JP2018027162A - 受付カウンター構造 - Google Patents

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雅大 平木
Masahiro Hiraki
雅大 平木
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Abstract

【課題】収納スペースを備えた受付カウンター構造を提供する。
【解決手段】開口部3に設置される受付カウンター構造10であって、室外側に向けて突出するように設置されるカウンター20と、開口部に設けられる一対の縦枠31,32と上枠33とからなる三方枠と該三方枠に嵌め込まれてカウンター上をスライド開閉可能である複数枚の引戸34,35とを有してなる窓ユニット30と、カウンターの下方に設置される収納棚40とを有してなる。収納棚は、室内側に開口する収納スペース45a〜45dを有し、その室外側は背板44で閉止されている。カウンターの幅方向両端木口と窓ユニットの三方枠の幅方向外面は略面一に設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、受付カウンター構造に関する。
来訪者との応接用に設けられる受付カウンター構造としては、銀行や郵便局などに多く採用される上部開放型構造(特許文献1など)に加えて、カウンター上に開閉可能な窓を備えた受付窓を有するカウンター構造がある。後者の受付カウンター構造は、窓を閉止することにより執務室の内部が外部から遮蔽されるので、防犯に資すると共に、落ち着いた執務空間を確保することができる利点があり、且つ、窓を開放すれば来訪者との応接が可能になるので、来訪者数が比較的少ないと考えられるマンションや高齢者用施設の執務室(管理室)などに多く採用されている。
実用新案登録第3168900号公報
受付窓を有するカウンター構造にあっては、通常は窓を閉止しておき、来訪者があったときに窓を開放して担当者が応接するように使用されることが多く、その際に、来訪者に所定の用紙を渡して必要事項を記入してもらう必要が生ずる場合がある。従来は、当該用紙や筆記具などの事務用品を収納するための収納スペースがカウンター構造に備えられていなかった。しかしながら、上記したように、受付窓は通常は閉止されているため、これらの用紙や事務用品を室外側に突出するカウンターに常に置いたままにしておくことは好ましくない。また、場合によっては特定の来訪者や特定の来訪目的に応じて配布すべき書類などもあるので、これらを室内側に収容しておくための収納スペースが必要になるが、従来は、カウンター構造とは別の収納スペースを利用するしかなく、来訪者に対する応接や事務処理をスムーズに行えないという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、上記した従来技術における問題を解消し、収納スペースを備えた受付カウンター構造を提供することである。
この課題を解決するため、本願の請求項1に係る発明は、開口部に設置される受付カウンター構造であって、室外側に向けて突出するように設置されるカウンターと、開口部に設けられる一対の縦枠と上枠とからなる三方枠と該三方枠に嵌め込まれてカウンター上をスライド開閉可能である複数枚の引戸とを有してなる窓ユニットと、カウンターの下方に設置される収納棚とを有してなることを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、請求項1記載の受付カウンター構造において、収納棚が有する収納空間の少なくとも一つが室内側に開口し、その室外側が背板で閉止されていることを特徴とする。
本願の請求項3に係る発明は、請求項1または2記載のカウンター構造において、カウンターの幅方向両端木口と窓ユニットの三方枠の幅方向外面とが略面一であることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、受付カウンター構造に収納棚が設けられているので、その収納スペースに用紙や事務用品などを収納しておくことができ、来訪者に対する応接や事務処理を効率的に行うことができる効果がある。また、窓ユニットにおいて引戸は一対の縦枠と上枠とからなる三方枠に設置され、カウンターを下枠として兼用して引戸をスライド開閉可能に設けているので、下枠を省略することによるコストメリットが得られる。
請求項2に係る発明によれば、特定の来訪者や特定の来訪目的に応じて配布すべき書類などがある場合に、これを室内側にのみ開口する収納空間に収納しておくことができ、また、該収納空間の室外側は背板で閉止されているので、収納した書類などを室外の来訪者が無断で持ち去ることを防止することができる効果がある。
請求項3に係る発明によれば、カウンターの幅方向両端木口と窓ユニットの三方枠の幅方向外面とが略面一であるので、カウンターの上に窓ユニットを設置する際に、三方枠の位置決めが容易となる効果がある。
本発明の一実施形態(実施例1)による受付カウンター構造を室外側から見た正面図である。 この受付カウンター構造を室内側から見た正面図である。 図1A−A切断線による縦断面図である。 図1B−B切断線による収納棚部分の横断面図である。 本発明の他実施形態(実施例2)による受付カウンター構造を室外側から見た正面図である。 この受付カウンター構造を室内側から見た正面図である。 図5A−A切断線による縦断面図である。 図5B−B切断線による収納棚部分の横断面図である。
本発明による受付カウンター構造について以下に実施例を挙げて説明する。
図1は本発明の一実施形態(実施例1)による受付カウンター構造10を室外側から見た正面図であり、図2はこの受付カウンター構造10を室内側から見た正面図であり、図3は図1A−A切断線による縦断面図であり、図4は図1B−B切断線による収納棚部分の横断面図である。この受付カウンター構造10は、床1上において壁2に形成された開口部3に設置され、より詳しくは、図示の例では、開口部3内において床1上に施工された躯体4の上に設置されている。
この受付カウンター構造10は、カウンター20と、窓ユニット30と、収納棚40とから構成されている。
カウンター20は、開口部3の開口幅と略同一の幅寸法と、躯体4の室内側の面4aから室外側の面4bを超えてさらに所定寸法室外側に突出する奥行寸法とを有する平面視略矩形状の板材であるが、前方突出端の両角部をR面に形成しても良い。
窓ユニット30は、一対の縦枠31,32と上枠33とで形成される三方枠(符号なし)と、この三方枠内にスライド開閉可能に設けられる2枚の引戸34,35とを有してなる。三方枠の幅寸法はカウンター20の幅寸法と略同一であり、すなわち、受付カウンター構造10が開口部3に施工された状態において、カウンター20の幅方向両端木口と窓ユニット30の三方枠の幅方向外面とが略面一である。カウンター20は、窓ユニット30の下枠を兼ねており、上枠33に上吊りされた引戸34,35が、縦枠31,32間において、カウンター20上をスライド移動することにより開閉可能とされている。
引戸34は、一対の縦框34a,34bと一対の横框34c,34dとで形成される枠体(符号なし)内にガラスなどの透光板34eが嵌め込まれてなる。同様に、引戸35は、一対の縦框35a,35bと一対の横框35c,35dとで形成される枠体(符号なし)内にガラスなどの透光板35eが嵌め込まれてなる。
縦框34a,35aは、引戸34,35の閉止時(図1,図2)に縦枠31,32の内面に形成された凹溝(図示せず)に嵌入する框(戸先框)であり、その室内側および室外側の両面に引手34f,35fが設けられている。縦框34b,35bは、引戸閉止時に略密接状態で前後に重なり合う框(召し合わせ框)であり、この実施例では、引戸34が室内側、引戸35が室外側に配置されている。召し合わせ框34b,35bの室内側にはシーソー錠36が設けられており、その室内側からの操作により引戸34,35を閉止状態に維持ないしロック可能である。
収納棚40はカウンター20の下方に設けられる。収納棚40はカウンター20とは別体に構成されたものであっても良いが、図示のように、カウンター20が収納棚40の上板を兼ねるものとして構成されることが好ましい。また、収納棚40はカウンター20と同幅に形成されることが好ましい。すなわち、図示実施例による収納棚40は、カウンター20の幅方向両木口と面一に下方に垂直に突出する一対の側板41,42と、これら側板41,42の下端に連結されて略水平に延長する底板43と、カウンター20、側板41,42および底板43に囲まれた空間(収納スペース45)の室外側開口を閉止する背板44とで構成されている。さらに、図示実施例では、カウンター20と底板43との間に連結されて垂直に延長する3枚の中仕切り板46a〜46cにより、4つに仕切られた収納スペース45a〜45dが形成されている。これらの収納スペース45a〜45dはいずれも室内側に開口している(図4)ので、室内側から各収納スペースに書類やカタログ、事務用品などを収納・保管し、これらを室内側から取り出して使用することができる。
受付カウンター構造10を構成するカウンター20、窓ユニット30および収納棚40ならびにこれらの構成部材の寸法は、開口部3に設置可能である限りにおいて任意に設定することができるが、一例を挙げれば、以下の通りである。
開口部3は、幅1632mm、高さ2033mmである。躯体4は、幅1632mm、高さ750mmである。カウンター20は、幅1632mm、高さ(板厚)30mm、奥行600mmである。窓ユニット30は、幅1632mm、高さ1133mm、奥行155mmであり、三方枠の各枠材31〜33の板厚はいずれも25mmである。収納棚40は、幅1632mm、高さ120mm、奥行335mmであり、側板41,42、底板43、背板44および中仕切り板46a〜46cの板厚はいずれも15mmである。また、4つに区画された収納スペース45a〜45dのうち両側の収納スペース45aおよび45dの幅は278.5mmであり、中央の収納スペース45bおよび45cの幅は500mmである。
このような寸法で各部材を構成すると、カウンター20、窓ユニット30および収納棚40の後端(室内側)を揃えて受付カウンター構造10としたときに、カウンター20が窓ユニット30より室外側に445mm突出するので、来訪者は該突出面を筆記台や物置台として有効に利用することができる。
収納棚40は、床1から底板13の下面までの寸法が700〜800mm、より好ましくは750mmとなるように設置されることが好ましい。オフィス用のデスクは高さ700mm以上のものが多く使用され、また、JIS S 1031:2004による最大高さは750mmであることから、このような設置高さとすることにより、受付カウンター構造10の室内側にデスクを隣接させた場合であっても、室内側に開口する収納スペース45a〜45dに対する物の出し入れに支障を来すことがない。
なお、収納棚40の収納スペース45を4つに区画する中仕切り板46a〜46cは、両端の収納スペース45a,45dを幅278.5mm、中央の収納スペース45b,45cを幅500mmとする位置に設けられている。各収納スペース45a〜45dの奥行は320mmであるから、両端の収納スペース45a,45dはA4サイズの用紙(210mm×297mm)を収容しておくのに好適に使用することができる。
この受付カウンター構造10の施工は、たとえば次のようにして行うことができる。すなわち、施工現場にて既に施工されている開口部3内において躯体4の上に収納棚40(上面開放のもの)を載せてネジ固定し、その上にカウンター20を載せてネジ固定し、さらにその上に窓ユニット30の三方枠を載せて壁2に固定する。窓ユニット30の三方枠はカウンター20と同幅であるので、施工時における三方枠の位置決めが容易である。あらかじめ収納棚40とカウンター20とが一体に構成されたものを躯体4に載せて固定しても良い。
図5は本発明の他実施形態(実施例2)による受付カウンター構造50を室外側から見た正面図であり、図6はこの受付カウンター構造50を室内側から見た正面図であり、図7は図5A−A切断線による縦断面図であり、図8は図5B−B切断線による収納棚部分の横断面図である。この受付カウンター構造50は、多くの構成が実施例1の受付カウンター構造10と同様であり、収納棚60の構成において相違するにすぎないので、実施例1と同一の構成には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
この受付カウンター構造50の収納棚60は、カウンター20、側板61,62および底板63に囲まれた空間を、実施例1と同様に3枚の中仕切り板64a〜64cで幅方向に仕切ると共に、これにより仕切られた4つの空間を各々奥行方向において前後に2分割するように仕切る中仕切り板65a〜65dを配することにより、室内側に開口する4つの収納スペース66a〜66dと、室外側に開口する4つの収納スペース67a〜67dを形成している(図6)。
このように収納スペースを仕切ることにより、被収納物の種類や目的に応じて、執務室で使用する事務用品や、特定の来訪者や特定の来訪目的に応じて配布すべき書類などは、室内側に開口する4つの収納スペース66a〜66dに収納し、不特定の来訪者に渡しても問題のない書類や一般に配布するカタログなどは、室外側に開口する4つの収納スペース67a〜67dに収納するように、区別して収納スペースを利用することができる。
以上に実施例を挙げて本発明について詳述したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定された発明の範囲内において多種多様な変形・変更を加えて実施可能である。たとえば、図示実施例では窓ユニット30に2枚の引戸34,35を用いているが、より多数枚(たとえば4枚)の引戸を用いても良い。また、収納棚40,60における収納スペースの仕切り方は任意であり、実施例1,2に示す以外の収納スペースを形成しても良い。
1 床
2 壁
3 開口部
4 躯体
10 受付カウンター構造
20 カウンター
30 窓ユニット
31,32 縦枠
33 上枠
34,35 引戸
36 シーソー錠
40 収納棚
41,42 側板
43 底板
44 背板
45(45a〜45d) 収納スペース
46a〜46c 中仕切り板
50 受付カウンター構造
60 収納棚
61,62 側板
63 底板
64a〜64c 幅方向の中仕切り板
65a〜65d 前後方向の中仕切り板
66a〜66d 室内側に開口する収納スペース
67a〜67d 室外側に開口する収納スペース

Claims (3)

  1. 開口部に設置される受付カウンター構造であって、室外側に向けて突出するように設置されるカウンターと、開口部に設けられる一対の縦枠と上枠とからなる三方枠と該三方枠に嵌め込まれてカウンター上をスライド開閉可能である複数枚の引戸とを有してなる窓ユニットと、カウンターの下方に設置される収納棚とを有してなることを特徴とする受付カウンター構造。
  2. 収納棚が有する収納空間の少なくとも一つが室内側に開口し、その室外側が背板で閉止されていることを特徴とする、請求項1記載の受付カウンター構造。
  3. カウンターの幅方向両端木口と窓ユニットの三方枠の幅方向外面とが略面一であることを特徴とする、請求項1または2記載のカウンター構造。
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