JPH0746189Y2 - 組立式棚装置 - Google Patents

組立式棚装置

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JPH0746189Y2
JPH0746189Y2 JP6126693U JP6126693U JPH0746189Y2 JP H0746189 Y2 JPH0746189 Y2 JP H0746189Y2 JP 6126693 U JP6126693 U JP 6126693U JP 6126693 U JP6126693 U JP 6126693U JP H0746189 Y2 JPH0746189 Y2 JP H0746189Y2
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Japan
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brackets
columns
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JP6126693U
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JPH0728445U (ja
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澄夫 西村
英也 奈良
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、支柱と棚板などの種類
数の少ない部品からなる家庭用の現地組立式の棚装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、少ない構成部材よりなる現地組立
式の棚装置として壁面を構成要件としたものが周知であ
った。その例として特開昭56−11010号公報記載
のものがあげられる。これは支柱の後側部に突設したブ
ラケットの先端を壁に固定することにより成立する構造
である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述のような従来構造
のものは壁面の前にしか設置することができず、またブ
ラケットをボルトなどにより固定する関係上、壁面を傷
つけることになり、さらには壁の材質、構造によっては
棚の設置ができないという事態もあり得た。
【0004】本考案の目的は、従来のこの種棚装置の欠
点を解消し、壁面を構成要件とせず設置場所を選ばない
組立式棚装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上下方向に長
さ調整可能な支柱を左右に間隔を隔てて床と天井との間
に立設し、これら支柱にその後側面から複数の棚受け用
のブラケットを突設し、前記左右の支柱の対応する高さ
位置の前記ブラケットの上に棚板を架設するとともに、
これらブラケットの後ろに前記左右の支柱に平行し下端
が前記床に接する後面板を、前記ブラケット中の少なく
とも上下左右4箇所のブラケットの後端部に固着してな
る組立式棚装置にある。
【0006】
【作用】本考案によれば、支柱は床と天井との間にきっ
ちりと立設されて自立してブラケットすなわち棚の荷重
を受け、後では後面板が少なくとも上下左右4箇所ブラ
ケットに固着して棚装置全体の構造的な剛性を確保して
いる。
【0007】
【実施例】図1ないし図4を参照して本考案の一実施例
の概略について先ず述べると、上下方向に伸縮自在の金
属製の支柱(1)を図1に示すように天井(2)と床(3)と
の間に軽く突っ張らせて立設する。この位置は壁面(4)
に対しては何の関係もない。図2に示すように、2本の
支柱(1)、(1)は、後述する規格の長さの棚板(7)の寸
法に合わせて間隔を定めて立設される。
【0008】次いで、支柱(1)の後側面に2列に形成さ
れているスリット孔(12)(図4参照)に、上部ブラケッ
ト(6a)、中間のブラケット(6)および下部ブラケット(6
b)をはめ込んで、上下部ブラケット(6a)、(6b)を後面板
(5)にそれぞれトラス小ねじ(8a)、(9a)で固定する。後
面板(5)は2枚の板部材(5a)、(5b)を補強連結金具(5c)
で縦続させてなるもので、下部の板部材(5b)の下端は床
(3)に当接させている。それぞれのブラケットの上には
棚板(7)が掛け渡されている。後述するように、それぞ
れのブラケットの上辺にはふたつの突起(10)が設けられ
ており、これらの突起が棚板(7)の対応する孔にはまり
合っている。このようにして、図1に示すように壁面
(4)とは独立した、自立する棚装置が組み立てられるの
である。
【0009】支柱(1)は図5に示すように、支柱本体(1
a)と、この支柱本体の上端に続くテレスコープ部分(1b)
と、そのまた上端に続くシュー(1e)付きの上部アジャス
タ(1c)と、支柱本体の下端に続くシュー(1e)付きの下部
アジャスタ(1d)とからなる。支柱本体(1a)はその後側面
に図4、図5、図11および図12に示すようなに2列
の連続する多数のスリット孔(12)が形成されている。こ
れはブラケット(6)、(6a)、(6b)を任意の高さ位置で支
持するための係合孔である。テレスコープ部分(1b)は支
柱(1)の長さを天井(2)と床(3)との間の距離に粗調整
する伸縮部分である。上下部アジャスタ(1c)、(1d)は、
それぞれ天井(2)および床(3)に当接するシュー(1e)を
枢装した、長さの微調整可能な部分である。従って、こ
の支柱は、テレスコープ部分(1b)で大まかに天井高に合
わせた上で所定位置に配置し、上下いずれかのアジャス
タで微調節して天井(2)と床(3)との間に突っ張らせて
立設するのである。
【0010】ブラケット(6)は図6に示す金属製の部材
で、根本部分にふたつの差込み突起(11a)、(11b)を備
え、上辺部にはその根本近くと先端にそれぞれ上を向く
突起(10)(10)を形成されている。前述の支柱本体(1a)の
スリット孔(12)は、図11および図12に最もよく示さ
れているように、支柱本体(1a)の後側面の中心から左右
に振り分けて斜めに開口する縦方向に長いスリット状の
孔である。ブラケット(6)の先端部を上向きに少し斜め
にして先ず上部の差込み突起(11a)の上方に突出してい
る部分をひとつのスリット孔(12)に差込んで上にあげ、
次いでそのままブラケット(6)の差込み突起(11a)、(11
b)を、ブラケット(6)の先端部を下げつつ、このスリッ
ト孔とこれに続く直下のスリット孔(12)に差込み、差込
み突起(11a)、(11b)をそれぞれ十分に差込んでブラケッ
トを水平に戻し全体を下に下げると、差込み突起(11a)
の上下部および差込み突起(11b)の下端部がスリット孔
(12)の端部に引っかかって止まる。
【0011】図11に示すように、ブラケット(6)は真
後に対して側方に角度θだけ斜めに延在することになる
が、この時のブラケットの突起(10)、(10)に対応する位
置において棚板(7)には丸孔(7a)、(7b)が開けてある。
この棚板(7)の全体は図13の平面図に示されている。
左右の支柱(1)の同じ高さ位置に取り付けた1対のブラ
ケット(6)、(6)の突起(10)を棚板(7)のこれら丸孔(7
a)、(7b)に差し込むようにして棚板(7)を載置する。こ
の状態を下からみたのが図3である。
【0012】上端部ブラケット(6a)も同様に差込み突起
(11a)、(11b)と突起(10)とを有し、同様に支柱(1)に取
り付けられ、棚板(7)と結合されるものであるが、この
上端部ブラケット(6a)は、図7および図8に示すように
その先端部に斜めに曲げた取付部分(14)を備えている。
この取付部分(14)には長孔(8)があけられており、図1
2に示すように、この長孔(8)にトラス小ねじ(13)を差
し込んでブラケットの取付部分(14)を後面板(5)に固着
するのである。
【0013】図10には下端部ブラケット(6b)が示され
ている。この下端部ブラケット(6b)は根本部分の差込み
突起が符号(16a)、(16b)、(16c)で示す3個あり、その
形状もブラケット(6)(6a)の場合とは若干異なるが、支
柱(1)のスリット孔(12)への差込み係合については同様
である。この下端部ブラケット(6b)も先端部に後面板
(5)への取付部分(15)を備え、この取付部分(15)にふた
つの丸孔(9)、(9)を開けてある。図12に示すよう
に、この丸孔(12)にトラス小ねじ(13)を差し込んで、下
端部ブラケット(6b)を後面板(5)に固着する。
【0014】棚板は、図13に示しかつ前述した標準型
の棚板に限らず、図16に示す左右にオーバーハング部
分を有する棚板(18)でもよい。この場合は標準型の棚板
(7)使用の場合と異なり棚装置を左右方向に連続させて
形成することはできない。オーバーハング部分の形状は
図示の角形にかぎるものではなく、例えば円弧状とする
こともできよう。また、図17に示すように、丸孔(7b)
のほか、孔(20)、(20)を開け、前方オーバーハング部分
を有する前方オーバーハング棚板(19)も使用できる。こ
の場合、用いるブラケットは図18および図19に示す
ブラケット(21)である。このブラケット(21)は、棚板(1
9)の丸孔(7b)にはまる突起(10)のほか、孔(23)、(23)を
備えた水平部分(22)を有する。このブラケットの水平部
分(22)の孔(23)、(23)を棚板(19)の孔(20)、(20)に整合
させてボルトナットで固定する。これは、オーバーハン
グ部分に載置した荷重の反力に対抗させるためである。
【0015】図14に示す扇形の棚板(17)はコーナー用
の棚板である。図15に示すように、この棚板(17)は、
互いに直角をなして配設された標準型の棚装置の棚板
(6)の間をつなげるものである。
【0016】以上本考案の棚装置を詳細に説明してきた
が、本考案の棚装置は、後面板を使用せずにブラケット
(6a)、(6b)の取付部分(14)、(15)を壁面に固定すること
もできる。また、この場合、支柱(1)は天井と床との間
に突っ張らせなくともよい。すなわち、本考案の棚装置
は場合によっては従来とまったく同じ使用方法で使用す
ることもできるのである。
【0017】
【考案の効果】本考案の棚装置は、壁面に頼らず自立式
の構造であるので、壁面を傷つけることなく、また壁の
材質、構造によって従来設置不能という場所にも設置す
ることができ、さらには壁面の前以外でも、例えば間仕
切りとしても設置することができる。構成部材は種類が
少なく簡単な構造からなるものであるので、誰でも容易
に組み立てることができる。また、棚装置全体の総重量
が比較的軽量となり、そのうえ構成部材に箱形のものが
ないので輸送の点でも有利である。さらに、棚空間の左
右を仕切る側板がないので、従来にない開放的なデザイ
ンの棚装置を壁前以外にも設置できる。その上、幾つで
も隣接する同じ棚装置と連続する棚空間を形成できる。
所望によっては、従来の棚装置と同様にブラケット後端
を壁面に固定して設置することも可能であるから、設置
場所の様々な建築条件に応じた使い方ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の棚装置を設置した状況で示す側面図で
ある。
【図2】図1の棚装置の正面図である。
【図3】図1のIIIーIII線に沿う断面図である。
【図4】図1の棚装置の背面図である。
【図5】支柱の詳細を一部を省略して示す拡大側面図で
ある。
【図6】棚受け用のブラケットの側面図である。
【図7】上端部ブラケットの側面図である。
【図8】上端部ブラケットの平面図である。
【図9】下端部ブラケットの側面図である。
【図10】下端部ブラケットの平面図である。
【図11】支柱に取り付けたブラケットと棚板とを下方
から見上げた拡大図である。
【図12】支柱に取り付けた上下端部ブラケットと棚板
とを下方から見上げた拡大図である。
【図13】標準型の棚板の底面図である。
【図14】コーナー用の棚板の底面図である。
【図15】コーナー用の棚板の使用例を示す平面図であ
る。
【図16】左右にオーバーハング部分を有する棚板の底
面図である。
【図17】前方にオーバーハング部分を有する棚板の底
面図である。
【図18】図17に示す棚板を受けるブラケットの側面
図である。
【図19】図18に示すブラケットの平面図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (1a)支柱本体 (1b)テレスコープ部分 (1c)上部アジャスタ (1d)下部アジャスタ (1e)シュー (2)天井 (3)床 (4)壁面 (5)後面板 (5a)(5b)板部材 (5c)補強連結金具 (6)棚受け用のブラケット (6a)上端部ブラケット (6b)下端部ブラケット (7)棚板 (7a)(7b)孔 (8)長孔 (9)丸孔 (10)突起 (11a)(11b)差込み突起 (12)スリット孔 (13)トラス小ねじ (14)(15)取付部分 (16a)(16b)(16c)差込み突起 (17)コーナー用の棚板 (18)オーバーハング棚板 (19)前方オーバーハング棚板 (20)孔 (21)ブラケット (22)水平部分 (23)孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に長さ調整可能な支柱を左右に
    間隔を隔てて床と天井との間に立設し、これら支柱にそ
    の後側面から複数の棚受け用のブラケットを突設し、前
    記左右の支柱の対応する高さ位置の前記ブラケットの上
    に棚板を架設するとともに、これらブラケットの後ろに
    前記左右の支柱に平行し下端が前記床に接する後面板
    を、前記ブラケット中の少なくとも上下左右4箇所のブ
    ラケットの後端部に固着してなる組立式棚装置。
  2. 【請求項2】 支柱の後側面に、棚受け用のブラケット
    のためのスリット孔を2列に配設し、左右方向に連続す
    る棚を形成できるようにした請求項1記載の組立式棚装
    置。
  3. 【請求項3】 棚板を、両支柱間より前方に張り出した
    部分を備えたものとした請求項1または2に記載の組立
    式棚装置。
  4. 【請求項4】 棚板を、支柱より外側方に張り出した部
    分を備えたものとした請求項1ないし3のいずれかに記
    載の組立式棚装置。
  5. 【請求項5】 棚板を扇形のものとし、これを部屋のコ
    ーナー部に用いた請求項1または2に記載の組立式棚装
    置。
JP6126693U 1993-11-15 1993-11-15 組立式棚装置 Expired - Lifetime JPH0746189Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0728445U JPH0728445U (ja) 1995-05-30
JPH0746189Y2 true JPH0746189Y2 (ja) 1995-10-25

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Effective date: 19960514