JPH076817Y2 - 机における衝立パネルの取付け装置 - Google Patents

机における衝立パネルの取付け装置

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JPH076817Y2
JPH076817Y2 JP932590U JP932590U JPH076817Y2 JP H076817 Y2 JPH076817 Y2 JP H076817Y2 JP 932590 U JP932590 U JP 932590U JP 932590 U JP932590 U JP 932590U JP H076817 Y2 JPH076817 Y2 JP H076817Y2
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JP932590U
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Inventor
孝男 植田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机天板の側方に、後幕板や左右脚体のような
側枠体の上面を露出させて、該側枠体の上面に沿って衝
立パネルを立設するようにした机において、前記衝立パ
ネルを取付ける装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
机天板の側方に、後幕板や脚体を露出させた形態の机に
おいて、先行技術としての実開昭60−121828号公報に
は、前記後幕板及び左右両脚体の上面に沿って3枚の衝
立パネルを平面視でコ字状の状態に取付けるための手段
として、後幕板及び左右脚体の上面に着脱自在に差し込
み装着するようにした各カバー体を、各衝立パネルの下
面にねじ止めする一方、相隣接した衝立パネルの上端面
同士を、平面視L字状の連結金具にて連結することが開
示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この先行技術では、各衝立パネルの下端は、後
幕板及び左右脚体の上端に着脱自在に差し込み装着した
カバー体を介して、後幕板及び左右脚体の取付いている
に過ぎないため、衝立パネルを平面視コ字状にして取付
ける場合には、安定した状態に自立させることができて
も、衝立パネルを後幕板の上方のみとか、左右脚体の上
方のみに設ける場合には、各衝立パネルを個別に自立さ
せることができないため、衝立パネルを天板の背面箇所
や左右側面箇所に1枚だけ取付ける場合には事実上適用
することができないのであり、しかも、3枚の衝立パネ
ルを平面視コ字状に取付ける場合であっても、衝立パネ
ルに横向きの力や上向きの力が加わると、衝立パネルが
後幕板及び脚体から簡単に外れてしまうと云う問題があ
った。
本考案は、この種の机において、衝立パネルを強固に取
付けできるようにすることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、机天板の側方に、垂
直部材と水平部材とを備えた後幕板や脚体等の側枠体の
上面を露出し、該側枠体の上面に沿って衝立パネルを設
けて成る机において、前記側枠体の垂直部材に、前記衝
立パネルが取付く支柱の下部を着脱自在に装着し、該支
柱には、前記側枠体の水平部材に上方又は下方から接当
する水平片を設け、該水平片を前記側枠体の水平部材に
着脱自在に装着する構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、衝立パネルを取付けるための支
柱は、単に側枠体の垂直部材に装着したのみではなく、
その水平片が側枠体の水平部材に装着されていることに
より、机の上下前後左右のいずれの方法にもずれ不能の
状態に強固に取付けることができるから、衝立パネル
を、天板の背面箇所とか左右側面箇所のみに設ける場合
であっても、外力によってガタ付いたりすることのない
状態に取付けることができることになる。
しかも、支柱に水平片を設けたことにより、支柱の高さ
位置が自動的に決ることになり、支柱を例えばねじ止め
等にて装着するに当って一々高さを調節する必要がない
から、支柱の装着を迅速に行うことができ、延いては衝
立パネルの取付け作業も迅速に行うことができることに
なる。
従って本考案によれば、後幕板や脚体等の側枠体の上面
を天板の側方に露出した机において、衝立パネルを、取
付け作業の能率を低下させることなく、強固に取付ける
ことができる効果を有する。
しかも、支柱は側枠体に対して着脱自在であるから、必
要に応じて衝立パネルに取付けたり取外したりすること
ができ、机の使い勝手を向上できる効果も有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面(第1〜7図)に基づいて
説明すると、図において符号1は、机天板2の側方に、
側枠体の例としての左右一対の中空状脚体3及び後幕板
4の上面とを露出させて成る机を示し、前記後幕板4の
上面には、詳しくは後述する支柱5を介して、衝立パネ
ル6を立設している。
前記後幕板4は、左右脚体3の後面に固着した左右一対
の断面略コ字状の縦部材7と、左右縦部材7の上端間及
び下端間に固着した断面略上向きC字状の水平部材8、
及び、これら縦部材7と水平部材8とで囲われた空所を
着脱自在に塞ぐカバー板9とを備えており、前記水平部
材8の上面に、その開口部を塞ぐ上カバー10を装着して
いる。
前記支柱5は、金属帯板にて、中途高さ位置に水平部5a
を折り曲げ形成した形態に形成されており、該水平部5a
よりも下方に位置した垂直状の下部5bを、前記後幕板4
における上カバー10及び水平部材8に穿設した孔11,12
を介して後幕板4の縦部材7内に挿通して、該下部5b
を、前記縦部材7の内面に固着した垂直部材の一例とし
ての補強部材13に、ねじ14にて装着する一方、前記水平
部5aの下方部位には、前記後幕板4における水平部材8
の底面に接当する水平片5dを熔接等にて固着し、該水平
片5dを前記水平部材8にねじ16にて装着する。
なお、支柱5は水平部5aを設けることなく一直線状に延
びるように形成しても良いし、また、別体の水平片5dを
固着することなく、水平部5aを水平部材8に対する水平
片に構成して、これを水平部材8に螺着しても良いので
あり、更に、支柱の下部5bを補強部材13に装着するねじ
14は1本だけでも良いのである。
前記衝立パネル6は、複数枚の板材を重ね合せた積層材
にて形成されており、その表裏両面に布製シートや合成
樹脂シート等の可撓性を有する表面シート16を張設し
て、その周縁を、衝立パネル6の上端面及び左右側面に
刻設した溝17,18に挿入することにより、表面シート16
の縁を美麗に始末すると共にピンと張った状態に維持で
きるようにしている。
そして、該衝立パネル6における左右側面の溝18内に前
記支柱の上部5cを挿入して、支柱の上部5cを貫通してね
じ19を埋め込みナット20にねじ込むことにより、衝立パ
ネル6の取付けを行う。
前記衝立パネル6における左右両側面の溝18には合成樹
脂製等の側面カバー21を、衝立パネル6における上端面
の溝17には同じく合成樹脂製等の上面カバー22及びコー
ナーカバー22aを各々着脱自在に装着しているが、側面
カバー21を着脱する手段としては、当該側面カバー21を
断面略コ字状に形成して、その側方の外面に突設した突
起23を、溝18の内側面に穿設した係合孔24に係脱させる
ようにしており、他方、上面カバー22及びコーナーカバ
ー22aを取付ける手段としては、上面の溝17に上向きC
字状の取付け部材25を固着して、該取付け部材25の水平
片に、上面カバー22及びコーナーカバー22aの内側面に
適宜間隔で下向き突設した係止爪26を係脱させるように
している。
この場合、前記側面カバー21における突起23と上面カバ
ー22における係止爪26とは、それら側面カバー21及び上
面カバー22の全長にわたって形成しても良い。
以上の構成において、支柱5は、垂直状の下部5bを単に
後幕板4における垂直状補強部材13に螺着したのみでな
く、水平片5dを後幕板4の水平部材8に螺着したことに
より、上下前後左右の何れの方向にもずれ不能となるか
ら、衝立パネル6もガタ付きのない強固な状態に取付け
ることができるのであり、しかも、水平片5dを設けたこ
とにより、支柱5の高さ位置が自動的に決るから、取付
作業も迅速に行うことができるのである。
衝立パネル6を支柱5に固定する手段は上記の実施例に
限らず、例えば、第8〜11図に例示するような種々の手
段を採用することができる。
すなわち、第8図に示すのは、衝立パネル6の側面に形
成した突条27に、中空状の縁側部材28をねじ2止めし
て、該縁部材28を支柱の上部5cに被嵌して、縁部材28を
支柱の上部5cにねじ19にて固着したもので、この場合、
縁部材28と衝立パネル6の側端面との間に隙間30を形成
して、該隙間30に、断面略C字状に形成した側面カバー
21の側縁を係止するようにしている。
また、第9図に示すのは、支柱5のうち少なくともその
上部5cを断面略外向きC字状に形成して、これを衝立パ
ネル6の側面に直接に又は埋め込みナットを介してねじ
19止めする一方、前記支柱の上部5cの開口縁に、側面カ
バー21から内向き突設した係止爪31を係脱させるように
したものである。
更に、第10〜11図に示すのは、衝立パネル6の側面に形
成した縦溝32内に支柱の上部5cを嵌挿して、断面略H字
状の縁部材28と支柱の上部5cと衝立パネル6とをねじ19
にて一体的に締結し、更に、縁部材28における外向き開
口溝28aには断面略コ字状の側面カバー21を嵌挿して、
該側面カバー21に部分的又は全長にわたって形成した係
止爪31を、縁部材28の内側面に形成した係合溝28bに係
脱させるようにしたものである。
この第10〜11図の場合、支柱の上部5cは、第10図に一点
鎖線で示すように、縁部材28における外向き開口溝28a
内に設けても良いし、また、縁部材28の上端又は下端が
開口している場合は、これにキャップ33を嵌めるように
しても良い。
なお、衝立パネル6の上面に上面カバー22を取付ける手
段も上記の実施例に限らず、例えば第12図に示すよう
に、衝立パネル6の上面に断面上向きコ字状の取付け部
材25を固着して、これに、断面下向きコ字状の上面カバ
ー22を被嵌し、上面カバー22の内側面に形成した係止突
条34を、取付け部材25の外側面に形成した係合突条35に
係止させるようにしても良い。
上記の説明は後幕板4の上面に衝立パネル6を設けた場
合であったが、本考案は、第2図に一点鎖線で示すよう
に、左右両脚体3のうち何れか一方又は両方に衝立パネ
ル6aを設ける場合とか、後幕板4及び左右両脚体3の上
面に各々衝立パネル6,6aを設ける場合にも適用できるこ
とは云うまでもなく、また、支柱の下部5bは、後幕板4
における縦部材7に直接装着するとか、脚体3の背面に
装着しても良いのである。
また、支柱の下部5b及び水平辺5dを後幕板4等に装着す
る手段、及び、支柱5に衝立パネル6を取付ける手段
も、ねじ止めに限らずピン止め等の他の手段でも良い。
更に、衝立パネル6は、その下面を後幕板4や脚体3の
上面に接当することなく、衝立パネル6の下面と、後幕
板4等の側枠体の上面との間に隙間を設けた状態で取付
けても良いのであり、更に、支柱5を取付けるための側
枠体としては、後幕板4や支柱のみでなく、配線収納用
ボックスであっても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部の分解斜視
図、第2図は机の斜視図、第3図は第2図のIII−III視
断面図、第4図は第3図のIV−IV視断面図、第5図は第
3図のV−V視断面図、第6図は第3図のVI−VI視断面
図、第7図は第3図のVII−VII視断面図、第8図、第9
図、第10図は各々衝立パネルの取付け手段を示す別例
図、第11図は第10図の例の斜視図、第12図は衝立パネル
における上面カバーの取付け手段の別例図である。 1……机、2……机天板、3……脚体、4……後幕板、
5……支柱、5d……水平片、6……衝立パネル、7……
後幕板の縦部材、8……後幕板の水平部材、13……後幕
板の補強部材、14,15,19……ねじ、21……衝立パネルの
側面カバー、22……衝立パネルの上面カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】机天板の側方に、垂直部材と水平部材とを
    備えた後幕板や脚体等の側枠体の上面を露出し、該側枠
    体の上面に沿って衝立パネルを設けて成る机において、
    前記側枠体の垂直部材に、前記衝立パネルが取付く支柱
    の下部を着脱自在に装着し、該支柱には、前記側枠体の
    水平部材に上方又は下方から接当する水平片を設け、該
    水平片を前記側枠体の水平部材に着脱自在に装着したこ
    とを特徴とする机における衝立パネルの取付け装置。
JP932590U 1990-01-31 1990-01-31 机における衝立パネルの取付け装置 Expired - Lifetime JPH076817Y2 (ja)

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JPH0398637U JPH0398637U (ja) 1991-10-14
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147660A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Okamura Corp デスク装置
JP2011147661A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Okamura Corp デスク装置
US9281612B2 (en) 2009-10-20 2016-03-08 Apple Inc. Magnetic connector having a unitary housing
US11424573B2 (en) 2020-09-24 2022-08-23 Apple Inc. Magnetic connectors with self-centering floating contacts

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JPH0398637U (ja) 1991-10-14

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