JPH059855Y2 - - Google Patents

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JPH059855Y2
JPH059855Y2 JP7091589U JP7091589U JPH059855Y2 JP H059855 Y2 JPH059855 Y2 JP H059855Y2 JP 7091589 U JP7091589 U JP 7091589U JP 7091589 U JP7091589 U JP 7091589U JP H059855 Y2 JPH059855 Y2 JP H059855Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、書架、衝立パネル若しくは展示パネ
ル等を構成する支柱を支えるベース部材の端部閉
塞装置に関する。
〔従来の技術〕 従来のベース部材の端部閉塞装置は、本出願人
の出願に係る先願、即ち実公昭56−8517号公報に
て開示される如く、断面倒コ字形のベース部材の
両下端縁から内方へ折曲形成した両下片の該ベー
ス部材の端部に位置する箇所に板状の係止片を渡
設し、該ベース部材の端部を閉塞し得る蓋体の内
側にベース部材の開放端内壁に挿入する突起体を
形成し、該突起体の両側面に該内壁に弾性変形し
て当接する突条を形成するとともに、突起体の下
面に前記係止片に係止する爪を突設してなる構造
のものが開示されるが、下端の爪のみでベース部
材に係止しているので、蓋体の上部の外方へ応力
が作用した場合には、該蓋体が外れる恐れがある
とともに、該ベース部材にアジヤスターを装着す
る場合には別途部材を取付ける必要があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、ベース部材にその端部を閉塞するキヤ
ツプを容易に装着できるとともに、該キヤツプの
側縁に不意に外方への応力が作用しても容易に外
れることがなく、また取付け状態においてガタつ
きズレが全くなく、しかもキヤツプを固定する部
材を用いて容易にアジヤスターを構成することが
可能なベース部材の端部閉塞装置を提供する点に
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決の為に、上板及び両
側板からなる断面倒コ字形のスチール製杆体の両
下端縁を対向させて内方に折曲して下片を形成す
るとともに、該下片の内縁を上方へ折曲して垂片
を形成してなるベース部材と、前記垂片に載置す
る基板の両側に前記両側板に内接する垂直板を折
曲形成するとともに、該垂直板の中央部にはそれ
ぞれ対向させて係合孔を形成してなり、前記基板
をベース部材の端部垂片上に載置し、垂直板を側
板の内面に当接させた状態で固着してなるアジヤ
スター受けと、前記ベース部材の端部を閉塞し得
る化粧板の内側に該ベース部材の上板下面及び前
記垂直板間に嵌入する嵌合片、前記両係合孔に内
側から抜け止め係合する爪片及び、前記側板、下
片、垂片及び基板底面が囲まれた部分に嵌入する
ダボを突設したキヤツプとよりなりなるベース部
材の端部閉塞装置を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案のベース部材の
端部閉塞装置は、ベース部材の端部の垂片上にア
ジヤスター受けの基板を載置するとともに、両垂
直板を側板に内接させて固着した状態で、キヤツ
プの嵌合片をベース部材の上板と両垂直板間に嵌
合するとともに、両ダボをそれぞれベース部材の
側板、下片、垂片及び前記アジヤスター受けの基
板下面で囲まれた部分に嵌入し、それと同時に両
爪片を前記垂直板に形成した係合孔に内方から係
合させて、上下且つ横方向に移動規制された状態
で受け止め装着するのであり、前記アジヤスター
受けの基板を用いてアジヤスターを容易に構成し
得るものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は本考案のベース部材の端部閉塞装置を
適用した書架を示し、第2図は本考案の要部を示
し、1は支柱、2はベース部材、3はアジヤスタ
ー、4はキヤツプをそれぞれ示している。
図例の書架Aは、支柱1の下端にベース部材2
の長さ方向中央部を固着して側面視倒T字形とな
し、該ベース部材2の両端部にはアジヤスター3
を設けるとともに、端部にはキヤツプ4を嵌着し
てなる脚体Bを複数本並立させ、その間を横杆C
で連結するとともに、棚板と側板若しくは仕切板
からなる棚体Dを前記支柱1に嵌合係止して組立
てたものである。
前記支柱1は、スチール製の四角杆体からな
り、両側面の上下部に前記横杆Cをネジ止め連結
するための螺孔5を形成するとともに、前後面の
上下方向には前記棚体Dを嵌合係止するための多
数の止穴6,…を上下方向に一定間隔で設けたも
のであり、下端部を前記ベース部材2に固着する
ための固定部7となしたものである。尚、該支柱
1の断面形状は四角形に限らず円形も採用し得る
のである。また、該支柱1には、前述の如く棚体
Dを取付ける以外にも、パネル体を嵌合係止して
衝立パネル及び展示パネル等を構成できる。
前記ベース部材2は、下面の長さ方向全長に開
口8を形成したスチール製の杆体からなり、具体
的には上板9と両側板10,10を有する断面倒
コ字形のビーム材の両側板10,10下端縁を対
向させて内方に直角に折曲して下片11,11を
形成するとともに、該下片11の内縁を上方へ直
角に折曲して垂片12,12を形成し、該垂片1
2,12間を前述の開口8となし、また前記上板
9の長さ方向中央部には前記支柱1の固定部7を
嵌挿し得る取付孔13を穿設するとともに、該取
付孔13の真下に位置しその平面投影域内の前記
垂片12,12を切欠して四つの係合縁14,…
を形成し、更に両端部の前記垂片12,12を段
状に切欠して水平な載置縁15,15及び垂直な
当止縁16,16を形成したものである。ここ
で、前記取付孔13の形状は前記支柱1の断面形
状に応じて形成するものとし、四角形の支柱1の
場合には四角形の取付孔13の対向する二辺を前
記両側板10,10の内面と面一になるように形
成し、また円形の支柱1の場合には円形の取付孔
13の直径を両側板10,10の内面間隔と一致
させて形成する。また、前記係合縁14の上方角
部を約45度に切欠して斜面縁17を形成し、前記
載置縁15の高さは少なくとも後述のナツトの厚
みより高く設定しているのである。
前記アジヤスター3は、前記ベース部材2の両
端部に固着するアジヤスター受け18と該アジヤ
スター受け18に高さ調節可能に螺合する調節部
材19とよりなる。該アジヤスター受け18は、
スチール製で形成され、前記ベース部材2の載置
縁15に載置する基板20の両側に、前記両側板
10,10に内接する垂直板21,21を折曲形
成するとともに、該垂直板21,21間に位置す
る基板20の端縁から上方に折曲片22,22を
延設して補強し、そして前記垂直板21,21の
中央部にはそれぞれ対向させて係合孔23,23
を形成するとともに、基板20の中央には貫通孔
24を形成し且つその下面に螺孔を有するナツト
25を固着するか若しくは単に上下に貫通した螺
孔を形成したものである。前記調節部材19は、
下端に多角形の接地板26を固定した螺軸27か
らなるもので、該螺軸27は前記ナツト25の螺
孔又は前記基板20に直接形成した螺孔に螺合す
るようになした。
前記キヤツプ4は、第5図及び第6図に詳しく
示すように、端部に前記アジヤスター受け18を
固着した状態のベース部材2の端面を閉塞し得る
大きさ及び形状を有する化粧板28の内面側に、
該ベース部材2の上板9下面及びアジヤスター受
け18の両垂直板21,21間に嵌入する嵌合片
29と該垂直板21,21の係合孔23,23に
内方から抜止め係合する爪片30,30並びにベ
ース部材2の側板10、下片11、載置縁15及
びアジヤスター受け18の基板20底面で囲まれ
た部分に嵌入するダボ31,31をそれぞれ突設
したものである。尚、両爪片30,30の間隔は
前記調節部材19の螺軸27が侵入し得るのに十
分な間隔を有するように設定している。
しかして、前記脚体Bを組立てるには、第2図
に示す如く先ず前記ベース部材2の取付孔13に
上方から前記支柱1の固定部7を嵌入するととも
に、該固定部7の先端部を前記係合縁14,14
間に嵌入して、該支柱1とベース部材2を直交状
態に位置決めし、前記開口8から図示しない溶接
器具を挿入して第3図に示す如くベース部材2内
に位置する前記固定部7の側面と該ベース部材2
の上板9下面の取付孔13の口縁部とをアーク溶
接するとともに、固定部7の下端部と前記垂片1
2の切欠端である係合縁14若しくは下片11と
をアーク溶接して固着する。また、第2図に示す
如く前記ベース部材2の両端部から戦記アジヤス
ター受け18を嵌入して、その基板20を両載置
縁15,15上に載置するとともに、両垂直板2
1,21を両側板10,10の内面に当接し、更
に内側の折曲片22を前記当止縁16,16に当
接させて位置決めした状態で、それぞれ垂直板2
1と側板10をスポツト溶接して固着する。そし
て、前記ベース部材2の両端部に固着されたアジ
ヤスター受け18の基板20下面に溶着したナツ
ト25の螺孔に下方から調節部材19の螺軸27
を螺合する。更に、前記キヤツプ4は、第3図及
び第6図に示す如く化粧板28の内側に突設した
嵌合片29をベース部材2の上板9下面とアジヤ
スター受け18の両垂直板21,21間に嵌入す
るとともに、ベース部材2の側板10、下片11
及び載置縁15とアジヤスター受け18の基板2
0で形成される側面視略四角形の穴にダボ31,
31を嵌入し、それと同時に爪片30,30を該
垂直板21,21に形成した係合孔23,23に
抜止め係合させて、前記化粧板28をベース部材
2の端部に密接させて閉塞するのである。
また、前記支柱1とベース部材2を固着する他
の実施例として第7図に示すものは、前記ベース
部材2の取付孔13の上板9に連続する口縁から
下方へ固定片32,32を延設し、前記支柱1を
固着するに際して該固定片32,32と固定部7
の側面とをアーク溶接することにより、アーク溶
接による熱変形が全く外部に現れないようにする
ことが可能である。
〔考案の効果〕
本考案のベース部材の端部閉塞装置によれば、
組立てに際しては、ベース部材の端部の垂片上に
アジヤスター受けの基板を載置するとともに、両
垂直板を側板に内接させて固着した状態で、キヤ
ツプを側方から嵌合するだけで装着することがで
き、またその取付け状態においてはキヤツプの嵌
合片がベース部材の上板と両垂直板間に嵌合され
るとともに、両ダボがそれぞれベース部材の側
板、下片、垂片及び前記アジヤスター受けの基板
下面で囲まれた部分に嵌入しているので、上下且
つ横方向の移動を完全に規制してガタつき及びズ
レをなくすることができ、それと同時に両爪片が
前記垂直板に形成した係合孔に内方から係合して
いるので、抜け止め装着することができ、従つて
上部は嵌合片で下部はダボで嵌合し、上下中間部
の両側は爪片で保持されるので、該キヤツプの化
粧板の一側に不意に側方への応力が作用しても、
該キヤツプはベース部材から簡単に抜けることは
ないのである。また、前記アジヤスター受けの基
板を用いてアジヤスターを容易に構成し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用して組立てた書架の全体
斜視図、第2図は本考案の要部の分解斜視図、第
3図は組立て状態を示した縦断側面図、第4図は
アジヤスターをベース部材に取付けた状態の縦断
面図、第5図はキヤツプの拡大斜視図、第6図は
キヤツプをベース部材に取付けた状態を示す説明
用背面図、第7図は支柱とベース部材を固定する
他の実施例を示す部分縦断側面図である。 A……書架、B……脚体、C……横杆、D……
棚体、1……支柱、2……ベース部材、3……ア
ジヤスター、4……キヤツプ、5……螺孔、6…
…止穴、7……固定部、8……開口、9……上
板、10……側板、11……下片、12……垂
片、13……取付孔、14……係合縁、15……
載置縁、16……当止縁、17……斜面縁、18
……アジヤスター受け、19……調節部材、20
……基板、21……垂直板、22……折曲片、2
3……係合孔、24……貫通孔、25……ナツ
ト、26……接地板、27……螺軸、28……化
粧板、29……嵌合片、30……爪片、31……
ダボ、32……固定片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上板及び両側板からなる断面倒コ字形のスチー
    ル製杆体の両下端縁を対向させて内方に折曲して
    下片を形成するとともに、該下片の内縁を上方へ
    折曲して垂片を形成してなるベース部材と、 前記垂片に載置する基板の両側に前記両側板に
    内接する垂直板を折曲形成するとともに、該垂直
    板の中央部にはそれぞれ対向させて係合孔を形成
    してなり、前記基板をベース部材の端部垂片上に
    載置し、垂直板を側板の内面に当接させた状態で
    固着してなるアジヤスター受けと、 前記ベース部材の端部を閉塞し得る化粧板の内
    側に該ベース部材の上板下面及び前記垂直板間に
    嵌入する嵌合片と、前記両係合孔に内側から抜け
    止め係合する爪片と、前記側板、下片、垂片及び
    基板底面が囲まれた部分に嵌入するダボを突設し
    たキヤツプと、 よりなりなるベース部材の端部閉塞装置。
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