JP2633894B2 - ブースの支持構造 - Google Patents
ブースの支持構造Info
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- JP2633894B2 JP2633894B2 JP63057802A JP5780288A JP2633894B2 JP 2633894 B2 JP2633894 B2 JP 2633894B2 JP 63057802 A JP63057802 A JP 63057802A JP 5780288 A JP5780288 A JP 5780288A JP 2633894 B2 JP2633894 B2 JP 2633894B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプレファブ工法によるブースの支持構造に関
する。
する。
(従来の技術) 所与の部屋空間に仕切をつける仕切壁、つまり、ブー
スは、プレファブ工法による場合、一般には、パネル状
の壁体、即ち、厚味に余り大きな変化が無く従って両面
の内の一方側を見れば他側の輪郭もほゞ類推できるよう
な形状の壁体を組合せて構成され、普通、例えば組天井
を受荷する側壁や間仕切壁等の耐力壁に比較し、下地が
簡略化されている。
スは、プレファブ工法による場合、一般には、パネル状
の壁体、即ち、厚味に余り大きな変化が無く従って両面
の内の一方側を見れば他側の輪郭もほゞ類推できるよう
な形状の壁体を組合せて構成され、普通、例えば組天井
を受荷する側壁や間仕切壁等の耐力壁に比較し、下地が
簡略化されている。
従来、斯かるブースは、これを構成する壁体を平板な
形状として、床上に建付け、その際、相互間及び耐力壁
と交差せしめ、以って互いに補完させ合う形で、支持強
度を得るに留めていた。
形状として、床上に建付け、その際、相互間及び耐力壁
と交差せしめ、以って互いに補完させ合う形で、支持強
度を得るに留めていた。
(発明が解決しようとする課題) この為、個々の壁体に付いて見ればいずれも横力に弱
く、その補完に確実を期せば常に直角の交差角度を必要
とし、耐力壁からの距離が壁体幅に抑えられ、従って、
壁体レイアウト上の制約が大きく、囲い得るスペースも
制限され、しかも、水平曲げ荷重が耐力壁とのジョイン
ト部に集中し勝ちで、好ましくなかった。
く、その補完に確実を期せば常に直角の交差角度を必要
とし、耐力壁からの距離が壁体幅に抑えられ、従って、
壁体レイアウト上の制約が大きく、囲い得るスペースも
制限され、しかも、水平曲げ荷重が耐力壁とのジョイン
ト部に集中し勝ちで、好ましくなかった。
本発明は斯かる従来の問題点を有効に解決すべく為さ
れたもので、その目的とする処は、横力に対し比較的抵
抗力のあるブースの支持構造を提供するにある。
れたもので、その目的とする処は、横力に対し比較的抵
抗力のあるブースの支持構造を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、パネル状の壁体を組
合せて成るブースの支持構造において、壁体の少なくと
も一つを柱状に形成し、この柱状の壁体は左右の側縁に
夫々凹形取合金具を備え、この凹形取合金具に他のパネ
ル状の壁体を係合して支持することで柱状の壁体をブー
スの外側に突出させ、且つ柱状の壁体内に間接照明用光
源を設けた。
合せて成るブースの支持構造において、壁体の少なくと
も一つを柱状に形成し、この柱状の壁体は左右の側縁に
夫々凹形取合金具を備え、この凹形取合金具に他のパネ
ル状の壁体を係合して支持することで柱状の壁体をブー
スの外側に突出させ、且つ柱状の壁体内に間接照明用光
源を設けた。
(作用) 上記手段によれば、柱状の壁体が横力に対する反力源
となる。又、柱状の壁体は左右の側縁に夫々設けた凹形
取合金具に、他のパネル状の壁体を係合して支持するの
で、壁体同士支えあって自立させることができる。更に
柱状の壁体内に間接照明用光源を設けたので、隣り合う
ブースも照らすことができる。
となる。又、柱状の壁体は左右の側縁に夫々設けた凹形
取合金具に、他のパネル状の壁体を係合して支持するの
で、壁体同士支えあって自立させることができる。更に
柱状の壁体内に間接照明用光源を設けたので、隣り合う
ブースも照らすことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例に付き、添付図面に基いて詳細
な説明を行なう。
な説明を行なう。
先ず、第6図を参照して、本実施例に係るブースを備
えたトイレの全体構成を説明しておく。
えたトイレの全体構成を説明しておく。
第6図はトイレの横断平面図である。
図中、Tはトイレの全体を表し、トイレTは、ビルジ
ング躯体の壁Wbで囲まれた所与の屋内空間Siに適宜幅の
壁パネルを建並べて側壁Wtを形成することにより所要の
トイレスペースを囲繞画成し、これを間仕切壁Wpで左の
女子トイレTwと右の男子トイレTmに分け、夫々防水下地
タイル仕上床Fw,Fmを張り、不図示の組天井を吊設して
構成したプレファブタイプのもので、女子トイレTwは、
中央のドア付平ブースBwにより、奥の洗面設備付大便所
コンパートメントCwと手前の化粧用スペースSwに仕切ら
れ、一方、男子トイレTmは、平面視略『F』字状に建廻
したブースBmにより、左側二連のコンパートメントCm1,
Cm2と右手の手洗場Smに仕切られている。
ング躯体の壁Wbで囲まれた所与の屋内空間Siに適宜幅の
壁パネルを建並べて側壁Wtを形成することにより所要の
トイレスペースを囲繞画成し、これを間仕切壁Wpで左の
女子トイレTwと右の男子トイレTmに分け、夫々防水下地
タイル仕上床Fw,Fmを張り、不図示の組天井を吊設して
構成したプレファブタイプのもので、女子トイレTwは、
中央のドア付平ブースBwにより、奥の洗面設備付大便所
コンパートメントCwと手前の化粧用スペースSwに仕切ら
れ、一方、男子トイレTmは、平面視略『F』字状に建廻
したブースBmにより、左側二連のコンパートメントCm1,
Cm2と右手の手洗場Smに仕切られている。
男子トイレTmのコンパートメントCm1,Cm2は、間仕切
壁Wpと交差するトイレ側壁Wt沿いに大便器付配管ユニッ
トUtを連設して、各便器の前方乃至側方を前記ブースBm
で仕切り込み、便器前方を正面としてこゝに出入口Ecを
設けたもので、各出入口Ecには右勝手のドアDrが建付け
られている。
壁Wpと交差するトイレ側壁Wt沿いに大便器付配管ユニッ
トUtを連設して、各便器の前方乃至側方を前記ブースBm
で仕切り込み、便器前方を正面としてこゝに出入口Ecを
設けたもので、各出入口Ecには右勝手のドアDrが建付け
られている。
尚、ブースBmは、各コンパートメントCm1,Cm2の内方
より見て左手に位置する側面画成用の平ブースパネル1
及び正面の中央部乃至右端部を画成するドア枠付ブース
パネル2と、その間を連結するブースパネル3とで、夫
々略L形のブースBc,Bcを組み、これを左右に並置接合
してF字形状を得た形になっている。
より見て左手に位置する側面画成用の平ブースパネル1
及び正面の中央部乃至右端部を画成するドア枠付ブース
パネル2と、その間を連結するブースパネル3とで、夫
々略L形のブースBc,Bcを組み、これを左右に並置接合
してF字形状を得た形になっている。
以上において、本実施例では、上記ブースパネル1,2
間を連結するブースパネル3の壁体形状を柱状としてF
形ブースBmの剛度増強を図っている。
間を連結するブースパネル3の壁体形状を柱状としてF
形ブースBmの剛度増強を図っている。
こゝで、第1図及び第2図を参照して、上記パネル1
〜3の構造を説明する。
〜3の構造を説明する。
第1図は第6図の矢視1方向から見たトイレ要部の一
部破断見取図、第2図はブース要部の展開図である。
部破断見取図、第2図はブース要部の展開図である。
ブースBmの各L形部Bcを構成する三つのブースパネル
1〜3の内、側面側のパネル1は、遮音性の下地を両面
壁装した平板な壁体10の上縁部10aに溝形の縁材11を嵌
着し、下縁部10bに幅木を兼ねる下枠12を取付けたもの
で、パネル3と接合される側の側縁10cは真直に製作さ
れるが、他方の側縁10dが、配管ユニットUtに腰掛させ
る関係上、同ユニットUtの対応する外形寸法に合せて下
部10eを切欠かれている。
1〜3の内、側面側のパネル1は、遮音性の下地を両面
壁装した平板な壁体10の上縁部10aに溝形の縁材11を嵌
着し、下縁部10bに幅木を兼ねる下枠12を取付けたもの
で、パネル3と接合される側の側縁10cは真直に製作さ
れるが、他方の側縁10dが、配管ユニットUtに腰掛させ
る関係上、同ユニットUtの対応する外形寸法に合せて下
部10eを切欠かれている。
尚、壁体10の側縁10cには、ブースパネル取合用凸形
金具13を止着し、一方、側縁10dは、その上部10fに壁側
取合用縁材14を取付け、これ14を、コンパートメントCm
1,Cm2の後壁つまり躯体壁Wb前面のトイレ側壁Wtを構成
する壁パネルPwに、直角に交差させてジョイントする。
金具13を止着し、一方、側縁10dは、その上部10fに壁側
取合用縁材14を取付け、これ14を、コンパートメントCm
1,Cm2の後壁つまり躯体壁Wb前面のトイレ側壁Wtを構成
する壁パネルPwに、直角に交差させてジョイントする。
正面側のパネル2は、比較的幅狭の平板な壁体20と、
正面略『Π』字形状のドア枠21から成り、ドア枠21は、
ドアDrを枢着及びロックする為の一対の縦枠21a,21b
と、その上端を連結する上枠21cとで構成され、縦枠21
a,21bの一方21aが壁体20の片側の側縁部20aと取合い、
また上枠21cの一端側への延出部21dが壁体20の上縁部20
bに固着され、壁体下縁部20cには幅木を兼ねる下枠22が
取付けられる。
正面略『Π』字形状のドア枠21から成り、ドア枠21は、
ドアDrを枢着及びロックする為の一対の縦枠21a,21b
と、その上端を連結する上枠21cとで構成され、縦枠21
a,21bの一方21aが壁体20の片側の側縁部20aと取合い、
また上枠21cの一端側への延出部21dが壁体20の上縁部20
bに固着され、壁体下縁部20cには幅木を兼ねる下枠22が
取付けられる。
壁体20のもう一つの側壁部20dには、上下の枠21c,22
で上下端を保持した壁側取合用縁材23が取合い、縁材23
は、間仕切壁Wpの対応する部位、又は隣接する柱状のブ
ースパネル3の側縁にジョイントされる。また、縦枠21
bの外側面にブースパネル取合用凸形金具24を止着し
て、その下端をドア枠定着用補助金具25に臨ませ、上端
は上枠21cの下面に取合わせる。尚、図中、26…はドアD
rの丁番金具、27は錠受座を表している。
で上下端を保持した壁側取合用縁材23が取合い、縁材23
は、間仕切壁Wpの対応する部位、又は隣接する柱状のブ
ースパネル3の側縁にジョイントされる。また、縦枠21
bの外側面にブースパネル取合用凸形金具24を止着し
て、その下端をドア枠定着用補助金具25に臨ませ、上端
は上枠21cの下面に取合わせる。尚、図中、26…はドアD
rの丁番金具、27は錠受座を表している。
柱状のブースパネル3は、横断面略半円状の下地を両
面壁装した壁体30の下縁部30aに幅木を兼ねる下枠31を
取付け、上縁部30bにクラウン32を被せた構成のもの
で、両側のパネル1,2より高目に製作され、壁体30の内
側、つまり、コンパートメントCm1,Cm2の室内側に位置
する半円柱状のスペースSaが第1図に示すように諸種の
用途に充てられており、本実施例の場合、上から順に、
間接照明用光源50の取付場所、小物収納棚51、室外表示
灯52の取付場所、予備ロール収納棚53、ペーパシート補
給器54の取付場所及び引出型ダストボックス55の収容場
所として利用されている。
面壁装した壁体30の下縁部30aに幅木を兼ねる下枠31を
取付け、上縁部30bにクラウン32を被せた構成のもの
で、両側のパネル1,2より高目に製作され、壁体30の内
側、つまり、コンパートメントCm1,Cm2の室内側に位置
する半円柱状のスペースSaが第1図に示すように諸種の
用途に充てられており、本実施例の場合、上から順に、
間接照明用光源50の取付場所、小物収納棚51、室外表示
灯52の取付場所、予備ロール収納棚53、ペーパシート補
給器54の取付場所及び引出型ダストボックス55の収容場
所として利用されている。
壁体30には、その左右の側縁30c,30dに夫々縁材33,34
が嵌着され、更に縁材33の前面と34の外側面とに、前記
パネル1,2の凸形金具13,24と取合う凹形取合金具35,36
が止着されている。
が嵌着され、更に縁材33の前面と34の外側面とに、前記
パネル1,2の凸形金具13,24と取合う凹形取合金具35,36
が止着されている。
こゝで、第3図乃至第5図を参照して、柱状パネル3
の詳細構造を説明しておく。
の詳細構造を説明しておく。
第3図は柱状パネルの展開図、第4図は第3図の4−
4線断面図、第5図は第2図の5−5線断面図である。
4線断面図、第5図は第2図の5−5線断面図である。
柱状パネル3の壁体30の下地40は、多数の小幅な板材
40a…を所定間隔で立並ばせ、弾性連結シート40b,40cで
両端縁を結んで左右撓曲自在に構成したもので、内外双
方の壁装材41,42と、その下縁を一体に支持する前記下
枠31及び上縁外周を規制するクラウン32の下折れエッジ
32aとの共働により形状的に固定される。
40a…を所定間隔で立並ばせ、弾性連結シート40b,40cで
両端縁を結んで左右撓曲自在に構成したもので、内外双
方の壁装材41,42と、その下縁を一体に支持する前記下
枠31及び上縁外周を規制するクラウン32の下折れエッジ
32aとの共働により形状的に固定される。
尚、クラウン32は、その上面32bを天井面に当接さ
せ、三本の上方突起32c…を設けて、各突起32cを天井上
方の天井補強梁から吊金具による支持するようにしても
良い。
せ、三本の上方突起32c…を設けて、各突起32cを天井上
方の天井補強梁から吊金具による支持するようにしても
良い。
下枠31は、平面視略U字形状の下向きチャンネル材か
ら成り、躯体の床FbにアンカーボルトBlで定着した上向
きチャンネル状の台輪60にこれ31を嵌着して横方向の動
きを規制するようにしており、また、台輪60の内外の側
片61,62に適宜間隔で突出部61a…,62a…を形成すると共
に、底上げ用の溝形材63…を嵌め込んで、その各上底部
63aに高さ調節ボルト64を螺合立設し、ボルトヘッド64a
で下枠31の上底部31a下面を受けることにより、壁体30
の垂直出し及びレベル調整を可能としている。
ら成り、躯体の床FbにアンカーボルトBlで定着した上向
きチャンネル状の台輪60にこれ31を嵌着して横方向の動
きを規制するようにしており、また、台輪60の内外の側
片61,62に適宜間隔で突出部61a…,62a…を形成すると共
に、底上げ用の溝形材63…を嵌め込んで、その各上底部
63aに高さ調節ボルト64を螺合立設し、ボルトヘッド64a
で下枠31の上底部31a下面を受けることにより、壁体30
の垂直出し及びレベル調整を可能としている。
下枠31の上底部31a上面には、各ボルト64と対応する
位置に補強材65が固設され、本実施例の場合、補強材65
を直方体形状として、壁体30の下地40と壁装材41,42を
位置決め固定するダボの役目を兼ねさせている。
位置に補強材65が固設され、本実施例の場合、補強材65
を直方体形状として、壁体30の下地40と壁装材41,42を
位置決め固定するダボの役目を兼ねさせている。
また、本実施例では、内側壁装材41により画成された
前記スペースSaの上端に、半割楕円状の反射板43を斜め
に嵌着して光源50よりの導光を効果的にすると共に、光
源取付板44の前縁に遮光板45を立て、これ45を着脱自在
として保守上の便宜を図っている。
前記スペースSaの上端に、半割楕円状の反射板43を斜め
に嵌着して光源50よりの導光を効果的にすると共に、光
源取付板44の前縁に遮光板45を立て、これ45を着脱自在
として保守上の便宜を図っている。
そして、光源取付板44下方の小物収納棚51に蓋46を設
け、その裏側にスライド丁番46aとマグネットキャッチ4
6bを配し、更に前面に握り46cを付けて、開閉を容易な
らしめている。
け、その裏側にスライド丁番46aとマグネットキャッチ4
6bを配し、更に前面に握り46cを付けて、開閉を容易な
らしめている。
本実施例によれば、各コンパートメントCm1,Cm2のブ
ースBcを構成する三つの壁体10,20,30の内、一つ30を半
円柱状にしたので、これ30に縁材や金具類を装備したブ
ースパネル3が反力源となって、横力に対するブースBc
やBmの抵抗力が増し、必ずしも直角の取合角度にこだわ
る必要がなく、従って、パネルレイアウト面で有利なば
かりか、柱状パネルで平パネルをつないでいくようにす
れば、コンパートメントのスパンをその分だけ広くする
ことができ、しかも、曲げ荷重を分散させることができ
る。
ースBcを構成する三つの壁体10,20,30の内、一つ30を半
円柱状にしたので、これ30に縁材や金具類を装備したブ
ースパネル3が反力源となって、横力に対するブースBc
やBmの抵抗力が増し、必ずしも直角の取合角度にこだわ
る必要がなく、従って、パネルレイアウト面で有利なば
かりか、柱状パネルで平パネルをつないでいくようにす
れば、コンパートメントのスパンをその分だけ広くする
ことができ、しかも、曲げ荷重を分散させることができ
る。
この点、例えば、パネル1と3或いは2と3を接合ユ
ニット化した平面視略『J』字形又は杓形のブースユニ
ットや、更に、隣接するコンパートメントの分も含め、
パネル1〜3を2−3−2或いは2−3−1と並べてユ
ニット化した略『Ω』字形又は『f』字形のブースユニ
ット等を、夫々単独若しくは組合せた形で諸種製作用意
しても良く、要すれば、それらのユニットと、パネル1
〜3自体、或いは、正面パネル2をそのドア枠21側若し
くは壁体20側に付き分割統合したものや此にドアDrを加
えたものとを、更に合体ユニット化するようにしても良
い。
ニット化した平面視略『J』字形又は杓形のブースユニ
ットや、更に、隣接するコンパートメントの分も含め、
パネル1〜3を2−3−2或いは2−3−1と並べてユ
ニット化した略『Ω』字形又は『f』字形のブースユニ
ット等を、夫々単独若しくは組合せた形で諸種製作用意
しても良く、要すれば、それらのユニットと、パネル1
〜3自体、或いは、正面パネル2をそのドア枠21側若し
くは壁体20側に付き分割統合したものや此にドアDrを加
えたものとを、更に合体ユニット化するようにしても良
い。
これによれば、側壁Wtや間仕切壁Wpとのジョイント或
いは床への定着前であっも、そうしたユニットを自立さ
せておくことができ、現場保管に有利なばかりか、建付
に際し、支えておく為の手助けを必要としない。
いは床への定着前であっも、そうしたユニットを自立さ
せておくことができ、現場保管に有利なばかりか、建付
に際し、支えておく為の手助けを必要としない。
また、本実施例の場合、パネル3内側の半円柱状スペ
ースSaが各コンパートメントCm1,Cm2の室内エリアを拡
げることになり、それも角隅位置である為、スペース活
用上極めて好ましい。
ースSaが各コンパートメントCm1,Cm2の室内エリアを拡
げることになり、それも角隅位置である為、スペース活
用上極めて好ましい。
尚、本実施例の柱状パネル3は、横断面略半円弧形状
になっているが、これを他の任意の屈曲形状に変えるこ
とは差支えず、この点での変更実施例を第7図及び第8
図に示す。
になっているが、これを他の任意の屈曲形状に変えるこ
とは差支えず、この点での変更実施例を第7図及び第8
図に示す。
第7図及び第8図は夫々変更実施例に係るブース要部
の斜視図である。
の斜視図である。
第7図に示すブースBu′は、一対の平ブースパネル4,
4を、柱状ブースパネル7で、互いに180度の角度位置に
配置連結したもので、柱状パネル7は、横断面が略開放
三辺形つまり『コ』字状になった壁体70の両側部70a,70
b外面に凹形取合金具71,72を止着した構成になってお
り、内部に角柱状の収納スペースSa′が画成されてい
る。
4を、柱状ブースパネル7で、互いに180度の角度位置に
配置連結したもので、柱状パネル7は、横断面が略開放
三辺形つまり『コ』字状になった壁体70の両側部70a,70
b外面に凹形取合金具71,72を止着した構成になってお
り、内部に角柱状の収納スペースSa′が画成されてい
る。
一方、第8図に示すブースBu″は、平ブースパネル5,
5を、柱状ブースパネル8で、直角方向に連結したもの
で、柱状パネル8は、横断面が略開放五辺形状になった
壁体80の左側部80a,前縁と右側部70b外面に夫々H形及
び凹形の取合金具81,82を止着した構成になっており、
内部にホームベース状断面の収納スペースSa″が画成さ
れている。
5を、柱状ブースパネル8で、直角方向に連結したもの
で、柱状パネル8は、横断面が略開放五辺形状になった
壁体80の左側部80a,前縁と右側部70b外面に夫々H形及
び凹形の取合金具81,82を止着した構成になっており、
内部にホームベース状断面の収納スペースSa″が画成さ
れている。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明によれば、ブ
ースを構成している壁体を、少なくとも一つは柱状に形
成したので、これが反力源となって、横力に対する抵抗
力が増し、レイアウト面で有利なばかりか、より広いス
ペースを囲うことも可能となり、しかも、曲げ荷重を分
散させることができる。又、柱状の壁体は左右の側縁に
夫々設けた凹形取合金具に、他のパネル状の壁体を係合
して支持するので、壁体同士支えあって自立させること
ができる。更に柱状の壁体内に間接照明用光源を設けた
ので、隣り合うブースも照らすことができる。
ースを構成している壁体を、少なくとも一つは柱状に形
成したので、これが反力源となって、横力に対する抵抗
力が増し、レイアウト面で有利なばかりか、より広いス
ペースを囲うことも可能となり、しかも、曲げ荷重を分
散させることができる。又、柱状の壁体は左右の側縁に
夫々設けた凹形取合金具に、他のパネル状の壁体を係合
して支持するので、壁体同士支えあって自立させること
ができる。更に柱状の壁体内に間接照明用光源を設けた
ので、隣り合うブースも照らすことができる。
図面は本発明の実施例に係るブースを備えたトイレに付
き示したもので、第1図は第6図の矢視1方向から見た
トイレ要部の一部破断見取図、第2図はブース要部の展
開図、第3図は柱状パネルの展開図、第4図は第3図の
4−4線断面図、第5図は第2図の5−5線断面図、第
6図はトイレの横断平面図、第7図及び第8図は夫々変
更実施例に係るブース要部の斜視図である。 尚、図中、1はコンパートメントの側面仕切用平ブース
パネル、2は正面用ドア枠付ブースパネル、3は柱状ブ
ースパネル、10,20,30はブースパネルの壁体、Bmは男子
トイレのブース全体、BuはそのL形部、Cm1,Cm2は大便
所コンパートメント、Tはプレファブ式トイレ、Tmはそ
の男子トイレ部、Wpは間仕切壁、Wtはトイレ側壁を表し
ている。
き示したもので、第1図は第6図の矢視1方向から見た
トイレ要部の一部破断見取図、第2図はブース要部の展
開図、第3図は柱状パネルの展開図、第4図は第3図の
4−4線断面図、第5図は第2図の5−5線断面図、第
6図はトイレの横断平面図、第7図及び第8図は夫々変
更実施例に係るブース要部の斜視図である。 尚、図中、1はコンパートメントの側面仕切用平ブース
パネル、2は正面用ドア枠付ブースパネル、3は柱状ブ
ースパネル、10,20,30はブースパネルの壁体、Bmは男子
トイレのブース全体、BuはそのL形部、Cm1,Cm2は大便
所コンパートメント、Tはプレファブ式トイレ、Tmはそ
の男子トイレ部、Wpは間仕切壁、Wtはトイレ側壁を表し
ている。
Claims (5)
- 【請求項1】パネル状の壁体を組合せて成るブースの支
持構造において、 前記壁体の少なくとも一つを柱状に形成し、この柱状の
壁体は左右の側縁に夫々凹形取合金具を備え、この凹形
取合金具に他のパネル状の壁体を係合して支持すること
で柱状の壁体を前記ブースの外側に突出させ、且つ柱状
の壁体内に間接照明用光源を設けたことを特徴とするブ
ースの支持構造。 - 【請求項2】前記柱状の壁体の片面側を収納部としたこ
とを特徴とする請求項1に記載のブースの支持構造。 - 【請求項3】前記柱状の壁体は横断面が略半円弧状であ
ることを特徴とする請求項1に記載のブースの支持構
造。 - 【請求項4】前記柱状の壁体は横断面が開放多辺形状で
あることを特徴とする請求項1に記載のブースの支持構
造。 - 【請求項5】前記壁体はトイレのコンパートメントを画
成する為のものであることを特徴とする請求項1に記載
のブースの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63057802A JP2633894B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | ブースの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63057802A JP2633894B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | ブースの支持構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230833A JPH01230833A (ja) | 1989-09-14 |
JP2633894B2 true JP2633894B2 (ja) | 1997-07-23 |
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ID=13066042
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP63057802A Expired - Fee Related JP2633894B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | ブースの支持構造 |
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Country | Link |
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0378850U (ja) * | 1989-12-01 | 1991-08-09 | ||
JP7471063B2 (ja) * | 2019-09-02 | 2024-04-19 | 株式会社Lixil | 浴室ユニット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5950334B2 (ja) * | 1976-07-06 | 1984-12-07 | 東洋紡績株式会社 | 抗血液凝固性医療材料の製造法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423128Y2 (ja) * | 1974-01-31 | 1979-08-09 | ||
JPS5950334U (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-03 | プラス株式会社 | 間仕切り装置 |
-
1988
- 1988-03-11 JP JP63057802A patent/JP2633894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5950334B2 (ja) * | 1976-07-06 | 1984-12-07 | 東洋紡績株式会社 | 抗血液凝固性医療材料の製造法 |
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---|---|
JPH01230833A (ja) | 1989-09-14 |
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