JP2005314908A - 衝立装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衝立パネルの安定性を損なうことなく、衝立パネルの後方への支持脚の突出量を可及的に小さくすることにより、支持脚が人の通行や他の家具の配置の妨げとなることがなく、しかも衝立以外の機能をも付加することができるようにした衝立装置を提供する。
【解決手段】 両端部下面にキャスタ5を設けた前後方向を向く支持脚6の中間部に上方を向く支持体7を設け、この支持体7の上端部または前面に、前方を向くオプション部材12、19を取り付けるためのオプション部材取付手段13、18を設けるとともに、支持体7の後面に衝立パネル24を取り付け、支持脚6における衝立パネル24より後方への突出量を、衝立パネル24より前方への突出量より小とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、オフィス等の執務空間を仕切るための衝立装置に関する。
従来のこの種の衝立装置として、上下方向を向くパネル本体の下端両側部に、前後方向に延出する脚を設け、これらの脚によって、パネル本体が前後方向に倒れないようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平11−253257号公報
しかし、上述のような衝立装置においては、前後の脚をパネル本体より前後方向に長く突出させなければ安定性が悪く、そうすると、それらの脚が通行の妨げとなったり、キャビネットや椅子等の他の事務用家具の配置する際の妨げとなったりするおそれがある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、衝立パネルの安定性を損なうことなく、衝立パネルの後方への支持脚の突出量を可及的に小さくすることにより、支持脚が人の通行や他の家具の配置の妨げとなることがなく、しかも衝立以外の機能をも付加することができるようにした衝立装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 両端部下面にキャスタを設けた前後方向を向く支持脚の中間部に上方を向く支持体を設け、この支持体の上端部または前面に、前方を向くオプション部材を取り付けるためのオプション部材取付手段を設けるとともに、前記支持体の後面に衝立パネルを取り付け、前記支持脚における衝立パネルより後方への突出量を、衝立パネルより前方への突出量より小とする。
(2) 上記(1)項において、支持体に、衝立パネルを着脱可能として取り付ける。
(3) 上記(1)または(2)項において、支持体に、衝立パネルを高さ調節可能として取り付ける。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、支持体の上端部に、オプション部材である棚板の後端部下面に下向突設した脚杆と、オプション部材を前面に装着する左右方向を向くハンガーバーより垂下する脚杆とのいずれか一方を、選択的に支持しうるようにする。
(5) 上記(4)項において、オプション部材であるコンセントボックスの後端部下面に下向突設した脚杆を、棚板またはハンガーバーより垂下する脚杆と選択的に支持体の上端部に支持しうるようにする。
(6) 上記(4)または(5)項において、支持体を、左右1対の支持脚の中間部に上向き突設した1対の筒体を両側部に有するものとし、前記両筒体に脚杆を嵌合し、かつ高さ調節可能として筒体に固定する。
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、支持体内に、配線収容手段を設ける。
(8) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおいて、支持体の前面両側部に、オプション部材取付手段である前方を向く左右1対のブラケットの後端部を取り付け、かつ両ブラケットに、オプション部材である棚板を架設する。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
(1) 請求項1記載の発明によると、支持体の上端部または前面に、オプション部材取付手段と、それに取り付けられる前方を向くオプション部材とを設けることにより、支持脚上に支持されるものの全体の重心を衝立パネルより前方に位置させることができ、それによって、衝立パネルの安定性を損なうことなく、衝立パネルの後方への支持脚の突出量を可及的に小さくすることができる。
したがって、衝立パネルより後方に突出する支持脚により、衝立パネルの後方における人の通行が妨げられたり、他の家具の配置が妨げられたりすることがない。
しかも、オプション部材取付手段に、棚板、パソコン用モニタ等の種々のオプション部材を取り付けることにより、衝立としてだけでなく、それ以外の種々の機能を付加することができ、利便性が増す。
(2) 請求項2記載の発明によると、古くなった衝立パネルを新しいものと交換したり、状況に応じて、形状や色彩の異なる種々の衝立パネルの中から、適当なものを選択して取り付けたりすることができる。
(3) 請求項3記載の発明によると、使用場所の状況や要望に応じて、衝立パネルの高さを調節することができ、用途を拡大することができる。
(4) 請求項4記載の発明によると、衝立パネルの前方に、棚板とハンガーバーとを選択的に装着することができるので、用途に応じて棚板とハンガーバーとを使い分けることができ、利便性が増す。
たとえば、衝立装置をテーブルの後縁に近づけて配置し、パソコン作業を行う場合において、モニタが卓上型のときは、支持体に棚板を装着して、その棚板を補助天板としてその上に卓上型のモニタを載置して使用し、またモニタが壁掛け型のときは、支持体にハンガーバーを装着して、それに壁掛け型のモニタを係止して使用したりすることができる。
(5) 請求項5記載の発明によると、衝立パネルの前方に、コンセントボックスを、棚板やハンガーバーに代えて装着することができるので、多数の電気または電子機器を、衝立装置に近づけて使用する場合に便利である。
(6) 請求項6記載の発明によると、左右の支持脚により、支持体を安定して支持することができるとともに、左右1対の筒体内に脚杆を嵌合することにより、棚板等のオプション部材を安定して支持することができ、しかも、それらの脚杆を高さ調節可能として筒体に固定することにより、棚板等の高さを、テーブルの天板の高さ等に合わせて調節することができる。
(7) 請求項7記載の発明によると、支持体内の空間を有効に利用して、各種の配線を体裁よく収容することができる。
(8) 請求項8記載の発明によると、支持体に、ブラケットや棚板を装着することにより、支持脚上に支持されるものの全体の重心をより前方に位置させることができ、支持脚による支持をより安定化することができるとともに、衝立パネルの後方への支持脚の突出量をさらに小さくすることができ、さらに、支持体の前面に装着した棚板上に種々のものを載置して収容することができ、利便性が増す。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図10は、本発明の第1の実施形態を示す。
図1、および図6〜図10に示すように、この衝立装置(1)は、左右方向に長い平面視長方形の天板(2)を、その両側前後部の角隅部の下面に設けた脚(3)により支持してなるテーブル(4)と組み合わせて使用するタイプのものとしてある。
衝立装置(1)は、図1〜図5に示すように、両端部下面にキャスタ(5)(5)を設けた前後方向を向く左右1対の支持脚(6)(6)の後方寄りの中間部に設けられた支持体(7)を備えている。
支持体(7)は、左右の支持脚(6)(6)の後部上面に立設された、左右1対の上方を向く角形の筒体(8)(8)と、両筒体(8)(8)の上部同士および下部同士を連結する左右方向を向く上下1対の連結杆(9)(9)と、左右の筒体(8)(8)間における両連結杆(9)(9)の前後面を覆う化粧板(10)(11)とからなっている。
両筒体(8)(8)には、オプション部材の一である上部棚板(12)の後部両側部下面に下向き突設した、脚杆(13)(13)が上方より摺動自在に嵌合され、かつ各筒体(8)の前面上部に穿設した上下1対のねじ挿通孔(14)(14)に挿通した2本の取付けねじ(15)(15)を、各脚杆(13)の前面に上下方向に並べて設けた3個(またはそれ以上)のねじ孔(16)(16)(16)のうちのいずれか2個に螺合して締め付けることにより、上部棚板(12)は上下2段階に取付位置調節可能として、支持体(7)に装着されている。
この例では、脚杆(13)(13)と筒体(8)(8)と取付けねじ(15)(15)とにより、オプション部材の一である上部棚板(12)を支持体(7)に取付けるオプション部材取付手段が形成されている。
上部棚板(12)は、テーブル(4)の天板(2)に対して補助天板としての機能を有しており、支持体(7)より前方および両側方に延出する左右方向に長い平面視ほぼ長方形をなし、その後端中央部には、配線挿通用の切り欠き(17)が設けられている。
この例では、図3に示すように、上部棚板(12)における支持脚(6)の外側面より側方への延出量(L1)は、テーブル(4)における各脚(3)の左右方向の幅(W1)とほぼ等しくしてあるが、この延出量(L1)を、脚(3)の左右方向の幅(W1)より大としてもよい。
また、この例では、図6に示すように、上部棚板(12)の左右方向の幅(W2)の2倍より、テーブル(4)における天板(2)の左右方向の幅(W3)を大としてある。
さらに、上部棚板(12)は、上下いずれの取付位置においても、テーブル(4)における天板(2)の上面より上方に位置するように設定されている。
支持体(7)における左右の筒体(8)(8)の下部内面には、前方を向くブラケット(18)(18)の後端が固着され、この両ブラケット(18)(18)により、左右方向の幅(W4)(図1参照)を支持体(7)の左右方向の幅(W5)(図1参照)とほぼ等しくした左右方向に長い平面視ほぼ長方形の下部棚板(19)が架設されている。なお、支持体(7)の左右方向の幅(W5)は、左右の支持脚(6)(6)の外側面間の距離と同一である。
この例では、下部棚板(19)もオプション部材の一つであり、ブラケット(18)(18)は、オプション部材取付手段の一つとなっている。
下部棚板(19)の後端中央部には、上部棚板(12)におけるのと同様の配線挿通用の切り欠き(20)が設けられ、また前部上面には、下部棚板(19)上に載置した物品が前方に落下するのを防止するための下向きコ字状をなす落下防止柵(21)が設けられている。
下部棚板(19)の高さは、その落下防止柵(21)の上端がテーブル(4)における天板(2)の下面より下方に位置するように設定されている。
下部棚板(19)における配線挿通用の切り欠き(20)の下方には、側面視上向きコ字状の配線受け(22)を設け、ここに電源用コンセント(23)等を収容しうるようにしておくのが望ましい。
支持体(7)の背面には、正面視長方形の垂直板状の衝立パネル(24)が、その前面下部に左右1対のブラケット(25)(25)における上下方向を向く基片(25a)(25a)を固着し、かつ各基片(25a)の上下部側縁より前方に延出する取付片(25b)(25b)を各筒体(8)の内面にねじ止めすることにより、装着されている。
各筒体(8)の内面におけるブラケット(25)(25)の取付部位を、上下複数箇所設けておき、筒体(8)に対する衝立パネル(24)の取り付け高さを複数段階に調節しうるようにしておくのが好ましい。
衝立パネル(24)の上端は上部棚板(12)より上方に位置し、かつ下端はテーブル(4)の天板(2)より下方に位置し、また衝立パネル(24)の左右方向の幅(W6)(図6参照)は、上部棚板(12)の左右方向の幅(W2)とほぼ等しくしてある。
また、支持体(7)の上端部に上部棚板(12)を、支持体(7)の前面下部に下部棚板(19)をそれぞれ装着し、支持体(7)の後面に衝立パネル(24)を装着したので、支持脚(6)(6)上に支持されるものの全体の重心を衝立パネル(24)より前方に位置させることができ、それによって、衝立パネル(24)の安定性を損なうことなく、衝立パネル(24)の後方への支持脚(6)(6)の突出量を衝立パネル(24)の前方への支持脚(6)(6)の突出量より可及的に小さくすることができる。
具体的には、図4に示すように、支持体(7)を支持脚(6)(6)の後部寄りに立設し、衝立パネル(24)の後面より後方への支持脚(6)(6)の突出量を著しく小さくしてある。
したがって、衝立パネル(24)より後方に突出する支持脚(6)(6)により、衝立パネル(24)の後方における人の通行が妨げられたり、他の家具の配置が妨げられたりすることがない。
しかも、オプション部材である上部棚板(12)や下部棚板(19)に、以下に示すような各種のものを載置して使用することができ、利便性が増す。
図1〜図6は、衝立装置(1)の第1の実施形態の第1の使用形態を示す。
この使用形態は、執務者が一人でコンピュータを用いて作業するときのもので、図6に示すように、テーブル(4)の天板(2)の後縁中央の上方に衝立装置(1)の上部棚板(12)が位置するように、衝立装置(1)をテーブル(4)の後部中央に近接させて配置し、上部棚板(12)を補助天板として、その上に卓上用モニタ(26)、テーブル(4)の天板(2)にキーボード(27)、および下部棚板(19)にコンピュータ本体(28)(図3および図4の想像線参照)をそれぞれ載置し、かつテーブル(4)の中央部前方に配置した椅子(29)に着座して執務する。
このとき、衝立パネル(24)の後面より後方へ突出する支持脚(6)(6)の突出量はわずかであるので、支持脚(6)(6)によって、衝立パネル(24)やテーブル(4)の後方における人の通行が妨げられたり、他の家具の配置が妨げられたりすることはない。
図7は、衝立装置(1)の第1の実施形態の第2の使用形態を示す。
図7に示すように、図6に示す状態から、キーボード(27)を上部棚板(12)に載置して、衝立装置(1)全体を天板(2)の後縁に沿って左右いずれかの側方に押しやり、衝立装置(1)がない方の天板(2)の側部の前後に椅子(29)(29)を対向して配置すれば、両椅子(29)(29)に着座した二人の執務者が対面して打ち合わせ等を行うことができる。
このとき、衝立装置(1)の支持脚(6)の側端面を、テーブル(4)の脚(3)の内面に当接させると、衝立装置(1)の上部棚板(12)の一側端と衝立パネル(24)の一側端とが、テーブル(4)の天板(2)の一側端に揃うので、体裁がよい。
また、衝立パネル(24)の後方への支持脚(6)(6)の突出量が小さいので、テーブル(4)の後方に配設した椅子(29)の着座者の足が、支持脚(6)(6)に当たるおそれも少ない。
図8は、衝立装置(1)の第1の実施形態の第3の使用形態を示す。
本発明の第2の実施形態を示す。
この使用形態では、テーブル(4)における天板(2)の左右方向の幅(W3)を、上部棚板(12)の左右方向の幅(W2)のほぼ2倍とし、かつテーブル(4)における後部の左右1対の脚(3)(3)間の距離(L2)を、2台の衝立装置(1)(1)の上部棚板(12)(12)の対向側端同士を突き合わせて横に並べたときの最も外側に位置する支持脚(6)(6)の外側面間の距離(L3)とほぼ等しくしてある。
この例では、図8に示すように、同形同寸の2台の衝立装置(1)(1)を左右方向に並べて、それらの支持脚(6)および下部棚板(19)を、テーブル(4)の天板(2)の下方に後方から潜入させて配置してある。このような構成とすると、執務者の前方視野が、左右に並んだ2枚の衝立パネル(24)(24)により完全に遮られて、落ち着いた環境で執務することができる。
また、各衝立装置(1)の外側の支持脚(6)を、テーブル(4)の脚(3)の内面に当接させておくことにより、各衝立装置(1)の上部棚板(12)の外側端と衝立パネル(24)の外側端とが、テーブル(4)の天板(2)の外側端に揃うので、体裁がよい。
さらに、両衝立パネル(24)の後方への支持脚(6)(6)の突出量が小さいので、両衝立装置(1)(1)の後方における人の通行が妨げられたり、他の家具の配置が妨げられたりすることはない。
図9は、衝立装置(1)の第1の実施形態の第4の使用形態を示す。
この例では、図9に示すように、図8に示す状態から、左右いずれかの(この例では右方の)衝立装置(1)の向きを前後反転し、かつ前方のテーブル(4)の後方に、同形同寸の別のテーブル(4)を前後逆向きとして配置し、前後のテーブル(4)(3)の間に前後逆向きとした2台の衝立装置(1)(1)を挟むことにより、両衝立装置(1)(1)の衝立パネル(24)(24)が、各テーブル(4)の天板(2)の幅と同幅の左右方向に連続する目隠しパネルとして機能する二人の執務者用の対面型の執務空間を形成するようにしてある。
この場合も、各衝立装置(1)の外側の支持脚(6)を、テーブル(4)の脚(3)の内面に当接させておくと、各衝立装置(1)の上部棚板(12)の外側端と衝立パネル(24)の外側端とが、前後のテーブル(4)の天板(2)の外側端に揃うので、体裁がよい。
また、前後いずれのテーブル(4)においても、天板(2)の下方の過半部に、衝立装置(1)の支持脚(6)(6)によって妨げられない広い下肢用空間を形成することができる。
図10は、衝立装置(1)の第1の実施形態の第5の使用形態を示す。
この例では、テーブル(4)の天板(2)の幅および奥行き寸法を、上記の第1〜第4の使用形態におけるものより大とし、テーブル(4)における長方形の天板(2)の短辺である一側端の中央に、衝立装置(1)を側方から嵌合し、かつ天板(2)の他の辺に沿って複数(この例では5脚)の椅子(29)を配置して、衝立装置(1)の上部棚板(12)上に載置したモニタ(26)を全員が見ながら大勢で会議を行うことができるようにしてある。
なおこの場合、テーブル(4)の天板(2)の幅および奥行き寸法は、会議を行う人数に応じて定めるのがよい。
図11および図12は、衝立装置(1)の第2の実施形態を示す。
この実施形態においては、第1の実施形態における上部棚板(12)に代えて、ハンガーバー(30)を、支持体(7)に装着してある。
ハンガーバー(30)は、前後両面に上下2段の断面T字状の係止溝(31)(31)を、また上下面にそれぞれ1条の断面T字状の係止溝(32)を設けた左右方向を向くビーム(33)と、その左右の端面を覆うエンドカバー(34)(34)とからなり、ビーム(33)の両側部下面には、第1の実施形態における脚杆(13)(13)と同様であるが長さをそれより長くした左右1対の脚杆(35)(35)が下向き突設されている。
各脚杆(35)の前面下部には、脚杆(13)におけるのと同様に、3個(またはそれ以上)のねじ孔(36)(図2参照)が設けられている。
ハンガーバー(30)は、両脚杆(35)(35)を、支持体(7)における左右の筒体(8)(8)の上端より嵌合し、かつ各筒体(8)の前面上部に穿設した上下1対のねじ挿通孔(14)(14)に挿通した2本の取付けねじ(15)(15)を、各脚杆(35)の前面における3個のねじ孔(36)(36)(36)のうちのいずれか2個に螺合して締め付けることにより、上下2段階に取付位置調節可能として、支持体(7)に装着されている。
この例では、ハンガーバー(30)と脚杆(35)(35)と筒体(8)(8)と取付けねじ(15)(15)とにより、オプション部材を支持体(7)に取付けるオプション部材取付手段が形成されている。
ハンガーバー(30)には、その前面および上下面における係止溝(31)(32)を利用して、各種のオプション部材が取付けられるようになっている。
図11および図12には、その一例として、壁掛け型のモニタ(37)が一オプション部材として装着されている。
図12に示すように、このモニタ(37)は、ほぼ垂直のベース(38)に対して、垂直軸(39)および水平軸(40)回りに回動可能として装着されており、ベース(38)は、その後面に設けた上下2段の下向きフック(41)(41)を、ハンガーバー(30)のビーム(33)の前面における上下の係止溝(31)(31)の開口下縁に係止し、かつベース(38)の両側部に螺合した左右1対の前後方向を向く締付けねじ(42)(42)の中間部と後端とを、下方の係止溝(31)の開口上縁と奥端面とに当接させることにより、ハンガーバー(30)に、上下、前後および左右方向に移動不能として装着されている。
この第2の実施形態のように、上部棚板(12)に代えて、ハンガーバー(30)を支持体(7)に装着し、そのハンガーバー(30)に壁掛け型のモニタ(37)等のオプション部材を装着することにより、衝立装置(1)としての付加価値が増し、多目的に利用することができる。
また、第2の実施形態においても、支持体(7)の上端部にハンガーバー(30)を介して取付けられたモニタ(37)等のオプション部材や、支持体(7)の前面下部に設けられた下部棚板(19)等のオプション部材の重量により、支持脚(6)(6)上に支持されたものの全体の重心を衝立パネル(24)より前方に位置させることができ、それによって、衝立パネル(24)の安定性を損なうことなく、衝立パネル(24)の後方への支持脚(6)(6)の突出量を、衝立パネル(24)の前方への支持脚(6)(6)の突出量より可及的に小さくすることができる。
ハンガーバー(30)に装着するオプション部材としては、上記のモニタ(37)のほかに、例えば照明装置、ホワイトボードや黒板等の筆記ボード、スクリーン、収納ボックス等とすることができる。
図13は、衝立装置(1)の第3の実施形態を示す。
この実施形態においては、第1の実施形態における上部棚板(12)に代えて、オプション部材であるコンセントボックス(43)を、支持体(7)に装着するとともに、支持体(7)内部に、配線収容手段(44)を設けてある。
なお、配線収容手段(44)は、第1および第2の実施形態における支持体(7)内に設けてもよい。
左右方向を向く横長のコンセントボックス(43)の両側部下面には、第1の実施形態における脚杆(13)(13)と同様のオプション部材取付手段をなす左右1対の脚杆(45)(45)が下向き突設されており、これらを脚杆(13)(13)と同様にして、支持体(7)における左右の筒体(8)(8)に嵌合して取付けることにより、コンセントボックス(43)は、上下2段階に取付位置調節可能として、支持体(7)に装着されている。
コンセントボックス(43)の上面には、電源コンセント(46)、およびスライドカバー(47)付きモジュラーコネクタ(48)等の各種のコンセント類が設けられている。
支持体(7)内における上方の連結杆(9)の前面には、左右1対の配線コード巻き取りリール(49)(49)が、また下方の連結杆(9)の上面には、配線や付属部品等を収容するための左右1対の収容ボックス(50)(50)がそれぞれ設けられている。
したがって、この実施形態においては、衝立装置(1)を、テーブル(4)の後方等に配設して、衝立としてだけでなく、配線ターミナルとして使用することができる。
以上のように、本発明の衝立装置によると、テーブル(4)と組み合わせて用いたり、または単独で、種々のオプション部材を装着して、執務空間を多様に、かつ多目的に仕切ることができる。
なお、第1〜第3の実施形態から、衝立パネル(24)を省略して、棚板やモニタ等の各種のオプション部材を選択的に取付けることができる多目的のラックや配線ターミナル等として使用することもできる。
このように、衝立パネル(24)を省略してラック等とすると、各種のオプション部材を、衝立パネル(24)に拘ることなく、左右の筒体に安定して支持させて、自由に移動し、他の机や棚等と組み合わせて、または単独で、多目的に利用することができる。
この場合に、支持体の高さを、組み合わせて使用するテーブルの天板の高さより低くし、かつオプション部材の高さを上記天板の高さより高くすると、テーブルの天板上の体裁をよくすることができる。
また、左右1対の脚杆により、オプション部材を支持することによって、両脚杆間に配線の収容空間を形成することができる。
本発明の衝立装置の第1の実施形態の斜視図である。 同じく、衝立装置の要部の分解斜視図である。 同じく、衝立装置の正面図である。 同じく、衝立装置の側面図である。 同じく、図3のV−V線に沿う拡大縦断側面図である。 同じく、第1の使用形態の斜視である。 同じく、第2の使用形態の斜視である。 同じく、第3の使用形態の斜視である。 同じく、第4の使用形態の斜視である。 同じく、第5の使用形態の斜視である。 本発明の衝立装置の第2の実施形態の斜視図である。 同じく、図11のXII−XII線に沿う拡大縦断側面図である。 本発明の衝立装置の第3の実施形態の斜視図である。
符号の説明
(1)衝立装置
(2)天板
(3)脚
(4)テーブル
(5)キャスタ
(6)支持脚
(7)支持体
(8)筒体(オプション部材取付手段)
(9)連結杆
(10)(11)化粧板
(12)上部棚板(オプション部材)
(13)脚杆(オプション部材取付手段)
(14)挿通孔
(15)取付けねじ(オプション部材取付手段)
(16)ねじ孔
(17)切り欠き
(18)ブラケット(オプション部材取付手段)
(19)下部棚板(オプション部材)
(20)切り欠き
(21)落下防止柵
(22)配線受け
(23)電源用コンセント
(24)衝立パネル
(25)ブラケット
(25a)基片
(25b)取付片
(26)モニタ
(27)キーボード
(28)コンピュータ本体
(29)椅子
(30)ハンガーバー
(31)(32)係止溝
(33)ビーム
(34)エンドカバー
(35)脚杆
(36)ねじ孔
(37)モニタ
(38)ベース
(39)垂直軸
(40)水平軸
(41)下向きフック
(42)締付けねじ
(43)コンセントボックス(オプション部材)
(44)配線収容手段
(45)脚杆(オプション部材取付手段)
(46)電源コンセント
(47)スライドカバー
(48)モジュラーコネクタ
(49)配線コード巻き取りリール
(50)収容ボックス
(L1)延出量
(L2)(L3)距離
(W1)〜(W6)幅

Claims (8)

  1. 両端部下面にキャスタを設けた前後方向を向く支持脚の中間部に上方を向く支持体を設け、この支持体の上端部または前面に、前方を向くオプション部材を取り付けるためのオプション部材取付手段を設けるとともに、前記支持体の後面に衝立パネルを取り付け、前記支持脚における衝立パネルより後方への突出量を、衝立パネルより前方への突出量より小としたことを特徴とする衝立装置。
  2. 支持体に、衝立パネルを着脱可能として取り付けた請求項1記載の衝立装置。
  3. 支持体に、衝立パネルを高さ調節可能として取り付けた請求項1または2記載の衝立装置。
  4. 支持体の上端部に、オプション部材である棚板の後端部下面に下向突設した脚杆と、オプション部材を前面に装着する左右方向を向くハンガーバーより垂下する脚杆とのいずれか一方を、選択的に支持しうるようにした請求項1〜3のいずれかに記載の衝立装置。
  5. オプション部材であるコンセントボックスの後端部下面に下向突設した脚杆を、棚板またはハンガーバーより垂下する脚杆と選択的に支持体の上端部に支持しうるようにした請求項4記載の衝立装置。
  6. 支持体を、左右1対の支持脚の中間部に上向き突設した1対の筒体を両側部に有するものとし、前記両筒体に脚杆を嵌合し、かつ高さ調節可能として筒体に固定した請求項4または5記載の衝立装置。
  7. 支持体内に、配線収容手段を設けた請求項1〜6のいずれかに記載の衝立装置。
  8. 支持体の前面両側部に、オプション部材取付手段である前方を向く左右1対のブラケットの後端部を取り付け、かつ両ブラケットに、オプション部材である棚板を架設した請求項1〜7のいずれかに記載の衝立装置。
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