JPH0527874Y2 - - Google Patents

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JPH0527874Y2
JPH0527874Y2 JP1986194814U JP19481486U JPH0527874Y2 JP H0527874 Y2 JPH0527874 Y2 JP H0527874Y2 JP 1986194814 U JP1986194814 U JP 1986194814U JP 19481486 U JP19481486 U JP 19481486U JP H0527874 Y2 JPH0527874 Y2 JP H0527874Y2
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column
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support column
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、重量ラツク用に使用される支柱への
ブレース連結金具の取付構造に関する。
(従来の技術) 一般に、機械部品等の重量物の収納整理用とし
て使用されるこの種の重量ラツクは、ラツク本体
のコーナー部及びコーナー部間に立設された支柱
間に亙つてパレツトや棚板を支持する梁を架設
し、また各支柱及び梁の組立構造に剛性を付与す
るために、梁の架設位置と直交する方向で対向す
る支柱間にブレースを例えば三角トラス状に張設
してある。
ところで従来、前記ブレースを支柱に連結する
場合、例えば第6図に示すように、1対の連結金
具31,31を用意し、各連結金具31を、断面
C字形とした支柱32の内側に嵌め込まれるL字
状の取付片33と、この取付片33の端部に延設
されたブレース連結用片35とにより構成して、
各取付片33を支柱32の各側壁36,36と、
該側壁36,36の端部から内側に屈曲した補強
壁37,37とに沿わせて、それぞれ各補強壁3
7,37にボルト38,38により締着固定し、
これによつて前記両補強壁37,37間の隙間か
ら外側に突出した状態で互いに対向する各連結金
具31,31の連結用片35,35間にブレース
34の端部を挟み込んで、ボルト39とナツト4
0とにより止着連結していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし乍ら、前記支柱32の補強壁37,37
は側壁36,36から片持状に延設されたもので
あるため、ブレース34との連結状態において作
用する引張力に対向し得るだけの強度をもたな
い。このため2個の連結金具31,31を支柱3
2内に組付け、しかも各連結金具31の取付片3
3に変形防止用のリブ41を設けるなどの補強手
段を講じなければならず、従つて、部品点数も必
然的に多くなる上に、連結金具31の構造も複雑
化し、しかも組立工数も増大してコスト高になる
という問題点があつた。このため、支柱の正面壁
の中央部に全長に亘つて凹嵌条部を内部に向かつ
て膨出、形成し、この凹嵌条部の膨出面にブレー
スの連結金物を取付けるように構成したものが考
案されたが、凹嵌条部に対する連結金物の取付け
は、両者の対向部分に取付孔を設け、この取付孔
を通じて支柱の内部側からピン等の連結具により
固定するようにしているので、狭い支柱内による
その連結作業が著しく困難となり、組立作業能率
が低下するという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案では上記の如き従来の問題点を解決する
ために、横断面コ字形の支柱1と、この支柱1と
ブレース3との間に介在して支柱1にブレース3
を連結させる連結金具13とを備え、前記支柱1
の正面壁6の両側部に長さ方向に所定間隔毎に係
合孔12を形成すると共に、該正面壁6の中央部
に支柱1の内部に向かつて膨出した凹嵌部19を
形成し、この凹嵌部19にボルト挿通孔20を穿
設する一方、前記連結金具13にねじ孔17を設
け、支柱1の外部から前記ボルト挿通孔20を通
じて連結金具13のねじ孔17にボルト21を螺
締させた構造を有する。
(作用) 支柱1,1の対向側面間に前記係合孔12を使
用した梁2の両端部を係合、固定する。
又、連結金具13を横断面コ字形の支柱1の開
口側から挿入してそのねじ孔17を支柱1の凹嵌
部19に設けているボルト挿通孔20に合わせ、
支柱1の外部からボルト挿通孔20を通じてねじ
孔17にボルト21を螺締させることにより、支
柱1に連結金具13を固定する。しかるのち、こ
の連結金具13にブレース3を連結する。
このように組立てると、ブレース3の張設によ
り支柱1に引張力が作用するが、この引張力は支
柱1の正面壁6で受け止められる。この正面壁6
は支柱1の両側壁によつて両持状に支持されてい
るため、その壁面に対して直交する方向に作用す
る引張力に対抗する剛性が大きく、容易には変形
しないため取付剛性が格段に向上する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。第1図乃至第4図に示した重量ラツクは
複数本の支柱1…と梁2…及びブレース3…とで
方形状の枠体4を組み立て、対向する梁2…間に
パレツト5や棚板を載置して、該パレツト5等に
重量物を整理収納する如くなしたものである。
前記支柱1は長尺の金属板の幅方向両側を折り
曲げて正面壁6と、この正面壁6の両側から直角
に屈曲する1対の側壁7,7とを形成し、この各
側壁7,7の端部を内側に向けて直角に屈曲して
小幅の補強壁8,8を形成した、横断面コ字形の
型鋼からなる。
この各支柱1は第4図に示すように、横方向に
は側壁7,7どうしが対向し、縦方向には補強壁
8,8どうしが対向する如くして配置され、側壁
7,7どうしが対向する支柱1,1間に梁2…が
例えば上下2段に架設されている。
この梁2は第1図に示すように、高さ方向の中
間部に段部9を設けた筐形の型鋼により構成さ
れ、その両端部には平面視L字状の取付板10,
10が溶接されている。この取付板10は支柱1
への取付時に該支柱1の正面壁6と側壁7とに沿
い、正面壁6に沿う板部10aには、その長さ方
向に所定間隔毎に、複数の鈎状係合片11…が切
起こし形成されている。一方、前記支柱1の正面
壁6には、その幅方向の中心線に関して対称に形
成された係合孔12…が、該支柱1の長さ方向に
所定ピツチ毎に配列してあり、この係合孔12…
に前記係合片11…を係合固定することにより、
梁2が支柱1の両側で任意の高さ位置に取り付け
られる。また各係合孔12は上半部の幅が広く、
下半部の幅が狭い段付き状に形成されており、前
記係合片11を嵌め込むときは、幅広の上半部か
ら挿入した後、幅狭の下半部に係着するのであ
る。
次に前記補強壁8,8が対向する支柱1,1間
には連結金具13を介してブレース3…が三角ト
ラス状に張設されている。このブレース3は、支
柱1と梁2との組立構造の剛性を強化するもの
で、両端に設けられた取付部材14,14を介し
て前記連結金具13に取り付けられる。
即ち、連結金具13は支柱1を構成する金属板
の約2倍程度の厚さを有する金属板を所要形状に
打抜き、その一部を屈曲させて成形したものであ
つて、互いに直交状に配された2片15,16か
らなり、1片15は上下端部にねじ孔17,17
を形成して前記支柱1の正面壁6への取付片と
し、両ねじ孔17,17間から直角に屈曲する他
片16は端部にボルト挿通孔18を形成して前記
ブレース3…への連結片としてあり、また取付片
15の各ねじ孔17,17は該取付片15にバー
リング加工して、このバーリング孔にねじを刻設
し、或は図示してはいないが該取付片15にナツ
ト状部材を溶接して形成される。一方、支柱1の
正面壁6の幅方向のほぼ中央には前記取付片15
の取付位置に凹嵌部19…が形成されている。こ
の凹嵌部19は正面壁6の一部を摺鉢状に凹入変
形させたもので、前記各係合孔12…と干渉しな
い位置、つまり支柱1の長さ方向で隣合う係合孔
12,12の中間位置毎に形成されている。そし
て各凹嵌部19の中心にボルト挿通孔20を形成
し、任意の隣合う2個の凹嵌部19,19の裏面
に連結金具13の取付片15を位置合わせして、
凹嵌部19,19の外側からボルト挿通孔20,
20を介して締着部材としての頭付きボルト21
をねじ孔17,17に螺締することにより締着固
定し、更に連結片16のボルト挿通孔18に前記
取付部材14,14をボルト22とナツト23と
により連結止着して、例えば2本のブレース3,
3を連結するのである。
このブレース3…が張設された各支柱1の正面
壁6には連結金具13を介して強い引張力が作用
するが、該正面壁6はその幅方向の両側をそれぞ
れ側壁7,7により両持状に支持されているの
で、該引張力に十分に対抗する剛性を備えてい
る。またブレース3…の取付後において、前記各
梁2…を支柱1に取り付けることになるが、この
場合前記ボルト21の頭部は凹嵌部19…内に完
全に納まり、正面壁6の外側に突出しないので、
該ボルト21の頭部と梁2…の取付板10,10
との干渉が生じない。更に前記係合孔12…並び
に凹嵌部19…は共に支柱1の作成時に同時に成
形されるものである。
尚、本考案は既述実施例において、例えば第5
図に示すように、大形で正面壁6の幅が広い支柱
1を使用するものでは、幅方向に並ぶ係合孔12
…間に十分な余裕があるため、この正面壁6中央
の長さ方向に亙つて溝状の凹嵌部19を形成して
もよい。またこの溝状の凹嵌部19が形成された
正面壁6は座屈荷重に対する強度が向上する。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る重量ラツク用
支柱へのブレース連結金具の取付構造では、横断
面コ字形の支柱1の正面壁6のほぼ中央に凹嵌部
19を形成して、この凹嵌部19裏面にボルト2
1によりブレース連結用の金具13を締着固定す
るようにしたので、各支柱1はブレース3…から
の引張作用を側壁7,7に両持状に支持された剛
性の大きい正面壁6で受止めることになり、取付
剛性が格段に向上する。さらに、支柱1とブレー
ス3との連結は、支柱1の凹嵌部19にボルト挿
通孔20を穿設する一方、連結金具13にねじ孔
17を設け、支柱1の外部から前記ボルト挿通孔
20を通じて連結金具13のねじ孔17にボルト
21を螺締させるように構成しているので、連結
金具13を横断面コ字形の支柱1の開口側から挿
入してそのねじ孔17を支柱1の凹嵌部19に設
けているボルト挿通孔20に合わせた状態とし、
この状態にして支柱1の外部からボルト21によ
つて連結、固定させることができ、その連結作業
が円滑且つ確実に行えて組立作業能率を向上させ
ることができるものである。
又、ボルト21の頭部は凹嵌部19…に完全に
納まり、正面壁6の外側に突出することがないの
で、梁2…の取り付けにより正面壁6の壁面が塞
がるような小形の支柱にも適用できる。更に凹嵌
部19…は支柱1の成形時に係合孔12…と同時
成形することができ、製造工数の削減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る重量ラツク用支柱へのブ
レース連結金具の取付構造の実施例を示す一部破
断要部拡大斜視図、第2図は同要部拡大縦断正面
図、第3は同要部拡大横断平面図、第4図は重量
ラツクの全体構成を示す一部省略平面図、第5図
は本考案の他の実施例を示す支柱の要部斜視図、
第6図は従来例の要部拡大平面図である。 1……支柱、3……ブレース、6……正面壁、
12……係合孔、13……連結金具、19……凹
嵌部、21……締着部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横断面コ字形の支柱1と、この支柱1とブレー
    ス3との間に介在して支柱1にブレース3を連結
    させる連結金具13とを備え、前記支柱1の正面
    壁6の両側部に長さ方向に所定間隔毎に係合孔1
    2を形成すると共に、該正面壁6の中央部に支柱
    1の内部に向かつて膨出した凹嵌部19を形成
    し、この凹嵌部19にボルト挿通孔20を穿設す
    る一方、前記連結金具13にねじ孔17を設け、
    支柱1の外部から前記ボルト挿通孔20を通じて
    連結金具13のねじ孔17にボルト21を螺締さ
    せていることを特徴とする重量ラツク用支柱への
    ブレース連結金具の取付構造。
JP1986194814U 1986-12-17 1986-12-17 Expired - Lifetime JPH0527874Y2 (ja)

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JPS5119533Y2 (ja) * 1971-09-20 1976-05-22
JPS5654254Y2 (ja) * 1976-11-19 1981-12-17

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