JPH0421305Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421305Y2 JPH0421305Y2 JP16382686U JP16382686U JPH0421305Y2 JP H0421305 Y2 JPH0421305 Y2 JP H0421305Y2 JP 16382686 U JP16382686 U JP 16382686U JP 16382686 U JP16382686 U JP 16382686U JP H0421305 Y2 JPH0421305 Y2 JP H0421305Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative board
- edge
- bent
- furniture
- metal
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
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Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、金属収納家具に化粧板を体裁よく取
付ける化粧板取付構造に関する。
付ける化粧板取付構造に関する。
従来技術
従来、金属家具の前面などに、化粧板として、
塩化ビニル樹脂層を鋼板の表面に形成した、いわ
ゆる塩ビ鋼板などを取り付ける場合、表面の樹脂
層を除去しない限り溶接は困難であることから、
ビス等で止めるやり方がなされているが、ビス加
工は、見苦しくなつて、化粧板の効果を損なう欠
点があつた。
塩化ビニル樹脂層を鋼板の表面に形成した、いわ
ゆる塩ビ鋼板などを取り付ける場合、表面の樹脂
層を除去しない限り溶接は困難であることから、
ビス等で止めるやり方がなされているが、ビス加
工は、見苦しくなつて、化粧板の効果を損なう欠
点があつた。
考案の構成
本考案は、このような事情に対処してなされる
ものであつて、塩ビ鋼板などの化粧板を、ロツカ
ーや、傘入れなどの金属収納家具面に、着脱自在
に装着できる化粧板取付構造を開示することを目
的とするものである。本考案の要旨は、金属家具
の左右側面の前縁部に折曲縁を形成し、この左右
の折曲縁の対向位置に設けた切欠部間に横桟を横
架し、この横桟に金属家具正面開口に相当する形
状分だけ残して化粧板の上端を金属家具の内部方
向に断面状に折り曲げて設けた嵌着縁を係止
し、この嵌着縁の左右両端から一定間隔だけ下が
つた位置から下方にかけて、化粧板の両端縁を一
旦、金属家具内方に延長し、次いで側板方向に延
長するように設けた断面L状の係止片を突設し、
左右側板の内面に、前記折曲縁に化粧板の板厚分
だけ隔てて隣接した押支片と前記折曲縁とによ
り、前記係止片を挟持して、化粧板を金属家具正
面開口に着脱自在に固定した化粧板の取付構造に
ある。以下、一実施例に基ずいて図面を参照しな
がら詳細に説明する。
ものであつて、塩ビ鋼板などの化粧板を、ロツカ
ーや、傘入れなどの金属収納家具面に、着脱自在
に装着できる化粧板取付構造を開示することを目
的とするものである。本考案の要旨は、金属家具
の左右側面の前縁部に折曲縁を形成し、この左右
の折曲縁の対向位置に設けた切欠部間に横桟を横
架し、この横桟に金属家具正面開口に相当する形
状分だけ残して化粧板の上端を金属家具の内部方
向に断面状に折り曲げて設けた嵌着縁を係止
し、この嵌着縁の左右両端から一定間隔だけ下が
つた位置から下方にかけて、化粧板の両端縁を一
旦、金属家具内方に延長し、次いで側板方向に延
長するように設けた断面L状の係止片を突設し、
左右側板の内面に、前記折曲縁に化粧板の板厚分
だけ隔てて隣接した押支片と前記折曲縁とによ
り、前記係止片を挟持して、化粧板を金属家具正
面開口に着脱自在に固定した化粧板の取付構造に
ある。以下、一実施例に基ずいて図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図は、正面に木目模様の塩ビ鋼板製化粧板
1を有する傘立ての正面図であつて、その構成
は、金属箱体2の左側板3及び右側板4の前縁部
に折曲縁5,5′を形成し、左側板3の折曲縁5
と右側板4の折曲縁5′の対向する位置に夫々切
欠部6が設けられている。この切欠部間に、箱体
2の横断面の形状により若干寸法を縮めた枠体8
の前面コーナー部9,9′が嵌入しており、枠体
の他の辺は、側板3,4に適宜に設けた棚桟7に
よつて支持されている。枠体8は、相対する枠棒
間に適当数の仕切棒10,10,……が跨設され
た、傘を差し込む為の挿入用区画20,20……
を有している。このような枠体8の、前記切欠部
6に横架されている前面枠棒8aに、化粧板1の
上端を、金属箱体2の正面開口に相当する形状分
だけ残して、箱体2の内部に向けて断面が状に
なるように屈曲して設けた嵌着縁11を、嵌着し
て係止すると共に、この嵌着縁の左右夫々の端部
12から、一定の長さlだけ下がつた位置13か
ら下方にかけて、化粧板の側縁を、一旦、箱体2
の内方に延長14aし、ついで側板方向に延長1
4bするように設けた係止片14を突設し、この
係止片14の、化粧板1と平行な延長14bを、
前記折曲縁5の端部5aから化粧板1の板厚分だ
け隔てて、側板3(及び4)の内面に隣設した押
支片15と前記端部5aとの間に挟持して、化粧
板1を箱体の前面開口に装着して成るものであ
る。16は、底板、17は、傘から落ちる水受
皿、18は箱体の前面板である。
1を有する傘立ての正面図であつて、その構成
は、金属箱体2の左側板3及び右側板4の前縁部
に折曲縁5,5′を形成し、左側板3の折曲縁5
と右側板4の折曲縁5′の対向する位置に夫々切
欠部6が設けられている。この切欠部間に、箱体
2の横断面の形状により若干寸法を縮めた枠体8
の前面コーナー部9,9′が嵌入しており、枠体
の他の辺は、側板3,4に適宜に設けた棚桟7に
よつて支持されている。枠体8は、相対する枠棒
間に適当数の仕切棒10,10,……が跨設され
た、傘を差し込む為の挿入用区画20,20……
を有している。このような枠体8の、前記切欠部
6に横架されている前面枠棒8aに、化粧板1の
上端を、金属箱体2の正面開口に相当する形状分
だけ残して、箱体2の内部に向けて断面が状に
なるように屈曲して設けた嵌着縁11を、嵌着し
て係止すると共に、この嵌着縁の左右夫々の端部
12から、一定の長さlだけ下がつた位置13か
ら下方にかけて、化粧板の側縁を、一旦、箱体2
の内方に延長14aし、ついで側板方向に延長1
4bするように設けた係止片14を突設し、この
係止片14の、化粧板1と平行な延長14bを、
前記折曲縁5の端部5aから化粧板1の板厚分だ
け隔てて、側板3(及び4)の内面に隣設した押
支片15と前記端部5aとの間に挟持して、化粧
板1を箱体の前面開口に装着して成るものであ
る。16は、底板、17は、傘から落ちる水受
皿、18は箱体の前面板である。
効 果
上記傘立ては、先ず、化粧板1を箱体の前面板
18に沿つて、箱体の上部開口から下方に摺らせ
ながら挿入し、係止片14の側板方向への延長分
14bを、折曲縁の端部5aと押支片15との間
隙に挿入した状態で、且つ、係止片14を設けな
かつた長さlの区間の下端13が、折曲縁の切欠
部6のやや下に位置するところにとりつける。次
に、枠体8の前面枠棒8aの両端のコーナー部を
切欠部6内に嵌めるようにして、枠体8を棚片7
の位置まで押し込んで、ほぼ水平に、棚片7及び
切欠部6で保持してから、化粧板1を更に下降さ
せると、嵌着縁11は、前面枠棒8aに嵌着して
固定される。前記長さlを、適当にとれば、化粧
板1は必要な長さだけ、上下に摺動させることが
できるので、水受皿17を、化粧板を上方に上げ
て、取り出すことができる。上記実施例では、切
欠部間に横架された横桟は、四角な枠体の一辺で
あるが、これに限らず、横桟が切欠部から抜け出
さないものであれば、いかなる横桟でもよい。本
願化粧板は、化粧板前面に鋲や溶接部などの見苦
しい部分を作ることなく、金属収納家具の任意の
面に化粧板の取付ができ、しかも、上下に開口す
る戸の役割も果たすことができる。又、製造面で
も金属家具の本体と化粧板とは、一体固定されて
いないので、溶接等の加工の出来ない素材を簡単
に後付けでき、塗装工程などで化粧板等へ塗料の
付着を防ぐ養生が全く不要になるなど、有利な点
が多い。
18に沿つて、箱体の上部開口から下方に摺らせ
ながら挿入し、係止片14の側板方向への延長分
14bを、折曲縁の端部5aと押支片15との間
隙に挿入した状態で、且つ、係止片14を設けな
かつた長さlの区間の下端13が、折曲縁の切欠
部6のやや下に位置するところにとりつける。次
に、枠体8の前面枠棒8aの両端のコーナー部を
切欠部6内に嵌めるようにして、枠体8を棚片7
の位置まで押し込んで、ほぼ水平に、棚片7及び
切欠部6で保持してから、化粧板1を更に下降さ
せると、嵌着縁11は、前面枠棒8aに嵌着して
固定される。前記長さlを、適当にとれば、化粧
板1は必要な長さだけ、上下に摺動させることが
できるので、水受皿17を、化粧板を上方に上げ
て、取り出すことができる。上記実施例では、切
欠部間に横架された横桟は、四角な枠体の一辺で
あるが、これに限らず、横桟が切欠部から抜け出
さないものであれば、いかなる横桟でもよい。本
願化粧板は、化粧板前面に鋲や溶接部などの見苦
しい部分を作ることなく、金属収納家具の任意の
面に化粧板の取付ができ、しかも、上下に開口す
る戸の役割も果たすことができる。又、製造面で
も金属家具の本体と化粧板とは、一体固定されて
いないので、溶接等の加工の出来ない素材を簡単
に後付けでき、塗装工程などで化粧板等へ塗料の
付着を防ぐ養生が全く不要になるなど、有利な点
が多い。
第1図は、本考案の一実施例の正面図、第2図
は、第1図のA−A線一部省略拡大断面図、第3
図は、第2図で示す部分の分解斜視図である。第
4図は、第1図に示した実施例の平面図である。
は、第1図のA−A線一部省略拡大断面図、第3
図は、第2図で示す部分の分解斜視図である。第
4図は、第1図に示した実施例の平面図である。
Claims (1)
- 金属家具の左右側板前縁部に折曲縁を形成し、
該折曲縁の左右対向位置に設けた切欠部間に横桟
を横架し、該横桟に金属家具正面開口に相当する
形状分だけ残して、化粧板の上端を金属家具内部
に向けて断面状に屈曲して設けた嵌着縁を係止
し、該嵌着縁の左右両端から一定長さだけ下がつ
た位置から下方にかけて、化粧板両側縁を一旦家
具内方へ延長しついで、側板方向に延長するよう
に設けた断面L状の係止片を突設し、左右側板の
内面に、前記折曲縁に化粧板の板厚分だけ隔てて
隣接した押支片と前記折曲縁とにより、前記係止
片を挟持していることを特徴とする金属収納家具
への化粧板取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16382686U JPH0421305Y2 (ja) | 1986-10-25 | 1986-10-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16382686U JPH0421305Y2 (ja) | 1986-10-25 | 1986-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368831U JPS6368831U (ja) | 1988-05-09 |
JPH0421305Y2 true JPH0421305Y2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=31092384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16382686U Expired JPH0421305Y2 (ja) | 1986-10-25 | 1986-10-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421305Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2964565B2 (ja) * | 1990-07-04 | 1999-10-18 | コクヨ株式会社 | 収納家具 |
-
1986
- 1986-10-25 JP JP16382686U patent/JPH0421305Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6368831U (ja) | 1988-05-09 |
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