JP6172696B1 - 間仕切り、引き戸および袖壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い空間を区切った場合であっても、机や棚を置く必要がなく、かつ空間が広く感じるとともに十分な採光と部屋間の空気の対流が可能となり、さらには棚板の開閉機構を容易に設けることができる間仕切り、引き戸および袖壁を提供する。【解決手段】所定の板厚を有する1枚の壁板10と、壁板10に設けられた壁板開口部11と、壁板開口部11の周縁側面11aの下部に設けられるとともに軸方向が壁板10の水平板面方向である回動軸を軸として、直立状態から壁板10の表面側または裏面側の水平状態に回動可能に取り付けられた棚板12と、壁板開口部11の周縁側面11aと棚板12との間に介在され、棚板12の開き角度を決める支持部材13とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、狭小住宅での閉塞感を緩和するとともに棚や机としての機能を有する間仕切り、引き戸および袖壁に関する。
近年、首都圏の人口密度が増加しており、住宅事情も人口密度に応じて変化している。首都圏の住宅は土地の高騰によって狭小化する傾向にある。このような、所謂狭小住宅であっても、従前と同様に、生活する上では机や棚が必要になる。また、場合によっては空間を用途に応じて区切ることが必要になるため、引き戸や間仕切りの設置も必要になる。
しかし、机や棚は移動するものではなく据え置くものであるため、空間を長期間占有し、引き戸や間仕切りにより分割された空間をさらに狭めることになる。
そこで、例えば、特許文献1には、棚を備えた間仕切りが提案されている。特許文献1に記載の間仕切りは、メインフレームの表面側と裏面側に回動式パネルが上下多段に設置されており、そのパネルは物品収納機能を有する前向き開口箱状の上部材を備え、起立状態の回動式パネルによって上部材が塞がれるようになっている。
特許文献2には、冷房や暖房の効率を上げるために、既存の部屋の壁と離間して設置されて既存の壁との間で断熱層を形成する間仕切りが提案されている。この間仕切りは、特許文献2の図8や図12に記載のように、間仕切りの設置後に部屋の窓の開閉を行うことができるように、部屋の窓に対応する位置に開閉可能な窓部を備える。
特許第3910110号 特開2013―32647号公報
しかし、特許文献1に記載の間仕切りは、前向き開口箱状の上部材を備えるため、間仕切りを表面から裏面にかけて貫通する開口部が存在しない。このため、特許文献1に記載の間仕切りを用いると、狭小住宅に間仕切りを設置したことによる圧迫感を引き起こす懸念がある。また、狭小住宅において複数の部屋間の空気が循環せず、各部屋に冷暖房機を設置しなければならず、空間の有効利用が図られない。これに伴い、隣接する部屋からの採光も困難であり、日中に電気をつける必要が生じる場合がある。また、特許文献1に記載の間仕切りは、2枚の壁板を重ねた構造であるため、回動式パネルを取り付けるために種々の金具が必要になり、組み立ての手間が増えるとともにコストが高騰してしまう。さらに、回動式パネルは箱状の上部材に取り付けられているために一方の面にしか設置することができない。このため、他方の面において、一方の面に回動式パネルが設置された位置に対応する位置に、同様の回動式パネルを設置することができない。
ここで、机の高さは規格により床から70〜75cm程度の高さにすることが定められている。回動式パネルを引き戸のように幅が規格化されたものに設置して机として利用する場合、特許文献1に記載の発明では、前述のように両面の対応する位置に回動式パネルを設置することが困難であり、他方の面側の部屋では間仕切りを反転させて使用するか、別途棚や机を設置することになる。したがって、特許文献1に記載の発明では、狭小住宅において使い勝手が悪く、家具の占積率を低減して空間を有効利用することが困難である。
特許文献2に記載の間仕切りは、部屋の窓の開閉に支障がないように窓部を備える。しかし、この発明は部屋の保温性を高めて冷暖房効率を向上させることを目的としているため、そもそも部屋を使用目的に応じて区切るというものではない。ここで、特許文献2に記載の間仕切りは、部屋の壁面に沿って設置されていることから部屋を区切っていることになるとも思われる。しかし、間仕切りと壁との間は断熱層としての効果を発揮することになっているため、狭小住宅において部屋が更に狭くなり部屋の圧迫感を促進してしまう。
また、特許文献1に記載の回動式パネルは箱状の上部材に取り付けられているため、そもそも間仕切りに窓部を設けることができず、特許文献2に記載された部屋の窓を開閉するために必要な窓部を特許文献1に記載の間仕切りに適用することができない。
さらに、特許文献1に記載の間仕切りは離間した2枚の壁板で構成されている。このため、特許文献2に記載の窓部を特許文献1に記載の間仕切りに設置しようとすると、各々の壁板に回動式パネルを何等かの手段で設置しなければならず、回動式パネルを少なくとも2枚設置することになり、製造の手間やコスト高が懸念される。
これに加えて、特許文献2に記載の間仕切りに特許文献1に記載の回動式パネルを部屋の壁側に設置した場合、壁の窓はある程度の面積を有するため、回動式パネルの面積も部屋の窓と同程度の大きさにしなければならない。この場合、部屋の壁と間仕切りの間は、回動式パネルを水平状態にした場合に回動式パネルが部屋の窓と接触しない程度の幅を必要とする。このため、壁と間仕切りの間の幅が広くなり特許文献2に記載のように壁と間仕切りの間を断熱層として機能させることが困難である。
このように、従来の技術では近年の狭小住宅事情を鑑みた空間の有効利用を図ることが困難であった。
本発明の課題は、狭い空間を区切った場合であっても、机や棚を置く必要がなく、かつ空間が広く感じるとともに十分な採光と部屋間の空気の対流が可能となり、さらには棚板の開閉機構を容易に設けることができる間仕切り、引き戸および袖壁を提供することである。
本発明者らは、従来の間仕切りのように2枚の壁板を重ねる構造が従来の問題点の原因であると考え、まずは、壁板を合板等により1枚の壁板にすることに着目して鋭意検討を行った。壁板を1枚にし、特許文献1に記載のように薄い棚板を開口部に設けて表面側および裏面側に棚としての機能を付加させようとすると、表面側および裏面側の両面に棚板を設けなければならない。この場合、棚板の回動を司る金具を設置する場所を確保することができない。この金具を壁板の外側に設置してもよいが、引き戸に適用した場合、引き戸同士が擦れ違うことができない。
そこで、壁板に開口部を設け、壁板と略同一の板厚である1枚の棚板が壁板の表面側および裏面側の両側において直立状態から水平状態に回動可能なようにすることによって、間仕切りで区切られた両空間に棚や机を置く必要がなく、空間を有効利用することができる知見が得られた。また、棚板を水平状態に回動すると間仕切りの開口部により狭小住宅の圧迫感が緩和され、空間を広く感じることができる。さらには、隣接する部屋からの採光や部屋間の風の流れにより、限られた部屋の空間を快適な環境にすることができる。これに加えて、開口部を設ける際に切り落とされた残部をそのまま棚板として利用することができるため、コスト低減を図ることも可能となる。
これらの知見により得られた本発明は次の通りである。
(1)所定の板厚を有する1枚の壁板と、板に設けられた壁板開口部と、板開口部の周縁側面の下部に設けられるとともに軸方向が壁板の水平板面方向である回動軸を軸として、直立状態から壁板の表面側および裏面側の水平状態に回動可能に取り付けられた棚板と、壁板開口部の周縁側面と棚板との間に介在され、棚板の開き角度を決める支持部材とを備えることを特徴とする間仕切り。
(2)支持部材は、長尺状のレール部材とアームとを備え、長尺状のレール部材は、断面が略C字形状であり、略C字形状の両端部には長尺状のレール部材の長手方向に沿って係止部を備え、係止部間には開口部が形成されており、開口部が棚板側に向くように壁板開口部の周縁側面に回動軸と離間し取り付けられておりアームは、一端が棚板の側面に取り付けられており、他端がレール部材の内部を摺動する摺動部を備え、摺動部が係止部に係止されており、棚板が直立状態では、摺動部がレール部材の上端部近傍に位置するとともにアームが直立状態であり、棚板が水平状態に回動するにつれて、摺動部がレール部材の下端部に向かって下降するとともにアームが徐々に傾斜し、棚板が水平状態では、摺動部がレール部材の下端部に当接するとともにアームが棚板の板面方向から所定の角度となる、上記(1)に記載の間仕切り。
(3)摺動部は断面が凸形状であり、凸形状の拡がり部が係止部に係止されるとともに凸形状のくびれ部が開口部で係止部に挟持されている、上記(2)に記載の間仕切り。
(4)レール部材の下端部には弾性部が設けられており、摺動部が下降すると弾性部に当接し、弾性部の弾性力が摺動部に付勢される、上記(2)または上記(3)に記載の間仕切り。
(5)壁板開口部は壁板に2か所以上設けられており、壁板開口部の開口面積Vo(mと壁板表面の面積Vc(m)とは、下記式(1)を満たす、上記(1)〜上記(4)のいずれか1項に記載の間仕切り。
Vc≦Vo (1)
(6)上記(1)〜上記(5)のいずれか1項に記載の間仕切りを備える引き戸。
(7)上記(1)〜上記(5)のいずれか1項に記載の間仕切りを備える袖壁。
図1は、本発明の実施形態に係る間仕切りの斜視図である。 図2は、本発明の別の実施形態に係る間仕切りの斜視図である。 図3は、本発明のさらに別の実施形態に係る間仕切りの斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材の斜視図であって、棚板が水平状態である時の支持部材を抽出した斜視図である。 図5は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材の斜視図であって、棚板が直立状態である時の支持部材を抽出した斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材をアームとレール部材に分解した時の分解斜視図である。 図7は、本発明の実施形態に係る4枚の棚板を有する間仕切りにおいて、上から3段目の棚板を水平状態に回動した状態を示す図であり、図7(a)は正面図であり、図7(b)は背面図である。 図8は、本発明の実施形態に係る4枚の棚板を有する間仕切りにおいて、上から3段目の棚板を水平状態に回動した状態を示す図であり、図8(a)は右側面図であり、図8(b)は左側面図である。 図9は、本発明の実施形態に係る4枚の棚板を有する間仕切りにおいて、上から3段目の棚板を水平状態に回動した状態を示す図であり、図9(a)は平面図であり、図9(b)は底面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
1.間仕切り
図1は、本発明の実施形態に係る間仕切り1の斜視図であり、壁板10、壁板開口部11、棚板12、および支持部材13を備える。図2は、本発明の別の実施形態に係る間仕切り2の斜視図であり、壁板20、2組の壁板開口部21a、21b、棚板22a、22b、および支持部材23a、23bを備える。図3は、本発明のさらに別の実施形態に係る間仕切り3の斜視図であり、壁板30、5組の壁板開口部31a〜31e、棚板32a〜32e、および支持部材33a〜33eを備える。
本発明の実施形態に係る間仕切り1は、図1に示すように、所定の板厚を有する1枚の壁板10と、壁板10に設けられた壁板開口部11と、棚板12と、支持部材13を備える。
(1)壁板
壁板10は1枚の板材からなり、種々の材質を用いることができる。例えば、1枚の木材であってもよく、複数の木板からなる合板であってもよい。間仕切り1は、1枚の木材、合板、金属板、プラスチック、セラミックス等からなり、特許文献1に記載の間仕切りとは異なり2枚の壁板で構成されていない。このため、間仕切り1は表面と裏面との間に空間を有さず、図2や図3に示すように、壁板20、30に各々複数の壁板開口部21a、21b、31a〜31eを設けても間仕切り1自体の強度の劣化を抑えることができる。また、間仕切り1は、壁板10に穴あけ加工を施すだけで壁板開口部11を形成することができるため、壁板10および棚板12の加工が容易である。従来の間仕切りでは、柱と梁を組んで枠を形成していたが、本発明では従来のように枠を別途組み立てる必要はない。さらに、本発明の間仕切りは、部品数が少なく最小限の部材で容易に製造することができ、コストも抑えることができる。
壁板10の板厚は特に制限されないが、例えば木材を用いた引き戸とする場合には通常3cm程度である。支持部材13を壁板開口部11の周縁側面11aに取り付けることができる程度の板厚であれば特に制限されることはない。
(2)壁板開口部
壁板開口部11は壁板10に設けられており、図1に示すように1箇所だけ設けられている形態や、図2および図3に示すように複数箇所に設けられていてもよい。壁板開口部11が複数ある場合、図2および図3に記載のように、複数の壁板開口部21a、21b、31a〜31eは上下方向に設けられてもよく、これらの壁板開口部が縦長形状であれば2つの壁板開口部11を左右に並列するように設けてもよい。周縁側面11aの下部には回転軸11bを備え、棚板12の回動動作を司る。回転軸11bの軸方向は壁板10の水平板面方向であるため、棚板12は直立状態から水平状態に回動することができる。
回動軸11bはボルトやピンを壁板10の側面から棚板12に貫通するように設けられている。回転軸11bは棚板12内に1cm程度嵌入していればよい。また、壁板開口部11の周縁側面11aにおいて回転軸11bを有さない領域には、後述するように支持部材13の部品が取り付けられる。
本発明の間仕切りでは、壁板開口部が壁板に2か所以上設けられており、壁板開口部の開口面積Vo(m)と壁板表面の面積Vc(m)とは、下記式(1)を満たすことが望ましい。
Vc≦Vo (1)
以下に、図1〜図3に記載の間仕切りにおいて、棚板を水平状態に維持した場合のVoとVcの面積を表1に示す。
図1は壁板開口部11が1か所に設けられた間仕切り壁1であり、図2は壁板開口部21a、21bが2か所に設けられた間仕切り壁2であり、図3は壁板開口部31a〜31eが5か所に設けられた間仕切り壁3であり、各面積の合計は表1に示すとおりである。表1から明らかなように、式(1)を満たす場合には、十分な開口面積Voを有するために隣接する部屋からの採光が十分に行われる。式(1)を満たす場合には、昼間であれば隣接する部屋の電気が不要なほどの光量が十分に得られる。また、部屋内で立っている場合に加えて座っている場合にも、狭小住宅の狭い部屋の圧迫感から解放されやすい。さらに、部屋間の空気の対流も十分に行われるため、隣接する部屋で別途温度調節を行う必要がなく、エネルギー消費量の削減にも繋がる。これに加えて、据え置きタイプの棚や机を各部屋に置く必要がないため、狭小住宅の空間を有効利用することができる。
なお、図1のように壁板開口部11が1か所に設けられた間仕切り11において、上記式(1)を満たそうとすると、狭小住宅内の部屋によっては棚板12が大きすぎる場合がある。このため、式(1)を満たす場合には、壁板開口部が2か所以上設けられていることが好ましい。
また、図3のように5か所もの壁板開口部31a〜31eを有する場合には間仕切りの強度が懸念されるとも思われる。しかし、本実施形態の間仕切り3は、1枚の壁板30をくり抜いて壁板開口部31a〜31eを設けるとともに、壁板開口部が5cm以上離間して設けられているため、棚板上に物を載置した場合の間仕切り自体の強度低減を抑制している。また、壁板30の側面から壁板開口部31a〜31eの各々までの距離も5cm以上とすれば、壁板30の強度は十分に保たれる。
Voの上限は特に限定されないが、壁板の強度の観点から2Vc以下であることが好ましい。
(3)棚板
棚板12は、壁板開口部11の周縁側面11aの下部に設けられた回動軸11bを介して、直立状態から水平状態に回動可能に取り付けられている。棚板12が直立状態では棚板開口部11が閉じた状態になり、棚板12が水平状態では棚板開口部11が開いた状態になる。
また、図1に示すように、棚板12の前面12aには玉絞り12bが設けられ、棚板12の前面12aの右端部には切り欠き12cが設けられ、棚板12の側面12dには支持部材13を棚板12に固定するためのジョイント金具12eが設けられている。
玉絞り12bは、棚板12が直立状態になる時に、壁板開口部11の周縁上面11cと摺接して棚板12の直立状態を維持することができる。この機能を発揮するためには、例えば、玉絞り12bに変えて、平板磁石を周縁上面11cおよび棚板前面12aの両箇所であって、周縁上面11cにおいて棚板前面12aに取り付けられた平板磁石の位置に対応する位置に平板磁石を取り付ければ、磁力にて棚板12を直立状態に維持することができる。
切り欠き12cは棚板12の角部を面取りした部分であり、棚板12を壁板10の表面側の水平状態に回動させることを容易にする。棚板12が直立状態の時に、切り欠き12cに指を入れて棚板12を手前に引出すことによって、棚板12を容易に水平状態に回動させることができる。切り欠き12cの位置は、図1では棚板前面12aの右端部に設けられているが、棚板12が引き出しやすい位置であれば特に限定されず、棚板前面12aの左端部に設けられていてもよい。切り欠き12cは、指に引っかかりやすいように、図1〜図3に記載のように、棚板12の板厚方向に対して斜めに削られている。
また、棚板前面12aに凹部を設け、その凹部に指を入れて棚板12を手前に引出してもよい。さらに、棚板前面12aの近傍に指の直径程度の穴を設け、その穴に指を入れて棚板を引き出してもよい。棚板12を壁板10の裏面側の水平状態に回動させる場合には、棚板12を壁板10の表面側から裏面側へ押し出して回動させればよい。
ジョイント金具12eは、支持部材13を棚板側面12dに接続するため、棚板側面12dに設けられている。
棚板12の板厚は、壁板10と略同一の板厚であることが望ましい。これにより、壁板10に壁板開口部11を形成する際に用いた残部をそのまま棚板12に適用することができるため、コストの観点から望ましい。
棚板12が直立状態の際、支持部材13が壁板開口部11の周縁側面11aと棚板12との間に収納されると、壁板10と棚板12が略面一になる。この場合、本実施形態の間仕切り1を引き戸にも適用することができる。一方、棚板12が壁板の板厚より厚く、棚板12が直立状態の時に壁板10からはみ出てしまうと、引き戸に用いた場合には、引き戸が擦れ違う際にはみ出た部分が他方の引き戸に当接するため、引き戸として機能しない。このため、棚板12の板厚は、壁板10の板厚と同一であることが望ましい。一方、棚板12の板厚の下限は強度が担保される程度であれば特に限定されることはない。
さらに、棚板12が直立状態の際、壁板10と棚板12との隙間が間仕切りのデザインとして機能し、落ち着いた空間になる。
(4)支持部材
支持部材13は、壁板開口部11の両周縁側面11aと棚板12との間に介在され、棚板12の開き角度を決める。本実施形態の間仕切り1において支持部材13が周縁側面11aと棚板12との間に介在すると、支持部材13が壁板10からはみ出ないため、引き戸としても利用することが可能となる。
本実施形態の間仕切り1に用いる支持部材13の一例を詳述する。
図4は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材13の斜視図であって、棚板12が水平状態である時の支持部材13を抽出した斜視図である。本実施形態の間仕切り1で用いる支持部材13は、レール部材14、アーム15を備える。図5は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材13の斜視図であって、棚板12が直立状態である時の支持部材13を抽出した斜視図である。図4および図5には、支持部材13と棚板12の動作を理解しやすくするため、棚板12が点線で記載されている。いずれの図にも不図示である回転軸は、棚板12の回動を支持するために周縁側面11aの下端部に位置する。このため、棚板12の開き角度を調整するレール部材14はそれよりも上の位置に取り付けられる。図6は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材13をアーム15とレール部材14に分解した時の分解斜視図である。
以下、支持部材13の各構成について主に図6を用いて詳述する。
(4−1)レール部材
図6に示すように、レール部材14は断面が略C字形状であり、内部に空洞14aを有するため、後述するアームの摺動部が上下に昇降することができる。略C字形状の両端部には支持部材13の長手方向に沿って各々係止部14bを備える。係止部14bは後述するアームの摺動部を係止する。係止部14bの間には開口部14cが形成されている。レール部材14は上下長尺状であり、壁板開口部11の周縁側面11aに回動軸と離間して取り付けられている。
レール部材14は空洞14aを有するため、壁板開口部11の周縁側面11aの表面に付設することができない。このため、予め周縁側面11aに溝を設けておき、後述するアームの摺動部をレール部材に嵌合した後、係止部14bの表面が周縁側面11aと面一になるように溝にレール部材14を埋設する。これにより、棚板12が直立状態である時、周縁側面11aと棚板12の隙間はアーム15の板厚より若干大きい程度でよく、支持部材13の設置場所を別途確保する必要がない。したがって、図5に示すように棚板が直立状態である場合、支持部材13は壁板10からはみ出ることがなく、特に引き戸に適用することが可能となる。
また、レール部材14の下端部にはアームストッパー14dが設けられている。棚板12の開き角度は、ジョイント金具12eの位置およびアーム15の長さに応じて、アームストッパー14dの長さで調整することができる。つまり、棚板12の水平状態の傾きが90°より鈍角である(開き角度が大きい)場合には、アームストッパー14dを長くすればよく、棚板12の直立状態の傾きが90°より鋭角である(開き角度が小さい)場合には、アームストッパー14dを短くすればよい。
アームストッパー14dは、弾性部であることが望ましい。棚板12が水平状態への回動を終了する間際に弾性部による弾性力が後述するアームの摺動部に付勢されることによって回動動作が緩やかになる。このような、所謂ソフトダウン機構は、棚板12を壁板10の表面側から裏面側に押し出して回動させる場合に特に有効である。弾性部としては、バネやゴムなどの弾性樹脂を用いることができる。
(4−2)アーム
アーム15は、一端が棚板12の側面12dに取り付けられており、他端がレール部材14の空洞14aおよび/または係止部14bと摺動する摺動部15aを備える。
図6に示すように、摺動部15aは断面が凸形状であることが望ましい。凸形状の拡がり部15bがレール部材14の空洞14aに嵌合されるとともに係止部14bに係止される。また、凸形状のくびれ部15cが開口部14cで係止部14bに挟持される。
摺動部15aは、係止部14bに係止されていれば断面凸形状に限られることはない。例えば、摺動部15aを開口部14cより径が大きい円柱形状とし、円柱形状の任意の側面部にくびれ部を設け、そのくびれ部が開口部14cの幅より小さい径となるようにすれば、くびれ部が開口部14cで係止部14bに挟持され、摺動部15aが係止される。このように、アーム15の一端はレール部材14により摺動部15aを介して係止部14bにより係止されている。
また、アーム15は、他端が棚板12の側面12dに取り付けられたジョイント金具12eで枢結されている。したがって、アーム15はレール部材14およびジョイント金具12eで固定されるとともにレール部材14により動作が制御されている。棚板12の動作は支持部材13により制御されることになる。
棚板12が水平状態である時のアーム15の傾斜角度は、棚板12の積載重量を向上させる観点から、30〜70°であることが望ましい。この角度は、図4に示すように、棚板12の水平板面方向に対する角度θであり、ジョイント金具12eを棚板の側面12dに取り付け位置により適宜調整される。
以下に、棚板12と支持部材13の動作の一例を図4および図5を用いて詳述する。
(4−3)支持部材の動作の一例
一例として、図5に示すように棚板12が直立状態から、図4に示すように棚板12が水平状態になる場合の各々の動きを説明する。図5に示す状態では、アーム15の摺動部15aはレール部材14の上端部近傍に位置し、レール部材14、アーム15およびジョイント金具12eは上下方向に一列に並んでいる。そして、図5に示す状態から棚板12を水平状態に回動するにつれて、摺動部15aがレール部材14の下端部に向かって下降するとともに、アーム15が徐々に棚板12の傾く方向に傾斜する。そして、図4に示す状態である棚板12が水平状態の位置では、摺動部15aがレール部材14の下端部に位置するアームストッパー14dに当接するとともにアーム15の傾斜が所定の角度で完了する。
本発明で用いる棚板12は、支持部材13が上述のような構造を有するため、壁板10の表面側だけではなく、裏面側にも水平状態に回動することができる。この動作は、従来のように、壁板が2枚で構成されており壁板間に空間が生じてしまう場合には実現が困難であった。しかし、本発明の間仕切りは、従来と異なり壁板に空間がないものの、棚板を直立状態にして壁板開口部へ収納する際、支持部材が棚板と周縁側面との間に収納され、支持部材が壁板からはみ出ないため、特に引き戸に適用することができる。
2.引き戸、袖壁
本発明では、上述の構成を有する引き戸に利用されてもよい。本発明では支持部材が壁板から突出しないため、引き戸として利用しても引き戸が擦れ違う際に互いの動きを阻害するものがない。
また、机として使用する場合には棚板を水平状態にすると前方が解放されているため、あたかも広い部屋にいるような解放感が得られる。さらには、壁板開口部からの採光や部屋間での風の対流により、快適な環境で机として利用することもできることから、別途机を部屋に設けて使用するよりも好適な使用環境が得られる。
これに加えて、棚板12を引き出して物を載置した状態で引き戸を左右に移動する場合であっても、アーム15が傾斜しているために載置した物の落下を抑制することができる。
さらに言えば、棚板12は壁板10の表面側および裏面側の両側に水平状態に回動することができるため、引き戸や袖壁で区切られた2つの空間において棚や机を置く必要がなく、空間の占積率を低減することが可能となる。
本発明の間仕切りを引き戸に用いる場合には、鎌錠を引き戸に設けることによって引き戸を固定することができる。この場合、棚や机の上に置いた物の落下を抑制することができる。また、引き戸が鎌錠によって固定されている場合には、一時的に袖壁として使用することもできる。
図7は、本発明の実施形態に係る4枚の棚板を有する間仕切りにおいて、上から3段目の棚板を水平状態に回動した状態を示す図であり、図7(a)は正面図であり、図7(b)は背面図である。図8は、本発明の実施形態に係る4枚の棚板を有する間仕切りにおいて、上から3段目の棚板を水平状態に回動した状態を示す図であり、図8(a)は右側面図であり、図8(b)は左側面図である。図9は、本発明の実施形態に係る4枚の棚板を有する間仕切りにおいて、上から3段目の棚板を水平状態に回動した状態を示す図であり、図9(a)は平面図であり、図9(b)は底面図である。図7〜図9は、上下4段の棚板を有する間仕切り(引き戸)の6面図であり、上から3番目の棚板が水平状態であり、その他の棚板が直立状態である場合の6面図である。
図7(a)および図7(b)から明らかなように、棚板42が水平状態にあると壁板開口部41によって上記効果が発揮される。また、図8(a)、図8(b)、図9(a)、および図9(b)から明らかなように、棚板42が直立状態の場合には支持部材43が壁板40から突出していない。支持部材も壁板40から突出していない。棚板42は支持部材43により水平方向に維持されている。
1、2、3、4 間仕切り
10、20、30、40 壁板
11、21a、21b、31a、31b、31c、31d、31e、41 壁板開口部
11a 周縁側面
11b 回転軸
11c 周縁上面
12、22a、22b、32a、32b、32c、32d、32e、42 棚板
12b 玉絞り
12c 切り欠き
12d (棚板の)側面
12e ジョイント金具
13、23a、23b、33a、33b、33c、33d、33e、43 支持部材
14 レール部材
14a (レール部材の)空洞
14b 係止部
14c 開口部
14d アームストッパー
15 アーム
15a 摺動部
15b (摺動部の)広がり部
15c (摺動部の)くびれ部

Claims (7)

  1. 所定の板厚を有する1枚の壁板と、
    前記壁板に設けられた壁板開口部と、
    前記壁板開口部の周縁側面の下部に設けられるとともに軸方向が前記壁板の水平板面方向である回動軸を軸として、直立状態から前記壁板の表面側および裏面側の水平状態に回動可能に取り付けられた棚板と、
    前記壁板開口部の周縁側面と前記棚板との間に介在され、前記棚板の開き角度を決める支持部材と
    を備えることを特徴とする間仕切り。
  2. 前記支持部材は、長尺状のレール部材とアームとを備え、
    前記長尺状のレール部材は、断面が略C字形状であり、前記略C字形状の両端部には前記長尺状のレール部材の長手方向に沿って係止部を備え、前記係止部間には開口部が形成されており、前記開口部が前記棚板側に向くように前記壁板開口部の周縁側面に前記回動軸と離間し取り付けられており
    前記アームは、一端が前記棚板の側面に取り付けられており、他端が前記レール部材の内部を摺動する摺動部を備え、前記摺動部が前記係止部に係止されており
    前記棚板が直立状態では、前記摺動部が前記レール部材の上端部近傍に位置するとともに前記アームが直立状態であり、前記棚板が水平状態に回動するにつれて、前記摺動部が前記レール部材の下端部に向かって下降するとともに前記アームが徐々に傾斜し、前記棚板が水平状態では、前記摺動部が前記レール部材の下端部に当接するとともに前記アームが前記棚板の板面方向から所定の角度となる、請求項1に記載の間仕切り。
  3. 前記摺動部は断面が凸形状であり、前記凸形状の拡がり部が前記係止部に係止されるとともに前記凸形状のくびれ部が前記開口部で前記係止部に挟持されている、請求項2に記載の間仕切り。
  4. 前記レール部材の下端部には弾性部が設けられており、前記摺動部が下降すると前記弾性部に当接し、前記弾性部の弾性力が前記摺動部に付勢される、請求項2または3に記載の間仕切り。
  5. 前記壁板開口部は前記壁板に2か所以上設けられており、前記壁板開口部の開口面積Vo(m)と前記壁板表面の面積Vc(m)とは、下記式(1)を満たす、請求項1〜4のいずれか1項に記載の間仕切り。
    Vc≦Vo (1)
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の間仕切りを備える引き戸。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の間仕切りを備える袖壁。
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