JPH061016Y2 - 棚受け装置 - Google Patents

棚受け装置

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JPH061016Y2
JPH061016Y2 JP1766988U JP1766988U JPH061016Y2 JP H061016 Y2 JPH061016 Y2 JP H061016Y2 JP 1766988 U JP1766988 U JP 1766988U JP 1766988 U JP1766988 U JP 1766988U JP H061016 Y2 JPH061016 Y2 JP H061016Y2
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JP
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bracket
locking body
bracket locking
column
vertical
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JP1766988U
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JPH01121446U (ja
Inventor
顯 松田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、陳列装置等における棚受け装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
建物の壁面に沿って設けた陳列装置とか間仕切状に形成
された陳列装置においては、金属板製の支柱に係止した
ブラケットを介して棚板を支持するようにしているが、
一般には、加工や高さ調節等を容易にするため、支柱の
前面に金属板製のブラケット係止体をねじ止めして、該
ブラケット係止体に穿設した係止孔にブラケットを係止
するようにしている。そして、棚を左右に連続して装架
する場合には、左右隣接した棚板をそれぞれ支持できる
ようにするため、1本のブラケット係止体に2個のブラ
ケットを左右適宜隔てて係止できるようにすることが必
要である。
このように、1本のブラケット係止体に2個のブラケッ
トを左右隔てて係止するようにした例として、実公昭5
8−13794号公報には、第8図に示すように、支柱
20の前面に縦溝21を凹み形成して、該縦溝21を覆
うようにしてブラケット係止体22をねじ23止めする
と共に、該ブラケット係止体22には、当該ブラケット
係止体22を折曲げることによって左右2条のブラケッ
ト挿入溝24を形成し、該ブラケット挿入溝24の底面
箇所に、前記縦溝21内に連通する係止孔25を穿設し
た考案が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように構成すると、ブラケット26の係止爪を支柱
20の縦溝21内に位置させることができるので、ブラ
ケット26の係止機能を害することなくブラケット係止
体22の取付けを容易にできる利点を有する反面、ブラ
ケット係止体22はその左右両側縁において支柱20と
接当するに過ぎず、棚板27に載置した物品の重量は、
ブラケット係止体23のねじ23止め箇所に集中して作
用するため、当該ブラケット係止体23及び支柱20が
変形し易く、このため、重い物品を載置すると棚板27
が前傾し易くなる不具合があった。
特に、ブラケット26を左右2個係止した場合には、ブ
ラケット係止体22に作用する荷重が大きくなると共
に、ブラケット係止体26の左右両端間の間隔も大きく
せねばならず、ブラケット係止体22に作用する曲げモ
ーメントも大きくなるため、ブラケット係止体22及び
支柱20がたわみ変形し易くなるのであった。そして、
この変形の問題を回避するには、ブラケット係止体22
及び支柱20の肉厚を厚くせねばならず、そうすると、
棚受け装置全体の重量が増大すると共に加工にも手間が
かかるのであった。
本考案は、ブラケット係止体にブラケットを左右2個係
止するようにした場合において、支柱及びブラケット係
止体の肉厚を厚くせずとも、物品の支持強度を向上でき
るようにすることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、前面に縦溝を凹み形
成した支柱と、前記縦溝を覆うようにして前記支柱の前
面に配設した上下長手のブラケット係止体とから成り、
前記ブラケット係止体の左右両側部を前記支柱にねじ止
めすると共に、前記ブラケット係止体の前面に、当該ブ
ラケット係止体の略全長にわたって延びる二条のブラケ
ット挿入溝を左右適宜隔てて形成し、該両ブラケット挿
入溝の底面箇所には、棚板支持用ブラケットの基部が係
脱する係止孔を、前記支柱の縦溝内に連通するようにし
て穿設して成る棚受け装置において、前記ブラケット係
止体の後面のうち前記左右両係止孔の間の部位に、当該
ブラケット係止体の略全長にわたって延びる突条を後ろ
向き突設し、該突条の先端を前記支柱の縦溝内底面に接
当させた構成にしたものである。
〔考案の作用・効果〕
この構成において、棚板に載置した物品の重量は、ブラ
ケット係止体の軸線をたわませるような曲げ力として作
用すると共に、ブラケット支持体を軸線回りに押し曲げ
るような力としても作用するが、突条を設けたことによ
り、縦方向の曲げ力に対する断面係数が大きくなるか
ら、換言すると、突状が補強リブの役目を果たすから、
ブラケット係止体の縦方向の曲げに対する剛性も向上す
ることになる。
また、ブラケット係止体の左右係止孔間に突条を形成し
てこれを支柱に接当させると、ブラケット係止体は、左
右両側のねじ止め部と左右中央部とでの三点支持の状態
で支柱に接当し、棚板に載置した物品の重量がブラケッ
ト係止体及び支柱に対して分散して作用すると共に、荷
重の左右点間の距離が小さくなって曲げモーメントも小
さくなるから、ブラケット係止体及び支柱の軸線回りの
たわみ変形も格段に低減できることになる。
従って本考案は、ブラケット係止体の曲げに対する剛性
を向上できること、ブラケット係止体及び支柱に対する
荷重を分散できることとの相乗作用により、ブラケット
係止体及び支柱の肉厚を厚くしなくとも、物品の支持強
度を向上できる効果を有する。
〔実施例〕
次に、本考案を陳列装置に適用した場合の実施例を図面
(第1〜6図)に基づいて説明すると、図において符号
1は、建物の壁面Aに沿って設けた陳列装置を示し、該
陳列装置1は、左右適宜隔てて立設した支柱2と、前記
支柱2間に着脱自在に装架した横長パネル3と、左右支
柱2間にブラケット4を介して水平配設した棚板5とで
構成されている。
前記支柱2は、断面略横向きコ字状の部材を左右背中合
わせに固着して、前後左右対称の平面視略横向きH字状
に形成されており、その前面と後面との左右中央部に、
左右適宜幅の縦溝6を凹み形成すると共に、各側板の先
端縁を階段状に折曲げて、後側板の左右先端縁2aを建
物の壁面に固着している。
符号7は、前記支柱2の前面に沿って配設した上下長手
の金属板製のブラケット係止体で、該ブラケット係止体
7は、その左右両側縁を支柱2の前側板における中間段
部2bにねじ8止めすると共に、その前面のうち中央部
には断面後ろ向きコ字状の目地チャンネル9を、左右両
側に前向き開口コ字状の側部材10を、それぞれブラケ
ット係止体7の全長にわたって取付けることにより、こ
れら目地チャンネル9と左右側部材10との間に左右二
状のブラケット挿入溝11を形成し、該両ブラケット挿
入溝11の底面箇所におけるブラケット係止体7に、前
記ブラケット4の係止爪4aが係脱する係止孔12を、
支柱2の縦溝6内に連通するようにして上下適宜間隔で
穿設する。
そして、前記ブラケット係止体7の後面のうち、前記左
右係止孔12の列の間に位置した左右中央部に、後ろ向
き突出した突条7aをブラケット係止体7の全長にわた
って膨出形成し、該突条7aの先端面を前記支柱2の縦
溝6内底面に接当させる。
なお、前記目地チャンネル9は、その上下適宜箇所に断
面後ろ向きコ字状の係止部材13を嵌着し、該係止部材
13の側板から後ろ向き突設した係止爪13aを、ブラ
ケット係止体7に穿設した係止孔14に係止することに
より、ブラケット係止体7に対して着脱自在に係止して
いる。
また、左右側部材10は、前記ねじ8にてブラケット係
止体7に締結されており、第1図に示すように、その外
側の側板10aに、横長パネル3の高さ寸法毎に鉤状の
係止部15を切欠き形成し、該鉤状の係止部15に、横
長パネル3の上端係止部3aを嵌め込み係止するように
している。横長パネル3は、下段における横長パネル3
の上端係止部3aに、上段の横長パネル3における下端
係止部3bを嵌め込むことにより、下段から順次重ね合
せるようにしている。
以上の構成において、ブラケット係止体7の係止孔12
に係止したブラケット4にて棚5が支持されるが、ブラ
ケット係止体7に突状7aを後ろ向き突設したことによ
り、ブラケット係止体7は、左右両側縁のみならず、左
右中央部においても支柱2に接当するから、棚板5に載
置した物品の重量は、ブラケット係止体7及び支柱2に
対して分散して作用すると共に、突状7aが補強リブの
役目を果たして曲げに対する剛性が大きくなるから、ブ
ラケット係止体7及び支柱2の肉厚を厚くしなくとも、
強度を高くできるのである。
なお、支柱2の形態やブラケット係止体7の形態は実施
例に限らず、例えば第7図に例示するように、支柱2を
中空に形成するとか、ブラケット係止体7自身を折曲げ
ることによってブラケット挿入溝11を形成しても良い
のである。また、支柱及びブラケット係止体は板金加工
のみならず押し出し成形にて形成したものであっても良
い。
更に、本考案における棚受け装置は陳列装置のみなら
ず、載置棚等の棚装置一般に適用できることは言うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本考案の実施例を示す図で、第1図は棚受
け装置の分解斜視図、第2図は陳列装置の正面図、第3
図は第2図のIII−III視拡大断面図、第4図は第3図の
IV−IV視部分正面図、第5図は第3図のV−V視断面
図、第6図は第5図のVI−VI視断面図、第7図は他の実
施例を示す断面図、第8図は従来技術を示す図である。 1‥‥陳列装置、2‥‥支柱、3‥‥横長パネル、4‥
‥ブラケット、5‥‥棚板、6‥‥縦溝、7‥‥ブラケ
ット係止体、7a‥‥突条、8‥‥ねじ、9‥‥目地チ
ャンネル、10‥‥側部材、11‥‥ブラケット挿入
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に縦溝を凹み形成した支柱と、前記縦
    溝を覆うようにして前記支柱の前面に配設した上下長手
    のブラケット係止体とから成り、前記ブラケット係止体
    の左右両側部を前記支柱にねじ止めすると共に、前記ブ
    ラケット係止体の前面に、当該ブラケット係止体の略全
    長にわたって延びる二条のブラケット挿入溝を左右適宜
    隔てて形成し、該両ブラケット挿入溝の底面箇所には、
    棚板支持用ブラケットの基部が係脱する係止孔を、前記
    支柱の縦溝内に連通するようにして穿設して成る棚受け
    装置において、前記ブラケット係止体の後面のうち前記
    左右両係止孔の間の部位に、当該ブラケット係止体の略
    全長にわたって延びる突条を後ろ向き突設し、該突条の
    先端を前記支柱の縦溝内底面に接当させたことを特徴と
    する棚受け装置。
JP1766988U 1988-02-12 1988-02-12 棚受け装置 Expired - Lifetime JPH061016Y2 (ja)

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JP1766988U JPH061016Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 棚受け装置

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JPH01121446U JPH01121446U (ja) 1989-08-17
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JPH01121446U (ja) 1989-08-17

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