JPH0122528Y2 - - Google Patents

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JPH0122528Y2
JPH0122528Y2 JP10792084U JP10792084U JPH0122528Y2 JP H0122528 Y2 JPH0122528 Y2 JP H0122528Y2 JP 10792084 U JP10792084 U JP 10792084U JP 10792084 U JP10792084 U JP 10792084U JP H0122528 Y2 JPH0122528 Y2 JP H0122528Y2
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shelf
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JP10792084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属板製の棚の下端部にキヤスター
等の車輪を取付るための装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来から、金属板製の棚を移動自在にするため
に、棚の4隅下端にキヤスター等の車輪を取付る
ことは周知である。
この場合、棚における4隅支柱の内側面に最上
段、中段、最下段の各棚板の4隅外側を当接して
ボルト等に締着すると各段の棚板の平面視形状を
同じにした共通部品にできて便利である。
一方、前記キヤスター等の車輪を取付ける座体
を、前記最下段棚板の4隅下面に取り付けると、
当該最下段棚板と床面との高さが車輪の大きさで
規制され、任意に設定できない。他方、前記キヤ
スター等の車輪を取付ける座体を、棚の4隅支柱
の下端に取付ける場合に、当該支柱の断面がL型
であると、座体と支柱との取付け位置が車輪の荷
重中心に対して偏心し易く不安定であるので、前
記座体の相隣接する2側辺から上向き突出する側
板を支柱と棚板の垂直板とにわたつて配設し、こ
の三者をボルト締着するように構成する先行技術
(実願昭58−9597号、実開昭59−115930号公報参
照)がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、座体の2側板と棚板とのボルト締着部
には、棚板からの荷重が当該ボルトにせん断力と
して掛かり、これに耐えるようにするには、ボル
ト径を大きくしなければならず、また最下段棚板
と支柱と座体との三者の取付時に、最下段棚板を
水平配置するように設定する作業が困難であつ
た。
本考案はこれらの従来の問題点を一挙に解決し
ようとするものである。
〔問題を解決するための手段〕
このため、本考案では、棚板の4隅外側を上下
に連結する断面L型支柱の各下端部に、車輪を装
着するようにした移動式棚において、前記各支柱
の下端部には、前記車輪を下面に着脱自在に装着
する平面視矩形のベース板と、該ベース板の隣接
2側辺から上向き突出する両側板とからなる車輪
取付座体を配設し、前記両側板には、その高さ方
向中途位置に略水平方向の段付き部を設けて最下
段棚板の下端を支持するように構成し、前記両側
板におけるベース板隅部から上向き突出する断面
L字状の隅板部を、最下段棚板の隅部の内側面又
は外側面に当接し、前記各支柱における内面側に
対して前記隅板部と最下段棚板の隅部との三者を
ボルト締結するように構成したものである。
〔作用〕
これにより、車輪取付座体におけるベース板の
隣接2側辺から上向き突出する両側板に形成した
略水平状の段付き部にて、最下段の棚板下端を支
持して、当該棚板からの荷重を締着ボルトに負担
させず、且つ最下段棚板を略水平状態にして簡単
に取り付けることができるのである。しかも、車
輪取付座体の両側板を介することにより支柱と棚
板との結合が強固になるのである。
〔実施例〕
以下、本考案を実施例図面に基づいて説明する
と、図において、符号1は、平面視矩形の偏平状
の最上段棚板2、最下段棚板3およびその間の複
数の中段棚板4、並びにこれらの且つ棚板の4隅
部外側をボルト締着により連結する断面L型の4
本の支柱5とからなる棚を示し、該各支柱5の下
端部と最下段棚板3の隅部とにわたつて後述する
車輪取付座体6を取り付けて移動自在にに構成す
るものである。
車輪取付座体6は、下面にキヤスタ等の車輪7
の車輪ブラケツト8を着脱自在にねじ止めできる
ようにボルト孔9を穿設した平面視矩形状のベー
ス板10と、該ベース板10における相隣接する
2側辺から上向き突出した側板11,11とから
なる。この各側板11に、前記最下段棚板3にお
ける垂直板部12の下端を支持できるようにする
略水平方向の段付き部13を形成する。
該段付き部13の第1実施例は、第5図に示す
もので、両側板11,11にはその中途部位置
に、側板上端に開放する切り溝14,14を適宜
上下長さだけ形成し、該両切り溝14,14にて
挟まれる両側板11,11における互いに直角方
向の隣合う隅板部15が前記支柱5の内側面と対
面するように形成する一方、前記切り溝14によ
つて切り離れた自由端側板16を外向きにL字状
に折曲することにより、このL字状折曲部が段付
き部13となるようにすると共に、この段付き部
13に支持される最下段棚板3における垂直板部
12のうちその隅部が前記両側板における隅板部
15の外側位置に来るようにするものである。
このように構成した車輪取付座体6を、最下段
棚板3における垂直板部12の4隅下方から嵌
め、前記両側板11,11における隅板部15を
最下段棚板3における垂直板部12,12の内側
面に、両自由端側板16,16を垂直板部12,
12の外側面に来るようにすれば、当該両垂直板
部12,12の下端は各々段付き部13に接当支
持されることになる。そして、これら自由端側板
16,16と垂直板部12,12とを各々のボル
ト孔を介してボルト17締着した後、断面L型の
支柱5の内側面を最下段棚板3の隅部外側に沿わ
せ、支柱5と棚板の垂直板部12と隅板部15と
の三者を同じくボルト締着すれば、最下段棚板3
は支柱5の内側において車輪取付座体6を介して
互いに直角になるようにして強固に固定できるの
である。ついで、車輪取付座体6の下面に車輪7
付きのブラケツト8を同じくボルト止めすれば良
い。なおこのとき、前記三者5,12,15のボ
ルト締着部より下部分では、支柱5内側面と隅板
部15外側面との間に垂直板部12の板厚さだけ
の隙間ができるが、この部分には、第8図に示す
ように、その厚さのスペーサ19を介挿してボル
ト締着すれば良い。
この実施例では、最下段棚板3の隅部外側面に
支柱5の内面が直接接当するので、換言すれば、
その上部に配置する中間棚板4や最上段棚板2の
平面形状と同じにして支柱5を真直ぐに配置でき
るものである。
また、第9図及び第10図は他の実施例で、車
輪取付座体6における両側板11,11の中途部
の切り溝14,14によつて区設される自由端側
板16,16を内向きに折曲して略水平の段付き
部13,13を形成し、最下段棚板3の垂直板部
12,12の内側に自由端側板16,16が来る
ようにしてボルト17締着し、垂直板部12,1
2の外側に隅板部15が来るように車輪取付座体
6と最下段棚板3とを組合わせ、その外側に支柱
5を沿わせて三者をボルト締着するようにする。
これによれば、垂直板部12の内側に自由端側板
16が位置するのでこの両者の締着ボルトの頭が
大きく外側に突出しない。
さらに他の実施例としては、車輪取付座体6に
おける両側板11,11の上下方向中途部に外側
に突出する水平方向長手の段付き部13,13を
膨出成形して、この両段付き部13,13に最下
段棚板3の垂直板部12,12の下端を支持する
ようにしても良い。
〔考案の効果〕
以上要するに、本考案に従えば、車輪取付座体
6における両側板11,11の隅板部15及び両
自由端側板16,16が、支柱5と最下段棚板3
の垂直板部12,12との結合部を補強するガセ
ツト板の役割を果たす一方、自由端側板16,1
6における略水平方向長手の段付き部13,13
が最下段棚板3の垂直板部12,12の下端を支
持して当該棚板に載る荷重を負担するので、当該
箇所における締着ボルト17に過大なせん断力が
掛からないようにして荷重負担できる。しかも最
下段棚板3の4隅部における垂直板部12,12
の下端を予め4個の車輪取付座体6における水平
方向長手の段付き部13,13(8箇所)にて接
当させて置けば、4個の車輪取付座体6における
ベース板10と棚板3の上面とが略平行になるよ
うに容易に設定でき、ひいては棚板と支柱との直
角関係を容易に保持したまま組み立て作業ができ
る効果も有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は棚の正
面図、第2図は側面図、第3図は第1図の要部拡
大図、第4図は第2図の要部拡大図、第5図は車
輪取付座体の斜視図、第6図は第4図の−線
視断面図、第7図は組み立て状態の第3図−
線箇所で示す平断面図、第8図は第7図の−
線視断面図、第9図は他の実施例における斜視
図、第10図は組み立て状態の一部切欠き平面図
である。 1……棚、3……最下段棚板、5……支柱、6
……車輪取付座体、7……車輪、10……ベース
板、11,11……側板、12,12……垂直板
部、13……段付き部、14……切り溝、15…
…隅板部、16,16……自由端側板、17,1
8……締着ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚板の4隅外側を上下に連結する断面L型支柱
    の各下端部に、車輪を装着するようにした移動式
    棚において、前記各支柱の下端部には、前記車輪
    を下面に着脱自在に装着する平面視矩形のベース
    板と、該ベース板の隣接2側辺から上向き突出す
    る両側板とからなる車輪取付座体を配設し、前記
    両側板には、その高さ方向中途位置に略水平方向
    の段付き部を設けて最下段の棚板下端を支持する
    ように構成し、前記両側板におけるベース板隅部
    から上向き突出する断面L字状の隅板部を、最下
    段棚板の隅部の内側面又は外側面に当接し、前記
    各支柱における内面側に対して前記隅板部と最下
    段棚板の隅部との三者をボルト締結してなる移動
    式棚における車輪取付け装置。
JP10792084U 1984-07-16 1984-07-16 移動式棚における車輪取付け装置 Granted JPS6123839U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10792084U JPS6123839U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 移動式棚における車輪取付け装置

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JP10792084U JPS6123839U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 移動式棚における車輪取付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS6123839U JPS6123839U (ja) 1986-02-12
JPH0122528Y2 true JPH0122528Y2 (ja) 1989-07-05

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JP10792084U Granted JPS6123839U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 移動式棚における車輪取付け装置

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