
また、上記実施形態においては、建具としてサッシ枠の見付け方向の一方の端部にて回動自在に支持された障子を有する建具について説明したが、引き違いまたは片引きの引き戸を有する建具や、サッシ枠に開閉不能に取り付けられるFIX窓を有する建具など、面材が押縁にて取り付けられている建具であれば構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
本実施形態に係る建具を室内側からみた正面図である。 本実施形態に係る建具の縦断面図である。 本実施形態に係る押縁を説明するための図である。 本実施形態に係る押縁の取り付け方法を説明するための図である。 隣接する押縁間に生じる間隙を説明するための図である。 本実施形態に係る押縁の取り外し方法を説明するための図である。
符号の説明
1 建具、3 サッシ枠、10 扉、12 ガラス、15 上框、15a 凹部、
20 押縁、20a 押縁の端部、25 第1係合部、26 第2係合部、
26a 回動規制突片、26b 移動規制突片、
30 第2係合突部、32 第1係合突部、36 シール材

Claims (4)

  1. 室内外に開口した開口部に設けられた面材と、前記開口部内に設けられた枠部と、端部同士が斜めに突き合わされ前記枠部に取り付けられて前記面材を室内外方向の一方側から押さえるための押縁と、を備え、
    前記押縁は、見込み方向に沿う移動方向に移動され、前記移動方向の先側で前記枠部と係合する第1係合部と、前記第1係合部より前記移動方向の後側で係合する第2係合部とを有し、
    前記枠部は、前記第1係合部と係合する第1係合突部と、前記第2係合部と係合する第2係合突部と、前記第1係合突部と前記第2係合突部との間に、前記枠部の内側に向かって窪む凹部と、を有し、
    前記凹部は、前記押縁が前記枠部に取り付けられた状態にて、当該凹部において前記第1係合部より前記枠部の内方側であって当該枠部との間に間隙が生じる深さを有し、
    前記押縁は、前記第1係合部が前記凹部に挿入されて前記押縁の先端側の位置が前記枠部に取り付けられた後の位置より前記枠部の内側に位置した状態にて移動し、前記第2係合部が前記枠部から離れるように傾いた状態で前記第1係合部と前記第1係合突部とが係合し、前記第2係合部が前記枠部に近づく方向に回動されて前記第2係合突部と係合することを特徴とする建具。
  2. 請求項1に記載の建具であって、
    前記第2係合部は、前記押縁の移動方向における後方側への移動を規制する移動規制突片を有し、
    前記第2係合部と前記第2係合突部とが係合されることにより、前記移動規制突片が前記第2係合突部に前記移動方向における先側で当接されることを特徴とする建具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建具であって、
    前記第2係合部は、当該第2係合部が前記枠部に近づく方向への回動を規制する回動規制突片を有し、
    前記第2係合部と前記第2係合突部とが係合されることにより、前記回動規制突片が前記第2係合突部に当接されることを特徴とする建具。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の建具であって、
    前記面材と前記押縁との間には、弾性を有するシール材が設けられ、
    前記シール材により前記移動規制突片と前記回動規制突片とが前記第2係合突部に、押圧されていることを特徴とする建具。
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