JPH0545689Y2 - - Google Patents

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JPH0545689Y2
JPH0545689Y2 JP1986180970U JP18097086U JPH0545689Y2 JP H0545689 Y2 JPH0545689 Y2 JP H0545689Y2 JP 1986180970 U JP1986180970 U JP 1986180970U JP 18097086 U JP18097086 U JP 18097086U JP H0545689 Y2 JPH0545689 Y2 JP H0545689Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、室を仕切る間仕切の片面から突設し
た状態に設けるようにした収納庫装置の構造に関
するものである。
〔従来の技術〕
床面と天井面との間に左右適宜隔てて主支柱を
立設し、相隣接した左右主支柱間に壁面パネルを
装架することによつて室を仕切ることが行われて
いることは、敢えて文献を提示するまでもなく周
知の通りであるが、間仕切で仕切るようにしたオ
フイスや会議室等の室には、通常の住宅における
押入れのような収納部が一般に設けられていない
ため、物品の整理・保管に不便であつた。
この点について特開昭57−115211号公報には、
パネルを装着した左右側枠と上下枠と後枠とで本
体を構成し、後枠を建物の壁面に固定する一方、
本体の前面に扉を設けて成る収納庫が記載されて
おり、また、実開昭57−88470号公報には、左右
側面パネルと上下パネル及び裏パネルとで前向き
開口の本体を形成し、裏面パネルを建物の壁面等
に固定する一方、本体の前面に扉を設けて成る収
納庫が記載されており、これらの収納庫を間仕切
の前面に固定すれば、前記した不便を解消できる
と考えられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、これら従来の考案は、収納庫を建物の
壁体とは別体に構成して、これを単に建物の壁面
に取付けるようにしたものに過ぎず、言わば、大
型のキヤビネツトを建物の壁面に固定することと
本質的に変わりないため、収納庫の構造が複雑に
なると言う問題があつた。
本考案は、表裏一対の壁面パネルを備えた間仕
切において、軽量化のため表裏両壁面パネルの間
に空所を形成した形態のものがある点に着目し、
この形態の間仕切を利用して、収納庫を頑丈でし
かも簡単な構造にできるようにすると共に、従来
の収納庫よりも収納容積を増大できるようにする
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、室内の床面
から天井面まで延び、且つ左右に適宜隔て立設し
た左右主支柱間に、適宜隙間をへだてて配置する
表裏一対の壁面パネルを装架して成る間仕切にお
いて、前記表裏両壁面パネルのうち一方の壁面パ
ネルを取り外した部位における左右両主支柱の前
方に、床面から天井面まで延びるように各々立設
した前支柱と、前記左右支柱と左前支柱との間及
び右主支柱と右前支柱との間に、当該主支柱と前
記支柱とを連結する横梁と、該横梁の外側に位置
するように装着した側面パネルと、左右両前支柱
の上部間に配設した笠木と下部間に配設した巾木
と、により前向き開口の収納庫を形成し、該収納
庫の前面を塞ぐべく、前記左右両前支柱のうち何
れか一方に、蝶番を介して扉を水平回動自在に設
けた構成とした。
〔考案の作用及び効果〕
このように構成すると、間仕切における主支柱
が収納庫の支柱に兼用されるから、それだけ部品
点数を低減して収納庫の構造を簡単にすることが
できる。
また、間仕切における表裏両壁面パネルのうち
1枚の壁面パネルを取り外すようにしたから、従
来の収納庫を間仕切の壁面から単に突設したに過
ぎない場合に比べて、収納庫の収納容積が、1枚
の壁面パネルの体積と、表裏両壁面パネル間の空
間の容積とを足し合わせた容積分だけ増大するこ
とになり、しかも、収納庫には左右側面パネル及
び扉を設けているから、表裏両壁面パネルの1枚
を取り外したことに起因して間仕切の遮音機能や
遮光機能が低下することもない。
更に、間仕切の主支柱と収納庫の前支柱とが横
梁にて連結されていることと、前支柱が床面と天
井面との間に立設されていることとにより、収納
庫が頑丈な構造になるばかりか、間仕切に対して
収納庫が補強の役割を果たすため、間仕切の取付
け強度・安定性も向上することになる。
従つて、本考案によると、間仕切の片面の個所
に設けるようにした収納庫において、頑丈なもの
でありながら構造を簡単にすることができると共
に、間仕切の遮音機能や遮光機能を損なうことな
く収納容積を増大することができるのであり、し
かも、間仕切の取付け強度・安定性も向上できる
と言う効果を有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図における符号1は、天井面2と床面3との間
に設ける間仕切で、該間仕切1は、床面3に配設
した断面上向きコ字型の主巾木4と、該主巾木4
と平行に延びるように天井2に配設した断面下向
きコ字型の主笠木5とを備えており、前記主巾木
4と主笠木5との間に、主支柱6,6を適宜間隔
で立設する。
各主支柱6の下端には高さ調節のためのアジヤ
スタ7が取付いており、相隣接した主支柱6,6
間には、表裏一対の壁面パネル8,8を、当該表
裏壁面パネル8,8間に主支柱6の前後幅寸法と
同じ間隔の隙間が開くようにして配置しており、
該壁面パネル8の左右側端部を、目地条部材9と
ねじ11により主支柱6に固着している。
前記間仕切1における一方の壁面パネル8を取
り外して、この壁面パネル8を取り外した部位に
収納庫10を設ける。なお、実施例では収納庫1
0を左右2連に設けている。
各収納庫10は、前記間仕切1における左右主
支柱6,6の前方に立設した前支柱13,13を
備えており、左前支柱13と左主支柱6及び、右
面支柱13と右主支柱6とを各々横梁12にて連
結し、左右前支柱13,13の上部間に、当該両
前支柱13,13の上部を覆うようにした笠木1
4を配設し、左右前支柱13,13の下部間に、
当該両前支柱13,13の下部を覆うようにした
巾木15を配設し、更に、左右主支柱6,6と左
右前支柱12,13とで囲われた部位の上部には
天板16を下部には地板17を各々装架し、一方
の前支柱13に、蝶番19を介して扉18を水平
回動自在に取り付ける。
符号24は、前記天板16及び地板17の端部
を主支柱6,13に載置固定するための受けブラ
ケツトで、両者に対して各々ねじ25止めしてい
る。
前記2連の収納庫10,10のうち左側の収納
庫10における左前支柱13と左主支柱6との
間、及び、右側の収納庫10における右前支柱1
3と右主支柱6との間には、側面パネル10を
各々配置して、該側面パネル20の上端と下端と
を、連結片26,27を介して主支柱6と前支柱
13とに固定している。
なお、右側の収納庫10の右側方には、頻繁に
開閉する必要のない補助収納部を設け、この補助
収納部の前面開口部を、間仕切1における壁面パ
ネル8と平行に延びる壁面パネル8′にて塞いで
いる。
主支柱6及び前支柱13の左右両側面には、係
止溝孔21が上下適宜間隔にて穿設されており、
収納庫10内に配置された前後長手の支持ブラケ
ツト22を、主支柱6と前支柱13との任意の高
さ位置の係止溝孔21に係止して、この支持ブラ
ケツト22にて、棚板23を高さ位置調節自在に
支持している。
更に、扉18の自由端縁は前支柱13の側面に
取付くマグネツトキヤツチ28にて止着できるよ
うにしている。
以上の説明より明らかなように、間仕切1の主
支柱6を収納庫10の支柱に兼用するものである
から、頑丈な構造の収納庫10でありながら、部
材点数を低減して構造を簡単にすることができる
と共に、収納庫10が間仕切1に対する補強体の
役割を果たすから、間仕切1自体の取付け強度・
安定性も向上するのである。
また、従来の収納庫を間仕切1の前面に設けた
に過ぎない場合だと、第2図に一点鎖線で示すよ
うに、間仕切1における一方の壁面パネル8から
突出した状態で収納庫を設置せざるを得ないた
め、間仕切1の肉厚部はデツドスペースになる
が、本考案では、1枚の壁面パネル8の容積と表
裏両壁面パネル8,8間の空所の容積とを足し合
わせた分だけ収容容積が増大するのであり、しか
も、収納庫10は密閉状態であるため、1枚の壁
面パネル8を取り外したことに起因して間仕切1
の遮音機能や遮光機能が低下することもないので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は間仕切
及び収納庫の正面図、第2図は第1図の−視
断面図、第3図は第2図の−視要部拡大断面
図、第4図は収納庫の各部材の斜視図、第5図は
第2図の要部拡大図である。 1……間仕切、2……天井、3……床面、4…
…主巾木、5……主笠木、6……主支柱、8……
壁面パネル、20……側面パネル、10……収納
庫、12……横梁、13……前支柱、14……笠
木、15……巾木、16……天板、17……地
板、18……扉体、19……蝶番、24……受け
ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内の床面から天井面まで延び、且つ左右に適
    宜隔て立設した左右主支柱間に、適宜隙間をへだ
    てて配置する表裏一対の壁面パネルを装架して成
    る間仕切において、前記表裏両壁面パネルのうち
    一方の壁面パネルを取り外した部位における左右
    両主支柱の前方に、床面から天井面まで延びるよ
    うに各々立設した前支柱と、前記左主支柱と左前
    支柱との間及び右主支柱と右前支柱との間に、当
    該主支柱と前支柱とを連結する横梁と、該横梁の
    外側に位置するように装着した側面パネルと、左
    右両前支柱の上部間に配設した笠木と下部間に配
    設した巾木と、により前向き開口の収納庫を形成
    し、該収納庫の前面を塞ぐべく、前記左右両前支
    柱のうち何れか一方に、蝶番を介して扉を水平回
    動自在に設けたことを特徴とする間仕切における
    収納庫装置。
JP1986180970U 1986-11-25 1986-11-25 Expired - Lifetime JPH0545689Y2 (ja)

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JP1986180970U JPH0545689Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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JP1986180970U JPH0545689Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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Publication Number Publication Date
JPS6385712U JPS6385712U (ja) 1988-06-04
JPH0545689Y2 true JPH0545689Y2 (ja) 1993-11-25

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ID=31125415

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101079111B1 (ko) 2009-04-08 2011-11-03 주식회사 시공테크 전시장을 포함하는 전시패널
JP6306824B2 (ja) * 2012-12-28 2018-04-04 文化シヤッター株式会社 収納用間仕切壁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115211A (en) * 1981-01-06 1982-07-17 Onoda Purehabu Kk Enclosure for installing building

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JPS55119843U (ja) * 1979-02-20 1980-08-25
JPS5788440U (ja) * 1980-11-18 1982-05-31

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JPS57115211A (en) * 1981-01-06 1982-07-17 Onoda Purehabu Kk Enclosure for installing building

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JPS6385712U (ja) 1988-06-04

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