JPS6125390Y2 - - Google Patents

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JPS6125390Y2
JPS6125390Y2 JP1981184941U JP18494181U JPS6125390Y2 JP S6125390 Y2 JPS6125390 Y2 JP S6125390Y2 JP 1981184941 U JP1981184941 U JP 1981184941U JP 18494181 U JP18494181 U JP 18494181U JP S6125390 Y2 JPS6125390 Y2 JP S6125390Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複柱式組立鋼製棚の組立構造に関す
るものである。
この種の鋼製棚としては、例えば、第1図ない
し第3図(いずれも、側面図)に示す様なものが
知られている。
すなわち、第1図に示す棚01では、前、後支
柱02,03に亘つて複数の棚受04が水平に架
設されるとともに斜材05および上下一対の水平
材05Aが前、後支柱02,03間に配設されて
いる。
第2図に示す棚06は、前、後支柱07,08
に亘り、一対の斜材010が、X字状に交差配設
されている。
そして、第3図に示す棚011は、前、後支柱
012,013に亘つて、上下方向に二個以上の
係合爪を有する複数の幅広棚受014が、水平に
架設されている。
しかして、前記棚01では、支柱02,03に
棚受04を単に係止させているだけであつて、棚
受04は、強度部材である枠構造体として機能し
ておらず、全体を剛性を付与するために、斜材0
5の他に水平材05Aを設け、それ等を溶接によ
つて支柱02,03に接合することが多く、組立
てに手間を要して、製作費増となるのみならず、
棚据付け場所まで組立て状態で運送しなければな
らず、運送費の増大を招く。このタイプのもの
で、溶接によらず、螺着によつて、斜材05、水
平材05Aを取付けることもあるが、ガセツト等
を介して支柱に取付けられるため、部品点数が多
く製作に手間がかかる。
また、斜材010を二本使用した棚06は、斜
材が多い分だけ部品点数が多くなり、組立てに時
間を要する。
前記各棚01,06では、斜材、水平材によつ
て棚奥行方向の剛性を確保しているが、棚011
においては、斜材を使用せず、上下方向に二個以
上の係合爪を有する幅広棚受014を使用して奥
行方向の剛性を確保しており、前記二者に比して
部品点数、組立時間が低減化されるものの、十分
な剛性は期待できず、剛性確保のために棚受(特
に爪部)、支柱材の肉厚を大きくする等、強度ア
ツプを計らねばならないことから、重量増、コス
トアツプ要因となり、採用し難い。
本考案は、前記事情に鑑みて、溝型状支柱、棚
受、棚板、および棚奥方向の剛性を得る斜材を有
する複柱式組立鋼製棚において、圧縮および引張
り力に耐え得る前記一本の斜材の両端取付け部を
前、後各支柱の前面壁に直接螺着するとともに水
平方向に指向する複数の棚受の両端係合爪を、
前、後支柱両側面壁に上下方向で間隔を置いて形
成されている複数の棚受係止口のうち任意の棚受
係止口に楔合せしめることによつてのみ一組の柱
枠を構成したものであり、その目的とする処は、
従来品に比して部品点数が少なく、構造簡単で組
立て作業が楽であり、しかも十分な剛性を有する
組立鋼製棚に関するものである。
本考案は、前記した様に、前、後支柱の両側面
壁に上下方向で間隔を置いて形成されている複数
の棚受係止口を、上辺に比して下辺の小さな逆台
形状に形成することにより、該棚受係止口に棚受
の両端係合爪を強固に楔合せしめることが可能に
なり、棚受によつて支えられる棚板上に物品を載
置すると、該物品の荷重は、棚受係止口に対する
係合爪の楔合関係を更に強固にする。
また、係合爪は、その棚受本体に連なる部分が
補強、補剛されているため、前記棚受係止口に対
する楔合関係とも相俟つて、水平姿勢の複数の棚
受が柱枠要素として有効に機能する。
さらに、前、後支柱の両側面壁に上下方向で間
隔を置いて形成されている複数の棚受係止口に、
その係合爪を楔合せしめることにより、水平姿勢
で組付けた複数の棚受は、水平耐力材となり、圧
縮力および引張り力に耐え得る一本の鋼管製斜材
の使用による効果とも相俟つて、棚奥行方向の十
分な剛性が得られ、斜材を一本だけ使用した簡単
な構造の強固な柱枠を形成し得る。
さらにまた、圧縮力および引張り力に耐え得る
一本の鋼管製斜材を使用し、その両端取付部にお
いて、前、後支柱の前面壁に直接螺着したため、
棚全体を側方から外観した時、支柱に対する斜材
の取付け部分や、ボルトが目立たず、ほぼN字型
の簡略化された柱枠になり、部品点数の削減(前
記棚01,06参照)、組立て工数減、およびそ
れに伴なう製作経費の低減化を企図し得る。
以下、図面に示された本考案の一実施例につい
て説明する。
棚1は、脚座2を介して基台上に確固と立設さ
れた間口前、後面各一対の支柱3,4と、同じく
前、後面各一対の上、下部棚間口連結材8,9
と、相対向する前後の支柱3,4に亘つて、傾斜
して組付けられた各一本の斜材10と、前後支柱
3,4に両側面壁3b,4bに上下方向で間隔を
置いて形成された複数個の棚受係止口5のうち、
任意高さにおける同係止口5と楔合して水平に配
設された複数の棚受20と、相対向して配設され
た一対の棚受20間に載置された複数段の棚板3
0より、構成されている(第4図、第5図参
照)。
しかして、前記支柱3,4は、断面ほぼコ字状
を成し、その開放面が相対向する様に立設され、
各支柱3,4における前面壁3a,4aの上下位
置に、斜材10を取付けるための螺着用開口6が
形成されている(第6図参照)。
また、前記斜材10としては、所定長の管材が
使用され、斜材10を前、後支柱3,4間に傾斜
配設した時その当接面と面一に当接せしめられる
べき固着用ブラケツト11が、その両端部を圧潰
することによつて形成されており、斜材10は
前、後支柱3,4の夫れ夫れ上、下螺着用開口6
部において、単一のボルト・ナツト6aによつて
螺着されている。(第6図ないし第9図参照)。
さらに、複数の棚受20が、その係合爪22部
にて前、後支柱3,4の両側面壁3b,4bに形
成された上方広がりの逆台形状をなす棚受係止口
5に強固に楔合され、前、後支柱3,4間に水平
姿勢で配設されている(第6図ないし第8図およ
び第10図参照)。
前記棚受20は、断面L字状であつて、基体部
21と、同基体部21に対して直角に屈曲形成さ
れた支持片24と、棚受20の両端部に形成され
た棚板規制片25と、上部屈曲片26より構成さ
れ、前記基体部21の両端部には、前記支持片2
4と逆方向に、基体部21より、一辺を残し、三
辺を打抜かれてなる略ほ逆L字状の係合爪22げ
突設されている。
なお、前記係合爪22の基部22aは、基体部
21に対して直角な平面により若干傾斜する様に
形成され、同基体部22aと基体部21に亘つ
て、傾斜稜線を有する凸状補強部23が、プレス
成形により突出形成されている(第7図、第11
図参照)。
第6図に示す如き一組の柱枠は、以上の様に構
成されており、前記棚1は、かかる一対の(すな
わち、二組)の柱枠が、前、後面各一対の上、下
棚間口連結部材8,9によつて、相互に連結され
て構成されている。
すなわち、上、下棚間口連結部材8,9は、溝
形材とした形成され、その両端部に突設された各
一対の固着用ブラケツト8aおよび9a部におい
て、棚間口前、後面各一対の支柱3,4の螺着用
開口7に、ボルト・ナツト7aによつて緊着さ
れ、以て、棚間口方向において、各一対の支柱
3、および4が、上、下位置で相互に連結されて
構成されている。(第7図、第10図、第11図
参照)。
そして、同一高さ各一対、相対向して配設され
た複数の棚受20に亘つて、中央部に補強部材3
1を有する棚板30が、複数段に亘つて載置され
ている。
本実施例における一組の棚1は、前記の様に構
成されており、前後面壁3a,4aに上、下二対
ずつの螺着用開口7を有し、両側面壁に多数の棚
受係止口5を有する支柱3,4を使用することに
よつて、開口方向に複数の棚1を連接し得るもの
である。
また、前記支柱3,4は、引張り、圧縮耐力を
有する斜材10によつて連結され、棚奥行方向の
剛性を付与されると同時に、上下方向に複数の棚
受20が支柱相互間に架設され、棚受20の係止
爪22が、逆台形状棚受係止口5の底辺幅と略ぼ
同一幅寸法になされて楔状に棚受係止口5に噛み
合つているので、該楔合部の“がた”がなく、複
数本の棚受20自体が棚奥行方向の水平耐力材と
なり、棚1における前後方向(奥行方向)の水平
力に対して、充分な安定が得られる(第10図、
第11図参照)。
さらに、前記係合爪22は、凸状補強部23に
よつていずれの方向の外力に対しても、十分に強
化されている。
さらにまた、斜材10は、両端部の固着用ブラ
ケツト11によつて、直接、支柱3,4に固定さ
れており、固定用ガセツト等の部材を介して固定
するものに比して、部品点数が少く、組立て工数
が低減化されるとともに、コストダウンが達成さ
れる。しかも、前記固定部は、支柱3,4のチヤ
ンネル内に隠れるため、外観が良好である。
なお、前記実施例における支柱3,4は、断面
〓状になされているが、コ状、〓状等の部材を使
用しても良く、斜材10も円管の他、角管を選択
し得る。また、棚受20は、少なくともL形の断
面を有していれば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は公知の棚側面図、第4図
は本考案の一実施例に係る棚の正面図、第5図は
第4図における−線断面図、第6図は第5図
に対応する要部外観図、第7図は同実施例に係る
要部分解斜視図、第8図は第4図における−
線切断要部矢視図、第9図は第8図における−
線切断要部説明図、第10図は第4図における
−線切断要部矢視図、第11図は第5図、第
10図におけるXI−XI線矢視図である。 1……棚、2……脚座、3……支柱、3a……
前面壁、3b……側面壁、4……支柱、4a……
前面壁、4b……側面壁、5……棚受係止口、6
……螺着用開口、6a……ボルト・ナツト、7…
…螺着用開口、7a……ボルト・ナツト、8……
上部棚間口連結部材、8a……固着用ブラケツ
ト、9……下部棚間口連結部材、9a……固着用
ブラケツト、10……斜材、11……固着用ブラ
ケツト、20……棚受、21……基体部、22…
…係合爪、22a……基部、23……凸状補強
部、24……支持片、25……棚板規制片、26
……上部屈曲部、30……棚板、31……補強部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溝型状支柱、棚受、棚板、および棚奥方向の剛
    性を得る斜材を有する複柱式組立鋼製棚におい
    て、圧縮力および引張り力に耐え得る前記一本の
    鋼管製斜材の両端取付け部を前、後各支柱の前面
    壁に直接螺着するとともに水平方向に指向する複
    数の棚受両端係合爪を、前、後支柱の両側面壁に
    上下方向で間隔を置いて形成されている複数の棚
    受係止口のうち任意の棚受係止口に係脱可能に楔
    合せしめることによつてのみ一組の柱枠を構成し
    て成り、前記係合爪は、その棚受本体に連なる部
    分が補強、補剛され、前記棚受係止口は、上辺に
    比して下辺の小さな逆台形状に形成されているこ
    とを特徴とする組立鋼製棚。
JP18494181U 1981-12-14 1981-12-14 組立鋼製棚 Granted JPS58105234U (ja)

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JP18494181U JPS58105234U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 組立鋼製棚

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JPS6125390Y2 true JPS6125390Y2 (ja) 1986-07-30

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