JP6886828B2 - 間仕切収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物内の部屋や空間を仕切る間仕切収納装置に関する。
既存の病院やクリニックにおいては、部屋の床面に間仕切装置を立設して複数の区画されたエリアに仕切ることが行われている。その一例としては、例えば特許文献1のように、収納装置や作業用のテーブルを備えた間仕切収納装置がある。この間仕切収納装置は、床面に立設されて空間を左右に区画する仕切壁を備え、仕切壁の延設方向の後端側には床面に載置された収納装置が固定され、前端側には床面に立設されたエンドパネルが固定されており、仕切壁の延設方向にはテーブルを構成する板部材が設けられている。また収納装置は部屋の壁に沿って幅方向に延設されており、この収納装置と仕切壁とは直交する方向に配設されて間仕切装置が上面視略T字となっている。
また、間仕切収納装置により区画されたエリア内には、それぞれベッドが配置されており、間仕切収納装置の区画されたエリアの入口側すなわち仕切壁の延設方向の前端側の幅寸法が小さく形成され、ベッドと間仕切収納装置との間に移動スペースが確保されているため、ベッドの横を患者や医療従事者等が移動することができるようになっている。
特許第4575138号公報(第5頁、第1図)
特許文献1の間仕切収納装置にあっては、収納装置の引出部が仕切壁の延設方向と直交する方向に引出され、ベッドと間仕切収納装置との間の移動スペースに張り出す構造であることから、結果的に引出部における引出し代が小さくなってしまうという問題に加え、移動スペースに張り出された引出部は仕切壁からの距離が長くなるためが間仕切収納装置の左右方向の重心バランスを崩してしまう虞があった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、開閉部を有する収納装置を備えながら高い安定性を維持できる間仕切収納装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の間仕切収納装置は、
建物内の部屋や空間を複数の区画されたエリアに分割する仕切壁を有し、前記仕切壁の後端側には該仕切壁と直交する方向に延設される収納装置が配置されて上面視略T字状を成す間仕切収納装置であって、
前記仕切壁に沿って設けられたテーブル部は、前部分の幅寸法が後部分の幅寸法より小さく形成されており、
前記収納装置は、前記仕切壁の延設方向に向けて開閉される開閉部を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、テーブル部の前部分の幅寸法が後部分の幅寸法より小さく形成されていることから、区画されたエリアの入口側すなわち仕切壁の延設方向の前端側においてベッドと間仕切収納装置との間に移動スペースが確保されている。また、開閉部は仕切壁の延設方向に開閉されるため、仕切壁から離れる方向すなわちベッドと間仕切収納装置との間の移動スペース方向に張り出さないことから、開閉部が開かれたことによる間仕切収納装置の左右方向への重心バランスの変化がなく、間仕切収納装置の安定性を高い状態に維持することができる。
前記開閉部は、前記仕切壁の延設方向に向けて引き出される引出部であることを特徴としている。
この特徴によれば、引出部は引出した際に、仕切壁から離れる方向すなわちベッドと間仕切収納装置との間の移動スペース方向に張り出さないことから、引出部の引出し代を大きくとることができ、間仕切収納装置の左右方向への重心バランスの変化に影響を与えないようにしながら、収納量を大きくとることができる。
前記間仕切収納装置は、前記区画されたエリアにおける各テーブル部を構成する板部材の後端部を支持する幅方向に延びる後方支持脚部と、前記板部材の前端部を支持する前記後方支持脚部より小さい幅寸法で幅方向に延びる前方支持脚部と、前記後方支持脚部と前記前方支持脚部とを連結する縦連結杆部と、を備えるフレーム部材を有し、前記収納装置は前記フレーム部材に固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、後方支持脚部と前方支持脚部とが幅広に構成され、床面に対して幅方向に接地していることから、収納装置の引出部の引き出しに伴い引出部の重心が間仕切収納装置の前方斜め方向へ移動した際にも間仕切収納装置の安定性への影響が少なく、間仕切収納装置の安定性が高い。
前記仕切壁は、該仕切壁の下方に配置された板部材の上方の空間を左右に区画し、左右の区画に前記テーブル部をそれぞれ形成していることを特徴としている。
この特徴によれば、仕切壁により板部材の上方の空間を左右に区画し、仕切壁の左右にテーブル部が構成されることから、テーブル部を一枚板の板部材で構成することができ、板部材に固定される前記フレーム部材の捻じれ方向の強度が補強され、間仕切収納装置の安定性が高い。
前記テーブル部は、前記収納装置の前記引出部が引き出された状態における上方に位置する部分が開放されていることを特徴としている。
この特徴によれば、テーブル部が引出部の内部へのアクセスを阻害せず、収納装置を利用し易い。
前記テーブル部の上方には上部収納装置が設置され、前記テーブル部は、前記収納装置の前記引出部が引き出された状態における上方に位置する部分に切欠部を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、テーブル部を広く確保しながら、テーブル部の下方で開閉される収納装置が利用し易いことに加え、患者や医療従事者等は切欠部内に侵入することでテーブル部の上方に設置された上部収納装置を利用し易い。
前記切欠部は、緩やかな曲率の湾曲形状となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、切欠部内に侵入した患者や医療従事者等がテーブル部の側縁で怪我し難くなっている。
実施例おける間仕切収納装置を用いて区画されたエリアを形成した状態を示す斜視図である。 間仕切収納装置の分解斜視図である。 間仕切収納装置により部屋が区画されている様子を示す上面図である。 間仕切収納装置の上面図である。 区画されたエリアS2側からの側面視においてフレーム部材と下部仕切壁と下部収納装置との寸法関係を説明する図2のA‐A断面図である。 フレーム部材と板部材と下部収納装置との配置関係を説明する上面視のイメージ図である。 変形例における板部材の形状と下部収納装置との関係を説明する上面視のイメージ図である。
本発明に係る間仕切収納装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る間仕切収納装置につき、図1から図6を参照して説明する。
図1及び図3に示されるように、間仕切収納装置1は、主に医療施設等の室内空間を区画されたエリアS1と区画されたエリアS2とに区画する際に用いられるものである。間仕切収納装置1は、室内空間を区画する上部仕切壁2と下部仕切壁3,3’(図2参照)と、作業用のテーブル部4,4’と、上部収納装置5と下部収納装置6,6’(収納装置)とを備えている。また上部収納装置5及び下部収納装置6,6’と、上部仕切壁2及び下部仕切壁3,3’とは直交する方向に配設されており、間仕切収納装置1は上面視略T字となっている。
図1から図3に示されるように、間仕切収納装置1は、上部仕切壁2と下部仕切壁3,3とにより区画された区画されたエリアS1,S2のテーブル部4,4’を構成する板部材7がフレーム部材8により支持されている。
図4に示されるように、板部材7は、上面視略矩形状の後部分9と上面視略壺型に形成された前部分10とが一体に形成された一定の厚みを有する木製の板体であり、上面視において略T字状に形成されている。後部分9は、板部材7の後端7aと前部分10との境界の仮想線αとの前後方向の寸法D1が、後に詳述する上部収納装置5の前後方向の寸法D2(図3参照)より若干大きくなっており、幅方向の寸法W1が上部収納装置5の幅方向の寸法W2より大きくなっており、上部収納装置5が固定された状態で後部分9の上面9aの露出部分がテーブル部4,4’において、患者等が身の回りのものを載置しておくのに利用できる作業台40,40’として機能するようになっている。
図4に示されるように、前部分10は後部分9に比べて幅寸法が総じて短く形成されている。前部分10は、後部分9との境界の仮想線αから前方に向かうにつれて幅が小さくなり、所定位置で前方に向かうにつれて幅が再び大きくなる緩やかな曲率を有する湾曲形状の切欠部11,11’を備えている。
また、切欠部11,11’の前方は、前方に向かうにつれて一旦幅が大きくなり、所定位置で板部材7の前端7bに渡り漸次幅が再び小さくなる湾曲形状となっている。換言すると前部分10の左右の側縁はそれぞれ上面視S字状及び逆S字状となっている。
板部材7における前部分10の幅方向中央には、板部材7の上方(テーブル部4,4’の上面等)で利用される電子機器への配線(図示せず)を通すことができる孔7c,7c’が形成されている。これら孔7c,7c’同士は、その対向端部が上部仕切壁2の厚み寸法よりも若干大きく離間しており、配線が上部仕切壁2に干渉せず、配線を通し易くなっている。
図2に示されるように、フレーム部材8は、アルミ等の金属製であり、板部材7の前端部の下方に板部材7の幅方向に延びる前方支持脚部80Aが位置し、板部材7の後端部の下方に板部材7の幅方向に延びる後方支持脚部80Bが位置しており、これら前方支持脚部80Aと後方支持脚部80Bとは、これらの幅方向の略中央に配置される上方の縦連結杆16A及び下方の縦連結杆16Bにより連結されている。
前方支持脚部80Aは、板部材7の幅方向に離間して備えられた2本の脚部12,12’と、これら脚部12,12’を上端部及び下端部でそれぞれ連結する上方の前方横連結杆13A及び下方の前方横連結杆13Bを備えている。同様に後方支持脚部80Bは、板部材7の幅方向に離間して備えられた2本の脚部14,14’と、これら脚部14,14’を上端部及び下端部でそれぞれ連結する上方の後方横連結杆15A及び下方の後方横連結杆15Bを備えている。また、脚部12,12’,14,14’の下端にはキャスター41,41,41,41がそれぞれ固定されている。
図5に示されるように、上方の前方横連結杆13A及び下方の前方横連結杆13Bは、断面視略矩形状である。また、図6に示されるように、連結する脚部12,12’の両側端部同士の幅寸法D6が板部材7の前端7bの幅寸法より短くなるような長手方向の寸法に形成されており、上面視において板部材7の外側に脚部12,12’が張り出さない構造となっている。
同様に図5及び図6に示されるように、上方の後方横連結杆15Aと下方の後方横連結杆15Bは、断面視略矩形状であり、かつ連結する脚部14,14’の両側端部同士の幅寸法D7が板部材7の後端7aの幅寸法より短くなるような長手方向の寸法に形成されており、上面視において板部材7の外側に脚部14,14’が張り出さない構造となっている。
図2に示されるように、上方の縦連結杆16A及び下方の縦連結杆16Bは、断面視略矩形状に形成されており、上方の縦連結杆16Aの長手方向両端が、上方の前方横連結杆13Aと上方の後方横連結杆15Aとにそれぞれ図示しないネジ等により固定され、同様に下方の縦連結杆16Bの長手方向両端が、下方の前方横連結杆13Bと下方の後方横連結杆15Bとにそれぞれ図示しないネジ等により固定されている。
上方の縦連結杆16Aと上方の前方横連結杆13Aと上方の後方横連結杆15Aとは、板部材7の下面に対して図示しないネジ等により固定され、板部材7とフレーム部材8とが一体となっている。また、前方支持脚部80Aの前端側には、エンドパネル43が図示しないネジ等により固定されている。
また、図5に示されるように、上方の縦連結杆16Aの上面16aと上方の前方横連結杆13Aの上面13aと上方の後方横連結杆15Aの上面15aとは面一となっている。そのため、これら縦連結杆16Aの上面16aと前方横連結杆13Aの上面13aと後方横連結杆15Aの上面15aとが全て板部材7の下面(図示せず)に当接するため、板部材7を前後左右方向においてバランスよくフレーム部材8上に支持させることができる。尚、上方の縦連結杆16Aは上端が上方の前方横連結杆13Aの上端と上方の後方横連結杆15Aの上端と同じ高さであればその断面形状は断面視略矩形状に限らず、例えば断面視略円形等であってもよい。
図2に示されるように、下部収納装置6は、板材から成る背板20と側板21A,21Bと底板22とがそれぞれ図示しないネジ等により固定されているとともに、背板20と側板21A,21Bとの上部に引出収納装置23が固定されることで、引出収納装置23の下方が前方に開口を有する収納部分6aとして機能する箱形状となっている。
図2及び図4に示されるように、引出収納装置23は、前方(上部仕切壁2及び下部仕切壁3,3’の延設方向)に引出し可能な引出部(開閉部)23aを備えている。また、下部収納装置6の収納部分6aは前方からアクセス可能な収納として利用できるとともに、内部に前方に引出部を備えた冷蔵庫42(図1参照)等を設置してもよい。尚、下部収納装置6と下部収納装置6’とは対称形状構造であるため、下部収納装置6’の構造の説明を省略する。
続いて、下部収納装置6,6’の支持構造について図2を用いて説明する。尚、ここでは一方の区画されたエリアS1側の下部収納装置6の支持構造を例に取り説明し、他方の区画されたエリアS2側の下部収納装置6’の支持構造については、同様の構造であるため説明を省略する。
下方の後方横連結杆15Bの前面には前方に向けて延出する支持片17が、下方の縦連結杆16Bの後方側の側面には区画されたエリアS1側に向けて延出する支持片18が、それぞれ設けられている。
これら支持片17と支持片18との上面17a,18aに下部収納装置6の側板21Aの下面(図示せず)と背板20の下面(図示せず)が載置され、図示しないネジ等により下部収納装置6はフレーム部材8に固定されている。更に、下部収納装置6の背板20と一方の側板21Aは、上方の後方横連結杆15Aの前面15b及び上方の縦連結杆16Aの側面16bに図示しないネジ等により固定されている。
また、図にて詳述しないが、下部収納装置6がフレーム部材8に固定された状態において、下部収納装置6の背板20の上面20aと側板21A,21Bの上面21a,21bとは、上方の後方横連結杆15Aの上面15aと上方の縦連結杆16Aの上面16aと面一となる。
図1に示されるように、フレーム部材8には、板部材7の下方の空間を区画する下部仕切壁3,3’が支持されている。続いて下部仕切壁3,3’の支持構造について図2を用いて説明する。尚、ここでは一方の区画されたエリアS1側の下部仕切壁3の構造並びにその支持構造を例に取り説明し、他方の区画されたエリアS2側の下部仕切壁3’の構造並びにその支持構造については、同様の構造であるため説明を省力する。
下部仕切壁3は、下部収納装置6の側板21Aの前方に配置され、その厚みが下部収納装置6の側板21Aの厚みと略同じ厚みに形成されている。また、図5に示されるように、下部仕切壁3の高さ方向の寸法H1が下部収納装置6の側板21Aの高さ方向の寸法H2と略同じ寸法に形成された板体である。
下部仕切壁3は、図示しないネジ等により上方の縦連結杆16Aと下方の縦連結杆16Bに固定されている。
また、図5に示されるように、下部仕切壁3はフレーム部材8に固定された状態で、前端面3bが上方の前方横連結杆13Aの後面13bに当接し、後端面3cが下部収納装置6の側板21Aの前面21cに当接する前後方向の寸法D3を備えている。すなわち、下部仕切壁3の前後方向の寸法D3と下部収納装置6の側板21Aの前後方向の寸法D4との合計が、上方の縦連結杆16Aと下方の縦連結杆16Bの前後方向の寸法D5と略同じ寸法であり、下部仕切壁3に加えて下部収納装置6の側板21Aも板部材7の下方の空間が区画する仕切壁として機能するようになっている。
また、下部仕切壁3の上端部には、前述の板部材7に形成された孔7cに対応する位置に切欠部3eが形成されていることから、下部仕切壁3の上端部が孔7cを塞ぐことがなく、配線を通し易くなっている。
また、図2及び図4に示されるように、板部材7の前部分10の上面10aには、板部材7の上方の空間を区画する上部仕切壁2が固定されている。
図2に示されるように、上部仕切壁2は、前後方向に離間する支柱25A,25Bと、これら支柱25A,25B同士を前後に連結する上方の連結杆26A及び下方の連結杆26Bと、これら支柱25A,25Bと上方の連結杆26Aと下方の連結杆26Bとで囲われた空間にはめ込まれて固定された仕切パネル27と、下方の連結杆26Bの下方に固定された仕切パネル28と、を備えている。支柱25A,25Bは、その下端に左右方向に突出する固定片44,44,…(図4参照)を備え、この固定片44,44,…が板部材7に図示しないネジ等により固定されることで、板部材7と一体に組み立てられる。
上下の仕切パネル27と仕切パネル28とは、略同じ厚みに形成されている。図4に示されるように、後方の支柱25Bの後端25bは後述する上部収納装置5の仕切板34の前面34aに当接するようになっている。また、前方の支柱25Aの前端25aには、上部収納装置5の幅寸法よりも小さい幅寸法を有する板状のエンドパネル29が固定されている。
上方の連結杆26Aと下方の連結杆26Bとは、アルミ等の金属製であり、押出形成により断面形状が一定となるように杆状に形成されている。上方の連結杆26Aと下方の連結杆26Bとは、図にて詳述しないが、区画されたエリアS1,S2側からアクセス可能なレール部をそれぞれ備え、このレール部にテーブル部4,4’の上方で利用される物品(卓上照明やその他備え付けの医療器具等の備品等)を取付けられるようになっている。
図1及び図2に示されるように、板部材7の後部分9の上面9a(図4参照)には、上部収納装置5が固定されている。上部収納装置5は天板30と側板31,31’と背板32(図4参照)と底板33とを備えて箱型に形成されており、天板30と背板32と底板33との幅方向の中央に側板31,31’と平行に前後方向に延設される仕切板34により、幅方向に2つの部屋50,50’が形成されている。
上部収納装置5は、底板33に形成された図示しない孔を介して板部材7の後部分9の上面9aに図示しないネジ等により固定されている。
部屋50,50’の前方側の開口には、それぞれ開閉可能な開閉扉(開閉部)35,35’が取付けられている。これら開閉扉35,35’は、互いの対向端部に図示しないヒンジを備え、これらヒンジを支点として回動させることで上部仕切壁2の面部2a,2a’(図4参照)に向けて開操作できる開き戸構造となっている。
また、開閉扉35,35’の互いの対向端部同士は、上部仕切壁2を構成する後方の支柱25Bの幅方向の寸法よりも若干大きく離間しており、開閉扉35,35’が開閉時に支柱25Bに干渉しないようになっている。
図3に示されるように、テーブル部4,4’を構成する板部材7は前部分10の幅寸法が後部分9の幅寸法より小さく形成されていることから、区画されたエリアS1の入口側すなわち上部仕切壁2及び下部仕切壁3,3’の延設方向の前端側においてベッドBと間仕切収納装置1との間に移動スペースが確保されている。
また、板部材7は切欠部11,11’を備えているため、テーブル部4,4’を広く確保しながら、患者や医療従事者等は切欠部11,11’内に侵入することでテーブル部4,4’の上方に設置された上部収納装置5に接近でき、上部収納装置5の部屋50,50’をそれぞれ利用し易くなっている。特に、ベッドBは患者の頭部側が部屋の壁P側に位置する用に配置されることが一般的であり、ベッドBにおける壁P側に切欠部11が配置されることで、ベッドBへ乗り降りするスペースや、ベッドB上の患者と接する医療従事者の立ち位置のスペースを効率よく確保することができる。
また、図3及び図4に示されるように、切欠部11,11’は、緩やかな曲率の湾曲形状となっていることから、切欠部11,11’内に侵入した患者や医療従事者等が板部材7の側縁で怪我し難くなっている。更に、下部収納装置6の引出部23aは、引き出されていない状態で板部材7の後部分9の下方に収まる大きさに形成されており、切欠部11,11’内に張り出さず、患者や医療従事者等の侵入を妨げることがない。
また、図4に示されるように、切欠部11は、下部収納装置6の引出部23aが引き出された状態における上方に位置する部分を一部開放するように形成されているため、テーブル部4を広く確保しながら、テーブル部4の下方で開閉される引出部23a内にアクセスし易くなっている。尚、切欠部は下部収納装置6の引出部23aが引き出された状態における上方に位置する部分を全て開放するように形成されていてもよい。
また、下部収納装置6の引出部23aは上部仕切壁2及び下部仕切壁3,3’の延設方向と平行に引き出されるため、引出部23aが上部仕切壁2及び下部仕切壁3,3’から離れる方向すなわちベッドBと間仕切収納装置1との間の移動スペース方向に張り出さないことから、引出部23aの引出し代を大きくとって収納量を大きくすることができるとともに、引出部23aは引き出されたことによる上部仕切壁2及び下部仕切壁3,3’からの距離が変化しないため、間仕切収納装置1の左右方向への重心バランスの変化がなく、間仕切収納装置1の安定性が高い。
また、間仕切収納装置1は、板部材7の後端側を支持する後方支持脚部80Bと板部材7の前端側を支持する前方支持脚部80Aとが、ともに幅方向に離間する脚部14,14’及び脚部12,12’を備えて幅広に構成され、床面に対して幅方向に接地していることから、下部収納装置6の引出部23aの引き出しに伴い引出部23aの重心が間仕切収納装置1の前方斜め方向へ移動した際にも間仕切収納装置1の安定性への影響が少ない。
また、図2及び図6に示されるように、フレーム部材8は、フレーム部材8の前方支持脚部80Aを構成する脚部12と後方支持脚部80Bを構成する脚部14との仮想の接線βの内側に、最大に引出した状態における引出部23aの重心Cが位置するように、前方支持脚部80Aと後方支持脚部80Bの幅寸法及び上下の縦連結杆16A,16Bの前後寸法が設計されている。仮に、最大に引出した状態における引出部の重心が仮想の接線の外側に位置する場合には、最大に引出した状態において引出部の重心が間仕切収納装置の外側に移動してしまい、間仕切収納装置の安定性が低くなってしまう虞があるが、本実施例における間仕切収納装置1は、上記したように最大に引出した状態における引出部23aの重心Cが仮想の接線βの内側に位置するため、引出部23aの引出し代に関わらずに間仕切収納装置1の安定性を維持することができる。
また、建物内の部屋や空間を仕切り、区画されたエリアS1,S2に分割する上部仕切壁2と下部仕切壁3,3’とが、テーブル部4,4’を構成する板部材7の上下に分離して備えられることで、テーブル部4,4’を一枚板の板部材7で構成することができる。加えて、板部材7は板部材7の前端部と後端部とに床面に起立する複数の脚部12,12’,14,14’を備えたフレーム部材8により支持されていることから、板部材7に上下方向から掛かる外力がフレーム部材8上に分散され、板部材7とフレーム部材8との固定部分に応力が集中し難く、上下方向から掛かる外力に対して高い固定強度でテーブル部4,4’を支持できる。更に、テーブル部4,4’が一枚板の板部材7で構成されていることから、フレーム部材8の捻じれ方向の強度を板部材7により補強することができ、間仕切収納装置1の安定性が高められている。
また、間仕切収納装置1は、床面に立設されて空間を表側と裏側で区画されたエリアS1,S2に区画する前後方向に延びる上部仕切壁2と下部仕切壁3,3’と、上部仕切壁2と下部仕切壁3,3’の延設方向の後端側に幅方向に延設される下部収納装置6,6’及び上部収納装置5とが、床面に自立する上面視略T字状の一体のフレーム部材8にそれぞれ固定される構造であることから、地震等による揺れに起因する間仕切収納装置1の前後方向へ傾動させるように掛かる力と左右方向へ傾動させるように掛かる力とをフレーム部材8で受けることができ、間仕切収納装置1の倒壊への耐久性に優れる。
また、上部収納装置5は、板部材7の後部分9の上面9aに固定されているため、板部材7が上部収納装置5とフレーム部材8とにより上下から挟まれ、上下方向から外力が掛かった場合等における板部材7の捻じれ方向の変形を抑制することができる。
また、板部材7は前部分10が後部分9に比べて幅寸法が総じて短く形成されたフレーム部材8と近似する上面視略T字状である。詳しくは、図6に示されるように、板部材7におけるテーブル部4,4’は、フレーム部材8の前方支持脚部80Aを構成する脚部12と後方支持脚部80Bを構成する脚部14との仮想の接線βから外側に張り出す部分が極力小さくなっているため、テーブル部4,4’に対して上下方向から掛かる外力に対する脆弱部が小さくなっており、テーブル部4,4’の面積を広く確保しながら、外力に強い構造となっている。
また、間仕切収納装置1は、フレーム部材8の脚部12,12’と脚部14,14’の下端に設けられたキャスター41,41,41,41により、部屋内を移動可能となっており、例えば部屋の壁Pに沿って左右に移動させることで、区画されたエリアS1,S2の使用状況に合わせて区画されたエリアS1,S2の広さを適宜調整することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例において、テーブル部4,4’は、フレーム部材8の上方に固定される板部材7の上方が上部仕切壁2により区画されて構成されているが、これに限らず、上部仕切壁2と下部仕切壁3,3’とを上下に一体の仕切壁とし、この仕切壁の左右両面に分割された板部材をそれぞれ固定するか、若しくは仕切壁をフレーム部材に固定させ、同様に分割された板部材をフレーム部材に対してそれぞれ固定する構成であってもよい。
また、間仕切収納装置1には、板部材7の上下に上部収納装置5と下部収納装置6,6’をそれぞれ備える構成に限らず、例えば、下部収納装置6,6’のみ、若しくは上部収納装置5のみ備えた構成であってもよい。更に、フレーム部材の後方支持脚部の幅寸法を上板部材の幅寸法より大としてもよく、この場合には、下部収納装置は上面視において板部材の外側に位置する構成としてもよい。
また、上部収納装置5は上述した開き戸構造に限らず、上部仕切壁2及び下部仕切壁3,3’の延設方向に向けて引き出される引出部を備える収納装置であってもよい。更に、下部収納装置6,6’は上述した引出部を備える構造に限らず、上部仕切壁2及び下部仕切壁3,3’の延設方向に向けて開閉される開き戸を備える収納装置であってもよい。
また、前記実施例において板部材7は、上面視略矩形状の後部分9と上面視略壺型に形成された前部分10とが一体に形成された上面視形状で説明したが、板部材7の形状は前部分10が後部分9より幅寸法が総じて小さく形成されていれば、上述した形状に限定されない。
また、板部材7は切欠部11,11’により下部収納装置6の引出部23aが引き出された状態における上方に位置する部分を一部開放する形状となっているが、これに限定されない。例えば図7に示される板部材70は、前部分100の上面視形状が後部分90との境界の仮想線α2から前方に向かうにつれて幅が小さくなり、所定位置で前方に向けて同幅に延設される形状となっており、下部収納装置6の引出部23aが引き出された状態における上方に位置する部分が一部開放される構成であり、切欠部が省略されている。
また、前記実施例においてフレーム部材8における前方支持脚部80Aは、板部材7の幅方向に離間して備えられた2本の脚部12,12’と、これら脚部12,12’を上端部及び下端部でそれぞれ連結する上方の前方横連結杆13A及び下方の前方横連結杆13Bを備えて構成されており、後方支持脚部80Bも同様な構造となっているが、これに限らず、前方支持脚部80Aと後方支持脚部80Bとは、幅方向に幅広に形成されていれば、その構造は限定されず、例えば幅方向に延びて床面に直立する板部材で構成されていてもよい。尚、板部材等、前記実施例と異なる構造で前方支持脚部80Aと後方支持脚部80Bが構成される場合には、前方支持脚部80Aの幅方向端部と後方支持脚部80Bの幅方向端部とを結ぶ仮想の接線の内側に最大に引出した状態における引出部23aの重心Cが位置するように、前方支持脚部80Aと後方支持脚部80Bの幅寸法及び上下の縦連結杆16A,16Bの前後寸法が設計されることになる。
また、板部材7を支持する構造としては前記実施例に示されるフレーム部材8を用いた構成に限らず、例えば板部材の前部分と後部分を支持する前方支持脚部と後方支持脚部とは縦連結杆により連結されない独立構造であってもよい。
また、間仕切収納装置1は、フレーム部材8の脚部12,12’と脚部14,14’の下端に設けられたキャスター41,41,41,41により、部屋内を移動可能とした構造に限らず、キャスターを省略して床に直置きされる態様で使用されてもよい。
また、間仕切収納装置1は、医療施設等の室内空間を区画する際に用いられるものに限らず、例えば老人福祉施設等の大部屋を有する施設にて利用されてもよい。
1 間仕切収納装置
2 上部仕切壁(仕切壁)
2a,2a 面部
3,3’ 下部仕切壁(仕切壁)
4,4’ テーブル部
5 上部収納装置
6,6’ 下部収納装置(収納装置)
7 板部材
7a 板部材後端
7b 板部材前端
8 フレーム部材
9 後部分
10 前部分
11,11’ 切欠部
12,12’ 脚部
14,14’ 脚部
16A,16B 縦連結杆
17 支持片
18 支持片
21A,21B 側板
22 底板
23 引出収納装置
23a 引出部(開閉部)
29 エンドパネル
34 仕切板
35 開閉扉(開閉部)
40,40 作業台
80A 前方支持脚部
80B 後方支持脚部
C 重心
S1,S2 区画されたエリア
α 仮想線
β 接線

Claims (7)

  1. 建物内の部屋や空間を複数の区画されたエリアに分割する仕切壁を有し、前記仕切壁の後端側には該仕切壁と直交する方向に延設される収納装置が配置されて上面視略T字状を成す間仕切収納装置であって、
    前記仕切壁に沿って設けられたテーブル部は、前部分の幅寸法が後部分の幅寸法より小さく形成されており、
    前記収納装置は、前記仕切壁の延設方向に向けて開閉される開閉部を備えていることを特徴とする間仕切収納装置。
  2. 前記開閉部は、前記仕切壁の延設方向に向けて引き出される引出部であることを特徴とする請求項1に記載の間仕切収納装置。
  3. 前記間仕切収納装置は、前記区画されたエリアにおける各テーブル部を構成する板部材の後端部を支持する幅方向に延びる後方支持脚部と、前記板部材の前端部を支持する前記後方支持脚部より小さい幅寸法で幅方向に延びる前方支持脚部と、前記後方支持脚部と前記前方支持脚部とを連結する縦連結杆部と、を備えるフレーム部材を有し、前記収納装置は前記フレーム部材に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の間仕切収納装置。
  4. 前記仕切壁は、該仕切壁の下方に配置された板部材の上方の空間を左右に区画し、左右の区画に前記テーブル部をそれぞれ形成していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の間仕切収納装置。
  5. 前記テーブル部は、前記収納装置の前記引出部が引き出された状態における上方に位置する部分が開放されていることを特徴とする請求項2に記載の間仕切収納装置。
  6. 前記テーブル部の上方には上部収納装置が設置され、前記テーブル部は、前記収納装置の前記引出部が引き出された状態における上方に位置する部分に切欠部を備えていることを特徴とする請求項2または5に記載の間仕切収納装置。
  7. 前記切欠部は、緩やかな曲率の湾曲形状となっていることを特徴とする請求項6に記載の間仕切収納装置。
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