JPS5923147Y2 - ベランダ等における安全柵 - Google Patents
ベランダ等における安全柵Info
- Publication number
- JPS5923147Y2 JPS5923147Y2 JP1976132533U JP13253376U JPS5923147Y2 JP S5923147 Y2 JPS5923147 Y2 JP S5923147Y2 JP 1976132533 U JP1976132533 U JP 1976132533U JP 13253376 U JP13253376 U JP 13253376U JP S5923147 Y2 JPS5923147 Y2 JP S5923147Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- support
- crosspiece
- pieces
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ベランダ等に設けられる安全柵の改良に関
する。
する。
従来の安全柵は、所定間隔毎に立設させた支柱の上端面
に手摺を架設し、隣合う手摺端部間を支柱の上端におい
て溶着する等して組み立てられている。
に手摺を架設し、隣合う手摺端部間を支柱の上端におい
て溶着する等して組み立てられている。
このため、安全柵の組立作業に多大の手間がかかり、製
品が高価となる等の問題があった。
品が高価となる等の問題があった。
近年各支柱の上端に手摺受片を夫々固着し、各受片上へ
複数の支柱子を取付けた上桟を載せ、各上桟へ手摺を係
合して、三者をネジで一体固着する構造のものが提案さ
れた(実公昭51−18584号)。
複数の支柱子を取付けた上桟を載せ、各上桟へ手摺を係
合して、三者をネジで一体固着する構造のものが提案さ
れた(実公昭51−18584号)。
ところがこの種構造では、手摺を上桟の端部から差し込
んで受片および上桟と係合させるため、広い作業スペー
スを必要とし且つ組立作業性も悪い。
んで受片および上桟と係合させるため、広い作業スペー
スを必要とし且つ組立作業性も悪い。
また支柱子や支柱の破損に際し、手摺の抜取りが困難で
あるため、上桟を簡単に取り外すことができず、これら
部材の取替えや補修は殆ど不可能である。
あるため、上桟を簡単に取り外すことができず、これら
部材の取替えや補修は殆ど不可能である。
この考案は、手摺受片の上面へ複数の支柱子を取り付け
た断面H型の上桟を置き、その上から受片および上桟を
嵌め込む溝を具えた手摺を被せて三者をボルトで上下一
体固着することにより、上記問題点を一挙に解消したベ
ランダ等における安全柵を提供することを目的とする。
た断面H型の上桟を置き、その上から受片および上桟を
嵌め込む溝を具えた手摺を被せて三者をボルトで上下一
体固着することにより、上記問題点を一挙に解消したベ
ランダ等における安全柵を提供することを目的とする。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。
る。
図示例において、1はベランダ等の床面縁部に鉄芯2を
介して立設された中空状の支柱であり、各支柱1の上端
には両側縁を上向きに折り曲げた断面凹型をなす手摺受
片3の中央部が床面縁部に沿う方向にタッピングネジ4
により固着されている。
介して立設された中空状の支柱であり、各支柱1の上端
には両側縁を上向きに折り曲げた断面凹型をなす手摺受
片3の中央部が床面縁部に沿う方向にタッピングネジ4
により固着されている。
3aは受片の凹部3bにおける左右両端部に穿設された
ボルト5挿通用の長孔である。
ボルト5挿通用の長孔である。
6は支柱1,1間に平行且つ適宜間隔に備えられる中空
状の支柱子である。
状の支柱子である。
各支柱子6,6の上端は、断面H型をなし且つその両端
部にボルト5挿通用の長孔7aを有する受片3より小幅
の上桟7にタッピングネジ9により固着され、又各支柱
子6,6の下端は下桟8の上面凹部8a内にタッピング
ネジ10により固着される。
部にボルト5挿通用の長孔7aを有する受片3より小幅
の上桟7にタッピングネジ9により固着され、又各支柱
子6,6の下端は下桟8の上面凹部8a内にタッピング
ネジ10により固着される。
上記上桟7の両端部は手摺受片3の凹部3b内に夫々嵌
合され、下桟8の両端部は支柱1下部に対向配備した取
付片11に夫々係止され、ボルト12により螺着されて
いる。
合され、下桟8の両端部は支柱1下部に対向配備した取
付片11に夫々係止され、ボルト12により螺着されて
いる。
13は支柱1上端に固着されるべき手摺である。
手摺13の底面には前記手摺受片3両側の折曲げ片を嵌
合し得るような長手方向の溝りと、受片3と溝りとの嵌
合時において前記上桟7の両側片外面に嵌合し得るよう
な長手方向の溝lとが夫々ヅ開口を下方に向けて一連に
形成されている。
合し得るような長手方向の溝りと、受片3と溝りとの嵌
合時において前記上桟7の両側片外面に嵌合し得るよう
な長手方向の溝lとが夫々ヅ開口を下方に向けて一連に
形成されている。
14は上記溝l内における手摺両端部に穿設されたボル
ト5用のネジ孔であり、手摺受片13の下方からボルト
5を受片の長孔3a及び上桟7の長孔7aを通して、手
摺13のネジ孔14に螺合させることにより、上桟7と
手摺13とは支材1に固着される。
ト5用のネジ孔であり、手摺受片13の下方からボルト
5を受片の長孔3a及び上桟7の長孔7aを通して、手
摺13のネジ孔14に螺合させることにより、上桟7と
手摺13とは支材1に固着される。
上記構成において、複数本の手摺13を接続固着するに
は、隣合う手摺13の端面を支柱1上端の受片3上にて
突き合わせて載置し、各手摺13を受片3に固着すれば
よい。
は、隣合う手摺13の端面を支柱1上端の受片3上にて
突き合わせて載置し、各手摺13を受片3に固着すれば
よい。
即ち、支柱子6を一体化せしめた上桟7の両端部を支柱
1,1上端の受片3の凹部3b上へ嵌め、下桟8は支柱
下部の取付片11に係止させ受片3と上桟7との上面に
隣合う手摺13,13を端面を突き合わせるようにして
上方より被せると、各支柱1,1間の受片3及び上桟7
は各手摺13の両溝り、 lに夫々嵌合される。
1,1上端の受片3の凹部3b上へ嵌め、下桟8は支柱
下部の取付片11に係止させ受片3と上桟7との上面に
隣合う手摺13,13を端面を突き合わせるようにして
上方より被せると、各支柱1,1間の受片3及び上桟7
は各手摺13の両溝り、 lに夫々嵌合される。
この状態で受片3の下方からボルト5を、受片3の長孔
3a及び上桟7の長孔7.aを通して手摺13のネジ孔
14に螺合緊締せしめれば、各手摺13は支柱1に固着
され且つ手摺13.13相互間は接続されるのである。
3a及び上桟7の長孔7.aを通して手摺13のネジ孔
14に螺合緊締せしめれば、各手摺13は支柱1に固着
され且つ手摺13.13相互間は接続されるのである。
本考案は上記の如く、支柱1上端に固着した手摺受片3
の上面へ断面H型の上桟7端部を置き、その上方から手
摺13を被せてボルト5で三者を一体固着するから、上
桟端部より手摺を差し込む従来例と比較して、棚組立に
広い作業空間を必要とせず、安全柵の組立作業をきわめ
て容易に行ない得る。
の上面へ断面H型の上桟7端部を置き、その上方から手
摺13を被せてボルト5で三者を一体固着するから、上
桟端部より手摺を差し込む従来例と比較して、棚組立に
広い作業空間を必要とせず、安全柵の組立作業をきわめ
て容易に行ない得る。
また手摺13には上桟7の両側片及び手摺受片3両側の
折曲げ片を嵌め込む溝1. Lを一連に形成したから
、手摺13を上方から被せるだけで自動的に上桟7及び
手摺13を位置決めできる。
折曲げ片を嵌め込む溝1. Lを一連に形成したから
、手摺13を上方から被せるだけで自動的に上桟7及び
手摺13を位置決めできる。
而も隣合う手摺13,13の端面を突き合わすようにし
て各手摺13.13を各上桟7,7上へ被せるから、各
支柱間において、受片3、上桟7及び手摺13をボルト
5で固着することにより手摺13の支柱1への固定と手
摺13.13相互間の接続とを一挙に行ない得、加えて
ボルト5を締付ける前に、安全柵全体の形態ができあが
るから、手摺長さ等の各種調整を簡単に行ない得、がた
つきや歪み等のない安全柵を組立てできる。
て各手摺13.13を各上桟7,7上へ被せるから、各
支柱間において、受片3、上桟7及び手摺13をボルト
5で固着することにより手摺13の支柱1への固定と手
摺13.13相互間の接続とを一挙に行ない得、加えて
ボルト5を締付ける前に、安全柵全体の形態ができあが
るから、手摺長さ等の各種調整を簡単に行ない得、がた
つきや歪み等のない安全柵を組立てできる。
更に、将来支柱1、支柱子6、手摺13等の構成部材が
破損した場合でも、ボルト5を緩めるのみで、手摺13
や上桟7を上方へ取り外しできるから、これら部材の補
修や取替えをきわめて容易に実施できる等、実用上幾多
の優れた効果を奏する。
破損した場合でも、ボルト5を緩めるのみで、手摺13
や上桟7を上方へ取り外しできるから、これら部材の補
修や取替えをきわめて容易に実施できる等、実用上幾多
の優れた効果を奏する。
第1図は本考案を実施した安全柵要部の正面図、第2,
3図は第1図のA−A、B−B線に沿う一部切欠断面図
、第4図は要部の分解斜視図である。 1・・・・・・支柱、3・・・・・・手摺受片、6・・
・・・・支柱子、7・・・・・・上桟、13・・・・・
・手摺、l、 L・・・・・・溝。
3図は第1図のA−A、B−B線に沿う一部切欠断面図
、第4図は要部の分解斜視図である。 1・・・・・・支柱、3・・・・・・手摺受片、6・・
・・・・支柱子、7・・・・・・上桟、13・・・・・
・手摺、l、 L・・・・・・溝。
Claims (1)
- 両側縁を上向きに折り曲げた手摺受片3の中央部を上端
に固着した支柱1と、手摺受片3より小幅に形成され下
面には複数の支柱子6が取付けられた断面H型の上桟7
と、上桟7の両側片を嵌入する溝l及び該溝両側へ受片
3両側の折曲げ片を嵌入する溝りを夫々溝開口を下方に
向けて一連に形成した手摺13とから戊り、複数の前記
支柱1゜1を所定間隔に立設し、各支柱1,1の受片3
゜3上へ前記上桟7,7の両端部を載置して、支柱1.
1の上端間へ複数の上桟7,7を架設し、各上桟7,7
の上面へ隣合う手摺端面を突き合わせて前記手摺13.
13を上方より被せると共に、手摺13の溝lへ上桟7
の両側辺を嵌め込み且つ外側の溝りへ受片3両側の折曲
げ片を嵌め込んで、各支柱1,1間毎に受片3、上桟7
および手摺13をボルト5にて上下一体固着したベラン
ダ等における安全柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976132533U JPS5923147Y2 (ja) | 1976-09-30 | 1976-09-30 | ベランダ等における安全柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976132533U JPS5923147Y2 (ja) | 1976-09-30 | 1976-09-30 | ベランダ等における安全柵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5349327U JPS5349327U (ja) | 1978-04-26 |
JPS5923147Y2 true JPS5923147Y2 (ja) | 1984-07-10 |
Family
ID=28741547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976132533U Expired JPS5923147Y2 (ja) | 1976-09-30 | 1976-09-30 | ベランダ等における安全柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923147Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821852Y2 (ja) * | 1979-06-30 | 1983-05-10 | ナショナル住宅産業株式会社 | 手摺 |
JPS5736653U (ja) * | 1980-08-11 | 1982-02-26 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118584U (ja) * | 1974-07-22 | 1976-02-10 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322267Y2 (ja) * | 1972-08-19 | 1978-06-09 | ||
JPS5354114Y2 (ja) * | 1973-04-05 | 1978-12-25 |
-
1976
- 1976-09-30 JP JP1976132533U patent/JPS5923147Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118584U (ja) * | 1974-07-22 | 1976-02-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5349327U (ja) | 1978-04-26 |
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