JP2018123502A - 間仕切り、引き戸および袖壁 - Google Patents
間仕切り、引き戸および袖壁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018123502A JP2018123502A JP2017014925A JP2017014925A JP2018123502A JP 2018123502 A JP2018123502 A JP 2018123502A JP 2017014925 A JP2017014925 A JP 2017014925A JP 2017014925 A JP2017014925 A JP 2017014925A JP 2018123502 A JP2018123502 A JP 2018123502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- wall plate
- plate
- partition
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
【解決手段】所定の板厚を有する1枚の壁板10と、壁板10に設けられた壁板開口部11と、壁板開口部11の周縁側面11aの下部に設けられるとともに軸方向が壁板10の水平板面方向である回動軸を軸として、直立状態から壁板10の表面側または裏面側の水平状態に回動可能に取り付けられた棚板12と、壁板開口部11の周縁側面11aと棚板12との間に介在され、棚板12の開き角度を決める支持部材13とを備える。
【選択図】図1
Description
このように、従来の技術では近年の狭小住宅事情を鑑みた空間の有効利用を図ることが困難であった。
(1)所定の板厚を有する1枚の壁板と、前記壁板に設けられた壁板開口部と、前記壁板開口部の周縁側面の下部に設けられるとともに軸方向が前記壁板の水平板面方向である回動軸を軸として、直立状態から前記壁板の表面側または裏面側の水平状態に回動可能に取り付けられた棚板と、前記壁板開口部の周縁側面と前記棚板との間に介在され、前記棚板の開き角度を決める支持部材とを備えることを特徴とする間仕切り。
Vc≦Vo (1)
1.間仕切り
図1は、本発明の実施形態に係る間仕切り1の斜視図であり、壁板10、壁板開口部11、棚板12、および支持部材13を備える。図2は、本発明の別の実施形態に係る間仕切り2の斜視図であり、壁板20、2組の壁板開口部21a、21b、棚板22a、22b、および支持部材23a、23bを備える。図3は、本発明のさらに別の実施形態に係る間仕切り3の斜視図であり、壁板30、5組の壁板開口部31a〜31e、棚板32a〜32e、および支持部材33a〜33eを備える。
本発明の実施形態に係る間仕切り1は、図1に示すように、所定の板厚を有する1枚の壁板10と、壁板10に設けられた壁板開口部11と、棚板12と、支持部材13を備える。
壁板10は1枚の板材からなり、種々の材質を用いることができる。例えば、1枚の木材であってもよく、複数の木板からなる合板であってもよい。間仕切り1は、1枚の木材、合板、金属板、プラスチック、セラミックス等からなり、特許文献1に記載の間仕切りとは異なり2枚の壁板で構成されていない。このため、間仕切り1は表面と裏面との間に空間を有さず、図2や図3に示すように、壁板20、30に各々複数の壁板開口部21a、21b、31a〜31eを設けても間仕切り1自体の強度の劣化を抑えることができる。また、間仕切り1は、壁板10に穴あけ加工を施すだけで壁板開口部11を形成することができるため、壁板10および棚板12の加工が容易である。従来の間仕切りでは、柱と梁を組んで枠を形成していたが、本発明では従来のように枠を別途組み立てる必要はない。さらに、本発明の間仕切りは、部品数が少なく最小限の部材で容易に製造することができ、コストも抑えることができる。
壁板開口部11は壁板10に設けられており、図1に示すように1箇所だけ設けられている形態や、図2および図3に示すように複数箇所に設けられていてもよい。壁板開口部11が複数ある場合、図2および図3に記載のように、複数の壁板開口部21a、21b、31a〜31eは上下方向に設けられてもよく、これらの壁板開口部が縦長形状であれば2つの壁板開口部11を左右に並列するように設けてもよい。周縁側面11aの下部には回転軸11bを備え、棚板12の回動動作を司る。回転軸11bの軸方向は壁板10の水平板面方向であるため、棚板12は直立状態から水平状態に回動することができる。
以下に、図1〜図3に記載の間仕切りにおいて、棚板を水平状態に維持した場合のVoとVcの面積を表1に示す。
Voの上限は特に限定されないが、壁板の強度の観点から2Vc以下であることが好ましい。
棚板12は、壁板開口部11の周縁側面11aの下部に設けられた回動軸11bを介して、直立状態から水平状態に回動可能に取り付けられている。棚板12が直立状態では棚板開口部11が閉じた状態になり、棚板12が水平状態では棚板開口部11が開いた状態になる。
ジョイント金具12eは、支持部材13を棚板側面12dに接続するため、棚板側面12dに設けられている。
さらに、棚板12が直立状態の際、壁板10と棚板12との隙間が間仕切りのデザインとして機能し、落ち着いた空間になる。
支持部材13は、壁板開口部11の両周縁側面11aと棚板12との間に介在され、棚板12の開き角度を決める。本実施形態の間仕切り1において支持部材13が周縁側面11aと棚板12との間に介在すると、支持部材13が壁板10からはみ出ないため、引き戸としても利用することが可能となる。
図4は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材13の斜視図であって、棚板12が水平状態である時の支持部材13を抽出した斜視図である。本実施形態の間仕切り1で用いる支持部材13は、レール部材14、アーム15を備える。図5は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材13の斜視図であって、棚板12が直立状態である時の支持部材13を抽出した斜視図である。図4および図5には、支持部材13と棚板12の動作を理解しやすくするため、棚板12が点線で記載されている。いずれの図にも不図示である回転軸は、棚板12の回動を支持するために周縁側面11aの下端部に位置する。このため、棚板12の開き角度を調整するレール部材14はそれよりも上の位置に取り付けられる。図6は、本発明の実施形態に係る間仕切りに用いる支持部材13をアーム15とレール部材14に分解した時の分解斜視図である。
(4−1)レール部材
図6に示すように、レール部材14は断面が略C字形状であり、内部に空洞14aを有するため、後述するアームの摺動部が上下に昇降することができる。略C字形状の両端部には支持部材13の長手方向に沿って各々係止部14bを備える。係止部14bは後述するアームの摺動部を係止する。係止部14bの間には開口部14cが形成されている。レール部材14は上下長尺状であり、壁板開口部11の周縁側面11aに回動軸と離間して取り付けられている。
アーム15は、一端が棚板12の側面12dに取り付けられており、他端がレール部材14の空洞14aおよび/または係止部14bと摺動する摺動部15aを備える。
図6に示すように、摺動部15aは断面が凸形状であることが望ましい。凸形状の拡がり部15bがレール部材14の空洞14aに嵌合されるとともに係止部14bに係止される。また、凸形状のくびれ部15cが開口部14cで係止部14bに挟持される。
(4−3)支持部材の動作の一例
一例として、図5に示すように棚板12が直立状態から、図4に示すように棚板12が水平状態になる場合の各々の動きを説明する。図5に示す状態では、アーム15の摺動部15aはレール部材14の上端部近傍に位置し、レール部材14、アーム15およびジョイント金具12eは上下方向に一列に並んでいる。そして、図5に示す状態から棚板12を水平状態に回動するにつれて、摺動部15aがレール部材14の下端部に向かって下降するとともに、アーム15が徐々に棚板12の傾く方向に傾斜する。そして、図4に示す状態である棚板12が水平状態の位置では、摺動部15aがレール部材14の下端部に位置するアームストッパー14dに当接するとともにアーム15の傾斜が所定の角度で完了する。
本発明では、上述の構成を有する引き戸に利用されてもよい。本発明では支持部材が壁板から突出しないため、引き戸として利用しても引き戸が擦れ違う際に互いの動きを阻害するものがない。
さらに言えば、棚板12は壁板10の表面側および裏面側の両側に水平状態に回動することができるため、引き戸や袖壁で区切られた2つの空間において棚や机を置く必要がなく、空間の占積率を低減することが可能となる。
10、20、30、40 壁板
11、21a、21b、31a、31b、31c、31d、31e、41 壁板開口部
11a 周縁側面
11b 回転軸
11c 周縁上面
12、22a、22b、32a、32b、32c、32d、32e、42 棚板
12b 玉絞り
12c 切り欠き
12d (棚板の)側面
12e ジョイント金具
13、23a、23b、33a、33b、33c、33d、33e、43 支持部材
14 レール部材
14a (レール部材の)空洞
14b 係止部
14c 開口部
14d アームストッパー
15 アーム
15a 摺動部
15b (摺動部の)広がり部
15c (摺動部の)くびれ部
(1)所定の板厚を有する1枚の壁板と、壁板に設けられた壁板開口部と、壁板開口部の周縁側面の下部に設けられるとともに軸方向が壁板の水平板面方向である回動軸を軸として、直立状態から壁板の表面側および裏面側の水平状態に回動可能に取り付けられた棚板と、壁板開口部の周縁側面と棚板との間に介在され、棚板の開き角度を決める支持部材とを備えることを特徴とする間仕切り。
Vc≦Vo (1)
Claims (7)
- 所定の板厚を有する1枚の壁板と、
前記壁板に設けられた壁板開口部と、
前記壁板開口部の周縁側面の下部に設けられるとともに軸方向が前記壁板の水平板面方向である回動軸を軸として、直立状態から前記壁板の表面側または裏面側の水平状態に回動可能に取り付けられた棚板と、
前記壁板開口部の周縁側面と前記棚板との間に介在され、前記棚板の開き角度を決める支持部材と
を備えることを特徴とする間仕切り。 - 前記支持部材は、
断面が略C字形状であり、前記略C字形状の両端部には前記支持部材の長手方向に沿って係止部を備え、前記係止部間には開口部が形成されており、前記開口部が前記棚板側に向くように前記壁板開口部の周縁側面に前記回動軸と離間し取り付けられている上下長尺状のレール部材と、
一端が前記棚板の側面に取り付けられており、他端が前記レール部材の内部を摺動する摺動部を備え、前記摺動部が前記係止部に係止されているアームと
を備え、
前記棚板が直立状態では、前記摺動部が前記レール部材の上端部近傍に位置するとともに前記アームが直立状態であり、前記棚板が水平状態に回動するにつれて、前記摺動部が前記レール部材の下端部に向かって下降するとともに前記アームが徐々に傾斜し、前記棚板が水平状態では、前記摺動部が前記レール部材の下端部に当接するとともに前記アームが前記棚板の板面方向から所定の角度となる、請求項1に記載の間仕切り。 - 前記摺動部は断面が凸形状であり、前記凸形状の拡がり部が前記係止部に係止されるとともに前記凸形状のくびれ部が前記開口部で前記係止部に挟持されている、請求項2に記載の間仕切り。
- 前記レール部材の下端部には弾性部が設けられており、前記摺動部が下降すると前記弾性部に当接し、前記弾性部の弾性力が前記摺動部に付勢される、請求項2または3に記載の間仕切り。
- 前記壁板開口部は前記壁板に2か所以上設けられており、前記壁板開口部の開口面積Vo(m2)と前記壁板表面の面積Vc(m2)とは、下記式(1)を満たす、請求項1〜4のいずれか1項に記載の間仕切り。
Vc≦Vo (1) - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の間仕切りを備える引き戸。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の間仕切りを備える袖壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017014925A JP6172696B1 (ja) | 2017-01-30 | 2017-01-30 | 間仕切り、引き戸および袖壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017014925A JP6172696B1 (ja) | 2017-01-30 | 2017-01-30 | 間仕切り、引き戸および袖壁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6172696B1 JP6172696B1 (ja) | 2017-08-02 |
JP2018123502A true JP2018123502A (ja) | 2018-08-09 |
Family
ID=59505176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017014925A Active JP6172696B1 (ja) | 2017-01-30 | 2017-01-30 | 間仕切り、引き戸および袖壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6172696B1 (ja) |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321827U (ja) * | 1976-07-31 | 1978-02-23 | ||
JPS5631614Y2 (ja) * | 1979-01-31 | 1981-07-28 | ||
JPS5629109U (ja) * | 1979-08-11 | 1981-03-19 | ||
JPS5649835U (ja) * | 1979-09-26 | 1981-05-02 | ||
JPS5853869Y2 (ja) * | 1979-10-02 | 1983-12-07 | 浩章 奥村 | 折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パネル |
JPS6055618U (ja) * | 1983-09-26 | 1985-04-18 | 池田 勝久 | フエンス兼用簡易壁体 |
JPH01170137U (ja) * | 1988-05-19 | 1989-12-01 | ||
JPH0260106U (ja) * | 1988-10-26 | 1990-05-02 | ||
JPH03115705U (ja) * | 1990-03-08 | 1991-11-29 | ||
JPH0514385U (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-23 | ミサワホーム株式会社 | 照明付折畳長押 |
JPH0725193U (ja) * | 1993-10-12 | 1995-05-12 | 範郎 門前 | 建築物の戸 |
JPH08126537A (ja) * | 1994-11-01 | 1996-05-21 | Misawa Homes Co Ltd | 対面カウンター |
JP2003020872A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 間仕切り装置 |
JP2003253792A (ja) * | 2002-02-28 | 2003-09-10 | Okamura Corp | 折り畳みテーブル付き間仕切装置 |
JP2007016568A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Itoki Corp | 間仕切パネルの開口装置 |
DE202012102705U1 (de) * | 2012-07-19 | 2013-10-22 | Mobica Ltd. | Raumteiler |
JP2015017394A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | ミサワホーム株式会社 | 建物の間仕切り構造 |
-
2017
- 2017-01-30 JP JP2017014925A patent/JP6172696B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6172696B1 (ja) | 2017-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080006594A1 (en) | Pocket door system | |
JP6172696B1 (ja) | 間仕切り、引き戸および袖壁 | |
US4735471A (en) | Adjustable height bookcase | |
RU149758U1 (ru) | Профиль дверной коробки и дверная коробка, содержащая такой профиль | |
JP2016108907A (ja) | 引戸 | |
JP2017066609A (ja) | 収納家具 | |
KR20070020739A (ko) | 조립식 가구의 조립방법 | |
JP6256823B2 (ja) | 収納装置 | |
JP7155828B2 (ja) | 収納システム | |
KR20130002472A (ko) | 알루미늄 프레임을 이용한 붙박이장의 현장 조립구조 | |
JP7172390B2 (ja) | ケンドン式建具の外れ止め具およびケンドン式建具 | |
KR102343838B1 (ko) | 시스템 가구용 레벨링 장치 | |
JP2018027162A (ja) | 受付カウンター構造 | |
JP6769473B2 (ja) | 収納棚および収納システム | |
JP3196122U (ja) | 収納家具 | |
JP5371328B2 (ja) | 建物 | |
KR100601414B1 (ko) | 다용도 붙박이장 | |
JP2018100513A (ja) | 収納キャビネット及びシステムキッチン | |
KR20230123638A (ko) | 다양한 용도로 사용이 가능한 조립식 붙박이장 다용도판 제조방법 | |
JP6344707B2 (ja) | 収納構造 | |
JP2020054524A (ja) | 棚板支持具 | |
JPH0352433Y2 (ja) | ||
JP3478421B2 (ja) | 収納構造 | |
JP3478422B2 (ja) | 収納構造 | |
JP2020054526A (ja) | 仕切板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20170511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170516 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170620 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6172696 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |