JP3252097B2 - バランスブラケット - Google Patents

バランスブラケット

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JP3252097B2
JP3252097B2 JP02137597A JP2137597A JP3252097B2 JP 3252097 B2 JP3252097 B2 JP 3252097B2 JP 02137597 A JP02137597 A JP 02137597A JP 2137597 A JP2137597 A JP 2137597A JP 3252097 B2 JP3252097 B2 JP 3252097B2
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公久 西野
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Nichibei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラインドのヘッ
ドボックスに、ヘッドボックスの前面または前面及び側
面を覆い隠すバランスを取り付けるためのバランスブラ
ケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバランスブラケットとし
ては、実公平7−32866号公報または実開平6−2
2494号公報に記載されたものがある。実公平7−3
2866号公報に記載されたものは、前面に幕板が取り
付けられたブラケット本体の上部に水平支持部材を固定
し、水平支持部材の下側に、ヘッドボックスの上部の開
口に嵌合する突片を形成すると共に、水平支持部材の下
方のヘッドボックスの高さに対応する位置で、ブラケッ
ト本体に水平方向に回転できる係止部材を設け、前記水
平支持部材と前記係止部材との間でヘッドボックスを挟
持することによって、幕板をヘッドボックスの前面に取
り付けるものである。
【0003】また、実開平6−22494号公報に記載
されたものは、ヘッドボックスの前面に横方向に伸びる
係合溝を形成し、化粧フレーム本体にその後方に突出す
る係止脚部を一体に形成しており、化粧フレーム本体の
係止脚部をヘッドボックスの係合溝にその正面側から押
し込み固定し、さらに、化粧フレーム本体の前側から前
記係止脚部を通って伸びるネジ孔に止ネジをネジ込むこ
とにより、化粧フレーム本体をヘッドボックスに取り付
けるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
公平7−32866号公報に記載されたものは、取付の
際に、水平支持部材の突片をヘッドボックスの開口に嵌
合させることで、ブラケット本体のヘッドボックスに対
する位置決めを行うことはできるが、幕板に重量がある
ためこれだけでは仮止めすることはできず、幕板の重量
を支えた状態で係止部材を回転させなければならないの
で、作業性が悪いという問題があった。
【0005】また、前記実開平6−22494号公報に
記載されたものは、ヘッドボックスに係合溝を形成する
ために、構造上ヘッドボックスを押出し型材としなけれ
ばならず、製造コストが高くなるという問題があり、ま
た、止ネジを化粧フレーム本体の前側からネジ込むため
に、止ネジが前面から見えてしまい見栄え上好ましくな
いという問題があった。
【0006】本願発明は、かかる問題点に鑑みなされた
もので、請求項1及び請求項2記載の発明は、取付の際
にバランスをヘッドボックスに対して仮止めを行うこと
ができて取付作業性が良く、さらにはヘッドボックスの
構造に制約を与えることなく、且つ見栄え良くバランス
を取り付けることができるバランスブラケットを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、ブラインドのヘッドボックス
に、ヘッドボックスを覆い隠すバランスを取り付けるた
めのバランスブラケットにおいて、該バランスブラケッ
トは、ヘッドボックスの前面に固定されるブラケット本
体と、バランスの後面に固定されるブラケットガイドと
から構成され、前記ブラケット本体にはその上面に開口
部が形成されると共にその下面にネジ孔が形成され、前
記ブラケットガイドにはその上面に前記ブラケット本体
の開口部に係止可能な係止片が形成されると共にその下
面に貫通孔が形成されており、前記ブラケットガイドの
係止片が前記ブラケット本体の開口部に係止された状態
から、前記ブラケットガイドの貫通孔を挿通するネジを
前記ブラケット本体のネジ孔に螺着することによって、
前記ブラケットガイドが前記ブラケット本体に取り付け
られることを特徴とする。
【0008】ブラケットガイドが固定されたバランス
は、ブラケットガイドの係止片をヘッドボックスに固定
されたブラケット本体の開口部に係止した状態で、ヘッ
ドボックスに仮止めされる。その状態からネジをブラケ
ットガイドの貫通孔とブラケット本体のネジ孔との間に
渡って螺着することで、ブラケットガイドをブラケット
本体に取り付けることができ、従ってバランスをヘッド
ボックスに取り付けることができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のものにおいて、前記ブラケットガイドの貫通孔は、
バランスの長手方向に沿って伸びる長孔であることを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係るバ
ランスブラケットによってバランスが取り付けられたブ
ラインドを表す斜視図、図2は図1のバランスを取り外
した状態の分解斜視図、図3はバランスブラケットの実
施の形態を表す分解斜視図、図4はバランスの取付作業
手順を示す説明図である。
【0011】図において、10はブラインドであり、ブ
ラインド10のヘッドボックス12からはラダーコード
14によって多数のスラット16が支持されている。こ
のヘッドボックス12は、ブラインド取付用ブラケット
18によって壁面20に取り付けられている。ヘッドボ
ックス12の前面には、板状のバランス22がバランス
ブラケット24によって取り付けられており、ヘッドボ
ックス12の前面を覆い隠している。バランスブラケッ
ト24は、ヘッドボックス12の前面に固定される1つ
以上、好ましくはその長手方向に間隔を開けて複数個
(図例では2つ)のブラケット本体26と、ブラケット
本体26に対応するようにして、バランス22の後面に
固定されるブラケットガイド28とから構成される。
【0012】図3に示したように、ブラケット本体26
は、横断面ハット状に折曲げられた一体部品であり、そ
の両側フランジ26a、26aがネジ27、27によっ
てヘッドボックス12の前面に固定されると共に、その
上面は開口部26bを形成している。また、その下面2
6cは、水平方向に折曲された面となっており、その下
面26cの略中央部にはネジ孔26dが形成されてい
る。尚、任意には、ネジ孔26dとして別体のナットを
ブラケット本体26に固着したものとすることもでき
る。
【0013】他方、ブラケットガイド28は、縦断面L
字状に折曲げられた一体部品であり、その縦面28aが
木ネジ29、29によってバランス22の後面に固定さ
れると共に、その下面28bの略中央部には、バランス
22の長手方向に沿って伸びる貫通孔であるところの長
孔28cが形成されている。また、縦面28aの上端中
央部からは、水平方向に突出した係止片28dが形成さ
れており、係止片28dの先端には下方へ折曲げられた
係止鈎部28eが設けられる。
【0014】バランス22をヘッドボックス12に取り
付ける作業を行うときには、図4(a)に示したよう
に、予めヘッドボックス12、バランス22にそれぞれ
ブラケット本体26及びブラケットガイド28を固定し
ておいて、図4(b)に示したように、ブラケットガイ
ド28の係止片28dの係止鈎部28eをブラケット本
体26の開口部26bに係止する。係止鈎部28eと開
口部26bの前端面との係止によってバランス22の図
上、反時計回りの転倒を阻止するので、バランス22に
重量があったとしても、バランス22は脱落せずにヘッ
ドボックス12に仮止めされた状態になる。この図4
(b)に示す状態から、図4(c)に示すように、ネジ
30を下方からブラケットガイド28の長孔28cを挿
通して、ブラケット本体26のネジ孔26dに螺着し
て、ブラケットガイド28を上方に持ち上げていき、最
終的に、図4(d)に示すように、ブラケットガイド2
8の下面28bがブラケット本体26の下面26cに当
接する状態まで、及び/またはバランス22の上端が壁
面である天井20に当接する状態まで、ネジ30の締付
けを続けた後、取付が終了する。このネジ30を螺着す
る際に、バランス22はヘッドボックス12に仮止めさ
れているから、バランス22の全重量を支持する必要は
なく、適宜バランス22が動かないように軽く押さえる
だけでよいので、取付作業を簡単に行うことができる。
また、ブラケットガイド28の下面28bの貫通孔は長
孔28cとなっているため、ブラケットガイド28とブ
ラケット本体26との長手方向の相対位置関係に誤差が
あっても、長孔28cに沿ってネジ30の挿通位置を調
整することで、上記誤差を調整することができる。さら
に、ブラケットガイド28とブラケット本体26との上
下方向の相対位置関係に誤差があった場合には、ブラケ
ットガイド28の下面28bとブラケット本体26の下
面26cとの間の間隔を適宜開けたままの状態でネジ3
0の螺着を終了するよう調整することで、上記誤差を調
整することが可能である。
【0015】また、取付終了後は、係止片28dの係止
鈎部28eと開口部26bの係止は解除されて、係止片
28dは、開口部26bより上方に位置づけられている
が、仮に、ネジ30が外れたりするようなことがあって
も、ブラケットガイド28が下方に下がり、再び、係止
片28dの係止鈎部28eが開口部26bに係止される
ので、バランス22が落下することを防止することがで
きる。
【0016】また、ネジ30の位置は、ブラケットガイ
ド28の下部になるので、ブラインド10の前面から見
えることもなく、ブラインド10の見栄えを損なうこと
もない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち、請
求項1記載の発明によれば、ブラケットガイドが固定さ
れたバランスは、ブラケットガイドの係止片をブラケッ
ト本体の開口部に係止した状態で、ヘッドボックスに仮
止めされ、その状態からネジを螺着することで、ブラケ
ットガイドをブラケット本体に取り付けることができる
ので、ネジ止め作業を行う際に、バランスの全重量を支
持する必要はなく、取付作業を簡単に行うことができ
る。
【0018】ネジは、ブラケットガイドの下面に形成さ
れた貫通孔と、ブラケット本体の下面に形成されたネジ
孔との間に渡って螺着され、ブラケットの前面に出るこ
とがないので、ブラインドの見栄えを損なうこともな
い。また、ヘッドボックスの前面に固定されるブラケッ
ト本体と、バランスの後面に固定されるブラケットガイ
ドとによって、バランスがヘッドボックスに取り付け
れ、これらの固定部分はすべてバランスによって覆い隠
されるため、ヘッドボックスとブラケット本体との固定
構造は任意のものでよく、ヘッドボックスは、そのため
の構造上の制約を受けないために、廉価に製造すること
ができる。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、ブラ
ケットガイドの貫通孔を、バランスの長手方向に沿って
伸びる長孔としたので、ブラケットガイドとブラケット
本体との長手方向の相対位置関係に誤差があっても、長
孔に沿ってネジの挿通位置を調整することで、上記誤差
を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバランスブラケット
によってバランスが取り付けられたブラインドを表す斜
視図である。
【図2】図1のバランスを取り付ける前の状態を示す分
解斜視図である。
【図3】バランスブラケットの実施の形態を表す分解斜
視図である。
【図4】バランスの取付作業手順を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ブラインド 12 ヘッドボックス 22 バランス 24 バランスブラケット 26 ブラケット本体 26b 開口部 26d ネジ孔 28 ブラケットガイド 28c 長孔(貫通孔) 28d 係止片 30 ネジ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラインド(10)のヘッドボックス
    (12)に、ヘッドボックス(12)を覆い隠すバラン
    ス(22)を取り付けるためのバランスブラケット(2
    4)において、 該バランスブラケットは、ヘッドボックスの前面に固定
    されるブラケット本体(26)と、バランスの後面に固
    定されるブラケットガイド(28)とから構成され、前
    記ブラケット本体にはその上面に開口部(26b)が形
    成されると共にその下面にネジ孔(26d)が形成さ
    れ、前記ブラケットガイドにはその上面に前記ブラケッ
    ト本体の開口部に係止可能な係止片(28d)が形成さ
    れると共にその下面に貫通孔(28c)が形成されてお
    り、前記ブラケットガイドの係止片が前記ブラケット本
    体の開口部に係止された状態から、前記ブラケットガイ
    ドの貫通孔を挿通するネジ(30)を前記ブラケット本
    体のネジ孔に螺着することによって、前記ブラケットガ
    イドが前記ブラケット本体に取り付けられることを特徴
    とするバランスブラケット。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットガイドの貫通孔(28
    c)は、バランスの長手方向に沿って伸びる長孔である
    ことを特徴とする請求項1記載のバランスブラケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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