JPH051536Y2 - - Google Patents

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JPH051536Y2
JPH051536Y2 JP18096986U JP18096986U JPH051536Y2 JP H051536 Y2 JPH051536 Y2 JP H051536Y2 JP 18096986 U JP18096986 U JP 18096986U JP 18096986 U JP18096986 U JP 18096986U JP H051536 Y2 JPH051536 Y2 JP H051536Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室内の互に交差する2つの壁面に沿
つて配設する壁パネルを、室の入隅部において簡
単に装着するための装置の構造に関するものであ
る。
〔従来の技術とその問題点〕
従来から室内の壁面に沿つて壁パネルを張設す
る手段が種々考案されている。そのうち室の4隅
等の入隅部において、前記壁パネルの側端部を始
末するため、たとえば先行技術の特公昭49−
24407号公報では、2本の特殊断面形状の支柱を
互いに直角配置し、壁パネルの側端部から裏面側
に向かつて突出する鉤状係止片を、前記特殊形状
の支柱における溝内に係合させることを提案して
いる(公報の第2図参照)。
この構成によれば、互いに交差するように近接
した壁パネルの側端部間には大きな隙間が発生す
ることになり、ごみが侵入したり、外観が悪くな
ると云う問題があつた。
また、壁パネルの側端部の鉤状係止片が単に支
柱側の溝に嵌るだけであるから、壁パネルが支柱
に対してガタ付き易く、且つ外れ易いという欠点
があつた。
本考案は、前記の諸問題を解決することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
その目的達成の手段として、本考案では、室内
の入隅部における交差する2つの壁面に沿うよう
にして各々壁パネルを配設し、前記入隅部におい
て前記2枚の壁パネルの各裏面側に位置するよう
に立設する2本の支柱を、互いに適宜隔て隙間が
有するように配設し、該隙間内に前記2枚の壁パ
ネルのうちの一方の壁パネルの側端部を嵌挿し、
他方の壁パネルの側端部を前記一方の壁パネルの
表面に近接させた装着する装置において、前記一
方の壁パネルの裏面が接当する支柱に基部を固着
した断面L字状の支持部材の一側片を他方の支柱
に接当させて両支柱間の隙間を保持させ、該支持
部材における一側片が前記隙間から外向きに突出
する係止部を、他方の壁パネルの側端縁に裏面側
から臨ませるように形成し、該他方の壁パネルの
側端縁と前記一方の壁パネルの表面との間に目地
条部材を介挿したものである。
〔本考案の作用及び効果〕
本考案によれば、2つの壁面に沿つて配設する
2枚の壁パネルの裏面に各々接当する2本の支柱
のうち、一方の支柱に固着した断面L字状の支持
部材の一側片に他方の支柱を接当させることによ
り、1枚の壁パネルの側端縁が嵌り得る隙間を簡
単に確保でき、2本の支柱の立設配置間隔の調節
に手間取ることがない。
このようにして2本の支柱が立設されると、前
記一方の支柱の表面と支持部材における一側片と
の間の隙間に、1枚の壁パネルの側端縁を差し込
むだけで当該側端縁がカタ付くことがなくなる。
従つて支柱の組立て及び壁パネルの取付け施工
の作業が至極簡単となるという効果を有する。
また、他方の壁パネルを他方の支柱の表面に接
当させると、その壁パネルの裏面に、前記支持部
材の一側片が両支柱の隙間から外に突出するよう
に設けた係止部が臨むので、その壁パネルの側端
縁と前記一方の壁パネルの表面との隙間に目地条
部材を介挿すると両壁パネルの隙間が塞がると共
に、目地条部材と前記係止部とにより他方の壁パ
ネルにおける側端縁がぐらつかないで固定できる
と云う効果を有するのである。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、第1図に示す
ように室内の壁面A1やA2に沿つて壁パネル5
を張設するための壁枠構造1は、室内の天井部に
配設する断面下向きコ字状の天レール2と、床面
4に配設する断面上向きコ字状地レール3と該両
レール2,3間に適宜隔てて立設する支柱6、該
各支柱6の下端を支持する脚体7、左右両脚体
7,7間に配設する支持枠8とからなる。
第1図及び第2図に示すように、支柱6は断面
コ字型の断面矩形中空状に形成されている。該各
支柱6の前面には、後述する壁パネル5の左右両
側縁を支持できる断面コ字型の縦長部材9をスポ
ツト溶接等により固着してあり、各縦長部材9の
縦長開口部の左右両側から鉤状突条10,10を
互いに対向させて折曲突出させてある。
壁パネル5は石膏ボード等の耐火性、防音性の
優れた芯材11を裏面に張設した表面板12の側
縁を内向きに折曲した断面偏平矩形状であり、前
記内向きに折曲した左右両側縁には、前記支柱6
における鉤状突条10,10間に嵌挿し得る断面
く字状の係止突条15,15を設ける。支柱6の
左右両鉤状突条10,10間に嵌挿した壁パネル
5,5の係止突条15,15の隙間には、合成樹
脂製の断面コ字型の上下長手の目地条部材16を
挿入し、ねじ14にて固着することにより、両壁
パネル5,5を倒れ不能に装着するのである。
前記支柱6の下端部に嵌挿して支持する脚体7
は断面中空四角状に形成され、その断面外径寸法
は、地レール3の内幅寸法と略等しい外径寸法
L1と、地レール3の長手方向には支柱6の内径
寸法より小さい外径寸法L2とから成るように形
成し、支柱6と脚体7との間に後述の垂直偏平状
の連結片17が嵌り得る隙間寸法L3を有する。
脚体7の左右両側面(地レール3の長手方向と
直角な側面)には、その上端に開口する上下長手
の係合溝18を切欠き形成すると共に膨出した突
起部19,19の上面にて連結片17下端を支持
する。
また前記中空状脚体7の底板には、少なくとも
上方からドライバー等の工具により回動等上下動
調節できるアジヤスタ20を螺合するなどして装
着してある。
前記壁パネル5の下端縁を支持するための支持
枠8は、前記左右支柱6,6間において地レール
3の長手方向に沿つてその外側面に被嵌できるよ
うに断面下向きコ字状に形成され、支持枠8の下
端開口縁には地レール3の外側面に沿つて長手の
支持片部22を水平突出してあり、該支持片部2
2の上面に前記各壁パネル5の下端縁が載置でき
るように構成するものである。
支持枠8の左右両端部には、垂直偏平状の連結
片17が着脱自在に取付く。なお、支持枠8と連
結片17とを一体的に形成しても良い。
実施例の連結片17は、前記脚体7における係
合溝18に係止できる係合詰め23が切り起こし
成形され、また膨出部24が垂直偏平状の連結片
17左右両側に上下対にて形成されている。連結
片17の水平部17bは支持枠8の左右両側端部
を載置でき、その溝穴25には水平部17bから
上向き突出する係合凸部26が嵌る。
第6図に示すように各支柱第6図の上端開口部
に上下摺動自在に嵌挿した天固定金具27の上端
部を天レール2内に突出させて支柱6を略鉛直状
に立設すると共に、倒れ不能に固定する。符号2
8は天井板、29は支柱6を壁面A1やA2に適
宜隙間隔てて固定するL字状の連結金具である。
第3図は室内の2つの壁面A1,A2が平面視
で略直角に交わる入隅部における2枚の壁パネル
5,5の側端部の装着装置を主として示す断面図
で、入隅部に前記と同様の断面形状の2本の支柱
6a,6bを脚体7に連結片17,17′を介し
て立設する。ただし、一方の連結片17′には水
平部を有しない。
符号30は本考案の支持部材で断面略L字状に
形成され、該支持部材30の長さは、壁パネル5
の上下寸法に略等しい上下長手の部材であつても
良く、または、両支柱6a,6bの上下中途部に
おいて適宜間隔にて連結する短い寸法のものでも
良い。
支持部材30の基部30aは一方の支柱6aの
裏面(壁面A2と対面する箇所)にねじ31止め
され、支持部材30の一側片30bを他方の支柱
6bの側面に接当させる。そのとき、前記一方の
支柱6aの表面に接当する壁パネル5の厚さ寸法
Hだけ隙間があるようにして固定する。
該支持部材30の一側片30bが他方の支柱6
bの表面側に突出する箇所には、断面が略L字状
の係止部32を一体的に屈曲形成するものであ
る。
この構成によれば、入隅部において一方の支柱
6aの裏面に支持部材30を予めねじ31止めし
た後脚体7に被嵌して立設する。
次いで、壁面A1に沿つて壁パネル5を張設
し、該壁パネル5の一側端部を前記両支柱6a,
6b間の隙間、即ち一方の支柱6aの表面と支持
部材30の一側片30bとの隙間内に挿入する。
ついで他方の支柱6bを前記支持部材30の一側
片30bに接当させて立設し、実施例では一側片
30bと壁パネル5の前記両支柱6a,6bとを
ねじ33にて固定する。
この状態では、支持部材30における一側片3
0の先端の係止部32が他方の支柱6bの表面側
に突出していることになり、この係止部32に壁
パネル5の一側縁の係止突条15を係止させ、当
該壁パネル5は壁面A2に沿わせて配設する。な
お、この場合にも支柱間の下端には支持枠8が配
設されてあり、その支持片部22に壁パネル5の
下端は載置するものである。
このようにして、一方の壁パネル5の表面に他
方の壁パネル5の側端部が近接した状態で2枚の
壁パネル5,5が互いに略直角に配設されたこと
になり、前記の他方の壁パネル5の側端部との隙
間に目地条部材16を打ち込めば、両壁パネル5
間に隙間が無くなると共に、壁パネルの側端部が
しつかりと固定されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は壁枠構造の斜視図、第2図は脚体と支
柱の組立て状態の斜視図、第3図は入隅部の断面
図、第4図は第3図の−視断面図、第5図は
第1図の−視拡大断面図、第6図は第1図の
−視拡大断面図である。 1……壁枠構造、2……天レール、3……地レ
ール、4……床面、5……壁面パネル、6,6
a,6b……支柱、7……脚体、8……支持枠、
9……縦長部材、10……鉤状突条、15,15
……係止突条、16……目地条部材、20……ア
ジヤスタ、22……支持片部、27……天固定金
具、30……支持部材、30a……基部、30b
……一側片、32……係止部、31,33……ね
じ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内の入隅部における交差する2つの壁面に沿
    うようにして各々壁パネルを配設し、前記入隅部
    において前記2枚の壁パネルの各裏面側に位置す
    るように立設する2本の支柱を、互いに適宜隔て
    隙間が有するように配設し、該隙間内に前記2枚
    の壁パネルのうちの一方の壁パネルの側端部を嵌
    挿し、他方の壁パネルの側端部を前記一方の壁パ
    ネルの表面に近接させて装着する装置において、
    前記一方の壁パネルの裏面が接当する支柱に基部
    を固着した断面L字状に支持部材の一側片を他方
    の支柱に接当させて両支柱間の隙間を保持させ、
    該支持部材における一側片が前記隙間から外向き
    に突出する係止部を、他方の壁パネルの側端縁に
    裏面側から臨ませるように形成し、該他方の壁パ
    ネルの側端部と前記一方の壁パネルの表面との間
    に目地条部材を介挿したことを特徴とする室内の
    入隅部における壁パネルの装着装置。
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