JPS6330273Y2 - - Google Patents

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JPS6330273Y2
JPS6330273Y2 JP1980118113U JP11811380U JPS6330273Y2 JP S6330273 Y2 JPS6330273 Y2 JP S6330273Y2 JP 1980118113 U JP1980118113 U JP 1980118113U JP 11811380 U JP11811380 U JP 11811380U JP S6330273 Y2 JPS6330273 Y2 JP S6330273Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、本棚に関する。
従来、本棚には木製のものと金属製のものがあ
つたが、木製の本棚は外観は美しいが、強度及び
耐久性の点で難があり、製品価格も高価な欠点が
あつた。金属製の本棚は強度及び耐久性の点では
勝れているが、重量が重く、外観上も冷たく機械
的な印象を与え、家庭用等に用いるには適当では
なかつた。
そこで、本考案は、床面に対して自立性を有す
る金属製の枠体を有し、該枠体に、枠体の大部分
を被覆する形で木質の外装体を設けて構成し、も
つて前述の欠点を解消した本棚を提供することを
目的とするものである。
以下、図面に示す、一実施例に基づき、本考案
を具体的に説明する。
本棚1は、第1図乃至第3図に示すように、自
立性を有する金属製の枠体2を有しており、枠体
2には枠体2を被覆する形で木質等の化粧板より
なる外装体3が設けられている。枠体2は本棚1
を支持するベース枠5を有しており、ベース枠5
には四角な薄肉閉断面形状を有する5本の縦材6
が一定間隔で設けられている。縦材6の両側には
ベース枠5、従つて本棚全体を床面7に対して支
持する支持ボルト9が床面7に対して突出後退自
在に設けられており、縦材6には、縦材6相互を
連結する形で本棚1の全幅方向に全通する断面コ
の字状の横材10,10′が固着されている。各
縦材6には支柱体としての中柱11及び側柱12
としての各支柱体が立設されており、ベース枠5
の両端部の縦材6以外の中央部の3本の中柱11
は、第4図に示すように、ロ形ビーム材よりな
り、一定間隔で縦長円形の係合穴11aを有し、
側柱12はC字形の断面を有しそのコーナー部に
は一定間隔で長円形の係合穴12aが穿設形成さ
れている。
一方上記各支柱体としての中柱11、側柱12
の下部は略逆V形に分岐されて、前後脚部11
b,12bを形成している。各脚部間には補強リ
ブ15がそれぞれ設けられており、各補強リブ1
5間には横補強材14が本棚1の全幅方向に全通
して架設され、すじかい16,16′が互いに交
差する形で斜めに固着されている。更に支柱体と
しての中柱11、側柱12の中央部には、第5図
に示すように、断面H形の保持金具17が設けら
れており、保持金具17の両端にはボルト穴17
a,17aの穿設されたブラケツト17bが形成
されている。ボルト穴17a,17aにはボルト
19がそれぞれ係合しており、各ボルト19はブ
ラケツト17bを介して保持金具17と上記各支
柱体(中柱11、側柱12)を連結固着してい
る。また、上記各支柱体(中柱11、側柱12)
の上端部には、第6図に示すように、断面コの字
形の梁材20が設けられており、梁材20は両端
にブラケツト20aが設けられ、ブラケツト20
aにはボルト21が挿入係合し、該ボルト21は
上記各支柱体(中柱11、側柱12)梁材20を
連結している。なお、中柱11の先端にはフレー
ム22が梁材20と直角な方向に設置されてい
る。一方、枠体2を被覆する木質の外装体3は、
第1図乃至第3図に示すように、幅木23,2
3′が横材10,10′にネジ25を介して締結さ
れており、幅木23,23′の両端にはほぞ23
a,23a′がそれぞれ突出形成されている。ま
た、枠体2の両側面の側柱12,12の外側面に
は、両面フラツシユ材からなる側板26,26が
ネジ27を介して締着されており、側板26の幅
木23,23′のほぞ23a,23a′に対応する
部分及び側板26の上部にはほぞ穴26a,26
a′,26bが穿設形成され、ほぞ穴26a,26
a′には幅木23,23′が嵌入係合している。ま
た、梁材20上には2枚の天板29が、第7図に
示すように、一端に突出形成されたほぞ29aを
ほぞ穴26bに嵌入係合させ、かつ他端に穿設さ
れたT字形の溝29bに中柱11の上端及びフレ
ーム22を係合させた形で載置されており、更
に、天板29はネジ30により梁材20に対して
固着されている。また、天板29の両端部及び側
板26の上部には、蓋29c等により外部に対し
て掩蔽自在に設けられたボルトナツト埋込み穴2
9d,26dが形成されており、各穴29d,2
6dにはボルト31及びナツトが設けられ、それ
等ボルトナツトにより、2枚の側板26と2枚の
天板29は相互に連結されている。
一方、梁材20から保持金具17間には、第3
図に示すように、片面フラツシユ材からなる背板
32,32′が固設されており、背板32,3
2′の芯材32a,32a′の上部には溝32b,
32b′が形成され、溝32b,32b′には梁材2
0の先端係合部20b,20bが嵌入係合してい
る。また、保持金具17とベース6の間には、片
面フラツシユ材からなる背板33,33′が固設
されており、背板33,33′の芯材33d,3
3a′の上部には溝33b,33b′が形成され、溝
33b,33b′には保持金具17の係合部17
c,17cが嵌入係合している。
背板32,32′,33,33′は、第6図に示
すように、各支柱体(中柱11、側板12)に背
板を装着した際に、係合穴11a,12a部分だ
けが外部に露出するように、上記各支柱体の前後
面に上記各背板の両側部の化粧板部が重合して形
成されており、各支柱体(中柱11、側板12)
の係合穴11a,12aには、第8図に示すよう
に、数種の大きさを有する棚板支持板としての金
属製の仕切板35が爪35a,35a′を介して係
合自在に支持されている。この下側の爪35a′は
単なる差込舌片状としてもさしつかえない。仕切
板35の下部はL字形に屈曲して受け部35bを
形成しており、受け部35bの略中央部にはダボ
状突起35cが植設されている。なお、仕切板3
5は隣接する支柱体(中柱11、側板12)間の
同一高さ位置に、互いに受け部35bを対向させ
た形で一対ずつ適宜な数だけ係合さしており、そ
の等一対の仕切板35の受け部35bには棚板3
6が、棚板36の両端に貫通穿設された穴36a
に突起35cを嵌入係合させた形でそれぞれ搭載
支持されている。棚板36は、第9図に示すよう
に、本が並べられる方向、即ち棚板36の幅方向
に貫通する四角な薄肉閉断面形状を有する金属製
の芯材36b,36b′を有しており、芯材36
b,36b′に沿つた外側には木製の芯材36c,
36c′が設けられている。更に芯材36b,36
b′間にはロールコア等の充填剤36dが充填され
ており、それ等芯材36b,36b′,36c,3
6c′等の周囲にはベニヤ等の木質の表面板36e
が張られてこの表面板36eと芯材36b,36
b′とは互いに固着されている。
本考案は、以上のような構成を有するので、本
棚1を使用する際には、棚板36上に収納すべき
本を順次並べてゆくが、本棚1は金属製の枠体2
に木質の側板26、天板29、背板32,32′,
33,33′、棚板36等の外装体3が枠体2の
大部分を外部から被覆する形で取り付けられてい
るので、外観上は仕切板35を除いて木質部分が
ほとんどを占め、金属製の本棚に比して極めて美
しい外観を保持することができる。また、本棚1
は、第3図に示すように、床面7に対してベース
5の支持ボルト9を適宜調整してベース5を水平
状態にした後、枠体2に外装体3を取り付ける
が、それ等は全て枠体2に支持れ、更に棚板36
上に並べられる本の全重量も、棚板36をそれぞ
れ支持する仕切板35を介して枠体2に伝達され
るので、強度的にも極めて堅牢であり、耐久性の
点でも金属製の本棚と同等の性能を発揮すること
ができる。また、金属部分と木質部分が混在して
いるので、同一の大きさの金属製本棚よりも軽量
化が可能であり、また、木質部分にフラツシユ材
等の安価な材料を多用することができるので、本
棚1を安価に製造することが可能となる。更に、
本を直接支持する棚板36には金属製の芯材36
b,36b′が幅方向に設置されているので、本の
重量により棚板36が下方にたわんでしまう事態
の発生を効果的に防止することができる。また、
棚板36の位置は棚板36を外した状態で仕切板
35の支柱体(中柱1、側板12)との係合高さ
位置を変えることにより自由に変化させることが
できるので、収納すべき本の大きさが変わつても
直ちに対応することが可能となり、機動性、汎用
性に富む本棚1を提供することができる。この
際、各仕切板35は中柱11の係合穴11aと別
個に係合するので、同一中柱11の同一高さ位置
に隣接する棚板36を支持する仕切板35があつ
たとしても、何らの干渉も生じることなく仕切板
35を係合させることができる。更に、仕切板3
5は棚板36を支持すると共に、棚板36上に並
べられた本を一定間隔で仕切る役割も果たすこと
ができるので、特別な仕切り用のブツクエンド等
を用いる必要もなく、本棚1を構成する部品点数
を減らすことが可能となる。
なお、棚板36と仕切板35間の係合手段は、
棚板36が仕切板35上に水平方向に固定された
状態で搭載される限り、どのような構成を用いて
もよく、例えば棚板36側に突起を植設し、該突
起に対応した受け部35bに穴を穿設し、前記突
起を受け部35bの穴に嵌入させるようにしても
よいことは勿論である。
また、第1図乃至第3図等に示す実施例は、背
板32,32′,33,33′に溝32b,32
b′,33b,33b′を形成し、該溝を梁材20及
び保持金具17に係合させていたが、第10図及
び第11図に示すように、梁材20、保持金具1
7の代わりに、支柱体(中柱11、側板12)に
ボルト37によつて取り付け金具39,40を固
着し、該金具39,40にネジ41を介して背板
32,32′,33,33′を固定するように構成
することも当然可能である。更に、第12図に示
すように、支柱体(中柱11、側板12)を脚部
11b,12bのみで形成して高さの低い本棚と
することもできる。
本考案の本棚は以上説明したように、自立性を
有する金属枠体2の前後面と両側面と天井面とを
化粧外装体3により覆わしめるようにしたので、
強度的には優れているが外観性の点で問題がある
スチール製と外観的には優れているが強度性の点
で問題のある木製の両本棚の欠点を夫々克服し、
しかも同利点を併せ有する効果がある。
また、金属枠体2は、複数本並設された支柱体
を、その略逆V形の前後脚部内に生じるデツドス
ペースを利用して、本棚の全幅方向に連続する横
補強材14により連結し、さらに上記各前後脚部
は夫々縦材6により連結されると共に各縦材6は
本棚の全幅方向に連続する横材10,10′によ
り連結され、且つ前後脚部内にはすじかい16が
入つているので、地震等により本棚に横方向の外
力が作用した場合、該外力は、すじかい16によ
つて吸収されると同時に、横部材としての横補強
材14と横材10,10′により本棚の全幅方向
に均等に分散され、また、複数本の各支柱体は、
上記縦材6と横材10,10′よりなる枠形のベ
ース枠5上に共通して立設された形状となつてい
るので、地震時に、横方向の力が金属枠体2内に
生じて本棚がネヂれて柱脚が浮上るということが
なく、この種本棚としての安定度と地震等の安全
性が向上するという効果がある。特に各棚板に載
荷のバラ付きがある場合本棚は常に偏芯荷重を受
けているので地震力による影響は顕著である。
また、化粧外装体3は、前後の背板と左右の側
板と天板と前後の幅木により形成されて、金属枠
体2のほぼ外面全周を覆いどの方向から見ても美
観の点で優れているばかりでなく、前後の背板
は、各支柱体の前後面にその係合穴11a,12
a部分を除き重合して設けられているところか
ら、支柱体と背板との間に隙間が生じてほこりが
入つたり光漏れが生じたりする虞れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による本棚の一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図の本棚の分解斜視図、第3
図は第1図の本棚の側断面図、第4図は、第2図
−面による支柱体の断面図、第5図は保持金
具の断面図、第6図は支柱体と天板との係合状況
を示す拡大斜視図、第7図は第2図における天板
の矢視図、第8図は棚板の支持構造の一例を示
す斜視図、第9図は棚板の斜視図、第10図は本
考案による本棚の他の実施例を示す側断面図、第
11図は第10図の本棚の取り付け金具部分を示
す拡大斜視図、第12図は本考案の更に別の実施
例を示す側断面図である。 1……本棚、2……枠体、3……外装体、5…
…ベース枠、7……床面、11,12……中柱、
側柱としての支柱体、11b,12b……脚部、
26……側板、29……天板、32,32′,3
3,33′……背板、36……棚板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも下部が前後方向に略逆V形に分岐さ
    れた前後脚部となつている複数本の横方向に並設
    された支柱体と、この各支柱体の前後脚部が立設
    され各支柱体の前後脚部の底部間を連結する縦材
    6及びこの各縦材6の前後端部間を連結する本棚
    の全幅方向に連続する横材10,10′により形
    成されるベース枠5と、各支柱体の前後脚部の上
    部間に設けられた補強リブ15と、この各補強リ
    ブ15間に架設され本棚の全幅方向に連続する横
    補強材14と、前記前後脚部の分岐空間内に傾斜
    横方向に張設され下端は前記縦材6にまた上端は
    前記補強リブ15若しくは横補強材14に固着さ
    れたすじかい16と、を備えてなり、床面に対し
    て自立性を有し、前記各支柱体の前後に上下方向
    に列設された係合穴11a,12aに棚板支持板
    が係合支持された金属製の枠体2を有し、 さらに、前記各支柱体の前後面に前記係合穴1
    1a,12a部分を除き両側部の化粧板部が重合
    して固設された前後の背板32,32′,33,
    33′と、前記両側の支柱体の外側面に固設され
    た側板26,26と、この左右側板26,26間
    において前記枠体2の上面間に固設された天板2
    9と、前記左右側板26,26間において前記前
    後横材10,10′の外側面に固設された前後幅
    木23,23′とを備えてなり、前記枠体2の少
    なくとも前後面と両側面と天井面を被覆する形状
    の木質等の化粧板よりなる外装体3を有すること
    を特徴とする本棚。
JP1980118113U 1980-08-22 1980-08-22 Expired JPS6330273Y2 (ja)

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JPS5742641U JPS5742641U (ja) 1982-03-08
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JPS5637397Y2 (ja) * 1977-07-11 1981-09-02

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