JP2897163B2 - 間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造 - Google Patents

間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造

Info

Publication number
JP2897163B2
JP2897163B2 JP28622096A JP28622096A JP2897163B2 JP 2897163 B2 JP2897163 B2 JP 2897163B2 JP 28622096 A JP28622096 A JP 28622096A JP 28622096 A JP28622096 A JP 28622096A JP 2897163 B2 JP2897163 B2 JP 2897163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
piece
partition panel
cover
column cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28622096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10131361A (ja
Inventor
信治 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Okamura Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Manufacturing Co Ltd filed Critical Okamura Manufacturing Co Ltd
Priority to JP28622096A priority Critical patent/JP2897163B2/ja
Publication of JPH10131361A publication Critical patent/JPH10131361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2897163B2 publication Critical patent/JP2897163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスのフロア
ー等を仕切るために用いられる間仕切りパネル装置にお
いて、内側部で間仕切りパネルを支持する支柱の外側部
を覆う支柱カバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものの代表例としては、
実公平1−22817号公報に開示されているものがあ
る。
【0003】この従来例では、間仕切りパネル本体の側
端部に、上下方向を向くとともに、外側面が開口する横
断面外向コ字形の支柱を固着し、上下方向を向く支柱カ
バー(外被部材)の内側面の上端部に設けた下向フック
を、支柱の外側面の上端部に設けた係合孔に係止し、か
つ支柱カバーの下端部に設けた下向きの弾性フックを、
間仕切りパネル本体の下面を支持する横向きの地レール
の上面に設けた係合孔に係合するとともに、支柱カバー
の上下方向の中間部に設けた弾性体からなる振れ止め部
材を、支柱の外側の開口縁部に係合することにより、支
柱カバーを間仕切りパネル本体に取り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
にあっては、支柱カバーの中間部と下端部とが、それぞ
れ、弾性体からなる振れ止め部材と弾性フックとによっ
て、支柱と地レールに取り付けられているので、支柱カ
バーの中間部または下端部に、支柱から引き剥がそうと
する強い力が掛かると、支柱カバーが支柱から簡単に外
れてしまうおそれがある。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、支柱カバーに、支柱
から引き剥がそうとする強い力が作用しても、支柱カバ
ーが支柱から容易に外れることのないようにした、間仕
切りパネル装置における支柱カバーの取付構造を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 間仕切りパネル本体の側端部に設けた上下方向を
向く支柱の外側面のほぼ全高にかけて、複数の上向係止
片を、上下方向に間隔を設けて突設し、前記支柱の外側
部に嵌入しうる嵌合溝を内側面に有する支柱カバーにお
ける嵌合溝の前後の外向受片の奥端に、互いに対向する
当接片を設け、この当接片を、前記支柱の外側面に当接
し、かつ前記当接片の一部を切欠して形成した係合部
を、前記上向係止片に係止する。
【0007】(2) 上記(1)項において、支柱の外側面
に、上向係止片と一体をなす複数の基片を、上下方向に
間隔を設けて止着し、かつ互いに対向する1対の当接片
間に、前記基片が嵌合しうる嵌合溝を形成する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、添
付図面を参照しながら説明する。
【0009】間仕切りパネル本体(1)は、上下方向を向
くとともに、下端部に高さ調節用のアジャスタ(2)を備
える、左右1対(図では左側のもののみを示す)の角管状
の支柱(3)の内側部の前後面に、表裏の化粧パネル(4)
(4)の左右の側縁部を当接させて、両化粧パネル(4)
(4)を支柱(3)に係着または固着し、かつ化粧パネル
(4)の下方の空間を、横向きの幅木(5)により閉塞した
ものである。
【0010】各支柱(3)における外側面(3a)(図では左
側の支柱の外側面のみを示す)には、4つの係止部材
(6)が、上下方向に間隔を設けて、ねじ(7)により固定
されている。
【0011】係止部材(6)は、金属板を折曲して形成さ
れ、側面視ほぼ長方形をなす基片(8)と、基片(8)の両
側部から前後方向に延出する腕片(9)(9)と、各腕片
(9)(9)の先端から外方に向かって突出する上向係止片
(10)とからなり、上向係止片(10)と外側面(3a)との間に
は、後述する当接片(17)の板厚とほぼ等しい隙間が形成
されている。
【0012】断面形が内向凹形をなす上下方向を向く支
柱カバー(11)の内側面(12)の前後方向の中央部には、支
柱(3)の外側部へ嵌合しうる上下方向の嵌合溝(13)が形
成されている。
【0013】嵌合溝(13)の前後縁は、支柱カバー(11)の
内側面(12)と一体をなす外向受片(14)からなり、前後に
対向する外向受片(14)(14)の間隔は、支柱(3)の前後幅
とほぼ等しくしてある。各外向受片(14)の対向面の外端
には、互いに対向する当接片(15)が突設され、前後の当
接片(15)(15)の間は、支柱カバー(11)の全高にわたる縦
溝(16)となっている。
【0014】当接片(15)における前記各上向係止片(10)
と対応する箇所には、各上向係止片(10)と係合しうる方
形の切欠きからなる係合部(15a)が設けられている。な
お、この係合部(15a)は、上下方向を向く長孔であって
もよい。
【0015】支柱カバー(11)を支柱(3)に取り付けるに
は、係合部(15a)と係止部材(6)の上向係止片(10)、及
び縦溝(16)と係止部材(6)の基片(8)をそれぞれ整合さ
せてから、嵌合溝(13)を支柱(3)の外側部に嵌合し、当
接片(15)を支柱(3)の外側面(3a)に当接させた後、支柱
カバー(11)を若干下降させて、各係合部(15a)の下縁
を、前記上向係止片(10)と支柱(3)の外側面(3a)との間
に嵌合して係止する。
【0016】次いで、間仕切りパネル本体(1)と支柱カ
バー(11)との上端を、図示を省略した横向きの上面カバ
ーで覆うと、間仕切りパネル装置の組立てが完了する。
【0017】この実施形態によれば、硬質材料からなる
数個の係止部材(6)と係合部(15a)とが、支柱(3)と支
柱カバー(11)のほぼ全高にわたって設けられているの
で、支柱カバー(11)に支柱(3)から引き剥がそうとする
強い力が掛かっても、支柱カバー(11)が支柱(3)から容
易に外れることはない。
【0018】また、支柱カバー(11)における当接片(15)
が、係止部材(6)の基片(8)を避けつつ支柱(3)の外側
面(3a)に当接し、かつ当接片(15)が上向係止片(10)と支
柱(3)の外側面(3a)との間に嵌入して係止するので(図
2、図3参照)、支柱カバー(11)が左右方向にぶれるこ
とはない。
【0019】さらに、嵌合溝(13)の前後縁の外向受片(1
4)(14)が、支柱(3)の前面及び後面に当接するので(図
2参照)、支柱カバー(11)が前後方向にぶれることもな
い。
【0020】
【発明の効果】
(a) 請求項1記載の発明によれば、上向係止片と係合
部とは、支柱と支柱カバーの全高にわたって複数個設け
られているので、支柱カバーを支柱から引き剥がそうと
する強い力が掛かっても、支柱カバーが支柱から容易に
外れるおそれはない。また、支柱カバーにおける当接片
が、支柱の外側面に当接し、かつ当接片が上向係止片と
支柱の外側面との間に嵌入するので、支柱に取り付けら
れた支柱カバーが左右方向にぶれることはない。さら
に、支柱カバーの嵌合溝の前後の外向受片が、支柱の前
面及び後面にそれぞれ当接するので、支柱に取り付けら
れた支柱カバーが前後方向にぶれることがない。
【0021】(b) 請求項2記載の発明によれば、上向
係止片と一体をなす基片を、支柱の外側面に止着するこ
とにより、支柱に上向係止片を簡単に取り付けることが
でき、また、支柱カバーに、基片を避けるための嵌合溝
を形成してあるので、当接片を支柱の外側面に完全に当
接させることができ、支柱に取り付けられた支柱カバー
が左右方向にぶれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同じく支柱カバーを間仕切りパネル本体に結合
した状態を示す要部の拡大横断平面図である。
【図3】同じく図2のIII-III線に沿う拡大縦断側面図
である。
【符号の説明】
(1)間仕切りパネル本体 (2)アジャスタ (3)支柱 (3a)外側面 (4)化粧パネル (5)幅木 (6)係止部材 (7)ねじ (8)基片 (9)腕片 (10)上向係止片 (11)支柱カバー (12)内側面 (13)嵌合溝 (14)外向受片 (15)当接片 (15a)係合部 (16)縦溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切りパネル本体の側端部に設けた上
    下方向を向く支柱の外側面のほぼ全高にかけて、複数の
    上向係止片を、上下方向に間隔を設けて突設し、前記支
    柱の外側部に嵌入しうる嵌合溝を内側面に有する支柱カ
    バーにおける嵌合溝の前後の外向受片の奥端に、互いに
    対向する当接片を設け、この当接片を、前記支柱の外側
    面に当接し、かつ前記当接片の一部を切欠して形成した
    係合部を、前記上向係止片に係止したことを特徴とする
    間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 支柱の外側面に、上向係止片と一体をな
    す複数の基片を、上下方向に間隔を設けて止着し、かつ
    互いに対向する1対の当接片間に、前記基片が嵌合しう
    る嵌合溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の間
    仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造。
JP28622096A 1996-10-29 1996-10-29 間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造 Expired - Fee Related JP2897163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28622096A JP2897163B2 (ja) 1996-10-29 1996-10-29 間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28622096A JP2897163B2 (ja) 1996-10-29 1996-10-29 間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10131361A JPH10131361A (ja) 1998-05-19
JP2897163B2 true JP2897163B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=17701531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28622096A Expired - Fee Related JP2897163B2 (ja) 1996-10-29 1996-10-29 間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2897163B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10131361A (ja) 1998-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2897163B2 (ja) 間仕切りパネル装置における支柱カバーの取付構造
JP2564823Y2 (ja) 机上サイドパネルの取付構造
JP2629627B2 (ja) 化粧パネル取付構造
JP2508724Y2 (ja) 間仕切パネルにおける巾木の取付部構造
JP2579627Y2 (ja) カウンタの設置構造
JP3992861B2 (ja) 机等の幕板の取付構造
JPH061944Y2 (ja) 間仕切パネルの取付け装置
JP2571885Y2 (ja) 机等のサイドパネルの支持構造
JP2681108B2 (ja) 外壁パネルの取付方法
JP2616304B2 (ja) 可動間仕切壁
JPH0527857Y2 (ja)
JP2524104Y2 (ja) パネル係止部材
JP2003135162A (ja) 机等における幕板の取付構造
JP3290101B2 (ja) 床パンの構造
JP3640040B2 (ja) カウンターの前面パネル取付装置
JP2000136587A (ja) 間仕切パネルにおける上部カバーの取付構造
JPH0420259Y2 (ja)
JP3543600B2 (ja) 洗面化粧台の隙間覆い部材
JP2551831Y2 (ja) 幅木の取付け構造
JPH061016Y2 (ja) 棚受け装置
JP3252097B2 (ja) バランスブラケット
JP2001146804A (ja) 自立型間仕切装置における安定支持装置
JP2581697Y2 (ja) 組立壁の下部連結装置
JPS6314668Y2 (ja)
JPH0522106Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990209

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees