JPS5853869Y2 - 折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パネル - Google Patents

折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パネル

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JPS5853869Y2
JPS5853869Y2 JP1979137003U JP13700379U JPS5853869Y2 JP S5853869 Y2 JPS5853869 Y2 JP S5853869Y2 JP 1979137003 U JP1979137003 U JP 1979137003U JP 13700379 U JP13700379 U JP 13700379U JP S5853869 Y2 JPS5853869 Y2 JP S5853869Y2
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JP
Japan
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panel
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JP1979137003U
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JPS5654116U (ja
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浩章 奥村
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パ
ネルに関し、特に、建物の戸や扉あるいは壁板として用
い更には建物壁面、窓枠等に取付けて用いるパネルであ
って、当該パネル部分を主に棚として使用することので
きる建物用パネルに関するもので゛あり、その目的とす
るところは、パネル自体の有効利用を図ることができ且
つ構造簡単にして安価に製作できると共に、搬送搬入が
容易で設置すべき建物の室内空間を有効に使用すること
のできる建物用パネルを提供するにある。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示しており、1
は木製のパネルで、このパネル1には第1図で示すよう
にその上部から下部に亙る4個所に、それぞれ略ζ苧形
状を有する無端状の切込溝2・・・・・・が設けてあっ
て、各切込溝2により囲繞される大小2つの相隣接する
パネル部分3,4を形成しており、各パネル部分3,4
はその外側のパネル部分1′に対し切り離された状態と
なっている。
そして各人パネル部分3はその下縁部とパネル部分1′
との間に介設したヒンジ5により、前方且つ上下方向に
開閉可能であり、また各小パネル部分4はその一側縁部
とパネル部分1′との間に介設したヒンジ6によって前
方且つ水平方向に開閉可能となっている。
この第1図は各パネル部分3,4を閉じた状態、すなわ
ち折たたんだ状態で示しているが、第2図、第3図に、
該パネル部分3,4をそれぞれ前方へ開いた状態で示し
ている。
すなわち、第2図、第3図は、ヒンジ5を中心として大
パネル部分3゜4を前方へ略水平位置まで回動させると
共に、ヒンジ6を中心に小パネル部分4をパネル面に対
し略直角位置まで回動させ、それによって大パネル部分
3を小パネル部分4で受は止め支持した状態を示したも
のである。
尚、小パネル部分4の先端部には係止用突出部7が、ま
た大パネル部分3の所要部に係止用切欠部8が設けてあ
って、開いた状態において双方のパネル部分3,4を定
位置に固定できるようにしている。
上記パネル1の使用方法としては、室内の既設の壁面等
に取付けて用いたり、あるいは室内空間部の間仕切り壁
、衝立等として、さらにはドアや扉として用い、それに
パネル部分3,4を第2図のようにセットすることによ
り、パネル部分3は主として棚として利用することがで
きる。
第4図〜第6図は、他の実施例を示すもので、木製パネ
ル1]には上方部及びその下方部にそれぞれ形状の異な
る切込溝12A、12Bを設けている。
すなわち、第4図で示すようにパネル部分13a。
14 a 、14 aは切込溝12Aにより囲繞される
部分であって、その外側のパネル部分11′から切り離
された状態にあり、また、パネル部分13 b 、13
b’、13b’、14 b 、14 bは下方の切込
溝12Bによって囲繞された部分であり、同様に外側の
パネル部分11′から切り離された状態にある。
そして、パネル部分13 aの下縁部及び各パネル部分
14 aの一側縁にはパネル部分11′所要部との間に
それぞれヒンジ15.16を介設し、また同様にパネル
部分13 b 、13b′の下縁部、パネル部分14
bの一側縁部にもヒンジ15,16を設けてあり、それ
によってパネル部分13 a 、13 b 、13 b
’はヒンジ15を中心に前方且つ上下方向に開閉可能で
あり、パネル部分14a。
14 bもヒンジ16を介し前方且つ水平方向に開閉可
能である。
第4図はこれらのパネル部分を閉じた状態すなわち折た
たんだ状態で示したもので、第5図、第6図には開いた
状態を示している。
第5図、第6図で明らかなように、パネル部分13aは
パネル部分14 a 、14 aにより支持され、また
パネル部分13 b 、13 b’、13 b’はパネ
ル部分14b、14bによって支持され定位置に固定さ
れるようになっている。
この実施例に示すパネル11の特徴は、上下に開閉自在
のパネル部分が、2つの水平方向開閉自在パネル部分に
より支持される構成にあり、安定した支持構造を得るこ
とができる。
上述した種々の実施例におい、パネル1,11は木製の
パネルのみを例示したが、本考案に係るパネルは木製の
ものに限らず、樹脂材、鋼板等の金属材その他適当な材
料のパネルを使用できるものとする。
しかし、加工性、作業性、価格等を考慮した場合、木製
のパネル、殊に積層板が好適である。
また、切込溝は、該溝によって形成されるところのパネ
ル部分が着脱容易でしかもスムーズに開閉できるように
するため、適当な溝幅をもって形成する必要がある。
尚、パネルの取付けにあたっては、例えば゛第5図に示
すように、パネル11の上下両端に予めネジ。
ビス等を螺装しておき、このネジ等を天井及び床面に対
して適当な取付金具を介して取付けるようにすれば、高
さの調節もできるし、取付は作業も簡単に行なえる。
本考案に係る建物用パネルは次の様な効果を有する。
(1)1枚のパネルの所要部に、無端状の切込溝を設け
て、この無端状切込溝により囲繞されるところの上下に
相隣接する上方パネル部分及び下方パネル部分を形成し
ているので、製作にあたっては1枚のパネルに無端状の
切込溝を適宜形状に切り込めば棚板等としてのパネル部
分が必然的に形成されて、棚板等を特別に作って嵌め込
んだり、組み込んだりする必要がなく、従ってパネルを
有効に利用できてきわめて経済的且つ実用的となると共
に、棚板等を別途製作する必要がないため製作が容易と
なって、コストを著しく低減できる。
(2)パネル部分は、平面状に折たたまれるので、パネ
ルの梱包および搬送、搬入が容易かつ安全となり、また
建物へ設置した後も自由に組立て、折たたみができるの
で室内空間を任意に且つ有効に利用できる。
(3)また、パネルの製作にあたっては、パネルに任意
形状の切込溝を入れ(例えば木製パネルの場合はルータ
−等電のこて追動的にしかも迅速に行なえる)、所要個
所にヒンジを取付けるだけでよいから、簡単且つ容易に
製作でき、また量記も可能であり、従って廉価で提供で
きるものである。
(4)更に、上方のパネル部分の上縁部及び下方のパネ
ル部分の上縁部に、これら双方のパネル部分が前方へ開
いたとき互いに保合可能であって双方のパネル部分を相
互に係止固定する係止用切欠部及び係止用突出部を形成
しているので、係止用切欠部及び係止用突出部が無端状
切込溝によるパネル部分の形成と同時に形成できて、特
別な固定具を取付ける必要がなくなり、従ってそれだけ
製作が簡単になると共に、上記特別な固定具のような云
わば異物がないため外観上の体裁が良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すパネルの正面図で、パ
ネル部分を折たたんだ状態で示しており第2図はパネル
部分を開いた状態で示しており、第2図はパネル部分を
開いた状態で示すパネルの斜視図、第3図は同じく開い
た状態にあるパネルの正面図、第4図は他の実施例を示
すパネルの正面図で、折たたんだ状態を示しており、第
5図、第6図は開いた状態にあるパネルの斜視図、正面
図である。 1.11・・・・・・パネル、2,12 A、12 B
・・・・・・切込溝、3,13a 、13 b 、13
b’、4,14 a 、14 b ・−・・・−パネ
ル部分、5゜6.15.16・・・・・・ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形状を有する1枚のパネルの所要部に、適当な形状の
    無端状切込溝を設けて、この無端状切込溝により囲繞さ
    れるところの上下に相隣接する上方及び下方のパネル部
    分を形成すると共に、下方のパネル部分の上縁部には上
    方のパネル部分の上縁部に形成した係止用切欠部に係合
    可能な係止用突出部を形成し、また上方のパネル部分は
    その下縁部に設けたヒンジを介して前方且つ上下方向に
    開閉可能となし、下方のパネル部分はその一側縁部に設
    けたヒンジを介して前方且つ水平方向に開閉可能となし
    、而して双方のパネルを前方へ開いたとき下方のパネル
    部分が上方のパネル部分を受けて支持すると共に下方の
    パネル部分の係止用突出部が上方のパネル部分の係止用
    切欠部に係合して双方のパネル部分が互いに係止固定さ
    れるように構成してなる折たたみ自在のパネル部分を備
    えた建物用パネル。
JP1979137003U 1979-10-02 1979-10-02 折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パネル Expired JPS5853869Y2 (ja)

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JP1979137003U JPS5853869Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パネル

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JPS5654116U JPS5654116U (ja) 1981-05-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5583835B1 (ja) * 2013-12-09 2014-09-03 有限会社橋自動車工業所 トラックの荷台

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