JP3765224B2 - オフィス構築用家具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、執務スペースやマネージメントスペース、ミーティングスペース等のワークスペースを有するオフィスを構築する際に好適に使用されるオフィス構築用家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オフィスで執務に従事する執務者のための執務スペースや、部課長等の執務者を管理する管理者のためのマネージメントスペース、或いは複数の者が集合して会議や打ち合わせ等を行うためのミーティングスペース等の各種のワークスペースを設定したオフィスを構築する際には、デスクトップパネルを付帯する個別のデスクを適当に組み合わせたり各所に点在させることによってオフィスのレイアウトを行うようにしたものや、各者が使用するスペースを、下端部を床面に接地させて上端部が天井に達しない程度の高さを有するパーティションパネル(いわゆるローパーティションパネル)を利用して仕切ることによって形成し、そのスペース内において天板をローパーティションパネルに引っ掛けるなどして付帯させてデスクとして使用するようにしたものなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、デスクトップパネルを設けた個別のデスクを組み合わせるなどしている場合には、各デスク同士やデスクトップパネル同士を連結していないため、床面の不陸や各デスクに対するデスクトップパネルの取付精度の違い等に由来して、隣接するデスクトップパネル同士の間に段差や隙間が生じやすいという問題がある。また、各デスクやデスクトップパネルの形状やデスクトップパネルの高さが不揃いなことがあり、全体として統一感のないオフィスレイアウトとなる可能性がある。
【0004】
また、ローパーティションパネルによってデスク間を仕切るようにしたものでは、オフィス内の人員の増減やレイアウト変更、或いはコンピュータ機器等の配線の変更を行うたびにパネル同士の接続を解体して然るべき場所に移動し、新たなレイアウトに対応させてパネルを再度組み直す必要がある。しかしながら、そのパネル自体が重量の嵩むものであり、隣接するパネル同士の接続構造も比較的堅牢なものであるため、パネル施工に関して素人であるオフィスの人員が自らパネルの組み替え作業を行うことは困難であり、その都度専門の業者に依頼しなければならないという問題がある。また、近時ではオフィスの構成員の入れ替わりが激しい傾向にあるため、このような問題は時間や手間、費用の大幅なロスを招くことにもなっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような諸問題に鑑みて、専門の施工業者に依らなくても容易に統一感のあるオフィスレイアウトを構築することができるようにしたオフィス構築用家具を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明のオフィス構築用家具は、執務者のための執務スペース、管理者のためのマネージメントスペース、ミーティングスペース等のワークスペースを備えたオフィスを構築するためのものであって、オフィス空間に配置したデスクと、デスクに設けたデスクトップパネルとを具備してなり、少なくとも隣接する位置に配置されるデスクにそれぞれ取り付けたデスクトップパネル同士を共通の接続構造によって接続し、少なくともこれらデスクトップパネルによって囲まれる空間に前記ワークスペースをそれぞれ設定し得るようにし、前記デスクトップパネルがいずれも略同一の厚み寸法を有するものであって、前記接続構造が、各辺がデスクトップパネルの厚み寸法に略等しい平面視概略正方形状をなし隣接するデスクトップパネル間に介在させた介在部材と、これら隣接するデスクトップパネルの上端部及び介在部材の上端部を相互に接続するように形成した接続部とから構成してなり、当該接続部が、前記介在部材及び該介在部材に隣接するデスクトップパネルに対してそれぞれ着脱可能な取付部を具備する接続具と、介在部材の上端部及びデスクトップパネルの長手方向の端部における上端部に前記接続具を取り付け得るようにそれぞれ形成した被取付部とからなり、デスクとデスクトップパネルとの間に、デスクトップパネルをデスクに着脱可能に係り合わせた状態で取り付け得る係り合い手段を設け、前記係り合い手段を、デスクトップパネルをデスクに対してスライド移動することによって所定の位置でデスクに係り合わせる第1の係り合い部と、前記所定の位置でデスクトップパネルの厚み方向への移動を抑制又は禁止するようにデスクトップパネルをデスクに係り合わせる第2の係り合い部とから構成していることを特徴としている。
【0007】
なお、ここでいうオフィス及びワークスペースとは、企業等のオフィス空間とそこに設定される前記執務スペース等に限られるものではなく、例えば学校の教室等における学習者や指導者のためのスペースや、図書館等における利用者のためのスペース等をも含む概念である。
【0008】
このような構成のものであれば、基本的にはデスクの配置換え作業と隣接するデスクトップパネル同士の接続の解除及び再接続作業をするだけで、新たなワークスペースを形成することができるので、専門の施工業者に頼ることなく簡便にオフィスのレイアウト変更を行うことができる。しかも、隣接するデスクトップパネル同士が相互に接続されているため、全体として統一感のあるレイアウトとすることもできる。
【0009】
より簡単な作業でオフィスのレイアウト変更を行うためには、前記接続構造が、隣接するデスクトップパネルの少なくとも上端部同士を接続するものであることが望ましい。
【0010】
この場合、全体としてさらに統一感のあるレイアウトを実現するためには、デスクトップパネルがいずれも略同一の厚み寸法を有するものとして、接続構造を、各辺がデスクトップパネルの厚み寸法に略等しい平面視概略正方形状をなし隣接するデスクトップパネル間に介在させた介在部材と、これら隣接するデスクトップパネルの上端部及び介在部材の上端部を相互に接続するように形成した接続部とから構成していることが好ましい。
【0011】
具体的に簡素な構成の接続部としては、介在部材及び該介在部材に隣接するデスクトップパネルに対してそれぞれ着脱可能な取付部を具備する接続具と、介在部材の上端部及びデスクトップパネルの長手方向の端部における上端部にそれぞれ前記接続具を取り付得るように形成した被取付部とから構成したものが挙げられる。
【0012】
さらに、形成された各ワークスペースをよりすっきりとした外観を有するものとするためには、接続具を介在部材及びデスクトップパネルに取り付けた状態で、隣接するデスクトップパネルの上端部及び接続具の上端部の高さ位置が略等しくなるように構成することが好ましい。
【0013】
また、デスク上に配置したコンピュータ機器等のための配線空間を有効に確保するためには、デスクトップパネルをデスクに取り付けた状態で、該デスクトップパネルの下端部が床面に接地しないようにしていることが望ましい。このようにデスクトップパネルの下端部と床面との間に空間が形成されていることによって、デスクの天板下空間を通る冷気や暖気が遮られないこととなり、空調を良好な状態にできることになる。
【0014】
さらに、デスクトップパネルの簡便な接続構造を損なうことなく安定化を図るためには、隣接するデスクトップパネルの上端部及び下端部を、共通の接続構造によって接続することが有効である。
【0015】
また、デスクトップパネルをデスクに対して容易に着脱し得るようにするためには、デスクとデスクトップパネルとの間に、デスクトップパネルをデスクに着脱可能に係り合わせた状態で取り付け得る係り合い手段を設けていることが望ましい。
【0016】
この場合、より簡便な作業でデスクトップパネルを着脱し得るようにするためには、係り合い手段を、デスクトップパネルをデスクに対してスライド移動することによって所定の位置でデスクに係り合わせる第1の係り合い部と、前記所定の位置でデスクトップパネルの厚み方向への移動を抑制又は禁止するようにデスクトップパネルをデスクに係り合わせる第2の係り合い部とから構成することが好ましい。
【0017】
第1の係り合い部として簡素な構造のものには、デスクトップパネルの表面側又はデスクの反使用端部のいずれか一方において他方と係り合うように設けたフックを具備してなり、このフックを介してデスクトップパネルをデスクに係り合わせた状態で、フックを前記他方に止着するような構成のものが挙げられる。
【0018】
一方、第2の係り合い部として簡素な構造のものには、デスクトップパネルの表面側又はデスクの反使用端部のいずれか一方に設けられ所定の大きさの頭部及び該頭部よりも小さい首部を有する段付ピンと、他方に設けられ前記段付ピンの頭部を通過させ得る第1貫通孔及び該第1貫通孔のデスクトップパネルを取り付ける際のスライド方向に連続し前記首部と係り合う第2貫通孔を有する孔部とを具備するものが挙げられる。
【0019】
また、デスクの規格とデスクトップパネルとの規格を対応させ、少ない取付箇所で確実にデスクトップパネルを支持するためには、デスクトップパネルが、デスクの反使用端部における幅寸法と略等しい幅寸法を有するものであって、少なくとも該デスクトップパネルの表面側における幅方向の両端部とそれに対応するデスクトップパネルの反使用端部との間に前記係り合い手段をそれぞれ設けていることが望ましい。
【0020】
デスクを配置する方向を変更しても適切な配置及び使用を可能にするためには、デスクの反使用端部が、略等しい幅寸法を有し相互に略直交して平面視V字形状をなすものが挙げられる。
【0021】
この場合、構築される種々のレイアウトに対応して適切にデスクトップパネルを配置できるようにするためには、直交する反使用端部のそれぞれにデスクトップパネルを取り付け得るようにしていることが好ましい。
【0022】
また、簡素な構造で外部の者からの視線を有効に遮ることができるようにするためには、少なくとも端部に配置されるデスクの反使用端部側に、下端部を床面に設置させたパーティションパネルを配置し、このパーティションパネルとそれに隣接するデスクトップパネルの少なくとも上端部同士を、前記接続構造と同一の接続構造によって接続するようにしていることが有効である。
さらに、本発明のオフィス構築用家具は、執務者のための執務スペース、管理者のためのマネージメントスペース、ミーティングスペース等のワークスペースを備えたオフィスを構築するためのものであって、オフィス空間に配置したデスクと、デスクに設けたデスクトップパネルとを具備してなり、少なくとも隣接する位置に配置されるデスクにそれぞれ取り付けたデスクトップパネル同士を共通の接続構造によって接続し、少なくともこれらデスクトップパネルによって囲まれる空間に前記ワークスペースをそれぞれ設定し得るようにし、デスクとデスクトップパネルとの間に、デスクトップパネルをデスクに着脱可能に係り合わせた状態で取り付け得る係り合い手段を設け、当該係り合い手段を、デスクトップパネルをデスクに対してスライド移動することによって所定の位置でデスクに係り合わせる第1の係り合い部と、前記所定の位置でデスクトップパネルの厚み方向への移動を抑制又は禁止するようにデスクトップパネルをデスクに係り合わせる第2の係り合い部とから構成していることを特徴としている。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0024】
図1に示すものは、オフィスの部や課等の組織ごとに所属する人員に対応して配置されるデスクDK等の集合Aをいわゆる島型にレイアウトしたオフィス空間を構築するためのオフィス構築用家具である。
【0025】
この集合Aは、図1及び図2に示すように、所定間隔(例えば約1600mm)ごとに格子状をなすように設定した所定寸法(例えば約50mm)の厚み寸法を有する仕切領域PSに仕切手段としてデスクトップパネルDPを配置できるようにしたもので、この格子状をなす仕切領域PSによって包囲される各空間を本実施例では前記所定間隔に対応して一辺約略1600mmの平面視正方形状にモジュール化した単位スペースUSとして、この単位スペースUSを一列に4つ並べたものを2組相互に隣接させることによって形成している。各単位スペースUSには、前記モジュールに対応する規格のデスクDKを配置しており、この集合に配置される人員に対応して合計8名が執務するための執務スペースS1を各単位スペースUSごとにそれぞれ設定し、隣接する執務スペースS1同士をデスクDKに付帯して設けられるデスクトップパネルDPによって仕切るようにしている。
【0026】
ここで、デスクDK及びデスクトップパネルDPの構成について説明する。
【0027】
デスクDKは、図3に拡大して示すように、主として平面視概略V時形状をなす天板1と、この天板1を支持する支持構造体2とからなるものである。天板1は、一側端部11a同士を略直交させて接合した2枚の例えば木製の天板要素11からなるもので、これら天板要素11はその接合側端部11aを境にして略線対称な形状を有しており、略同一の構成からなるものである。両天板要素11は、それぞれ相互に接合し合わない開放された側端部11bから前記接合側端部11aに向かって使用端部11cを、奥行き寸法が漸次小さくなるように滑らかに湾曲させており、接合側端部11aにおいて双方の使用端部11cを部分円弧状となるように連続させて、その部位でデスクDKの使用端部11c側に着座した執務者が天板1に接近して作業しやすいように構成している。なお、両天板要素11の反使用端部11dは、いずれも前記モジュールに対応する約1600mmの幅寸法を有しており、相互に略直交し平面視V字形状をなしている。また、開放側端部11bは、それぞれ反使用端部11dと直交させている。
【0028】
一方、支持構造体2は、各天板要素11の開放側端部11bをそれぞれ下方から支持する一対の主脚21と、接合側端部11aにおける反使用端部11dの後方に起立する中間脚22と、これら主脚21及び中間脚22の上端部同士を連結し各天板要素11の反使用端部11dを下方から受ける図示しない一対の横架材とから構成したものである。そして、より安定的に天板1を支持するために、両横架材の上面側には前記接合側端部11aと略直交する姿勢で図示しない補強桟を渡して取り付けており、天板要素11の下面側にはこの補強桟を収容し得る図示しない溝を形成している。なお、天板要素11同士は、横架材及び補強桟に載せて支持させた状態で、接合側端部11a同士をボルト止め等の適宜の手段で相互に連結している。また、主脚21及び中間脚22の後向面側には、それぞれ後方及び上方に屈曲させた剛性を有するアーム23を取り付けており、これら対向するアーム23によって目隠し板24をそれぞれ支持させている。そして、デスクDKの最大奥行き寸法となる天板1の開放側端部11bにおける使用端部11cからアーム23の後向面までの距離が、前記モジュールの半分の長さに相当する約800mmとなるように各部を設定している。なお、各天板要素11の反使用端部11d側における開放側端部11b、接合側端部11a及びそれらの中間位置には前記横架材を上方に表出させるように形成した切欠を覆うカバー12をそれぞれ取り付けており、オプション部材としてデスクDKに棚や電話台、電気スタンド等を取り付ける際にはこのカバーを取り外し、表出した横架材にこれらオプション部材を起立状態で取り付けるようにしている。
【0029】
この集合Aで使用されるデスクトップパネルDPには2種類のものがあり、一方は前記デスクDKの反使用端部11d側に着脱可能に取り付けられる平板状をなすデスクトップパネルDPであり、他方は天板1の開放側端部11b側に着脱可能に取り付けられる矩形枠体DPgaにガラス板DPgbを嵌め込んだ構成のデスクトップパネル(以下、ガラスパネルDPgと称する)である。
【0030】
デスクトップパネルDPは、図1及び図3に示すように、前記一天板要素11の反使用端部11dにおける幅寸法に対応して約1600mmの幅寸法と、前記仕切領域PSの厚み寸法に対応する約5mmの厚み寸法とを有する矩形板状をなすもので、例えば木製板材からなるパネル本体31と、このパネル本体31の上端部31a及び下端部31bに取り付けた例えばアルミ押出し材からなる化粧部材32と、パネル本体31のデスクDK側を向く表面31d及びその反対側の表面31eに貼り着けた張り地とからなるものである。なお、図面上では張り地を省略して示している。化粧部材32は、パネル本体31の幅方向に沿って延び、パネル本体31よりも若干短い長手寸法を有する薄肉の部材であり、パネル本体31の上端部31a及び下端部31bにおける幅方向の両側端部を平面視概略正方形状に表出させた状態でパネル本体31に適宜の手段によって取り付けている。そして、パネル本体31の上端部31a及び下端部31bにおける化粧部材32に覆われない幅方向の両側端部31cには、それぞれネジ孔33を形成している。また、このようなデスクトップパネルDPをデスクDKに取り付けるための構成として、図4及び図5に示すように、パネル本体31のデスクDK側を向く表面31d側の両側端部31cからやや内寄りにおける中間高さ位置に一対のフック34をネジ止めすることによってそれぞれ取り付けている。このフック34は、板金素材を折り曲げ加工することにより、起立壁34aと、起立壁34aの上端部を前方へ略水平に屈曲し前端部を下方に屈曲した上壁34bと、起立壁34aの下端部を前方へ略水平に屈曲した下壁34cとからなり、起立壁34aに形成した貫通孔34a1にネジ34eを挿入して、そのネジ34eをパネル本体31に止着している。また、上壁34bの略中央部には貫通孔34b1を形成しており、下壁34cにも前記貫通孔に対応する貫通孔34c1を形成している。また、パネル本体31の表面31dには、フック34の略真下となる位置に、段付ピン35を取り付けている。この段付ピン35は、一端部にネジ軸35dを有するとともに他端部に円盤状の頭部35aを有し、さらにそれらの間に円盤状のフランジ部35cを形成しており、頭部35aとフランジ部35cとの間をそれらよりも径が細い首部35bとしたもので、パネル本体31の上述の位置にネジ軸35dを止着している。
【0031】
このようなデスクトップパネルDP側の取付構造に対して、デスクDK側には図4及び図5に示すように、前記アーム23の上端部を一部切り欠くとともに、その切欠内にフック34の下壁34cを受け得る水平壁23cを形成し、この水平壁23cに前記下壁34cの貫通孔34c1に対応するネジ孔23c1を形成している。そして、前記フック34の下壁34cを前記水平壁23cに載せるようにしてデスクトップパネルDPをデスクDKの後方から前下方にスライド移動し、フック34の貫通孔34b1、34c1にボルト34dを挿入するとともに、そのボルト34dをネジ孔23c1に止着するようにしている。すなわち、これらの構成によって、デスクトップパネルDPをスライド移動することによりデスクDKに係り合わせる第1の係り合い部X1を構成している。また、前記アーム23における下向面23a側に下方に向けて開口させた開口部23dを形成し、この開口部23dに、前記段付ピン35を係り合わせるための取付金具25を取り付けている。この取付金具25は、アーム23の開口部23d内に取り付けられる上壁25aと、上壁25aの後端部側を下方に屈曲してアーム23の後向面23bと略面一な状態で垂下する後壁25cとを略L字型をなすように板金素材の折り曲げ加工によって形成している。上壁25aには、下方からボルト25bを挿入するための貫通孔25a1を形成しており、この貫通孔25a1に対応する開口部23d内にネジ孔23d1を形成して、貫通孔25a1に挿入したボルト25bをネジ孔23d1に止着することでこの取付金具25をアーム23に取り付けている。また、後壁25cには、段付ピン35の頭部35aを挿入し得る大きさの第1貫通孔25d1と、この第1貫通孔25d1の下端部に連続し段付ピン35の頭部35aは通過し得ないが首部35bと係り合う程度の大きさの第2貫通孔25d2とからなる孔部25dを形成している。しかして、第1の係り合い部X1を係り合わせる際のデスクトップパネルDPのスライド移動に伴って、段付ピン35の頭部35aを取付金具25の第1貫通孔25d1に挿入し、デスクトップパネルDPを下方に移動させると前記首部35bが第2貫通孔25d2と係り合うこととなる。このような状態でデスクトップパネルDPが厚み方向に移動しようとしても、段付ピン35の頭部35aが取付金具25の後壁25cに当たることとなるため、デスクトップパネルDPの移動が少なくとも抑制され或いは禁止されることとなる。すなわち、これらの構成によって、デスクトップパネルDPの移動を抑制し又は禁止するようにデスクトップパネルDPをデスクDKに係り合わせる第2の係り合い部X2を構成している。しかして、これら第1及び第2の係り合い部X1、X2によって、係り合い手段Xを構成している。このようにしてデスクDKに取り付けた状態で、デスクトップパネルDPは下端部DPbが床面に接地しないで天板1よりも下方に位置づけられ、上端部Dpaが天板1よりも上方に位置づけられている。なお、デスクDKにデスクトップパネルDPを取り付けないときには、前記アーム23には取付金具25の代わりに開口部23dに対応する形状の樹脂製のカバー26を取り付けている。
【0032】
もう一方のデスクトップパネルたるガラスパネルDPgは、前記モジュールの半分に相当するデスクDKの開放側端部11b側における最大奥行き寸法に対応して、約800mmの幅寸法と、天板1の下端部からデスクDKに取り付けた前記デスクトップパネルDPの上端部Dpaまでの距離と略等しい高さ寸法を有する矩形枠体DPgaの内側にガラス板DPgbを嵌め込んだ構成のもので、枠体DPgaの下端部と天板1の開放側端部11bにおける外向面側又は主脚21との間に設けたネジ止め等の適宜の手段によって、デスクDKの開放側端部11bに起立状態で取り付けられるものであり、詳細な説明は省略する。
【0033】
以上のような構成によってデスクトップパネルDP及びガラスパネルDPgを付帯した8台のデスクDKを、隣接するデスクDKの反使用端部11d同士又は開放側端部11b同士を対向させた姿勢で配置することによって、図1に示す集合Aが形成される。その際、隣接するデスクトップパネルDP同士を、以下に説明するような共通の接続構造によってそれぞれ接続している。なお、隣接する執務スペースS1同士を仕切るデスクトップパネルDPやガラスパネルDPgは、それら執務スペースS1に配置されるデスクDKのいずれか一方にのみ取り付けておけばよい。また、各執務スペースS1には、デスクDKの他に椅子CHやワゴンWG等も配置して、執務により適したものとしている。
【0034】
すなわち本実施例では、図1及び図6に示すように、隣接するデスクトップパネルDP同士の間に、前記仕切領域PSの厚み寸法に対応するデスクトップパネルDPの厚み寸法と略等しい四辺を有する平面視正方形状をなす角パイプ状の介在部材4を介在させて、この介在部材4の上端部4a及び下端部4bとそれに隣接するデスクトップパネルDPの上端部Dpa及び下端部Dpbとの間に接続部Yを形成している。この接続部Yは、後述する接続具5を利用して介在部材4とデスクトップパネルDPとを相互に接続するものである。介在部材4は、パネル本体31の上下方向寸法と略等しい長手寸法を有するもので、上端部4a及び下端部4bを上壁及び底壁で塞ぐとともに、それら上壁及び下壁にボルト53を挿入し得る貫通孔41を形成し、その貫通孔41に対応する上壁及び下壁の内面側に図示しないナットを溶接等により取り付けて待機させている。接続具5は、前記化粧部材32と略等しい厚み寸法を有しするアルミダイカスト材であり、介在部材4の平面視形状に対応する一辺約50mmの平面視正方形状をなす介在部材用取付部51と、この在部材用取付部51の各辺に連続しこの取付部51と同一形状をなすデスクトップパネル用取付部52とを具備するものである。各取付部51、52には、ボルト53を挿通し得る貫通孔51a、52aを形成している。なお、接続具5には、介在部材4に隣接するデスクトップパネルDPの数に対応するだけのデスクトップパネル用取付部52を介在部材用取付部51の各辺に形成しているため、平面視T字型、十字型、I字型、L字型等の各種が存在し、これらのいずれかを適宜使用するようにしている。しかしてこれら介在部材4及び接続具5を用いて隣接するデスクトップパネルDP同士を接続するには、まず、図1に示した集合Aのごとく各デスクDKを配置する際に、デスクDKに取り付けた状態の隣接するデスクトップパネルDP間に介在部材4を位置づけ、デスクトップパネルDPの側端部31cにおける上端部Dpa及び介在部材4の上端部4aに上述したうちの適当な接続具5を載せると、取付部51、52の貫通孔51a、52aとパネル本体31のネジ孔33及び介在部材4の貫通孔41とが上下に連続することとなり、それら貫通孔51a、52a、41にボルト53を挿入してネジ孔33又はナットに止着する。この状態で、各デスクトップパネルDPの化粧部材32の上面32aと、接続具5の上面とが略面一に揃うこととなる。デスクトップパネルDPの下端部DPb同士も同様に、下方から接続具5を位置づけてボルト53で止着する。しかして、デスクトップパネルDPに形成したネジ孔33や、介在部材4の貫通孔41及びナットは、接続具5を接続するための被取付部を構成するものである。また、隣接するデスクトップパネルDPとガラスパネルDPgも、同様の構成及び手順で接続する。なお、隣接するデスクトップパネルDPがないデスクトップパネルDPのネジ孔33には、前記接続具5の一取付部51と同一形状のカバー部材6をボルト53で止着するようにしている。
【0035】
以上のような構成のレイアウトシステムでは、各単位スペースUSを変形することなく、レイアウト変更を行うことができるものである。
【0036】
例えば、図1に示す集合Aをレイアウト変更して図7に示す集合Bの構成にする場合について説明する。集合Bは、レイアウトの基本構成は集合Aと同じくそれぞれ4つの執務スペースS1からなる列が2組の合計8つの執務スペースS1からなることには変わりないが、同一の列に属するデスクDKは全て同じ向きに配置し、隣り合う列のデスクDK同士は一開放側端部11b同士を対向させるように配置している。そして、図7における紙面手前の2台のデスクDKには両開放側端部11bにガラスパネルDPgをそれぞれ取り付け、それら以外のデスクDKには、集合Bの外側を向く開放側端部11bにのみガラスパネルDPgを取り付けている。さらに、各デスクDKには、列が延びる方向と直交する反使用端部11dにデスクトップパネルDPをそれぞれ取り付け、反使用端部11d同士を対向させた隣接するデスクDKのいずれか一方の反使用端部11dにもデスクトップパネルDPを取り付けている。このような集合Bの態様となるように集合Aから変更する作業は、変更に際して最小限取り外す必要がある箇所で接続具5をデスクトップパネルDP、ガラスパネルDPg、介在部材4から取り外し、また、必要な箇所でデスクトップパネルDPやガラスパネルDPgをデスクDKから取り外し、不要となる部品を取り除くとともに不足している部品を追加してデスクDKの再配置を行ったうえで各部の再取り付け作業を行うだけで完了する。
【0037】
この例の他に、集合Aや集合Bから図8に示す集合Cのようにレイアウト変更することもできる。この集合Cでは、一列に6つの単位スペースUSをそれぞれ形成したものを2組並べて合計12の単位スペースUSを形成したもので、各単位スペースUSをいずれも執務スペースS1として設定したものである。デスクDKの配置方向は集合Aの場合と同様であるが、少なくとも端部に配置される執務スペースS1の集合Cの外側を向く側の仕切領域PSと、その他適宜箇所における仕切領域PSには、デスクDKにデスクトップパネルDPを取り付ける代わりに、デスクトップパネルDPと同様に仕切領域PSに配置して執務スペースS1等を仕切るために使用する背丈が比較的低いパーティションパネルであるローパーティションパネルLPを配置している。このローパーティションパネルLPは、前記モジュールの半分に相当する約800mmの幅寸法を有し、下端部に図示しないアジャスタを取り付けて床面に接地し、前記と同様の化粧部材32を取り付けた上端部がデスクトップパネルDPの上端部Dpaと略等しい高さ位置となるような高さ寸法を有するもので、その厚みはデスクトップパネルDPの厚みと略同一である。そして、隣接するローパーティションパネルLP間には、ローパーティションパネルLPと略同じ長手寸法を有し前記介在部材4と同様の構成の介在部材140を介在させて、前記接続具5と同一の接続具5を使用することによって、それらローパーティションパネルLP同士の上端部及び下端部を接続するようにしている。なお、モジュールに対応するように、2枚のローパーティションパネルLPをそれらの間に介在部材140を設けずに直接隣り合わせている箇所では、それらの上端部及び下端部を、前記接続具5における取付部が2つだけ並んだ形状の接続具7を用いて接続する。また、隣接するローパーティションパネルLPとデスクトップパネルDPとを接続する箇所では、図9に示すように、介在部材4のデスクトップパネルDPを向く側の面に上下に延びるレール142を形成し、デスクトップパネルDPの下端部DPbに前記接続具5の代わりに、接続具5の一取付部51と同一形状を有する略正方形状の取付部81の一辺に前記レール142に対応する形状の突起82を形成したスライダ8を取り付けている。そして、スライダ8の突起82をレール142に案内させてデスクトップパネルDPをローパーティションパネルLPの上方から落とし込むとともに、ローパーティションパネルLPとデスクトップパネルDP及び介在部材4の各上端部同士を接続具5によって接続するようにしている。このような構成の集合Cへのレイアウト変更も、基本的には上述した作業と同様にして行うことができる。なお、ローパーティションパネルLP同士の接続構造はデスクトップパネルDP同士のそれと同一又は類似しているので、簡単な作業でローパーティションパネルLP同士の着脱を行うことができるが、レイアウト変更時にはその部位だけ変更せず、必要があれば専門の施工業者に依頼してもよい。また、この集合Cでは、前記デスクトップパネルDPの半幅寸法を有するデスクトップパネルDpsを部分的に使用しているが、この場合はデスクDkの反使用端部11dにおける幅方向中央部とこのデスクトップパネルDpsの側端部との間にも係り合い手段Xを形成し、さらにこれらデスクトップパネルDP同士の接続には、前記接続具7を使用する。
【0038】
さらにまた、図10に示すような集合Dの態様にもレイアウトを変更することができる。この集合Dでは、12の単位スペースUSを包囲する仕切領域PSのうち、2カ所においてデスクトップパネルDPやガラスパネルDPg、ローパーティションパネルLP等の仕切手段を配置せず、配置されたデスクトップパネルDPやガラスパネルDPg、ローパーティションパネルLPによってそれぞれ一単位スペースUSからなる8の執務スペースS1と、隣接する二つの単位スペースUSからなるマネージメントスペースS2及びミーティングスペースS3を形成している。マネージメントスペースS2には、そのスペース内に一台のデスクDKとその一開放側端部11bに隣接させたサイドデスクSDを配置して、この集合Cに所属する執務者を管理する管理者用の空間としたものである。なお、この管理者用のデスクDKには、上述した手段によってオプション部材として棚OPを取り付けている。また、ミーティングスペースS3内には執務者や管理者がうち合わせ等を行うためのテーブルTBを配置している。また、この集合Dにおいても、外部からの目に晒されやすくスペースの面積が広いミーティングスペースS3やマネージメントスペースS2の周囲には、適宜ローパーティションパネルLPを配置している。
【0039】
以上に述べたような集合A、B、C、Dを含む各種の集合を配置したオフィス空間OFの一例を図11に示す。このオフィス空間OFでは、これら各集合の他にも、会議室R1や応接室R2、コピー室R3、役員室R4等のワークスペースも形成しているが、これらは上述したシステムとは異なるシステムによって構成したものであるため説明を省略する。
【0040】
以上のような構成からなる本実施例のオフィス構築用家具によれば、上述のようなレイアウトシステムに従って配置したデスクDKにそれぞれ取り付けたデスクトップパネルDP同士を共通の接続構造によって接続するようにしているため、基本的にはデスクトップパネルDP同士の接続の解除、デスクDKの再配置、デスクトップパネルDP同士の再接続という簡便な作業で、オフィスの人員が自らレイアウト変更を行うことができ、パネル施工の専門業者に頼る必要もなく、時間や費用を有効に節減することができる。さらに、隣接するデスクトップパネルDP同士を相互に接続することによって、レイアウト全体の統一感も得ることができる。
【0041】
このようなデスクトップパネルDPの接続構造は、隣接するデスクトップパネルDPの少なくとも上端部DPa同士を接続するものであるので、特にレイアウトの外観を良好なものとすることができる。また、これら隣接するデスクトップパネルDPの下端部DPbも上端部DPaと共通の接続構造で接続するようにしているため、その接続構造を簡素化しつつも、より安定した接続状態を得ることができる。
【0042】
特に、デスクトップパネルDPは一定の厚み寸法を有するものであって、隣接するデスクトップパネルDP間にその厚み寸法と略等しい四辺を有する介在部材4を介在させ、隣接するデスクトップパネルDPの上端部DPaと介在部材4の上端部4aとの間に形成した接続部Yによってこれらを相互に接続するように構成しているため、よりしっかりとしたデスクトップパネルDPの接続状態を実現することができる。また、このような介在部材4によってデスクトップパネルDP間の隙間を隠して外観の向上を図ることもできる。
【0043】
このような接続部Yとして、介在部材4とそれに隣接するデスクトップパネルDPとに着脱可能な取付部51、52を有する接続具5と、介在部材4とデスクトップパネルDPの上端部及び下端部にそれぞれ形成した被取付部とから構成して、その被取付部に接続具5を取り付けることによって介在部材4を介してデスクトップパネルDP同士を接続しているため、このような簡素な構成によるデスクトップパネルDP同士の接続が可能である。
【0044】
さらに、このような接続具5を取り付けた状態では、隣接するデスクトップパネルDPの上端部DPaと接続具5の上端部とが略同一高さとなるため、形成されたレイアウトの外観をよりすっきりとしたものとすることができる。
【0045】
また、床面とデスクトップパネルDPとの間に形成される空間にデスクDK上のコンピュータ機器等のための配線空間を確保してその配線作業も容易に行うことができる。そして、その空間の存在によって、冷暖気を良好に通過させることができるため、良好な空調状態を得ることもできる。
【0046】
また、本実施例ではデスクトップパネルDPとデスクDKとの間には係り合い手段Xを形成して、この係り合い手段Xに基づく両者の係り合い関係によってデスクトップパネルDPをデスクDKに対して簡単に着脱できるようにしている。具体的には、このような係り合い手段Xを、デスクトップパネルDPのスライド移動によって所定の位置でデスクDKに係り合わせる第1の係り合い部X1と、その所定の位置でデスクトップパネルDPの厚み方向への移動を少なくとも抑制するようにデスクトップパネルDPをデスクDKに係り合わせる第2の係り合い部X2とからなるものであるので、スライド移動という簡単な作業で第1の係り合い部X1を係り合わせれば、第2の係り合い部X2の作用によって極めて良好なデスクトップパネルDPの取付状態を得ることができる。
【0047】
より具体的に、第1の係り合い部X1は、デスクトップパネルDPの表面31dに設けたフック34をデスクDKに係り合わせた状態で、フック34をデスクDKに止着するような構成を有しているので、デスクトップパネルDPをスライド移動させてフック34を係り合わせて止着するという極めて簡単な操作で、デスクトップパネルDPを取り付けることができる。また第2の係り合い部X2は、デスクトップパネルDPの表面31dに設けた段付ピン35を、デスクDKに設けた取付金具25に形成した大きさの異なる2つの貫通孔25d1、25d2からなる孔部25dに係り合わせる構成のものであるため、上述したようなデスクトップパネルDPのスライド移動に伴って、第1の係り合い部X1を係り合わせた位置でデスクトップパネルDPの厚み方向への移動を容易に抑制し又は禁止することができる。
【0048】
また、デスクトップパネルDPの幅寸法は、デスクDKの反使用端部11dにおける幅寸法と略等しく設定しており、デスクトップパネルDPの表面31dにおける両側端部31cとそれに対応するデスクトップパネルDPの反使用端部11dとの間に上述したような係り合い手段Xを形成しているので、最小限度の取付箇所でデスクトップパネルDPを安定的に支持することができ、デスクDKとデスクトップパネルDPの規格を統一してレイアウトの統一感をさらに向上することもできる。
【0049】
さらに、デスクDKは、反使用端部11dが略等しい幅寸法を有し相互に略直交して平面視V字形状をなすものであるため、デスクDKの向きを例えば略90°変更しても使用時における利便性を損なうことなく適切に配置することができる。さらに、そのデスクDKの直交する反使用端部11dのそれぞれにデスクトップパネルDPを取り付け得るようにしているので、種々のレイアウトに対応して適切にデスクトップパネルDPを配置することができ、デスクDK同士の間の好適な仕切りとすることができる。
【0050】
また、少なくとも端部に配置されるデスクDKの反使用端部11d側における仕切領域PSに下端部を床面に設置させたローパーティションパネルLPを配置したレイアウトであれば、外部からの視線を良好に遮ることができる。
【0051】
さらにこのパーティションパネルとそれに隣接するデスクトップパネルDPとを、デスクトップパネルDP同士の接続構造と同一の接続構造によって接続しているので、パネルの接続構造を簡単なものに統一して費用の削減を図ることができ、その着脱作業も簡単に行うことができる。
【0052】
なお、本発明は上述した実施例に限らず、例えば隣接するローパーティションパネルの上端部がデスクトップパネルの上端部よりも高い場合には、デスクトップパネルの上端部及び下端部の両方に前記スライダを適用すれば、適切に両者を接続することができる。さらに、仕切領域の設定寸法や単位スペースのモジュールに従う限り、オフィスの面積が許せば、集合における列の長さを延ばしたり、その列が延びる方向だけでなく直交する方向にも仕切領域及び単位スペースを延ばして集合を広げることができる。また、本発明は、企業等のオフィス空間に限らず、学校の教室や図書館等の空間にも適用して、ワークスペースとして生徒の学習用スペースや教師の指導用スペース、読書用スペース等を種々適切に設定することも可能である。
【0053】
その他、各部の具体的構成は、上記実施例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0055】
すなわち、本発明のオフィス構築用家具によれば、デスクにそれぞれ取り付けたデスクトップパネル同士を共通の接続構造によって接続するように構成しているため、オフィスのレイアウト変更の際には、基本的にはデスクトップパネル同士の接続を解除したうえで、デスクの配置換えを行ってデスクトップパネル同士の再接続をするだけで、専門の施工業者に頼ることなくパネル施工の素人でも簡便に新たなワークスペースを形成することが可能である。さらに、隣接するデスクトップパネル同士は相互に接続されているため、レイアウト変更の前後で全体的な統一感が損なわれることもない。
【0056】
デスクトップパネルの接続構造が、隣接するデスクトップパネルの少なくとも上端部同士を接続する構成のものであれば、その上端部同士の接続の解除及び再接続という簡単な作業でオフィスのレイアウト変更ができる。
【0057】
特に、デスクトップパネルの厚み寸法を統一して、隣接するデスクトップパネル間にその厚み寸法と略等しい四辺を有する平面視形状の介在部材を介在させ、これら隣接するデスクトップパネルの上端部及び介在部材の上端部に形成した接続部によってこれらを相互に接続するように前記接続構造を構成している場合には、よりしっかりとしたデスクトップパネルの接続を実現することができる。
【0058】
このような接続部として、介在部材とその介在部材に隣接するデスクトップパネルとに対してそれぞれ着脱可能な取付部を有する接続具と、介在部材の上端部及びデスクトップパネルの長手方向の端部における上端部にそれぞれ形成した前記接続具に対応する被取付部とから構成している場合には、接続部の構成を有効に簡素化することができる。
【0059】
さらに、接続具を介在部材とデスクトップパネルとに取り付けた状態で、隣接するデスクトップパネルの上端部と接続具の上端部との高さ位置を略等しくなるように設定すれば、形成された各ワークスペースの外観をよりすっきりとしたまとまりのあるものとすることができる。
【0060】
また、デスクトップパネルの下端部が床面に接地しないようにデスクに取り付けたている場合には、デスク上に配置したコンピュータ機器等の電気機器から延びる配線を容易に通し得る空間を確保して、その配線作業も容易に行うことができる。さらに、デスクトップパネルの下端部と床面との間に形成された空間に空調空気を通すことができるため、冷気や暖気が遮られず、良好な空調状態を得ることができる。
【0061】
さらに、隣接するデスクトップパネルの上端部と下端部の両方を共通の接続構造で接続するように構成すれば、デスクトップパネルの簡素な接続構造は損なわれずに、デスクトップパネルのより安定した接続状態を得ることができる。
【0062】
また、デスクトップパネルをデスクに着脱可能に係り合わせた状態で取り付け得る係り合い手段をデスクとデスクトップパネルとの間に設けている場合には、両者の係り合い関係によって容易にデスクトップパネルをデスクに取り付けることができ、逆に取り外すことも簡単に行うことができる。
【0063】
このような係り合い手段を、デスクトップパネルをスライド移動することによって所定の位置でデスクに係り合わせる第1の係り合い部と、その所定の位置でデスクトップパネルの厚み方向への移動を少なくとも抑制し或いは禁止するようにデスクトップパネルをデスクに係り合わせる第2の係り合い部とから構成すれば、デスクトップパネルの着脱における主たる作業は、第1の係り合い部によるそのスライド移動という極めて簡単な作業であり、第2の係り合い部によって安定したデスクトップパネルの取付状態を実現することが可能である。
【0064】
具体的に、デスクトップパネルの表面側又はデスクの反使用端部のいずれか一方に設けたフックを他方と係り合わせた状態で、フックをその他方に止着するような構成の第1の係り合い部であれば、フックによる係り合わせとボルトの止着という極めて簡素な構造で、デスクトップパネルをフックの係り合い方向へのスライド移動することによりデスクに適切に係り合わせることができる。
【0065】
その一方、デスクトップパネルの表面側又はデスクの反使用端部のいずれか一方に設けた段付ピンを、他方に設けた例えばダルマ孔等の開口幅が段付ピンの移動方向に狭くなるような構成の穴部とから第2の係り合い部を形成すれば、上述の第1の係り合い部を係り合わせた位置でデスクトップパネルの厚み方向への移動を容易に抑制し又は禁止することができる。
【0066】
また、デスクトップパネルの幅寸法を、デスクの反使用端部における幅寸法と略等しくなるように設定して、少なくともそのデスクトップパネルの表面側における幅方向の両端部とデスクトップパネルの反使用端部における幅方向の両端部との間に係り合い手段を形成している場合には、デスクとデスクトップパネルの規格を対応させることでレイアウトの統一感がより向上されるとともに、デスクトップパネルを最小限度の取付箇所で安定的に支持することが可能である。
【0067】
さらに、デスクが、略等しい幅寸法を有し相互に略直交して平面視V字形状をなす反使用端部を有するものである場合には、デスクを配置する方向を例えば略90°変更しても適切な配置を維持しつつ有効な使用状態を得ることができる。
【0068】
特にこのような構成のデスクの場合、直交する反使用端部のそれぞれにデスクトップパネルを取り付け得るようにしていれば、種々のレイアウトに対応して適切にデスクトップパネルを配置することができ、デスク同士の間を良好に仕切ることができる。
【0069】
また、外部からの視線に晒されやすい端部に配置されるデスクの反使用端部側に少なくとも下端部を床面に設置させたパーティションパネルを配置すれば、外部を通る者の視線を良好に遮ることができ、さらにこのパーティションパネルとそれに隣接するデスクトップパネルの少なくとも上端部同士を、デスクトップパネル同士の接続構造と同一の接続構造によって接続するように構成すれば、パネルの接続構造を簡単なものに統一できるだけでなく、デスクトップパネルのパーティションパネルからの着脱作業も、施工業者に頼らずとも容易に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の基本構成となるレイアウトシステムを概略的に示す平面図。
【図3】同実施例に適用されるデスクを拡大して示す斜視図。
【図4】同デスク及びデスクトップパネルを一部省略して示す分解斜視図。
【図5】図4における要部を一部省略して示す断面図。
【図6】同実施例のデスクトップパネル同士の接続構造を示す斜視図。
【図7】同実施例における他のレイアウトを示す斜視図。
【図8】同さらに他のレイアウトを示す斜視図。
【図9】同デスクトップパネルとローパーティションパネルの接続構造を示す斜視図。
【図10】同さらに他のレイアウトを示す斜視図。
【図11】同実施例を適用したオフィス空間を概略的に示す平面図。
【符号の説明】
OF…オフィス空間
S1…ワークスペース(執務スペース)
S2…ワークスペース(マネージメントスペーススペース)
S3…ワークスペース(ミーティングスペース)
DK…デスク
DP(Dpg)…デスクトップパネル(ガラスパネル)
LP…ローパーティションパネル
X…係り合い手段
X1…第1の係り合い部
X2…第2の係り合い部
1…天板
4、140…介在部材
5…接続具
25d…孔部
34…フック
35…段付ピン

Claims (11)

  1. 執務者のための執務スペース、管理者のためのマネージメントスペース、ミーティングスペース等のワークスペースを備えたオフィスを構築するためのものであって、
    オフィス空間に配置したデスクと、デスクに設けたデスクトップパネルとを具備してなり、少なくとも隣接する位置に配置されるデスクにそれぞれ取り付けたデスクトップパネル同士を共通の接続構造によって接続し、少なくともこれらデスクトップパネルによって囲まれる空間に前記ワークスペースをそれぞれ設定し得るようにし、
    前記デスクトップパネルがいずれも略同一の厚み寸法を有するものであって、前記接続構造が、各辺がデスクトップパネルの厚み寸法に略等しい平面視概略正方形状をなし隣接するデスクトップパネル間に介在させた介在部材と、これら隣接するデスクトップパネルの上端部及び介在部材の上端部を相互に接続するように形成した接続部とから構成してなり、
    当該接続部が、前記介在部材及び該介在部材に隣接するデスクトップパネルに対してそれぞれ着脱可能な取付部を具備する接続具と、介在部材の上端部及びデスクトップパネルの長手方向の端部における上端部に前記接続具を取り付け得るようにそれぞれ形成した被取付部とからなり、
    デスクとデスクトップパネルとの間に、デスクトップパネルをデスクに着脱可能に係り合わせた状態で取り付け得る係り合い手段を設け、
    前記係り合い手段を、デスクトップパネルをデスクに対してスライド移動することによって所定の位置でデスクに係り合わせる第1の係り合い部と、前記所定の位置でデスクトップパネルの厚み方向への移動を抑制又は禁止するようにデスクトップパネルをデスクに係り合わせる第2の係り合い部とから構成していることを特徴とするオフィス構築用家具。
  2. 前記第1の係り合い部が、デスクトップパネルの表面側又はデスクの反使用端部のいずれか一方において他方と係り合うように設けたフックを具備してなり、このフックを介してデスクトップパネルをデスクに係り合わせた状態で、フックを前記他方に止着するようにしていることを特徴とする請求項1記載のオフィス構築用家具。
  3. 前記第2の係り合い部が、デスクトップパネルの表面側又はデスクの反使用端部のいずれか一方に設けられ所定の大きさの頭部及び該頭部よりも小さい首部を有する段付ピンと、他方に設けられ前記段付ピンの頭部を通過させ得る第1貫通孔及び該第1貫通孔のデスクトップパネルを取り付ける際のスライド方向に連続し前記首部と係り合う第2貫通孔を有する孔部とを具備してなるものであることを特徴とする請求項1又は2記載のオフィス構築用家具。
  4. デスクトップパネルが、デスクの反使用端部における幅寸法と略等しい幅寸法を有するものであって、少なくとも該デスクトップパネルの表面側における幅方向の両端部とそれに対応するデスクトップパネルの反使用端部との間に前記係り合い手段をそれぞれ設けていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のオフィス構築用家具。
  5. デスクの反使用端部が、略等しい幅寸法を有し相互に略直交して平面視V字形状をなすものであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のオフィス構築用家具。
  6. 前記直交する反使用端部のそれぞれにデスクトップパネルを取り付け得るようにしていることを特徴とする請求項5記載のオフィス構築用家具。
  7. 少なくとも端部に配置されるデスクの反使用端部側に、下端部を床面に設置させたパーティションパネルを配置し、このパーティションパネルとそれに隣接するデスクトップパネルの少なくとも上端部同士を、前記接続構造と同一の接続構造によって接続するようにしていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のオフィス構築用家具。
  8. 執務者のための執務スペース、管理者のためのマネージメントスペース、ミーティングスペース等のワークスペースを備えたオフィスを構築するためのものであって、
    オフィス空間に配置したデスクと、デスクに設けたデスクトップパネルとを具備してなり、少なくとも隣接する位置に配置されるデスクにそれぞれ取り付けたデスクトップパネル同士を共通の接続構造によって接続し、少なくともこれらデスクトップパネルによって囲まれる空間に前記ワークスペースをそれぞれ設定し得るようにし、
    デスクとデスクトップパネルとの間に、デスクトップパネルをデスクに着脱可能に係り合わせた状態で取り付け得る係り合い手段を設け、
    当該係り合い手段を、デスクトップパネルをデスクに対してスライド移動することによって所定の位置でデスクに係り合わせる第1の係り合い部と、前記所定の位置でデスクトップパネルの厚み方向への移動を抑制又は禁止するようにデスクトップパネルをデスクに係り合わせる第2の係り合い部とから構成していることを特徴とするオフィス構築用家具。
  9. 前記第1の係り合い部が、デスクトップパネルの表面側又はデスクの反使用端部のいずれか一方において他方と係り合うように設けたフックを具備してなり、このフックを介してデスクトップパネルをデスクに係り合わせた状態で、フックを前記他方に止着するようにしていることを特徴とする請求項8記載のオフィス構築用家具。
  10. 前記第2の係り合い部が、デスクトップパネルの表面側又はデスクの反使用端部のいずれか一方に設けられ所定の大きさの頭部及び該頭部よりも小さい首部を有する段付ピンと、他方に設けられ前記段付ピンの頭部を通過させ得る第1貫通孔及び該第1貫通孔のデスクトップパネルを取り付ける際のスライド方向に連続し前記首部と係り合う第2貫通孔を有する孔部とを具備してなるものであることを特徴とする請求項8又は9記載のオフィス構築用家具。
  11. デスクトップパネルが、デスクの反使用端部における幅寸法と略等しい幅寸法を有するものであって、少なくとも該デスクトップパネルの表面側における幅方向の両端部とそれに対応するデスクトップパネルの反使用端部との間に前記係り合い手段をそれぞれ設けていることを特徴とする請求項8、9又は10記載のオフィス構築用家具。
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