JP5371328B2 - 建物 - Google Patents
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Description
また、1階床から、前記中間部屋の天井から水平に延出する延出天井まで吹き抜ける吹抜け空間が前記中間部屋に面して設けられている。
さらに、2階床の一部の上方には2階中間床が、前記中間部屋の天井と等しい高さに設けられており、この2階中間床と2階床との間が天井高が0.9〜1.4mの第2収納空間となっている。
そして、この第2収納空間は前記吹抜け空間に面して設けられており、該第2収納空間を形成する、前記吹抜け空間に面する壁には、開口部が形成されており、この開口部に位置する第2収納空間の床に、薄型のテレビが設置され、このテレビを前記中間部屋から吹抜け空間を通して見られるようになっている。
前記中間部屋20の天井21は、前記1階床1の上方側に向けて水平に延出する延出天井21aとなっており、
前記1階床1から前記延出天井21aまで吹き抜ける吹抜け空間23が前記中間部屋20に面して設けられており、
前記吹抜け空間23の平断面の少なくとも一部には、収納部25が前記延出天井21aから垂下して設けられており、この収納部25の前記中間部屋20側に位置する縁部には、開口部25aが設けられており、
前記中間床2の前記吹抜け空間23側に位置する縁部には、手摺部32が前記開口部25aの下方において設けられていることを特徴とする。
また、収納部25は吹抜け空間23に存在しており、中間部屋20に存在していないので、中間部屋20の面積を小さくすることもない。
前記手摺部32は透明な手摺壁32で構成されており、この手摺壁32の上端と、前記収納部25の前記開口部25aが設けられた前記中間部屋20側の下端との間に隙間Sが設けられていることを特徴とする。
前記吹抜け空間23の上部の一部を形成している2階の内壁30には、当該2階の内壁30に面する前記収納部25に物を出し入れ可能な第2開口部25bが形成されていることを特徴とする。
前記収納部25には、棚板25cが前記2階床22と等しい高さに設けられていることを特徴とする。
図1は本発明に係る建物の縦断面図、図2は同建物の1階の平面図、図3は同建物の2階の平面図、図4は同建物の2.5階の平面図である。
図1に示すように、1階床1の一部の上方には中間床2が設けられており、この中間床2の下方、つまり中間床2と1階床1との間が収納空間3となっている。この収納空間3の天井高は0.9〜1.4mとなっている。
出入口3aには図2において左右に移動可能な家具7,7が収納空間3側に設けられており、この家具7,7によって出入口3aが開閉されるようになっている。また、出入口3bは引戸8によって開閉されるようになっている。
また、リビングダイニング9の西側には、キッチン13が配置されており、このキッチン13の北側に洗面室14と浴室15が配置されている。浴室15の東側にはトイレ16が配置されており、このトイレ16を形成する内壁と収納空間3を形成する内壁6との間に、1階床1から中間床2に至る階段17が配置されている。階段17の上端は中間床2と等しい高さに設けられた踊り場18(図3参照)に接続されている。
中間部屋20の天井21は、1階床1の上方側に向けて水平に延出しており、この延出天井21aと1階床1との間に吹抜け空間23が設けられている。つまり、1階床1から延出天井21aまで吹き抜ける吹抜け空間23が設けられており、この吹抜け空間23は前記中間部屋20に壁がない状態で面している。
また、図3に示すように、中間部屋20を形成する内壁26,27は前記吹抜け空間23側に延出しており、この延出壁26a,27aが前記収納部25の側壁を構成している。なお、内壁26は前記収納空間3に設けられた内壁3c上に配置され、内壁27は収納空間3を形成する内壁5上に配置されている。
また、図1に示すように、吹抜け空間23の上部は2階の内壁30に面しており、この2階の内壁30に収納部25が隣接している。2階の内壁30には、収納部25に物を出し入れ可能な第2開口部25bが形成されており、この第2開口部25bには、図3に示すように、複数の引戸31が設けられている。これら引戸31・・・は引違い戸を構成しており、該引戸31によって第2開口部25bが開閉されるようになっている。
さらに、前記収納部25には、図1に示すように、棚板25cが2階床22と等しい高さに設けられている。棚板25cは複数枚設けられており、これらはそれぞれ取外し可能となっている。したがって、収納部25の平面視における所望の位置に棚板25cを設けることができるようになっている。
部屋36の北側には、第2収納空間38が配置されている。この第2収納空間38は2階床22と、この2階床22の一部の上方に設けられた第2中間床との間に設けられたものであり、天井高は0.9〜1.4mとなっている。この第2中間床と、前記中間部屋20の天井21が下面に設けられた第2中間床30(図1参照)とは等しい高さとなっている。
また、収納部25は吹抜け空間23に存在しており、中間部屋20に存在していないので、中間部屋20の面積を小さくすることもない。
さらに、吹抜け空間23の上部は2階の内壁30に面しており、この2階の内壁30に前記収納部25が隣接しており、前記2階の内壁30に、収納部25に物を出し入れ可能な第2開口部25bが形成されているので、収納部25を2階の廊下34や部屋からも使用することができるので、便利である。
加えて、収納部25には、棚板25cが2階床22と等しい高さに設けられているので、2階床22から収納部25に物を水平移動させて出し入れできる。
また、手摺部32は透明な手摺壁32で構成されており、この手摺壁32の上端と、前記収納部25の下端との間に隙間Sが設けられているので、中間部屋20から1階床1上のリビングダイニング9を見ることができ、またこの隙間Sを通して、中間部屋20と1階床1上のリビングダイニング9との間で空気や音が流通し、換気やコミュニケーションをとることができる。
また、本実施の形態では、収納部25の下面を1階の天井1aとほぼ等しい高さにしたが、収納部25の下面は天井1aより低くしてもよいし、中間床2の上面と等しい高さにしてもよい。
2 中間床
3 収納空間
20 中間部屋
21 天井
21a 延出天井
22 2階床
23 吹抜け空間
25 収納部
25a 開口部
25b 第2開口部
25c 棚板
30 2階の内壁
32 手摺部
Claims (4)
- 1階床の一部の上方に中間床が設けられ、この中間床の下方が、天井高が0.9〜1.4mの収納空間となっており、前記中間床の上方が、天井が2階床より高い中間部屋となっている建物において、
前記中間部屋の天井は、前記1階床の上方側に向けて水平に延出する延出天井となっており、
前記1階床から前記延出天井まで吹き抜ける吹抜け空間が前記中間部屋に面して設けられており、
前記吹抜け空間の平断面の少なくとも一部には、収納部が前記延出天井から垂下して設けられており、この収納部の前記中間部屋側に位置する縁部には、開口部が設けられており、
前記中間床の前記吹抜け空間側に位置する縁部には、手摺部が前記開口部の下方において設けられていることを特徴とする建物。 - 請求項1に記載の建物において、
前記手摺部は透明な手摺壁で構成されており、この手摺壁の上端と、前記収納部の前記開口部が設けられた前記中間部屋側の下端との間に隙間が設けられていることを特徴とする建物。 - 請求項1または2に記載の建物において、
前記吹抜け空間の上部の一部を形成している2階の内壁には、当該2階の内壁に面する前記収納部に物を出し入れ可能な第2開口部が形成されていることを特徴とする建物。 - 請求項3に記載の建物において、
前記収納部には、棚板が前記2階床と等しい高さに設けられていることを特徴とする建物。
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