JPH0732808Y2 - 吊戸レール - Google Patents

吊戸レール

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Publication number
JPH0732808Y2
JPH0732808Y2 JP642390U JP642390U JPH0732808Y2 JP H0732808 Y2 JPH0732808 Y2 JP H0732808Y2 JP 642390 U JP642390 U JP 642390U JP 642390 U JP642390 U JP 642390U JP H0732808 Y2 JPH0732808 Y2 JP H0732808Y2
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JP
Japan
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rail
hanging door
cover member
door rail
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP642390U
Other languages
English (en)
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JPH0398282U (ja
Inventor
勲 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Publication of JPH0398282U publication Critical patent/JPH0398282U/ja
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Publication of JPH0732808Y2 publication Critical patent/JPH0732808Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、住宅等の内部に用いる吊戸レールに関する。
〈従来の技術〉 住宅等の洋間の押入れ、いわゆるクローゼットには、走
行状態が安定している吊戸が多く用いられる。これは戸
車用レールが上部に配設されていて、塵芥等がレール部
分に付着したり濁ったりすることが少なく、又敷居等の
下方部材を必要とせず、下方がすっきりした外観である
ことにもよる。
〈考案が解決しようとする課題〉 前記従来の吊戸レールは、室内から見上げた場合にその
外観がよくない欠点がある。すなわち、吊戸レールを装
着する壁開口部の上縁部材は、ほとんどの場合10数cm程
度の幅であり、これに装着する吊戸レールもレールを3
本平行して備えたいわゆる3連型とすることが多い。こ
れはレール本数を減じてもそのような吊戸レールを余分
に準備しなければならず、又前記の幅の上縁部材に対し
てはかえって納まりが悪い場合も多いからである。しか
し、3連型のレールを取付けて、そのうち1〜2本を使
う場合、レールの下面に無用な開口部がのぞき、不具合
な外観を呈する。このため、使わないレールの下部分に
対するカバー等を装着することは、取付けが難しく簡単
にはできない。
本考案は、複数本のレールを備えた吊戸レールを取付け
ても、レールの実際の使用本数に対応したカバーを容易
に設けることができる吊戸レールを提供することを目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る吊戸レールは、壁の開口部上縁部材に装着
する上面部分と、この上面部分から下方に延設し、略J
字状断面形状に平行に配設した複数本のレール部分とか
らなる吊戸レールであって、前記各レール部分の下部に
設けた係止溝に係止する爪付き突条を複数本上面側に突
設し、かつこれら突条に隣接した位置の下面側に各レー
ル部分に平行する折り割り用溝を備えて、前記レール部
分の下方に配設するカバー部材を付属して構成した。
〈作用〉 吊戸レールのレール部分の下方のカバー部材の上面には
複数本の爪付き突条が突設しており、これら突条の爪
が、略J字状断面形状の複数本のレール部分の下部に設
けている係止溝に係止される。これら爪付き突条に隣接
した位置の下面側に、各レール部分に平行して折り割り
用溝があることにより、このカバー部材はその一方の側
縁からレールの使用本数に対応して、折り割り用溝部を
折り割り分離できる。折り割り溝があらかじめ設けられ
ていることで、曲げ応力を加えると折り割り溝に応力が
集中して簡単に折り割りができる。そして、折り割って
残ったカバー部材の折り割り部の側縁は前記突条の爪が
レール部分の係止溝にかかり安定した懸架が行われる。
〈実施例〉 図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図に示すように、本実施例に係る吊戸レール1は上
面部分2と、ここから下方に延設する複数本のレール部
分3からなるアルミニウムの一体成形品である。上面部
分2は要所にリブ4を配置した板状体で、中空の壁パネ
ルを用いた壁5の開口部6の上縁部材7に対して木ねじ
8で装着している。この上面部分2から下方に略J字状
断面形状の3本のレール部分3が等間隔で延設してい
る。レール部分3の第1図で左側の1本はその垂直部が
吊戸レール1の一方の側面9aを兼ね、他方の側面9bは上
面部分2の第1図で右側の側縁から垂直に立ち下ってい
る。
レール部分3の詳細な断面形状は、上面部分2から下方
に延設した垂直部の側方にV字状の戸車溝10が続く。こ
の戸車溝10に吊戸11の戸車12が載る。戸車溝10の先端か
ら狭い幅の垂直面が立ち下り、その下端が戸車溝10に向
って斜めに折れ曲がり、ここに後記カバー部材13用の係
止溝14を形成する。前記側面9a,9bは、この係止溝14の
高さとほぼ同じ高さで外側に直角に曲がり、後記カバー
部材13の装着面15を形成する。そしてカバー部材13の側
縁16を係止する小溝17を形成してから更に、吊戸11の上
端が隠れる位置まで垂直に立ち下り、ここで外側に直角
に曲がって下端面18を形成する。
この下端面18から直角に曲がって、壁5の表面19に一致
する立ち上がり面20を形成し、ここに壁5下端との突き
合わせ線を隠す化粧枠21を装着するほぞ22を設ける。
上記レール部分3の下方に配置されるカバー部材13は、
硬質プラスチック製の板状体で、前記装着面15に当てが
って、側縁16を小溝17に挿入して係止される。更に第2
図に示すように、カバー部材13の上面側に前記レール部
分3の係止溝14に係止される爪23を持った斜め姿勢の3
本の突条24a,24b,24cをレール部分3と平行に設けてい
る。又、これら突条24a,24b,24cに隣接した位置の下面
側に、各レール部分3に平行したV字状断面の3本の折
り割り溝25a,25b,25cを設けている。
このように構成した吊戸レール1を装着した開口部6に
対して、吊戸11を2枚、引違い戸の形に配設し、2本の
レール部分3を使用する。この場合はカバー部材13につ
いて、第1図で右側部分と中央寄り部分とを除去する。
従って折り割り溝25b,25cを折り割る。そしてカバー部
材13の残った部分の2本の突条24a,24bの各爪23をレー
ル部分3の係止溝14に係止し、又第1図で左側の小溝17
に側縁16を挿入する。これでレール部分3の使わない部
分がカバー部材13で覆われて外観を損わず、カバー部材
13はその両側の側縁16と側縁に相当する突条24bが強固
に係止され安定した姿勢を保つ。
吊戸11を3枚、引違い戸の形で設置し、3本のレール部
分3を使う場合も、カバー部材13の第1図で左側の部分
は側縁16から突条24aまでの範囲分、吊戸11の厚さの半
分程度であるが残っていて、これを装着する。
このようにして本実施例の吊戸レール1は、レール部分
3の使用本数に対応し、カバー部材13の形状を変えて準
備して装着することが簡単にできる。これで吊戸11の走
行に対して不要な部分を最大限に覆うことが可能とな
り、外観を損じる程度が最少限に抑えられる。
本考案は前記実施例の他種々の変形が可能である。例え
ば、レール部分が2本、あるいは4本であっても同様に
適用できる。又、各レール部分に対する各吊戸の走行範
囲が限定されている場合は、走行しない範囲に対してこ
のカバー部材を残しておくことも容易にできる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、複数本のレール部分を備えている吊戸
レールを取付けても、レール部分の実際の使用本数に対
応して不要部分を最大限に覆うカバー部材をきわめて容
易に準備し装着でき外観を損なわない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一実施例に係る吊戸レールの縦断面図、 第2図は、第1図のA部分の拡大縦断面図である。 1……吊戸レール,3……上面部分,3……レール部分,5…
…壁,6……開口部,7……上縁部材,14……係止溝、23…
…爪、24a,24b,24c……突条、25a,25b,25c,……折り割
り用溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁の開口部上縁部材に装着する上面部分
    と、この上面部分から下方に延設し、略J字状断面形状
    に平行に配設した複数本のレール部分とからなる吊戸レ
    ールであって、 前記各レール部分の下部に設けた係止溝に係止する爪付
    き突条を複数本上面側に突設し、かつこれら突条に隣接
    した位置の下面側に各レール部分に平行する折り割り用
    溝を備えて、前記レール部分の下方に配設するカバー部
    材を付属したことを特徴とする吊戸レール。
JP642390U 1990-01-26 1990-01-26 吊戸レール Expired - Lifetime JPH0732808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP642390U JPH0732808Y2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 吊戸レール

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JP642390U JPH0732808Y2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 吊戸レール

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Publication Number Publication Date
JPH0398282U JPH0398282U (ja) 1991-10-11
JPH0732808Y2 true JPH0732808Y2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=31510099

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JP642390U Expired - Lifetime JPH0732808Y2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 吊戸レール

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JP (1) JPH0732808Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100713722B1 (ko) * 1997-10-30 2008-01-22 소니 가부시끼 가이샤 고주파 회로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100713722B1 (ko) * 1997-10-30 2008-01-22 소니 가부시끼 가이샤 고주파 회로

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JPH0398282U (ja) 1991-10-11

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