JP5149609B2 - 階段構造および建物 - Google Patents
階段構造および建物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5149609B2 JP5149609B2 JP2007321959A JP2007321959A JP5149609B2 JP 5149609 B2 JP5149609 B2 JP 5149609B2 JP 2007321959 A JP2007321959 A JP 2007321959A JP 2007321959 A JP2007321959 A JP 2007321959A JP 5149609 B2 JP5149609 B2 JP 5149609B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- staircase
- building
- landing
- room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
この建物は、各階の床の一部を、上下方向に半階ずらすことによって、3階建てより一部が半階程度の高さ高くなった3.5階となるとともに、所定の天井高を有する部屋を設けることが可能な層を上下に6層設けた建物である。
1階から2.5階にかけて設けられた平面視矩形状の階段室5と、
前記階段室5において、1.5階、2階、2.5階にそれぞれ配置された3つの踊り場7〜9と、上下に隣り合う踊り場間に設けられた2つの階段11,12および1階床1MFと1.5階の踊り場7との間に設けられた1つの階段10の合計3つの階段10〜12とを備え、
前記階段10〜12および踊り場7〜9は平面視において、前記階段室5の中央部の周囲に配置されており、前記階段10〜12は上下に重ならないように配置されており、
前記階段室5の平面視における中央部には、雛壇状の棚部21が2階から2.5階にかけて設けられており、この棚部21の最下段の棚21aが2.5階の床2MFの高さと等しいことを特徴とする。
また、2階の床2Fにある踊り場8と、2.5階に至る階段12の双方から棚部21に載置された装飾物を見ることができる。
また、棚部21の最下段21aの棚が2.5階の床2MFの高さと等しいので、棚部21の全ての棚21a〜21cは、2.5階に至る階段12の段板より高い位置にあり、よって、階段12を上り下りする最中に棚21a〜21cに載置した装飾物が傷付いたり破損したりするおそれがない。
前記階段室5は、平面視において一辺を構成する壁5aが、建物の外壁6の一部を構成するようにして配置されていることを特徴とする。
前記階段室5の1.5階から2階に至る階段11の下が階段下収納18となっており、
この階段下収納18は建物の外壁5aに沿って配置されており、この外壁5aに前記階段下収納18への出入口18aが形成されていることを特徴とする。
前記階段室5の2階の踊り場8に隣接して、天井高が0.9〜1.4mの収納室23が配置されるとともに、前記2階の踊り場8に面して前記収納室23への出入口23aが設けられており、
前記階段室の2.5階の踊り場9に隣接して、部屋25が配置されるとともに、前記2.5階の踊り場9に面して前記部屋25への出入口25aが設けられており、
前記部屋25は前記収納室23の直上に配置されていることを特徴とする。
図1は本発明に係る建物の一例を示すもので、1階の平面図、図2は同、1.5階〜2階にかけての平面図、図3は同、2階〜2.5階にかけての平面図である。また、図4は本発明に係る建物の概略構成を示す縦断面図である。
つまり、1階の中間部に1階床1Fより半階ほど高い位置に1.5階床1MFが設けられ、2階の中間部に2階床2Fより半階ほど高い位置に2.5階床2MFが設けられることによって、上下に半階程度がラップする4層を有する2.5階建ての建物である。なお、2階の天井位置には床LFが設けられており、この床LFと天井との間はロフトLとなっている。
前記階段室5において、1.5階には踊り場7が配置されており、2階には踊り場8が配置されており、2.5階には踊り場9が配置されている。
1階床1Fと、1.5階の踊り場7との間には階段10が設けられており、1.5階の踊り場7と2階の踊り場8との間には階段11が設けられており、2階の踊り場8と2.5階の踊り場9との間には階段12が設けられている。
すなわちまず、階段10は、図1に示すように、階段室5の西側の壁5bに沿って配置された直階段であり、キッチン13の近傍の1階床1Fと、階段室5の壁5bと壁5aとの角部に設けられた踊り場7とに接続されている。
また、階段11は、図2に示すように、階段室5の壁5aに沿って配置された直階段であり、前記踊り場7と、階段室5の南側の壁5cと壁5aとの間に東側の壁5dに沿って配置された踊り場8とに接続されている。
さらに、階段12は、図2および図3に示すように、階段室5の南側の壁5cに沿って配置された直階段であり、前記踊り場8と、階段室5の壁5bと壁5cとの角部に設けられた踊り場9とに接続されている。
階段下収納17は、階段12と2階床2Fの下方に設けられたものであり、食品や食器等を収納しておくパントリーとして利用されている。この階段下収納17には、キッチン13の北側で、かつトイレ19の南側の部位から出入りできるようになっている。
また、階段下収納18は、1.5階から2階に至る階段11の下方に設けられたものであり、建物の外壁6でかつ階段室5を形成する壁5aに沿って配置されている。この壁5aには戸を備えた出入口18aが設けられており、この出入口18aから階段下収納18に外部から出入りできるようになっている。
また、棚部21は3段に形成されたものであり、その最下段の棚21aは2.5階床2MFの高さと等しくなっている。また、棚部21は、階段12の上り方向において、段状に高くなっていき、最上段の棚21cは2.5階の天井まで達しておらず、2.5階の略半分の高さに位置している。つまり、2階床2Fと等しい高さ位置にある踊り場8の床が、平面視において階段11,12間まで延出され、この床上に棚部21が設置されている。また、棚部21の前面は踊り場8に面しており、背面は踊り場7に面している。
したがって、棚部21の棚21a,21b,21cに載置される装飾物は、踊り場8や階段12、階段11から見ることができる。
また、収納室23の東側には、寝室となる部屋24が配置されており、この部屋24と収納室23とを仕切る壁には、引戸を備えた出入口23bが設けられ、この出入口23bから収納室23の出入りできるようになっている。つまり、収納室23には、この出入口23bと前記出入口23aの2箇所から出入りできるようになっている。
なお、部屋24には、前記踊り場8に面して設けられた出入口24aから出入りできるようになっている。
また、部屋25の西側には子供部屋となる部屋27が配置されている。この部屋27の北側にはウォークインクローゼット27aが配置されている。
すなわちまず、1階から2.5階にかけて設けられた平面視矩形状の階段室5において、1.5階、2階、2.5階にそれぞれ配置された3つの踊り場7〜9と、上下に隣り合う踊り場間および1階床1Fと1.5階の踊り場7との間に設けられた3つの階段10〜12とを備えており、階段10〜12および踊り場7〜9は平面視において、階段室5の中央部の周囲に配置されており、前記階段10〜12は上下に重ならないように配置されているので、階段10〜12の上方を開放することができ、通風性や採光性に優れるとともに、階段10〜12を昇降する人が圧迫感を感じることがない。
また、棚部21の最下段の棚21aが2.5階床2MFの高さと等しいので、棚部21の全ての棚21a〜21cは、2.5階に至る階段12の段板より高い位置にあり、よって、階段12を上り下りする最中に棚21a〜21cに載置した装飾物が傷付いたり破損したりするおそれがない。
加えて、階段室5の1.5階から2階に至る階段11の下が階段下収納18となっており、この階段下収納18は建物の外壁5aに沿って配置されており、この外壁5aに階段下収納18への出入18aが形成されているので、階段下収納18に外部から出入口18aを介して出入りできるので、収納物の出し入れが容易となる。また、階段11の下には1階から1.5階に至る階段10は配置されていないので、階段下収納18の上下の高さを大きくとれる。
また、天井高の低い収納室23の直上に部屋25が配置されているので、この部屋25の天井高を高くとれる。
1MF 1.5階床
2F 2階床
2MF 2.5階床
5 階段室
5a 壁
7〜9 踊り場
10〜12 階段
18 階段下収納
18a 出入口
23 収納室
25 部屋
25a 出入口
Claims (4)
- 4層、2.5階建ての建物に設けられる階段構造であって、
1階から2.5階にかけて設けられた平面視矩形状の階段室と、
前記階段室において、1.5階、2階、2.5階にそれぞれ配置された3つの踊り場と、上下に隣り合う踊り場間に設けられた2つの階段および1階床と1.5階の踊り場との間に設けられた1つの階段の合計3つの階段とを備え、
前記階段および踊り場は平面視において、前記階段室の中央部の周囲に配置されており、前記階段は上下に重ならないように配置されており、
前記階段室の平面視における中央部には、雛壇状の棚部が2階から2.5階にかけて設けられており、この棚部の最下段の棚が2.5階の床の高さと等しいことを特徴とする階段構造。 - 請求項1に記載の階段構造を備えた建物であって、
前記階段室は、平面視において一辺を構成する壁が、建物の外壁の一部を構成するようにして配置されていることを特徴とする建物。 - 請求項2に記載の建物において、
前記階段室の1.5階から2階に至る階段の下が階段下収納となっており、
この階段下収納は建物の外壁に沿って配置されており、この外壁に前記階段下収納への出入口が形成されていることを特徴とする建物。 - 請求項2または3に記載の建物において、
前記階段室の2階の踊り場に隣接して、天井高が0.9〜1.4mの収納室が配置されるとともに、前記2階の踊り場に面して前記収納室への出入口が設けられており、
前記階段室の2.5階の踊り場に隣接して、部屋が配置されるとともに、前記2.5階の踊り場に面して前記部屋への出入口が設けられており、
前記部屋は前記収納室の直上に配置されていることを特徴とする建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007321959A JP5149609B2 (ja) | 2007-12-13 | 2007-12-13 | 階段構造および建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007321959A JP5149609B2 (ja) | 2007-12-13 | 2007-12-13 | 階段構造および建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009144385A JP2009144385A (ja) | 2009-07-02 |
JP5149609B2 true JP5149609B2 (ja) | 2013-02-20 |
Family
ID=40915307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007321959A Expired - Fee Related JP5149609B2 (ja) | 2007-12-13 | 2007-12-13 | 階段構造および建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5149609B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015081488A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | 旭化成ホームズ株式会社 | 建物 |
CN112227764B (zh) * | 2020-10-10 | 2021-12-21 | 唐文丹 | 多层建筑 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10110545A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-04-28 | Misawa Homes Co Ltd | 低建物ユニットおよびユニット式建物 |
JPH10246009A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-14 | Misawa Homes Co Ltd | 住 宅 |
JP4662512B2 (ja) * | 2000-03-13 | 2011-03-30 | 住友林業株式会社 | 住宅の室内構造 |
JP4192164B2 (ja) * | 2004-06-24 | 2008-12-03 | ミサワホーム株式会社 | 建物 |
JP2006183347A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Naruto Komuten:Kk | メゾネット型住宅の居室構造 |
-
2007
- 2007-12-13 JP JP2007321959A patent/JP5149609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009144385A (ja) | 2009-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3612589B2 (ja) | 集合住宅 | |
JP5149609B2 (ja) | 階段構造および建物 | |
JP3987392B2 (ja) | 建物 | |
JP5977496B2 (ja) | 住宅 | |
KR20150027374A (ko) | 공용공간이 구비된 복층형 아파트 | |
JP4150707B2 (ja) | 建物 | |
JP2004044210A (ja) | 建物 | |
JP4095523B2 (ja) | 蔵型収納付き建物 | |
JP4036858B2 (ja) | 建物 | |
JP4097645B2 (ja) | 建物 | |
JP4376945B2 (ja) | 建物構造 | |
JP4279742B2 (ja) | 建物 | |
JP3776293B2 (ja) | 多層型収納付き建物 | |
JP4011568B2 (ja) | ゆとりのある居住空間構造 | |
JP4909110B2 (ja) | 建物 | |
JP7511340B2 (ja) | 個室 | |
JP4242370B2 (ja) | 建物 | |
JP2682608B2 (ja) | 多層階蔵型収納付き建物 | |
JP2007092429A (ja) | 吹抜け付き建物 | |
JP4242369B2 (ja) | 建物 | |
JP3786649B2 (ja) | 建物 | |
JP2603792B2 (ja) | 多層蔵型収納付き建物 | |
JP2007218053A (ja) | 蔵型収納付き建物 | |
JP3199662U (ja) | 住宅 | |
JP4662512B2 (ja) | 住宅の室内構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120522 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120704 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121120 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5149609 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |