JPH0744646Y2 - 間仕切パネルの連結部構造 - Google Patents

間仕切パネルの連結部構造

Info

Publication number
JPH0744646Y2
JPH0744646Y2 JP9118189U JP9118189U JPH0744646Y2 JP H0744646 Y2 JPH0744646 Y2 JP H0744646Y2 JP 9118189 U JP9118189 U JP 9118189U JP 9118189 U JP9118189 U JP 9118189U JP H0744646 Y2 JPH0744646 Y2 JP H0744646Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition panel
panel
partition
connecting piece
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9118189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0329610U (ja
Inventor
俊彦 我妻
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP9118189U priority Critical patent/JPH0744646Y2/ja
Publication of JPH0329610U publication Critical patent/JPH0329610U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0744646Y2 publication Critical patent/JPH0744646Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、間隔を隔てて立設した支柱間に間仕切パネル
を装着してなる間仕切装置における間仕切パネルの連結
部構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、間隔を隔てて立設した支柱間に装着し得る間仕切
パネルの連結部構造は各種提供されている。例えば、第
5図に示す如く間仕切パネルaを立設した支柱bに連結
するに際し、間仕切パネルaの表裏パネル板cの両側端
縁間に固着した側部補強部材dに別体の断面コ字形の連
結部材eを側方へ突設し、該連結部材eを支柱bの連結
側に形成した凹溝f内に嵌合するようになすとともに、
間仕切パネルaの側端と支柱b間に臨む前記両連結部材
eの部位に上下方向に多数の係止孔gを形成したものが
提供されている。そして、前記係止孔gには棚板等を支
持するブラケットを嵌合係止するのであるが、使用しな
い係止孔gを通じて間仕切パネルaの裏面側に音や光が
漏れるので、前記連結部材eの内部に弾力性を有する合
成樹脂発泡体hを充填して、遮音性及び遮光性を付与し
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、間仕切パネルの側端に別体の連結部材を取付け
るとともに、遮音性及び遮光性を付与するために断面略
コ字形の前記連結部材内に合成樹脂発泡体を充填しなけ
ればならず、部品点数が多く、そのため組立の作業性及
び施工性に問題を有し、コストの低減化を図ることがで
きなかった。
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、部品点数が少なく安価に製造できるとともに、遮音
性及び遮光性に優れ、また支柱に連結した際に間仕切パ
ネルの強度自体も向上させることが可能な間仕切パネル
の連結部構造を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決のために、間隔を隔てて立設
した支柱間に間仕切パネルを装着してなる間仕切装置に
おいて、間仕切パネルの表裏パネル板の両側端縁を内方
へ対向折曲するとともに、所定幅だけ内方位置をそれぞ
れ側方へ略平行に折曲して支柱の連結側に形成した凹溝
内に嵌合し得る連結片を突出形成し、該支柱と間仕切パ
ネルの側端間の間隙に臨む前記両連結片部位に上下方向
に多数の係止孔を形成してなり、更に前記表裏パネル板
の側端縁間に固着した側部補強部材から両連結片間に位
置し且つ該連結片の突出長さと略一致させた遮蔽板を一
体突出形成してなる間仕切パネルの連結構造を構成し
た。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の間仕切パネルの連結部
構造は、支柱の連結側に形成した凹溝に嵌合する連結片
を間仕切パネルを構成する表裏パネル板の両側端縁を折
曲して一体形成することにより、従来の連結部材を省略
することができるとともに、間仕切パネルの両側に略平
行に突設した該連結片を支柱の凹溝に嵌合した際には、
該連結片が表裏両側から挾持された状態になり、もって
表裏パネル板の表裏方向への広がりが規制されて強固に
なり、また間仕切パネルの表裏パネル板の側端縁間に固
着した側部補強部材に一体突出形成した遮蔽板を両連結
片間に位置させて、支柱と間仕切パネルの側端間の間隙
に臨む前記両連結片部位に形成した多数の係止孔を通じ
て間仕切パネルの裏面側に音や光が漏れるのを極力防止
するものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細
を説明する。
第1図〜第3図は本考案の代表的実施例を示し、図中A
は間仕切パネル、Bは支柱、Cは下部支持構造をそれぞ
れ示している。
前記間仕切パネルAは、表パネル板1と裏パネル板2と
の間に金属製、紙製又は合成樹脂製の各種の素材、好ま
しくは金属製で形成したハニカム構造体3を接着内装す
るとともに、前記表裏パネル板1,2の両側端縁を内方へ
対向折曲して側端面4,4を形成し、所定幅だけ内方位置
からそれぞれ側方へ略直角に折曲して略平行な連結片5,
5を形成し、該連結片5,5の所定突出長さを確保した後、
該連結片5,5の側端を互いに対向する方向に略直角に折
曲して折曲片6,6を形成するとともに、該折曲片6,6の端
縁を略直角に内側方へ折曲して当接片7,7を形成し、ま
た該連結片5,5には側方へ開口した多数の係止孔8,…を
上下方向に一定間隔を隔てて形成している。また、当該
間仕切パネルAの表裏パネル板1,2の側端縁間には側部
補強部材9を固着し、該側部補強部材9の間仕切パネル
Aの端面側に位置する幅方向中央部に前記両連結片5,5
間に位置し且つ該連結片5の突出長さと略一致させた遮
蔽板10を一体突出形成している。更に具体的には、当該
側部補強部材9は、両側に前記表裏パネル板1,2の側端
縁内面に固着する固定11,11を有し、該固定片11,11から
互いに対向するように内方に延び、前記側端面4の内側
面に当接する基板12の幅方向中央部を上下略全長にわた
り外側方へはぜ折りして前記遮蔽板10を連続形成したも
のである。そして、第1図及び第3図に示す如く組立状
態においては、前記側部補強部材9の遮蔽板10の先端に
前記当接片7,7が当接した状態若しくは当接部を溶着し
た状態となし、前記連結片5,5の内方変位を規制して補
強している。尚、前記連結片5,5に形成した係止孔8と
前記遮蔽板10との間には空間部13が形成され、図示しな
い棚板等を支持するブラケットのフックを該係止孔8に
嵌合係止した際の余裕空間となしている。
また、間仕切パネルAの下部においては巾木兼用の下部
補強部材14を前記表裏パネル板1,2の下端部間に位置さ
せてスポット溶接等で固定するとともに、上部において
は同じく表裏パネル板1,2の上端部間に上部補強部材15
を位置させてスポット溶接等で固定している。
前記下部補強部材14は、第4図に示す如く水平な基板16
の表裏両側即ち幅方向両側に前記表裏パネル板1,2の下
端部間に介装する固定片17,17を立設するとともに、全
長にわたり表裏両側に所定間隔を隔てて平行な巾木部1
8,18を下設したものである。
また、前記支柱Bは、第1図に示す如く間隔を隔てて床
面に立設し、その間に前記間仕切パネルAを装着支持す
るもので、該間仕切パネルAを連結する側面に、前記連
結片5,5を表裏方向から挾持状態で嵌合し得る凹溝19を
上下全長にわたり形成したものである。ここで、該凹溝
19に連結片5,5を嵌合した状態で、前記間仕切パネルA
の側端面4と該支柱Bとの間隙から臨む連結片5,5の部
位に前記係止孔8,…を形成したのである。該係止孔8,…
には、前記間隙から挿入した図示しない棚板等を支持す
るブラケットを嵌合係止できるようになしている。
そして、前記下部支持構造Cは、第2図〜第4図に示す
如く、前記下部補強部材14の巾木部18,18と、該巾木部1
8,18が外嵌する床面に固定した断面略コ字形の地レール
20と、該地レール20と前記下部補強部材14の基板16間に
介装する高さ調節可能なアジャスター装置21とよりな
る。前記地レール20は、両立壁22,22と該立壁22,22で形
成される凹溝23を有する。前記アジャスター装置21は、
該凹溝23内に嵌合する断面略コ字形のアジャスター受け
24に高さ調節用の螺軸25を垂直に螺合し、該螺軸25の上
端で前記下部補強部材14の基板16を支持したものであ
る。そして、前記巾木部18,18を地レール20の立壁22,22
の外面に当接状態で嵌合し、前記アジャスター装置21の
螺軸25を回転させてアジャスター受け24からの突出長さ
を調節することにより、上端で支持した基板16、即ち間
仕切パネルAの高さを調節するようになしたものであ
る。
更に、間仕切パネルAの上端部は、天井に固定した天レ
ール26の凹溝27内に嵌合した下方開放の笠木28に上下移
動可能に嵌挿し、下部の螺軸25を回転調節することによ
り間仕切パネルAの上下高さ調節を行えるようになして
いる。
尚、間仕切パネルAの両連結片5,5の対向位置に開口し
た係止孔8,…から漏れる音及び光を遮蔽するための他の
実施例としては、前記側部補強部材9に形成した遮蔽板
10の代わりに、該連結片5,5の端縁に折曲形成した当接
片7,7を内側方へ更に延長して、該連結片5の突出長さ
と略一致した幅に設定して、遮音性及び遮光性を付与す
ることも可能である。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の間仕切パネルの連結部構造によ
れば、間仕切パネルの側端部に突設した両連結片間に遮
蔽板を位置させたので、支柱と間仕切パネルの側端間の
間隙に臨む前記両連結片部位に形成した多数の係止孔を
通じて間仕切パネルの裏面側に音や光が漏れるのを極力
防止することができ、また該遮蔽板は間仕切パネルの表
裏パネル板の側端縁間に固着した側部補強部材に一体形
成するとともに、支柱の連結側に形成した凹溝に嵌合す
る前記連結片を間仕切パネルを構成する表裏パネル板の
両側端縁を折曲して一体形成したことにより、組立て工
程を簡略化することができるとともに、従来の連結部材
を省略することができて製造コストの低減化を図れ、ま
た別述設けた遮音性及び遮光性を有する合成樹脂発泡体
等を表裏の係止孔間に充填装着する必要がないので、施
工性に優れ、更に前記連結片を支柱の凹溝に嵌合した際
には、該連結片が表裏両側から挾持された状態になり、
もって表裏パネル板の表裏方向への広がりが規制されて
より強固なものとなすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は支柱間に間仕切パネルを装着した状態の横断平
面図、第2図は間仕切パネルの側方下部の部分分解斜視
図、第3図は同じく組立て状態の部分斜視図、第4図は
間仕切パネルの部分省略縦断側面図、第5図は従来例を
示す間仕切パネルと支柱との連結状態の部分横断平面図
である。 A:間仕切パネル、B:支柱、C:下部支持構造、1:表パネル
板、2:裏パネル板、3:ハニカム構造体、4:側端面、5:連
結片、6:折曲片、7:当接片、8:係止孔、9:側部補強部
材、10:遮蔽板、11:固定片、12:基板、13:空間部、14:
下部補強部材、15:上部補強部材、16:基板、17:固定
片、18:巾木部、19:凹溝、20:地レール、21:アジャスタ
ー装置、22:立壁、23:凹溝、24:アジャスター受け、25:
螺軸、26:天レール、27:凹溝、28:笠木。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔を隔てて立設した支柱間に間仕切パネ
    ルを装着してなる間仕切装置において、間仕切パネルの
    表裏パネル板の両側端縁を内方へ対向折曲するととも
    に、所定幅だけ内方位置をそれぞれ側方へ略平行に折曲
    して支柱の連結側に形成した凹溝内に嵌合し得る連結片
    を突出形成し、該支柱と間仕切パネルの側端間の間隙に
    臨む前記両連結片部位に上下方向に多数の係止孔を形成
    してなり、更に前記表裏パネル板の側端縁間に固着した
    側部補強部材から両連結片間に位置し且つ該連結片の突
    出長さと略一致させた遮蔽板を一体突出形成してなるこ
    とを特徴とする間仕切パネルの連結部構造。
JP9118189U 1989-08-02 1989-08-02 間仕切パネルの連結部構造 Expired - Lifetime JPH0744646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9118189U JPH0744646Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 間仕切パネルの連結部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9118189U JPH0744646Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 間仕切パネルの連結部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0329610U JPH0329610U (ja) 1991-03-25
JPH0744646Y2 true JPH0744646Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31640679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9118189U Expired - Lifetime JPH0744646Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 間仕切パネルの連結部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744646Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0329610U (ja) 1991-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2095695C (en) Multi-functional, universal member for architectural joint systems
JPH0744646Y2 (ja) 間仕切パネルの連結部構造
JP6926445B2 (ja) 間仕切装置
JPS6144662Y2 (ja)
JP3575425B2 (ja) 間仕切パネルシステム
JPH0744644Y2 (ja) 間仕切パネルの取付構造
KR200406549Y1 (ko) 유리칸막이 테이블
JPH0581700B2 (ja)
JPH0744649Y2 (ja) 間仕切パネルの下部構造
JP2002138607A (ja) ガラスパネルシステム
JPH07103Y2 (ja) パネル等への棚板の支持用側板
JPH0751564Y2 (ja) 掲示板付室内用電話ボックス
JPS6337377Y2 (ja)
JPH017776Y2 (ja)
JPS6018483Y2 (ja) 屋根パネル載設用接合部材
JPH0319534Y2 (ja)
JP2021046779A (ja) モジュール式パーティション及びその製造
JPS6316409Y2 (ja)
JPH0229134Y2 (ja)
JPH0643286Y2 (ja) 間仕切装置に於ける表裏パネル板間連結装置
JPH061945Y2 (ja) 間仕切装置
JPS6028277Y2 (ja) 家具等におけるパネル取付け装置
JPS6024205Y2 (ja) 建付け収納家具
JPS647134Y2 (ja)
JPH08100474A (ja) 間仕切パネルの支持装置