JP2015196953A - 建物 - Google Patents

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邦親 川元
Kunichika Kawamoto
邦親 川元
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Abstract

【課題】階段に隣接して設けられる空間部の天井高を高くすることができるとともに、容積を大きくすることができる建物を提供する。【解決手段】一階(下階)と二階(上階)とを接続する階段1と、階段1と隣接して設けられ、階段1に対して開口が形成された空間部10と、を備え、二階の床板7は、空間部10の天井板を兼ねている。二階の床面の高さF2は、空間部10が設けられた部分と、空間部10が設けられていない部分とで略等しい。【選択図】図1

Description

本発明は建物に係り、特に、階段に隣接して収納室などの空間部を得られるようにしたものに関する。
特許文献1には、各階の床の一部を上下方向に半階ずらすことによって4層、2.5階建てにした建物が示されている。そして、この建物内に設けられる各部屋は、階段室に設けられる階段の踊り場を介して出入りできるようにすることが開示されている。
特許第5149609号公報
しかしながら、従来の建物のように、階段の踊り場を介して出入りできる空間部を形成したとき、その空間部の天井側には、上階の床部の下に天井板が設けられた所定厚さの天井部が形成されるため、その天井部の厚さだけ収納部の天井高が低くなるとともに、その天井部の体積分だけ、容積が減少するという欠点がった。このため、その空間部を収納室に利用とするときには、収納容積が小さくなるという不都合があった。
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、階段に隣接して設けられる空間部の天井高を高くすることができるとともに容積を大きくすることができる建物を提供することにある。
本発明に係る建物は、上記目的を達成するために、下階と上階とを接続する階段と、その階段と隣接して設けられ、その階段に面して開口が形成された空間部とを備え、前記上階の床板は、前記空間部の天井板を兼ねていることを特徴としている。
上記建物は、上階の床板が空間部の天井を兼ねているため、つまり、空間部の天井が上階の床板を利用する直天井としているため、その空間部は、上階の床板の下面位置まで利用することができる。これにより、従来よりも空間部の天井高を高くすることができるとともに、容積を大きくすることができる。このため、空間部を収納室としたときには、収納容積の大きな収納室とすることができる。
また、空間部の天井高を高くするために二階の床板を従来よりも高い位置に設ける必要がないため、二階の階高を高くすることなく、空間部を任意の天井高に設定することができる。
本発明に係る建物は、上階の床面高さは空間部が設けられた部分と、その空間部が設けられていない部分とで略等しいことを特徴としている。
上記建物では、上階の床面は、空間部が設けられている部分と設けられていない部分とが略同じ高さとなるため、床面に段差が形成されている場合と比べて、建築を容易に行うことができる。
本発明に係る建物は、階段は踊り場を有し、その踊り場の床面は、空間部の床面と略同一面上に位置していることを特徴としている。
上記建物は、階段は踊り場の床面と空間部の床面とが略同一面上に位置しているため、踊り場から空間部への出入りを容易に行うことができる。
本発明に係る建物は、下階は1階であり、空間部の下方には、土間床状に形成された土間空間部が設けられていることを特徴としている。
上記建物では、土間空間部は、基礎部の上に床部が設けられている場合と比べて床面の高さが低いため、上方に空間部が配置されていても、所定の高さを確保することができる。これにより、例えば、その土間空間部をカーポートや作業場等として利用することができ、階段の外側空間の有効利用を図ることができる。
本発明に係る建物は、上階の床板が空間部の天井を兼ねているため、つまり、空間部の天井が上階の床板を利用する直天井としているため、その空間部は、上階の床板の下面位置まで利用することができる。これにより、従来よりも空間部の天井高を高くすることができるとともに、容積を大きくすることができる。このため、空間部を収納室としたときには、収納容積の大きな収納室とすることができる。
また、空間部の天井高を高くするために二階の床板を従来よりも高い位置に設ける必要がないため、二階の階高を高くすることなく、空間部を任意の天井高に設定することができる。
本発明の実施形態に係る建物を説明する図で図2のX−X線断面図である。 図1のY−Y断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、この実施形態により限定されるものではなく、また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一ものも含まれる。
図1は、本発明の実施形態に係る建物Aに設けられている階段1、およびその階段1に隣接して設けられる空間部10の箇所の断面図、図2は、図1のX−X線拡大断面図である。
本実施形態では、建物Aは、住宅であり、一階に居室用の部屋R1および廊下r(図2参照)がそれらの床面が同じ高さ(一階の床面の高さF1)となるように設けられ、二階に居室用の部屋R21,R22および廊下(不図示)がそれらの床面が同一の高さ(二階の床面の高さF2)となるように設けられ、一階の廊下rと二階の廊下とを接続する階段1が設けられている。なお、部屋R1、R21、R22はそれぞれ同じ階に設けられた廊下から出入りするように構成されている。
また、本実施形態では、二階の部屋R21,R22のうち、一方の部屋R21の直下には、一階の部屋R1が設けられていて、他方の部屋R22の直下には、後述する空間部10が設けられて、この空間部10の直下には、後述する土間空間部20が設けられている。
なお、実際の建物Aには、これら部屋R1,R21,R22や空間部10、土間空間部20以外に多くの部屋や設備等が設けられているが、本発明の説明に直接関係しないため省略されている。
階段1は、周知の二階建て住宅に設けられている階段と同様に、建物Aの一階および二階を接続するものであって、枠状に組まれた胴差2の内側に配置される階段室3内に設けられている。この階段室3は、吹き抜け空間となっている。この階段1は、一階の床面の高さF1と二階の床面の高さF2と間の高さに、踊り場1cが設けられ、図2に示されるように、平面視においてコの字状に折れ曲がる階段で、この踊り場1cと、踊り場1cよりも下側の第1階段部1aと、踊り場1cよりも上側の第2階段部1bと、を有している。
第1階段部1aは、所定の幅および段数からなり、その下端が一階の床面の高さF1に配置され、その上端が踊り場1cの高さF3に配置されている。また、第2階段部1bは、所定の幅および段数からなり、その下端が踊り場1cの高さF3に配置され、その上端が二階の床面の高さF2に配置されている。
また、本実施形態では、第2階段部1bの下方に、階段下収納部4が形成されている。階段下収納部4は、床面の高さが一階の床面の高さF1と略同じとなるように設定されている。なお、階段下収納部4は、第1階段部1aの下方の空間と連通していて、この第1階段部1aの下方の空間も含まれるように構成されていてもよい。
空間部10は、階段1の踊り場1c高さF3に配された床板11と、二階の部屋R22の床板7との間に形成されていて、適宜必要な壁に囲まれた所定の容積を有する空間となっている。空間部10は、二階の部屋R22の床板7の下面が露出する直天井となっていて、二階の部屋R22の床板7が天井板を兼ねている。なお、一階の部屋R1の天井は、二階の部屋R21の床板5の下方に天井板などを有する所定の厚さの天井部8が設けられている。
また、空間部10は、階段室3との間に壁3aが設けられていて、この壁3aには、階段室3と空間部10とを連通させる開口3bが形成されていて、開口3bには開口3bを開閉可能な建具15が設けられている。
なお、本実施形態では、開口3bは、下端部の高さが踊り場1cの高さF3と同じとなるように構成されている。
土間空間部20は、外部からアクセス可能で、例えば、カーポートや作業スペースなどに使用される空間で、床面が一階の床面の高さF1よりも低い位置に設けられている。そして、土間空間部20には、階段室3と隣接する外部収納室21が設けられている。
外部収納室21は、階段室3の床板6を外側(図1において左側)に所定距離伸ばすとともに、その伸ばされた先端位置と空間部10の床板11の下面との間に、開口21aおよびこの開口21aを開閉する建具21bを有する壁21cを設けて構成されている。したがって、この外部収納室21は、例えば、カー用品等の道具等を収納するのに用いることができる。
なお、この外部収納室21は、第1階段部1aの下方の空間にアクセス可能に構成されていてもよい。
次に、上述した実施形態による建物Aの作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した実施形態による建物Aによれば、空間部10は、階段1の踊り場1c高さF3に配された床板11と、二階の部屋R22の床板7との間に形成されていて、適宜必要な壁に囲まれた所定の容積を有する空間となっていて、天井板などが設けられておらず、二階の部屋R22の床板7の下面が露出する直天井となっていることにより、空間部10は、二階の床板7の下面位置まで利用することができる。これにより、従来よりも空間部10の天井高を高くすることができるとともに、容積を大きくすることができる。このため、空間部10を収納室としたときには、収納容積の大きな収納室とすることができる。
また、空間部10の天井高を高くするために二階の床板7を従来よりも高い位置に設ける必要がないため、二階の床面の高さF2を高くすることなく、空間部10を任意の高さに設定することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上述した建物Aは2階建の建物としているが、3階以上の建物としてもよい。
また、上述した階段1は、第1階段部1a、第2階段部1bおよびこれら階段部1a,1b間に踊り場1cを有する二段式としたが、踊り場1cを有しない階段としてもよい。この場合、任意の段から空間部10へ出入りできるように構成されていればよい。しかし、上述したように、階段1が踊り場1cを有する二段式とすると、空間部10への出入りが容易になる特長が得られる。
また、階段1の踊り場1cの高さF3は、階段1のほぼ中間位置としたが、空間部10の下方に設けられる土間空間部20の高さが低くて足りるときは、第1階段部1aの長さを短くするとともに、第2階段部1bの長さを長くして踊り場1cの位置を低くし、空間部10の収容容積をより大きくすることもできる。
また、上述した実施形態では、二階の部屋R21,R22および廊下の床面の高さは、全て同じ高さとしているが、異なる高さとしてもよい。例えば、空間部10の上方にある部屋の床面の高さを高くして空間部10の天井高をより高くしてもよい。
また、上述した実施形態では、土間空間部20および外部収納室21が設けられているが、これらの一方または両方が設けられていなくてもよい。
A 建物
R1,R2,R3 部屋
F1 一階の床面の高さ
F2 二階の床面の高さ
F3 踊り場の高さ
1 階段
3 階段室
3a 壁
3b 開口
5,6,7,11 床板
8 天井部
10 空間部
20 土間空間部

Claims (4)

  1. 下階と上階とを接続する階段と、
    前記階段と隣接して設けられ、該階段に面して開口が形成された空間部と、を備え、
    前記上階の床板は、前記空間部の天井板を兼ねていることを特徴とする建物。
  2. 請求項1に記載の建物において、
    前記上階の床面高さは、前記空間部が設けられた部分と、該空間部が設けられていない部分とで略等しいことを特徴とする建物。
  3. 請求項1または2に記載の建物において、
    前記階段は踊り場を有し、該踊り場の床面は、前記空間部の床面と略同一面上に位置していることを特徴とする建物。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物において、
    前記下階は一階であり、前記空間部の下方には、土間床状に形成された土間空間部が設けられていることを特徴とする建物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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