JP3977358B2 - 交換用ドア枠およびドアの交換方法 - Google Patents

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Description

本発明は、勝手口ドアや玄関ドア等の交換用ドア枠およびドアの交換方法に関する。
従来から、勝手口ドアや玄関ドア等の障子およびドア枠からなるドアを交換する場合、障子とドア枠の両方を新規のものに取り替える方法のほか、既設のドア枠を取り外すことなく、新規のドア枠を既設ドア枠に取り付けることによって施工工程を簡略化し、周囲の壁や床などの大がかりな補修を必要としないドアの交換方法も採用されている。
後者のようなドアの交換方法として、例えば特許文献1に記載されたようなものがある。この工法は、既設の玄関ドアの縦枠および上枠に木ライナーを固着した後、これらの木ライナーと下枠との上に新規のドア枠を配設し、さらに、既設のドア枠と新規のドア枠との間をカバー材で覆うようにした構成である。
また、特許文献2に記載されているドア枠は、上下両カバー枠、および左右両カバー枠からなり、これらが矩形の枠体状に一体的に連結して形成されている。そして、このドア枠を既設のドア枠に配設された懸吊ピンに挿入して一旦吊り下げ、次に左右の両カバー枠を既設の左右両枠から突出した取付部材に止着して固定する構成となっている。
特開昭63−210382号公報 特開2003−184436号公報
上記のように、既設のドア枠に装着して新規の障子に交換するためのドア枠は、既設ドア枠の上枠、左右縦枠および下枠に装着する四方枠、もしくは上枠および左右縦枠に装着する三方枠で構成されているものが多数である。したがって、ドアの障子を建て込む開口部は、新たに装着したドア枠の厚み分だけ上下方向および幅方向に狭められてしまうこととなっていた。また、新規のドア枠が既設ドア枠の開口部の外側に突出して取り付けられることになるので、障子の建て込み位置も、従前の障子の建て込み位置より外側にずれることになり、使い勝手や外観意匠の面でも好ましくなく、開口部内に障子を納めるために障子の厚さを薄いものに換えなければならないこともあった。
そこで本発明は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、障子が建て込まれるドア開口部をできるだけ狭くしないで既設のドア枠に装着可能にして交換作業の効率化を図るとともに、既設のドア枠による障子の建て込み位置をそのまま維持して、使い勝手や外観を損なうことのない交換用ドア枠およびドアの交換方法を提供するものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、既設ドアの縦枠の内側に装着されて新規の障子を配設するための交換用ドア枠であって、吊元側縦枠と戸先側縦枠とから構成され、 各縦枠に設けられた戸当り部は、それぞれ、既設縦枠の戸当り部端面に当接する位置決め片に接続して形成されて、既設縦枠の戸当り部によって囲まれる戸当り面と同一面上に配設されることにより、交換前の障子と同一の戸当り面上に新規の障子を建て込み可能とされたことを特徴とする。
この構成によれば、既設縦枠の戸当り部によって囲まれる戸当り面と同一面上に新規の戸当り部が配設されるので、新規の障子を開口部の前方へ突出させることなく建て込むことができ、交換後のドアの外観や使い勝手を損なうことがなく、従前の水密ラインも維持することができる。また、上下枠は既設のものをそのまま利用することができるので、左右の両縦枠だけの取付作業で済み、四方枠や三方枠等の枠組みされたドア枠の場合に比して作業性も高められる。
前記戸当り部については、既設縦枠の戸当り部端面に当接する位置決め片に接続して設けられ、既設縦枠の戸当り部端面と同一面上にその端面が位置する断面略コ字状に形成されていることが好ましい。これによると、位置決め片を既設縦枠の戸当り部端面に当接するように配設すれば新規の縦枠を適切な位置に建て込むことができ、既設縦枠の戸当り部端面と同一面上に新規の戸当り部を設けることができる。
また、吊元側および戸先側縦枠は、戸当り部を含む内枠体と、屋外側に面し既設の縦枠に重ね付けされる断面略矩形状の外枠体との分割構造となされ、内枠体の屋外側端面と外枠体の屋内側端面には、それぞれ断面略コ字状の一対の連結溝が互いに対向するように備えられ、これらの連結溝内に断熱材が嵌め込まれて内枠体と外枠体とが連結されるようになっていてもよい。
この発明によると、屋内に面して配設される内枠体と、屋外に面して配設される外枠体との断熱を図ることができ、吊元側および戸先側縦枠における結露を抑えることができる。
また、本発明のドアの交換方法においては、既設ドアの縦枠の内側に交換用ドア枠を装着して新規の障子を配設するドアの交換方法であって、前記交換用ドア枠は、吊元側縦枠と戸先側縦枠とから構成され、これらの各縦枠の戸当り部は、既設縦枠の戸当り部端面に当接する位置決め片に接続して設けられるとともに、既設縦枠の戸当り部端面と同一面上にその端面が位置する断面略コ字状に形成されており、吊元側縦枠および戸先側縦枠をそれぞれ既設の縦枠に止着し、既設縦枠の戸当り部によって囲まれる戸当り面上に新規の戸当り部を配設して、新規の障子を交換前の障子と同一の戸当り面上に建て込むことを特徴とする。
これにより、障子が建て込まれるドアの開口部をできるだけ狭くしないで障子を交換することが可能になるとともに、既設のドア枠による障子の建て込み位置をそのまま維持することができる。
上述のように構成される本発明の交換用ドア枠およびドアの交換方法によれば、既設縦枠の戸当り部によって囲まれる戸当り面と同一面上に新規の戸当り部が配設されるので、新規の障子を開口部の前方へ突出させることなく建て込むことができる。これにより、障子が建て込まれるドアの開口部をできるだけ狭くしないで障子を交換することが可能になるだけでなく、交換後のドアの外観や使い勝手を損なうこともなく、建て込む障子の厚さが制約されるなどの不都合も生じない。また、上下枠は既設のものをそのまま利用することができるので、左右の両縦枠だけの取付作業だけで済み、従来の四方枠や三方枠等の枠組みされたドア枠の場合に比して施工性を格段に高めることができる。
以下、本発明に係る交換用ドア枠の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明のドア枠が既設のドア枠に装着されたところを示す横断面図、図2は図1のドア枠の縦断面図である。なお、各図においては図面を見やすくするために、既設のドア枠や障子等の構成部材には断面を示すハッチングを省略して記載している。
ドア枠1は、既設ドア2の縦枠21に装着されて新規の障子16を配設するためのドア交換用のドア枠である。このドア枠1は、吊元側縦枠11と戸先側縦枠12とを有して構成されている。
図示するように、吊元側縦枠11および戸先側縦枠12は、互いに左右対称形の断面形状で形成されている。また、両縦枠11,12はそれぞれ、既設の縦枠21に重合される断面略矩形状の外枠体14と、戸当り部131を含む内枠体13との分割構造となされている。
外枠体14は開口部の屋外側に配設され、断面矩形状の四側面のうち、新規の障子16の端面に対向する枠内側の端面と、既設の縦枠21に重合する枠外側の端面とに貫通して、複数のビス穴(図示省略)が設けられている。
内枠体13は開口部の屋内側に配設され、既設縦枠21の戸当り部23の端面に当接しうる位置決め片132を備えている。さらに、この位置決め片132には、断面略T字状の接続部材134が接続して設けられて、一端が既設縦枠21の戸当り部23の側面に当接しうるようになっている。また、この接続部材134の他端には、新規の戸当り部131が断面コ字状に形成されて、既設縦枠21の戸当り部23の端面と同一面上にその端面が位置するように突設されている。この内枠体13の戸当り部131には、気密性を保持し、障子16の端面との緩衝を図る戸当りゴム131aが装着されている。
また、これらの内枠体13の屋外側端面と外枠体14の屋内側端面には、それぞれ断面略コ字状の一対の連結溝133,143が互いに対向するように備えられている。これらの連結溝133,143内には断熱材15が嵌め込まれており、内枠体13と外枠体14とを一体に連結した構成となっている。これにより、屋外に面して配設される外枠体14と、屋内に面して配設される内枠体13との断熱が図られ、縦枠11,12における結露を抑えることができる。
吊元側および戸先側縦枠11,12は、各外枠体14のビス穴に挿通される取付ビス144によって、それぞれ既設の縦枠21に止着される。そして、既設の縦枠21にこれら新規の縦枠11,12が重合して装着されると、各内枠体13の位置決め片132が既設の戸当り部23の端面に当接するとともに、新規の戸当り部131が、既設縦枠21の戸当り部23によって囲まれる戸当り面と同一面上に配設される。これによって、新規の障子16を交換前の障子と同一の戸当り面上に建て込むことができる。
次に、本発明に係るドアの交換方法について、上記のドア枠1を用いた場合を例にとって説明する。
まず、既設ドア2に取り付けられているドアクローザーアームの接合部を外し、丁番、錠受等の金具とともに、交換する既設ドア2の障子を取り外す。また、既設の縦枠21および上下枠22の戸当り部23に嵌め込まれている戸当りゴムは劣化していることもあるので除去する。
次に、吊元側縦枠11および戸先側縦枠12を既設縦枠21に重ね合わせる。このとき、各縦枠11,12を、内枠体13の位置決め片132が既設縦枠21の戸当り部23の端面に当接するように配置することで、おのずと適切な位置に縦枠11,12を装着することができる。続いて、各外枠体14のビス穴を介して既設縦枠21と新規の縦枠11,12とを取付ビス144により止着する。また、必要な場合には縦枠11と既設縦枠21との止着部位にあらかじめドリル等により下穴加工を施しておくことが好ましい。
次に、取付ビス144を締め付けた後のビス穴に、キャップ145を嵌め込んで目隠し保護をする。このように新規の縦枠11,12を装着することで、既設縦枠21の戸当り部23によって囲まれる戸当り面上に新規の戸当り部131が配設されることになる。
次に、既設の上下枠22に戸当りゴム24を新たに装着し、丁番17および新規の障子16を接合して、障子16を吊元側縦枠11に吊り込む。さらに、戸先側縦枠12に錠受18を取り付け、外していたドアクローザーアームを新規の障子16のドアクローザー19に接合し、新規の障子16の開閉動作を調整して、ドアの交換作業が完了する。このようなドアの交換方法により、周囲の壁や床などの大がかりな補修を伴うことなく、最小限の構成部材で効率よく新規の障子16を配設することができ、この障子16を交換前の障子と同一の戸当り面上に建て込むことができるで、ドアの外観や使い勝手を損なうことがなく、従前の水密ラインも維持することができる。
本発明は、例えば住宅における勝手口ドアのリフォームに際して、大掛かりな工事を伴うことなくドアを交換するのに利用することができる。
本発明の実施形態に係るドア枠の横断面図である。 本発明の実施形態に係るドア枠の縦断面図である。
符号の説明
ドア枠 1
吊元側縦枠 11
戸先側縦枠 12
内枠体 13
戸当り部 131
戸当りゴム 131a
位置決め片 132
連結溝 133
接続部材 134
外枠体 14
連結溝 143
断熱材 15
障子 16
丁番 17
ドアクローザー 19
既設ドア 2
既設縦枠 21
既設戸当り部 23

Claims (3)

  1. 既設ドアの縦枠の内側に装着されて新規の障子を配設するための交換用ドア枠であって、吊元側縦枠と戸先側縦枠とから構成され、
    各縦枠に設けられた戸当り部は、それぞれ、既設縦枠の戸当り部端面に当接する位置決め片に接続して形成されて、既設縦枠の戸当り部によって囲まれる戸当り面と同一面上に配設されることにより、交換前の障子と同一の戸当り面上に新規の障子を建て込み可能とされたことを特徴とする交換用ドア枠。
  2. 前記縦枠の各戸当り部は、既設縦枠の戸当り部端面と同一面上にその端面が位置する断面略コ字状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の交換用ドア枠。
  3. 既設ドアの縦枠の内側に交換用ドア枠を装着して新規の障子を配設するドアの交換方法であって、
    前記交換用ドア枠は、吊元側縦枠と戸先側縦枠とから構成され、これらの各縦枠の戸当り部は、既設縦枠の戸当り部端面に当接する位置決め片に接続して設けられるとともに、既設縦枠の戸当り部端面と同一面上にその端面が位置する断面略コ字状に形成されており、
    吊元側縦枠および戸先側縦枠をそれぞれ既設の縦枠に止着し、既設縦枠の戸当り部によって囲まれる戸当り面上に新規の戸当り部を配設して、新規の障子を交換前の障子と同一の戸当り面上に建て込むことを特徴とするドアの交換方法
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