JPH0227796Y2 - - Google Patents

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JPH0227796Y2
JPH0227796Y2 JP1985096955U JP9695585U JPH0227796Y2 JP H0227796 Y2 JPH0227796 Y2 JP H0227796Y2 JP 1985096955 U JP1985096955 U JP 1985096955U JP 9695585 U JP9695585 U JP 9695585U JP H0227796 Y2 JPH0227796 Y2 JP H0227796Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、断面角形の金属製支柱を左右に適宜
隔てて3本以上立設し、相隣接した支柱の上端面
間の各々に、天板を相隣接した天板の側端面同士
が互いに接当するように載置して成る棚におい
て、前記相隣接した天板の相互間及び左右両天板
と支柱との相互間を連結する装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
この種の棚において、先行技術としての実開昭
57−42641号公報には、相隣接した支柱における
上端部の側面間に補強用の上部横梁を連結し、角
支柱の上端面には、棚の奥行き方向に沿つて延び
る水平状のフレームを固着する一方、相隣接した
天板における互いに接当した側端面に、前記フレ
ームに半分ずつ嵌まる溝を刻設することにより、
天板を水平状に支持し、且つ、前記両天板の下面
を、前記上部横梁にボルトにて締結し、更に、相
隣接した天板の相互間を、それら両天板の側端面
と直交して延びるボルトにて締結するようにした
天板の取付け構造が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような天板の取付け構造では、相隣接した
天板の端面が、支柱の上端面に固着したフレーム
に各々嵌合しているので、天板を安定した状態に
取付けることができる利点を有するが、その反
面、天板の側端面がフレームに対して単に嵌合し
ているに過ぎず、各天板を強固に取付けるために
は上部横梁にボルトにて締結せざるを得ない、換
言すると、天板を強固に固定することと、棚の剛
性を向上することとのために、左右支柱の上端間
を連結する大型の横梁が必要不可欠となるため、
棚全体としての製造コストが嵩むと共に重量も増
大する点に問題があつた。
本考案は、天板を左右支柱間の連結部材に兼用
できるようにして、上記の問題を解決できるよう
にした棚を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、断面角形の
金属製支柱を左右に適宜間隔隔てて3本以上立設
し、相隣接した支柱の上面間の各々に、天板を、
相隣接した天板の側端面同士が互いに接当するよ
うに載置して成る棚において、前記相隣接した両
天板における互いに接当し合う側端面の各々に、
当該側端面の長手方向に沿つて延びる金属板製の
連結体を、前記連結体の表面が天板の側端面と同
一平面を成すように埋設し、これら両連結体の下
端縁に、前記支柱の上面と側面とに接当する断面
逆L字状の取付け片を、それら両取付け片にて支
柱を左右両側から挟むように連接し、該両取付け
片を前記支柱に各々ボルトにて締結する一方、前
記相隣接した天板の相互間には、前記両連結体を
貫通するように複数本のボルトを挿通し、該各ボ
ルトの両端に、前記両天板の上面又は下面に穿設
したナツト取付け孔を介して各々ナツトを螺着す
る構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、天板と支柱とは連結体
を介して互いに連結され、しかも、左右に隣接し
た天板の相互間がボルトにて連結されることにな
る。
その場合、相隣接した天板の相互間を連結する
ボルトが、両天板における両連結体に貫通してい
ることにより、相隣接した天板における各連結体
が一体的に固着されることになり、支柱が2個の
連結体にて左右両側から挟着された状態になるか
ら、当該両連結体の支柱に対する締結強度が格段
に向上して、天板と支柱との締結強度及び天板相
互間の締結強度が格段に向上するのであり、その
結果、天板を左右に隣接した支柱の上端間の連結
部材として兼用することを、確実に行えることに
なる。
従つて、本考案によれば、天板を左右隣接した
支柱の連結部材として兼用することを確実に行う
ことができることにより、前記先行技術のように
相隣接した支柱の上端間を上部横梁にて連結する
必要がなくなり、大型の横梁部材を必要としない
から、棚の製造コストの低減と軽量化とを達成す
ることができる効果を有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、図において符号1は書棚を示し、該書棚1
は、左右に適宜間隔で立設した3本の支柱2と、
左右両端に位置した支柱2の外側面に装着した木
製の側板4と、相隣接した支柱2の上端面間の
各々に水平状に配設した2枚の木製天板6とを備
えている。
前記各支柱2は、断面コ字状の2本の角形部材
を略く字状に折曲して、これらを互いに接合する
ことにより、側面視逆Y字状に形成されており、
該各支柱2の下端には、棚1の奥行き方向に延び
るベース体8を固着する一方、相隣接した支柱2
の下部間には前後一対の下部横梁3を、中途高さ
部位置には中間横梁12を各々連結しており、こ
れら中間横梁12と下部構梁3との前面間及び後
面間には、傾斜状の背板5を、左右隣接した背板
5間及び背板5と左右側板4との間に細巾状の隙
間が生じるようにして張設している。
各支柱2における前後両面のうち前記背板5の
側方における細巾状の隙間箇所に、上下適宜間隔
で係合溝孔9を多数穿設し、任意の高さ位置にお
ける係合溝孔9に係止したブラケツト11を介し
て、棚板10を高さ調節自在に装架する。
前記左右両側板4の内側面には、前記支柱2及
びベース体8が略半分だけ嵌まる凹溝部13が形
成されており(第3図の一点鎖線参照)、ボルト
14,14′等にて、棚1の内側から支柱2に固
定している。
前記天板6と支柱2との相互間、及び相隣接し
た天板6の相互間は、以下に述べる手段で連結さ
れている。
すなわち、相隣接した天板6において互いに接
当する側端面の各々に、当該側端面に沿つて延び
る溝18を凹み形成し、該溝18内に、金属板製
の連結体15を、当該連結体15の表面が天板6
における側端面と同一平面になるようにして埋設
して、これら各連結体15を各天板6にボルト1
9にて締結し、更に、両連結体15の下端縁に、
前記支柱2の上端面及び側面に接当する断面逆L
字状の取付け片16を、両取付け片16にて支柱
2を左右両側から挟むように一体的に連接して、
これら両取付け片16を、前記支柱2に各ボルト
17にて締結する。
そして、相隣接した天板6の相互間と各連結体
15とに、前記両天板6の側端面と直交して延び
るボルト21が貫通するボルト挿通孔21,20
を各々穿設する一方、両天板6の上面には、前記
ボルト挿通孔21に連通するナツト取付け孔24
を穿設し、該ナツト取付け孔24内においてナツ
ト23をボルト21に螺着することにより、相隣
接した天板6の相互間及び両連結体15の相互間
を一体的に締結する。前記ナツト取付け孔24に
は合成樹脂等のキヤツプ25を着脱自在に装着し
ている。
なお、ナツト取付け孔24は、天板6の下面又
は上下両面に開口するようにしても良い。
左右両天板6の左右両端と支柱2との相互間、
及び、左右両天板6の左右両端と左右側板4との
相互間も、前記と同じ形態の連結体15にて連結
されており、この場合は、前記側板4の内側面に
ナツト26を埋設して、これに、天板6に挿通し
たボルト21を螺着するようにしているが、左右
両側板4の上端面にナツト取付け孔24を穿設し
ても良い。
符号27は、床面と最下段の棚板との間の隙間
を塞ぐ巾木である。
以上の構成において、各天板2の端部と支柱2
との相互間が連結体15を介して互いに連結さ
れ、しかも、左右に隣接した天板6の相互間がボ
ルト21にて連結されているから、左右に隣接し
た支柱2の上端の相互間が、天板6を介して連結
される。
この場合、左右両天板6における各連結体15
にボルト21が貫通していることにより、相隣接
した連結体15同士が一体的に締結されて、支柱
2の上端部が、2枚の連結体15にて左右両側か
ら挟着されることになり、支柱2に対して両連結
体15が強固に締結され、しかも、左右に隣接し
た天板6の相互間がボルト21にて強固に連結さ
れるから、各天板6が左右に隣接した支柱2の連
結部材としての機能を確実に果たすことになり、
その結果、相隣接した支柱2の上端間に別途横梁
を設けずとも、棚1を強固な構造にすることがで
きると共に、天板6も強固に取付けることができ
るのである。
なお、支柱は側面視H字状のように他の形態で
あつても良く、支柱が側面視H字状の場合には、
連結板の下端縁に2枚の取付け片を連接すれば良
いことは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は棚の斜
視図、第2図は棚の分解斜視図、第3図は側板の
取付け手段を示す斜視図、第4図は第1図の−
視断面図、第5図は第4図の−視断面図で
ある。 1……棚、2……支柱、4……側板、6……天
板、10……棚板、15……連結体、16……取
付け片、17……取付け片締結用のボルト、18
……溝、20,22……ボルト挿通孔、21……
天板連結用のボルト、23……ナツト、24……
ナツト取付け孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面角形の金属製支柱2を左右に適宜間隔隔て
    て3本以上立設し、相隣接した支柱2の上面間の
    各々に、天板6を、相隣接した天板6の側端面同
    士が互いに接当するように載置して成る棚1にお
    いて、前記相隣接した両天板6における互いに接
    当し合う側端面の各々に、当該側端面の長手方向
    に沿つて延びる金属板製の連結体15を、前記連
    結体15の表面が天板6の側端面と同一平面を成
    すように埋設し、これら両連結体15の下端縁
    に、前記支柱2の上面と側面とに接当する断面逆
    L字状の取付け片16を、それら両取付け片16
    にて支柱2を左右両側から挟むように連接し、該
    両取付け片16を前記支柱2に各々ボルト17に
    て締結する一方、前記相隣接した天板6の相互間
    には、前記両連結体15を貫通するように複数本
    のボルト21を挿通し、該各ボルト21の両端
    に、前記両天板6の上面又は下面に穿設したナツ
    ト取付け孔24を介して各々ナツト23を螺着し
    たことを特徴とする棚の支柱箇所における天板の
    連結装置。
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JPS625031U JPS625031U (ja) 1987-01-13
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4415546Y1 (ja) * 1965-07-08 1969-07-04
JPS5742641B2 (ja) * 1978-12-29 1982-09-09

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