JPH082256Y2 - 衛生設備室の間仕切壁構造 - Google Patents

衛生設備室の間仕切壁構造

Info

Publication number
JPH082256Y2
JPH082256Y2 JP1989037154U JP3715489U JPH082256Y2 JP H082256 Y2 JPH082256 Y2 JP H082256Y2 JP 1989037154 U JP1989037154 U JP 1989037154U JP 3715489 U JP3715489 U JP 3715489U JP H082256 Y2 JPH082256 Y2 JP H082256Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panels
partition wall
pair
plate
locking plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989037154U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02129508U (ja
Inventor
玲 榎本
Original Assignee
株式会社イナックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP1989037154U priority Critical patent/JPH082256Y2/ja
Publication of JPH02129508U publication Critical patent/JPH02129508U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH082256Y2 publication Critical patent/JPH082256Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、トイレ等の衛生設備室内に形成される間
仕切壁の構造に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、トイレ等の衛生設備室内には間仕切壁が形成さ
れており、このような間仕切壁は例えば実開昭63−1068
12号公報に記載されているような構造が採用されている
が、このような構造においては構成部材が複雑な形状を
呈し、製造コストが増大してしまうという問題点があっ
た。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、単純でスッキリとした外観形状を呈する間仕切壁構
造を提供せんことを目的とし、その要旨は、衛生設備室
内を間仕切る間仕切壁であって、該間仕切壁は、背中合
わせに建て付けられる一対のパネルと、該一対のパネル
の端縁部間に跨り固設される固着片部を有し一対のパネ
ルの端縁部を連結する取付金具と、該取付金具に掛止可
能な係止板を備え、該係止板を取付金具に掛止すること
により前記一対のパネルの端縁部に整合状に建て付けら
れる見切板とを主体として構成されていることである。
(作用) 間仕切壁を構成する一対のパネルを背中合わせに所定
位置に建て付けた後に、この一対のパネルの端縁部に取
付金具をビス等により固設して一対のパネルを連結して
おき、一方、見切板にはこの取付金具に掛止可能な係止
板を予め形成させておき、取付金具に係止板を掛止する
ことにより、容易に一対のパネルの端縁部に見切板を建
て付けることができ、極めて簡易に間仕切壁を構築する
ことが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はトイレの平面構成図であり、このトイレ1は
その周縁部が複数のタイルパネルを列設させて形成され
ており、その内部には大便器2,2及び小便器3,3,3及び手
洗器4,4,4がそれぞれ配設されており、これらの衛生設
備を仕切る間仕切壁5,5がトイレ内には形成されてい
る。
この間仕切壁5,5は第2図に平面断面図で示すような
建付構造となっており、さらにその詳細分解図を第3図
に示し説明すると、間仕切壁5は一対のパネル6,6と、
このパネル6,6の端部に建て付けられる見切板10とによ
り構成されており、それぞれのパネル6,6は端部に補強
柱7が配設されており、この補強柱7に下地板8を介し
表面側にタイル9が貼着されて構成されたものであり、
各パネル6を先ず背中合わせにして所定位置に建て付
け、この建て付けられた一対のパネル6,6に対し取付金
具15をビス16,16を介し前記補強柱7の所定高さ位置に
固着させる。
一方、パネル6の端縁部に建て付けられる見切板10は
裏側側縁部に角柱11,11が配設されており、その前面側
に下地板12を介しタイル13が貼着されたものである。さ
らに見切板10の角柱11の所定高さ位置には板状の係止板
14が横方向に配設されている。この係止板14の高さ位置
は前記パネル6,6,に対する取付金具15の取付位置に対応
させたものである。
尚、前記取付金具15は前記パネル6,6の補強柱7,7に当
接し、ビス16により固定される固着片部15aと、この固
着片部15aの上縁部に前方側に折り曲げ状に形成された
段部15bと、この段部15b上に立ち上げられた立上片部15
cと、立上片部15cの上縁部に前方側に折曲状に形成され
た折曲片部15dとを有する形状に形成されており、パネ
ル6の端縁部にこの取付金具15を固設させて一対のパネ
ル6,6を連結させた後に、この取付金具15に対し前記見
切板10の係止板14を折曲片部15dの上方部に配置させ、
折曲片部15dに沿って立上片部15cの裏面側に落とし込む
ことにより、取付金具15に係止板14が簡易に掛止され
る。この状態においてはパネル6の端縁部に見切板10が
整合状に建て付けられたこととなり、パネル6,6と見切
板10が一体化して良好なタイル壁面を有する間仕切壁5
が形成される。尚、取付金具15の取付高さ位置及び係止
板14の高さ位置を予め調節しておくことにより、パネル
6,6のタイル9の目地線と、見切板10のタイル13の目地
線を良好に整合させて一体感のある美観を呈する間仕切
壁5を形成することができる。
尚、第4図は建付状態における天井部周辺の構成図で
あり、パネル6に見切板10が建て付けられた後に、見切
板10の上端部には水平状に天井ボード17が配設され、さ
らにその上面には野縁18及び野縁受け19が配設されて、
野縁受け19に金具20が取り付けられる。一方、ビルの天
井壁面Wから垂下状に配設されている金具22に対し、金
具20を吊りボルト21を介し吊下状に連結して天井ボード
17が見切板10上に配設される。尚、パネル6の上端部は
振止バー23により固定される。
このように間仕切壁5を構築する際に、一対のパネル
6,6を背中合わせに建て付け、その後に取付金具15を固
設し、この取付金具15に対し簡易に係止板14を掛止して
見切板10を建て付けることができ、その後に天井ボード
17等を配設してスッキリとした外観形状のトイレルーム
を構築することができる。
尚、第5図は見切板の変形例を示し、この見切板24は
ステンレス又は鉄板等により形成されたものであり、そ
の内側には折り曲げ状に折曲片部24a,24aが形成され、
この折曲片部24a,24aに対し所定高さ位置に係止板25が
溶接等の手段により横設されたものとなっている。この
ような見切板24を前述した背中合わせの一対のパネル6,
6の端縁部に取付金具15を介し取り付けることもでき、
簡単な構造で強固かつ美観を呈する間仕切壁を形成する
ことができる。
(考案の効果) 本考案の衛生設備室の間仕切壁構造は、衛生設備室内
を間仕切る間仕切壁であって、該間仕切壁は、背中合わ
せに建て付けられる一対のパネルと、該一対のパネルの
端縁部間に跨り固設される固着片部を有し一対のパネル
の端縁部を連結する取付金具と、該取付金具に掛止可能
な係止板を備え、該係止板を取付金具に掛止することに
より前記一対のパネルの端縁部に整合状に建て付けられ
る見切板とを主体として構成されていることにより、建
て付けられた一対のパネルを取付金具を介し強固に連結
でき、この取付金具に係止板を掛止して簡易に見切板を
建て付けることができ、簡単な構造で極めて容易に間仕
切壁を構築することができ、コストの低減及び作業の簡
略化を図ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はトイレの平面構成
図、第2図は間仕切壁の平面要部断面構成図、第3図は
間仕切壁の要部分解斜視図、第4図は間仕切壁の組付状
態における天井部周辺の構成図、第5図は見切板の変形
例を示す要部斜視図である。 5……間仕切壁、6……パネル 7……補強柱、9……タイル 10……見切板、11……角柱 13……タイル、14……係止板 15……取付金具 15a……固着片部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛生設備室内を間仕切る間仕切壁であっ
    て、該間仕切壁は、 背中合わせに建て付けられる一対のパネルと、 該一対のパネルの端縁部間に跨り固設される固着片部を
    有し一対のパネルの端縁部を連結する取付金具と、 該取付金具に掛止可能な係止板を備え、該係止板を取付
    金具に掛止することにより前記一対のパネルの端縁部に
    整合状に建て付けられる見切板とを主体として構成され
    ていることを特徴とする衛生設備室の間仕切壁構造。
JP1989037154U 1989-03-30 1989-03-30 衛生設備室の間仕切壁構造 Expired - Lifetime JPH082256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989037154U JPH082256Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 衛生設備室の間仕切壁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989037154U JPH082256Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 衛生設備室の間仕切壁構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02129508U JPH02129508U (ja) 1990-10-25
JPH082256Y2 true JPH082256Y2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=31544009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989037154U Expired - Lifetime JPH082256Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 衛生設備室の間仕切壁構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH082256Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002097734A (ja) * 2000-09-27 2002-04-05 Takara Standard Co Ltd 浴室ユニットの壁面構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62149507U (ja) * 1986-03-14 1987-09-21
JPH0337290Y2 (ja) * 1986-12-27 1991-08-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02129508U (ja) 1990-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0443202B1 (en) Work space management system hallway wall arrangement
US3732657A (en) Demountable partition assembly and studs therefor
JPH082256Y2 (ja) 衛生設備室の間仕切壁構造
JP2002138607A (ja) ガラスパネルシステム
JPH0440324Y2 (ja)
JPH0752820Y2 (ja) 軽量気泡コンクリート版取付構造
JPH0633903Y2 (ja) 建物の隅部外壁に設置する張出し構造体
JP2890520B2 (ja) 配管ユニットの固定方法
JPH0320412Y2 (ja)
JPH0144691Y2 (ja)
JPH038746Y2 (ja)
JP2594447Y2 (ja) 設備ユニット床パンの連結・調整治具
JP3966980B2 (ja) パネル連結式の壁の構造
JP2580749Y2 (ja) 壁パネル
JPH0728333Y2 (ja) シャワーブース
JP3320041B2 (ja) 下地桟への面板の取付け構造
JPH0746189Y2 (ja) 組立式棚装置
JP2587587B2 (ja) 棚板付間仕切パネル
JPH1181470A (ja) 簡易建築物の躯体組立て構造
JPH09296546A (ja) 間仕切壁とユニット壁の連結構造
JPH028036Y2 (ja)
JPH0717729Y2 (ja) 壁裏補強材
JP3364977B2 (ja) 組合せ家具
JP3193861B2 (ja) 耐火間仕切装置
JPH0319534Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term