JP4909110B2 - 建物 - Google Patents
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Description
また、このように1つの居住領域にプレイスペースとベッドプレースとを配置することは、子供部屋に限られたものではない。例えば大人が使う部屋でも、仕事等のためのスペースと、就寝等のためのスペースとを1つの居住領域内に配置することが行われている。
前記上階部屋2の複数の個室に対応して、前記上階床2aに、前記中間部屋4に向かって開口する開口部5が形成されるとともに、この開口部5のうち前記上階部屋2の各個室の中央側の位置に対応して、前記上階床2aと中間床4aとの間に梯子6が架設されており、
前記中間部屋4には、前記下階部屋3に面する第2壁部16と、この第2壁部16に対向するとともに中間部屋4の中央側に配置され、前記梯子6が取り付けられる第1壁部15とが立設されており、
前記下階部屋3には、前記中間部屋4との行き来を行うための階段12が、中間部屋4に隣接するようにして設けられており、
前記上階部屋2の各個室には、上階に設けられたその他の部屋に通じる出入口2bが設けられていることを特徴とする。
また、このようにプレイスペースおよびベッドスペースを、上下に振り分けることができることから、従来とは異なり、これら両スペースのそれぞれの面積を狭めたり、上階および下階に設けられたその他の居住空間を必要以上に狭めることがないので、建物1の内部空間を有効的に利用することができる。
これによって、建物1内に明確に区分されたプレイスペースとベッドスペースとを備えながらも、建物1の内部空間を有効的に利用することができ、快適な居住環境を形成することが可能となる。
また、前記上階部屋2には、上階に設けられたその他の部屋に通じる出入口2bが設けられていることから、前記梯子6を昇降する以外にも上階部屋2へと通じる経路を確保することができるので使い勝手が良い。
前記開口部5には、この開口部5を閉塞する閉塞部材7が設けられており、この閉塞部材7の上面は、前記上階床2aの床面と略面一となっていることを特徴とする。
また、前記閉塞部材7の上面は、前記上階床2aの床面と略面一となっているので、上階部屋2を、中間部屋4とは別個の部屋として使用した際に、上階床2aの床面とと閉塞部材7の上面との間を違和感なく行き来したり、段差なく物品を載置することができる。
前記閉塞部材7は、前記開口部5の周囲に立設され、前記上階床2aに対して着脱自在な手摺り壁8,8であることを特徴とする。
前記閉塞部材7は、前記上階部屋2と中間部屋4とを連通する複数の通気孔7a,7a…を備えていることを特徴とする。
また、このようにプレイスペースおよびベッドスペースを、上下に振り分けることができることから、従来とは異なり、これら両スペースのそれぞれの面積を狭めたり、上階および下階に設けられたその他の居住空間を必要以上に狭めることがないので、建物の内部空間を有効的に利用することができる。
これによって、建物内に明確に区分されたプレイスペースとベッドスペースとを備えながらも、建物の内部空間を有効的に利用することができ、快適な居住環境を形成することが可能となる。
また、上階部屋2は、図2に示すように、対照的に構成された部屋を備えており、これに対応して、前記開口部5や梯子6、後述するベッド11、出入口2b等が2つずつ具備されている。
また、この上階部屋2には、図2に示すように、上階に設けられたその他の部屋に通じる出入口2bが設けられており、前記梯子6を昇降する以外にも下階から上階部屋2へと通じる経路を確保することができるので使い勝手が良い。
また、この下階部屋3には、図1および図3に示すように、前記中間部屋4との行き来を行う階段12が、中間部屋4に隣接するようにして設けられている。
なお、図示はしないが、前記梯子6の直下に位置する床の上層には、例えばマット等のようにクッション性や弾力性の高い素材を用いるようにしても良い。
また、この開口部5には、前記閉塞部材7によって閉塞する際に、この閉塞部材7を受けるための受け部17が設けられているので、閉塞部材7を確実に支持できるようになっている。
さらに、図示はしないが、閉塞部材7には、この閉塞部材7を起こして前記開口部5を開放するときのために把手を設けるようにしても良い。
すなわち、例えば前記上階部屋2および中間部屋4を子供部屋として使用していた場合、子供が成長した後は、これら上階部屋2および中間部屋4をプレイスペースとベッドスペースとして使用せずとも良いので、前記閉塞部材7によって開口部5を閉塞することによって、前記上階部屋2および中間部屋4を、それぞれ異なる目的の部屋として使用することができる。
なお、この手摺り壁8,8は、前記梯子6の上端部付近、すなわち梯子6からの上がり口には立設されていない。
そして、この手摺り壁8,8を閉塞部材7として用いる場合は、図5に示すように、前記軸部材8b,8b…を前記挿入穴2cおよび手摺り壁本体8a,8aから引き抜いて、手摺り壁本体8a,8aを傾倒可能としてから用いるようにする。
また、本実施の形態の閉塞部材7として前記手摺り壁8,8を挙げたが、これに限られるものではなく、例えば前記開口部5に填め込み可能に形成された床パネル等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
また、このようにプレイスペースおよびベッドスペースを、上下に振り分けることができることから、従来とは異なり、これら両スペースのそれぞれの面積を狭めたり、上階および下階に設けられたその他の居住空間を必要以上に狭めることがないので、建物1の内部空間を有効的に利用することができる。
これによって、建物1内に明確に区分されたプレイスペースとベッドスペースとを備えながらも、建物1の内部空間を有効的に利用することができ、快適な居住環境を形成することが可能となる。
2 上階部屋
2a 上階床
3 下階部屋
3a 下階床
4 中間部屋
4a 中間床
5 開口部
6 梯子
Claims (4)
- 上階に複数の個室に分けられた上階部屋を有し、下階に下階部屋を有するとともに、下階床の一部の上に中間床が設けられ、この中間床と上階床との間が、一つの部屋である中間部屋とされた建物において、
前記上階部屋の複数の個室に対応して、前記上階床に、前記中間部屋に向かって開口する開口部が形成されるとともに、この開口部のうち前記上階部屋の各個室の中央側の位置に対応して、前記上階床と中間床との間に梯子が架設されており、
前記中間部屋には、前記下階部屋に面する第2壁部と、この第2壁部に対向するとともに中間部屋の中央側に配置され、前記梯子が取り付けられる第1壁部とが立設されており、
前記下階部屋には、前記中間部屋との行き来を行うための階段が、中間部屋に隣接するようにして設けられており、
前記上階部屋の各個室には、上階に設けられたその他の部屋に通じる出入口が設けられていることを特徴とする建物。 - 請求項1に記載の建物において、
前記開口部には、この開口部を閉塞する閉塞部材が設けられており、この閉塞部材の上面は、前記上階床の床面と略面一となっていることを特徴とする建物。 - 請求項2に記載の建物において、
前記閉塞部材は、前記開口部の周囲に立設され、前記上階床に対して着脱自在な手摺り壁であることを特徴とする建物。 - 請求項2または3に記載の建物において、
前記閉塞部材は、前記上階部屋と中間部屋とを連通する複数の通気孔を備えていることを特徴とする建物。
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