JPH0744649Y2 - 間仕切パネルの下部構造 - Google Patents

間仕切パネルの下部構造

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JPH0744649Y2
JPH0744649Y2 JP9067189U JP9067189U JPH0744649Y2 JP H0744649 Y2 JPH0744649 Y2 JP H0744649Y2 JP 9067189 U JP9067189 U JP 9067189U JP 9067189 U JP9067189 U JP 9067189U JP H0744649 Y2 JPH0744649 Y2 JP H0744649Y2
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JP
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ground rail
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JP9067189U
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Inventor
俊彦 我妻
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株式会社イトーキクレビオ
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床面に固定した地レールに対して高さ調節可
能に間仕切パネルを支持してなる間仕切装置における間
仕切パネルの下部構造に関する。
〔従来の技術〕 従来、間隔を隔てて立設した支柱間に上下高さ調節可能
に装着し得る間仕切パネルの取付構造は各種提供されて
いる。例えば、第7図及び第8図に示す如く間仕切パネ
ルaを立設した支柱bに連結するに際し、間仕切パネル
aの側端に突設した別体の連結部材cを支柱bの連結側
に形成した凹溝d内に嵌合するようになすとともに、上
下高さ調節した際も寸法調節をし得る巾木eが下端に設
けられたものが提供されている。従来の間仕切パネルa
は上下及び両側に断面略コ字形の補強部材fを配し、該
補強部材fに表裏パネル板gをスポット溶接等で固定す
るとともに、内部にハニカム構造体hを充填したもの
で、前記連結部材cは側部補強部材fにビス止め等で固
定するとともに、下端には下部補強部材fを利用して別
体の巾木eを連結できるようにしたものである。
このように、間仕切パネルaを支柱bに連結する連結部
材c及び床面との間を閉塞する巾木eは、該間仕切パネ
ルaとは別体に形成して取付けていたので、製造の際の
寸法誤差によるガタつきが生じるとともに、部品点数が
多く製造コストの低減化を図ることができなかった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、部品点数が少なく安価に製造できるとともに、施工
性の向上を図りしかも床面に固定した地レールにガタつ
きなく取付けることができる間仕切パネルの下部構造を
提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決のために、床面に固定した地
レールに対して高さ調節可能に間仕切パネルを支持して
なる間仕切装置において、固定片を基板の幅方向両側端
に立設するとともに、該基板の下面に前記地レールに嵌
合し得る所定間隔を隔てて平行な巾木部を全長にわたり
一体的に下設してなる下部補強部材の前記固定片を、間
仕切パネルを構成する表裏パネル板の下端部間に固定し
てなる間仕切パネルの下部構造を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の間仕切パネルの下部構
造は、表裏パネル板の下端部間に固定する下部補強部材
の基板下面に床面に固定した地レールに嵌合する巾木部
を一体的に形成することにより、従来別体に形成し施工
時に間仕切パネルの下端と地レール間に取付けていた巾
木を省略するとともに、施工性を簡易となし、また基板
に立設した固定片を表裏パネル板の下端部間に固定する
ことで、巾木部を間仕切パネル下端にガタつきなく設け
たものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細
を説明する。
第1図〜第3図は本考案の代表的実施例を示し、図中A
は間仕切パネル、Bは支柱、Cは下部支持構造をそれぞ
れ示している。
前記間仕切パネルAは、表パネル板1と裏パネル板2と
の間に金属製、紙製又は合成樹脂製の各種の素材、好ま
しくは金属製で形成したハニカム構造体3を接着内装す
るとともに、前記表裏パネル板1,2の両側端縁を内方へ
対向折曲して側端面4,4を形成するとともに、所定幅だ
け内方位置からそれぞれ側方へ略直角に折曲するととも
に、所定突出長さを確保した後面接合状態に折返し即ち
はぜ折りして連結片5,5を形成し、更に該連結片5,5の基
端縁から前記側端面4と略同一平面となして内方へ対向
折曲し、また該連結片5,5には側方へ開口した多数の係
止孔6,…を上下方向に一定間隔を隔てて形成し、また下
部においては巾木兼用の下部補強部材7を前記表裏パネ
ル板1,2の下端部間に位置させてスポット溶接等で固定
するとともに、上部においては同じく表裏パネル板1,2
の上端部間に上部補強部材8を位置させてスポット溶接
等で固定したものである。
前記下部補強部材7は、第3図〜第6図に示す如く水平
な基板9の表裏両側即ち幅方向両側に前記表裏パネル板
1,2の下端部間に介装する固定片10,10を立設するととも
に、全長にわたり表裏両側に所定間隔を隔てて平行な巾
木部11,11を下設し、基板9の幅方向両端下面に巾木部1
1,11との間に段部12,12を形成したものである。
具体的には、第4図に示した下部補強部材7は、前記固
定片10,10も全長にわたり形成した形状のもの、即ち幅
の異なる断面略コ字形の二部材を互いに上下に開口部を
位置させて接合した形状のものであり、この場合押出し
成形等により一体形成する。
また、第5図に示した下部補強部材7は、下方開口した
断面略コ字形のビーム状部材の上面を基板9、両側垂下
板を巾木部11,11となし、基板9の一部を間仕切パネル
Aの表側及び裏側に対応する幅方向に交互に断面略L字
形に切起して前記巾木部11,11より幅方向側方へ突出し
た固定片10,10を形成したものである。尚、該固定片10
の下端は前記同様な段部12となしている。
更に、第6図に示した下部補強部材7は、第5図に示し
たものと基板9の一部を切起して固定片10,10を形成し
たものであるが、同一個所を中央線を境に表裏両側に同
時に切起したものである。
ここで、前記下部補強部材7の表裏パネル板1,2下端部
間への固定に際し、該表裏パネル板1,2の下端縁を内方
へ折曲して形成した補強用の下片13,13を前記下部補強
部材7の段部12,12に当接させた状態となせば、固定作
業の位置決めが容易になるとともに強固に固定できる。
また、前記支柱Bは、第1図に示す如く間隔を隔てて床
面に立設し、その間に前記間仕切パネルAを装着支持す
るもので、該間仕切パネルAを連結する側面に、前記連
結片5,5を表裏方向から挾持状態で嵌合し得る凹溝19を
上下全長にわたり形成したものである。ここで、該凹溝
14に連結片5,5を嵌合した状態で、前記間仕切パネルA
の側端面4と該支柱Bとの間隙から臨む連結片5,5の部
位に前記係止孔6,…を形成したのである。該係止孔6,…
には、前記間隙から挿入した図示しない棚板等を支持す
るブラケットを嵌合係止できるようになしている。
このように、支柱Bの連結側に形成した凹溝14に嵌合す
る連結片5,5を間仕切パネルAを構成する表裏パネル板
1,2の両側端縁を折曲して一体形成したことにより、従
来の連結部材を省略することができるとともに、該連結
片5,5は表裏パネル板1,2の両側端縁の一部をはぜ折りし
て形成したもので、該連結片5,5の間仕切パネルAと支
柱B間に臨む部位に形成した係止孔6に棚板等を支持す
るブラケットを嵌合係止した場合でも十分な強度を有し
てあり、また前記連結片5,5を支柱Bの凹溝14に嵌合し
た際には、該連結片5,5が表裏両側から挾持された状態
になり、もって表裏パネル板1,2の表裏方向への広がり
が規制されるので、該表裏パネル板1,2間に接着内装し
たハニカム構造体3が剥がれることがなくその強度を向
上させることができ、従来の側部補強部材をも省略する
ことができて部品点数を必要最小限となしてその製造コ
ストの低減化を図ることができるのである。
そして、前記下部支持構造Cは、第2図及び第3図に示
す如く、前記下部補強部材7の巾木部11,11と、該巾木
部11,11が外嵌する床面に固定した断面略コ字形の地レ
ール15と、該地レール15と前記下部補強部材7の基板9
間に介装する高さ調節可能なアジャスター装置16とより
なる。前記地レール15は、両立壁17,17と該立壁17,17で
形成される凹溝18を有する。前記アジャスター装置16
は、該凹溝18内に嵌合する断面略コ字形のアジャスター
受け19に高さ調節用の螺軸20を垂直に螺合し、該螺軸20
の上端で前記下部補強部材7の基板9を支持したもので
ある。そして、前記巾木部11,11を地レール15の立壁17,
17の外面に当接状態で嵌合し、前記アジャスター受け19
の螺軸20を回転させてアジャスター受け19からの突出長
さを調節することにより、上端で支持した基板9、即ち
間仕切パネルAの高さを調節するようになしたものであ
る。
尚、間仕切パネルAの上端部は、天井に固定した天レー
ル21の凹溝22内に嵌合した下方開放の笠木23に上下移動
可能に嵌挿し、下部の螺軸20を回転調節することにより
間仕切パネルAの上下高さ調節を行えるようになしてい
る。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の間仕切パネルの取付構造によれ
ば、表裏パネル板の下端部間に固定する下部補強部材の
基板下面に床面に固定した地レールに嵌合する巾木部を
一体的に形成することにより従来別体に形成し施工時に
パネルの下端と地レール間に取付けていた巾木を省略す
ることができ、部品点数を必要最小限に抑制して製造コ
ストの低減化を図ることができるとともに、施工性を簡
易となし、また基板に立設した固定片を表裏パネル板の
下端部間に固定することで、巾木部を間仕切パネル下端
に設けたので、地レールに嵌合して取付けた状態におい
て、全くガタつきをなくすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は支柱間に間仕切パネルを装着した状態の横断平
面図、第2図は間仕切パネルの下部の部分斜視図、第3
図は間仕切パネルの部分省略縦断側面図、第4図は下部
補強部材の部分斜視図、第5図は同じく下部補強部材の
他の実施例を示す部分斜視図、第6図は同じく下部補強
部材の更に他の実施例を示す部分斜視図、第7図は従来
例を示す間仕切パネルと支柱との連結状態の部分横断平
面図、第8図は同じく従来例を示す間仕切パネル下部の
縦断側面図である。 A:間仕切パネル、B:支柱、C:下部支持構造、1:表パネル
板、2:裏パネル板、3:ハニカム構造体、4:側端面、5:連
結片、6:係止孔、7:下部補強部材、8:上部補強部材、9:
基板、10:固定片、11:巾木部、12:段部、13:下片、14:
凹溝、15:地レール、16:アジャスター装置、17:立壁、1
8:凹溝、19:アジャスター受け、20:螺軸、21:天レー
ル、22:凹溝、23:笠木。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面に固定した地レールに対して高さ調節
    可能に間仕切パネルを支持してなる間仕切装置におい
    て、固定片を基板の幅方向両側端に立設するとともに、
    該基板の下面に前記地レールに嵌合し得る所定間隔を隔
    てて平行な巾木部を全長にわたり一体的に下設してなる
    下部補強部材の前記固定片を、間仕切パネルを構成する
    表裏パネル板の下端部間に固定してなることを特徴とす
    る間仕切パネルの下部構造。
JP9067189U 1989-07-31 1989-07-31 間仕切パネルの下部構造 Expired - Lifetime JPH0744649Y2 (ja)

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