JPH037446Y2 - - Google Patents

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JPH037446Y2
JPH037446Y2 JP18096886U JP18096886U JPH037446Y2 JP H037446 Y2 JPH037446 Y2 JP H037446Y2 JP 18096886 U JP18096886 U JP 18096886U JP 18096886 U JP18096886 U JP 18096886U JP H037446 Y2 JPH037446 Y2 JP H037446Y2
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connecting piece
wall panel
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legs
leg
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室内の床面から天井部に向かつて立
設する支柱間に、その前面又は後面に沿わせて壁
パネルを垂直状に装着支持するための支持装置の
構造に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、室内に左右適宜間隔にて立設した支柱の
前面又は後面間に間仕切用等の壁パネルを張設す
るにあたり、先行技術の実開昭61−136005号公報
では、壁パネルの下端を一対の中空状支柱間にお
いて支持する手段として、断面下向きコ字型の横
梁の下端縁を略水平状に外向き屈曲させて支持部
となし、前記両支柱の下端内に嵌合して支柱を支
持する脚体における相対向する外面に断面逆L字
状のブラケツトをねじ止めし、該各ブラケツトの
上面に前記横梁を上から被嵌接当させ、横梁の端
部とブラケツトとを同じくねじ止めする構成を提
案している。
この構成によれば、脚体とブラケツト及び横梁
とを各々ねじ止めしなければらず、、施工の手間
が掛り過ぎると云う問題がある。
また、中空状の支柱の内径寸法と脚体の外径寸
法とがぴつたり一致していないと脚体に対して支
柱がぐらつくおそれもあつた。
他方、実開昭55−24580号公報では、壁パネル
の下端縁を支持する横梁の左右両側端部に下向き
突出の係止爪を設け、左右に隔てて立設する支柱
の側面に係止溝穴を穿設し、この係止溝穴に前記
係止爪を係止することを提案している。
この構成によると、係止爪が単に係止溝穴に嵌
るだけであるから、横梁が支柱に対してガタ付き
易いという欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案では、室内に適宜間隔にて設ける
左右一対の断面矩形中空状の脚体の下端に、床面
に対して高さ調節するアジヤスタを設け、該脚体
に各々断面矩形中空状支柱を上から被嵌して立設
し、該一対の支柱の表面間に沿つて壁パネルを張
設する壁パネルの支持装置において、前記壁パネ
ルの下端に沿つてこれを支持する支持枠の左右両
側端の垂直偏平状の連結片には係合爪を設け、該
係合爪を前記各脚体に形成した上下長手の係合溝
に係止する一方、前記各支柱の内面と脚体の外面
との間にて前記垂直偏平状の連結片を嵌挿挟持す
る構成としたものである。
〔本考案の作用及び効果〕
本考案によれば、壁パネルの下端を支持する支
持枠の左右両側端の一体的な別体の垂直偏平状の
連結片に設けた係合爪を、中空状の脚体に形成し
た上下長手係合溝に係止すれば、垂直偏平状の連
結片は脚体の外面に位置することになる。従つ
て、脚体の上端から支柱の下端を嵌挿すれば、前
記垂直偏平状の連結片は脚体の外面と支柱の内面
とにより挟持された状態となり、連結片ひいては
支持枠がガタ付くことが無くなり、脚体と支柱と
支持枠の三者が一体的に強固に連結できる。
しかも、前記連結片の取付けには従来技術のよ
うにねじ止めの作業を必要としないので、組立施
工の作業が至極簡単となるという効果を有する。
さらに、脚体にはアジヤスタを設けてあるか
ら、これにより高さ調節すれば、支持枠の高さ位
置を揃えるように調節できて壁パネルの下端縁の
高さを揃える作業が簡単となる。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、第1図に示す
ように室内に壁パネル5等により仕切る壁枠構造
1は、室内の天井部に配設する断面下向きコ字状
の天レール2と、床面4に配設する断面上向きコ
字状地レール3と該両レール2,3間に適宜隔て
て立設する支柱6、該各支柱6の下端を支持する
脚体7、左右両脚体7,7間に配設する支持枠8
とからなる。
第1図及び第2図に示すように、支柱6は断面
コ字型等の断面矩形中空状に形成されている。該
各支柱6の前面及び後面には、後述する壁パネル
5の左右両側縁を支持できる断面コ字型の縦長部
材9をスポツト溶等により固着してあり、各縦長
部材9の縦長開口部の左右両側から鉤状突条1
0,10を互いに対向させて折曲突出させてあ
る。
壁パネル5は石膏ボード等の耐火性,防音性の
優れた芯材11を裏面に張設した表面板12の側
縁を内向きに折曲した断面偏平矩形状であり、前
記内向き折曲した左右両側縁には、前記支柱6に
おける鉤状突条10,10間に嵌挿し得る断面く
字状等の係止突条15,15を設ける。支柱6の
左右両鉤状突条10,10間に嵌挿した壁パネル
5,5の係止突条15,15の隙間には、合成樹
脂製の断面コ字型の上下長手の目地条部材16を
挿入し、ねじ14にて固着することにより、両壁
パネル5,5を倒れ不能に装着するのである。
前記支柱6の下端部に嵌挿して支持する脚体7
は断面中空四角状に形成され、その断面外径寸法
は、地レール3の内幅寸法と略等しい外径寸法
(L1)と、地レール3の長手方向には支柱6の内
径寸法より小さい外径寸法(L2)とから成るよ
うに形成し、支柱6と脚体7との間に後述の垂直
偏平状の連結片17が嵌り得る隙間寸法(L3)
を有する。
脚体7の左右両側面(地レール3の長手方向と
直角な側面)には、その上端に開口する上下長手
の係合溝18を切欠き形成すると共に膨出した突
起部19,19の上面にて連結片17下端を支持
する。
また前記中空状脚体7の底板には、少なくとも
上方からドライバー等の工具により回動等上下動
調節できるアジヤスタ20を螺合するなどして装
着してある。
前記壁パネル5の下端縁を支持するための支持
枠8は、前記左右支柱6,6間において地レール
3の長手方向に沿つてその外側面に被嵌できるよ
うに断面下向きコ字状に形成され、支持枠8の下
端開口縁には地レール3の外側面に沿つて長手の
支持片部22,22を水平突出してあり、該支持
片部22の上面に前記各壁面パネル5の下端縁が
載置できるようにするものである。
支持枠8の左右両端部には、本考案の垂直偏平
状の連結片17が着脱自在に取付く。
第6図から第8図に示す第1実施例の連結片1
7は、前記脚体7における係合溝18に係止でき
る係合爪23が切り起こし成形され、また膨出部
24が垂直偏平状の連結片17左右両側に上下対
にて形成されており、支柱6と脚体7との間に連
結片17が嵌挿挟持された状態にて、その三者が
互いにガタ付かないようにするスペーサの役割
を、前記膨出部24が果たすものである。
なお、連結片17における水平部17bは、前
記支持枠8の左右両側端部を載置でき、その溝穴
25に水平部17bから上向きに突出する係合凸
部26が嵌る。
この構成において、第2図に示すように地レー
ル3内にその長手方向に適宜間隔ごとに脚体7,
7を嵌挿し、次いで左右両脚体7,7における一
対の係合溝18,18に連結片17の係合爪23
を上から嵌め入れると、連結片17はその水平部
17bの下面が脚体7における突起部19に接当
して、当該水平部17bが地レール3の長手方向
に向かうように突出したことになる。
この状態にて、支柱6の下端を脚体7に上から
嵌挿すると、垂直偏平状の連結片17の片面が脚
体6の外面に接当し、膨出部24が支柱6の内面
に押圧接当するので、連結片17が脚体7の外面
と支柱6の内面とに挟持された状態となり、三者
が互いに強固に、且つガタ付きなく連結できるこ
とになる。
そして、前記左右両連結片17における水平部
17bに支持枠8の左右両側端部を載置すれば、
支持枠8が地レール3に外側から被嵌した状態で
略水平状に配設されたことになる。
他方、上端の天固定金具(図示せず)を介して
支柱6の上端を天レール1内に固定する。
このようにして組立てられた壁枠構造1では、
支柱6,6下端部を支持する脚体7,7が断面上
向きコ字状の地レール3に嵌まると同時にこの地
レール3に対して下向きコ字状の支持枠8が被嵌
するので地レール3に対する固定強度をきわめて
大きくできる。
この壁枠構造1の前面及び後面から壁パネル
5,5をあてがい、各壁パネル5の下端縁は各支
持枠8の支持片部22に載せ、壁パネル5の左右
両側縁の係止突条15,15は支柱6における左
右両鉤状突条12,12間に嵌挿し、前記両係止
突条15,15間の上下長手の隙間に目地条部材
16を順次押し込み、ねじ14止めすることによ
り、壁面パネル5,5は倒れ不能に装着できるの
である。
なお、前記支持枠8の左右両側端部と垂直偏平
状の連結片17とは、第9図及び第10図に示す
ごとく、一体的に連設形成することができる。
さらに、本考案における連結片17の脚体7に
対する高さ位置の決定は、脚体7の外面に膨出し
た突起部19に代えて、脚体7における係合溝1
8の低部に連結片17の係合爪23が接当する状
態により実現することができるのである。
本考案によれば、断面上向きコ字状の地レール
に脚体を挿入した状態でその上方からアジヤスタ
を操作することができ、これにより、支柱とは別
に脚体のみを地レールに対して上下動することが
できる。従つて、上下に長い支柱を立設すること
なく、地レールの長手方向に沿う水平基準合わせ
も簡単に行える。
そして、支持枠8の左右両端部を脚体7の側部
に装着する手段が、連結片17を脚体7支柱6と
の間への嵌挿挟持だけであるから、従来のように
ねじ止め作業を必要とせず、施工作業を至極簡単
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は壁枠構造の斜視図、第2図は組立て状
態の要部斜視図、第3図は第5図の−視断面
図、第4図は第3図の−視側断面図、第5図
は第3図の−線視断面図、第6図は本考案の
連結片の側面図、第7図は第6図の−視側面
図、第8図は第6図の−視平面図、第9図は
他の実施例の側面図、第10図は第9図の−
視断面図である。 1……壁枠構造、2……天レール、3……地レ
ール、4……床面、5……壁パネル、6……支
柱、7……脚体、8……支持枠、9……縦長部
材、10……鉤状突条、15,15……係止突
条、16……目地条部材、17……連結片、18
……係合溝、19……突起部、20……アジヤス
タ、22……支持片部、23……係合爪、24…
…膨出部、25……溝穴、26……係合凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内に適宜間隔にて設ける左右一対の断面矩形
    中空状の脚体の下端に、床面に対して高さ調節す
    るアジヤスタを設け、該脚体に各々断面矩形中空
    状支柱を上から被嵌して立設し、該一対の支柱の
    表面間に沿つて壁パネルを張設する壁パネルの支
    持装置において、前記壁パネルの下端に沿つてこ
    れを支持する支持枠の左右両側端の垂直偏平状の
    連結片には係合爪を設け、該係合爪を前記各脚体
    に形成した上下長手の係合溝に係止する一方、前
    記各支柱の内面と脚体の外面との間にて前記垂直
    偏平状の連結片を嵌挿挟持することを特徴とする
    壁パネルの支持装置。
JP18096886U 1986-11-25 1986-11-25 Expired JPH037446Y2 (ja)

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JP18096886U JPH037446Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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JPS6385711U JPS6385711U (ja) 1988-06-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2577306Y2 (ja) * 1991-05-21 1998-07-23 コクヨ株式会社 支柱と横桟との連結構造

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JPS6385711U (ja) 1988-06-04

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