JP3520437B2 - 雨樋支持具及びそのセット並びに雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造 - Google Patents

雨樋支持具及びそのセット並びに雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造

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JP3520437B2 JP06204097A JP6204097A JP3520437B2 JP 3520437 B2 JP3520437 B2 JP 3520437B2 JP 06204097 A JP06204097 A JP 06204097A JP 6204097 A JP6204097 A JP 6204097A JP 3520437 B2 JP3520437 B2 JP 3520437B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨樋支持具セッ
ト、並びに、雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、雨樋を軒先に取付ける場合
は、通常、軒先化粧板の前面に水平又は傾斜した水糸を
引き、複数の雨樋支持具を水糸に沿って水平な配列状態
となるように軒先化粧板に止具で固定するか、又は、傾
斜した配列状態となるように軒先化粧板に止具で固定
し、これらの雨樋支持具に雨樋を支持させることによっ
て、雨樋を水平に又は流れ勾配をつけて軒先に取付ける
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
施工法で雨樋を軒先に取付ける場合は、水糸を引く作業
が面倒であり、また、水糸を目安にして雨樋支持具を水
平な配列状態又は傾斜した配列状態となるように位置決
めして取付ける作業も容易ではなく、ある程度の熟練を
要するという問題があった。
【0004】
【0005】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
、水糸を引かなくても簡単に傾斜した配列状態となる
ように位置決めして軒先化粧板に取付けられる雨樋支持
具のセットを提供することを第一の目的とし、このセッ
トになった雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造を提供
することを第二の目的とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】第一 の目的を達成する本
発明の請求項1に係る雨樋支持具のセットは、横溝を前
面に形成した軒先化粧板に取付けられる複数の雨樋支持
具のセットであって、各雨樋支持具は、雨樋の前壁上端
の耳縁及び後壁上端の耳縁をそれぞれ保持する前後の耳
縁保持部と、軒先化粧板の前面に取付けられる後端取付
片とを備え、その後端取付片の後面には、軒先化粧板の
横溝に嵌め込まれる凸部が形成されており、各雨樋支持
具の上記凸部の形成位置が上下方向に少しずつ異なって
いることを特徴とする。
【0018】そして、同じく第一の目的を達成する本発
明の請求項2に係る雨樋支持具のセットは、横方向にの
びる凸条を前面に形成した軒先化粧板に取付けられる複
数の雨樋支持具のセットであって、各雨樋支持具は、雨
樋の前壁上端の耳縁及び後壁上端の耳縁をそれぞれ保持
する前後の耳縁保持部と、軒先化粧板の前面に取付けら
れる後端取付片とを備え、その後端取付片の後面には、
軒先化粧板の凸条が嵌め込まれる横溝が形成されてお
り、各雨樋支持具の上記横溝の形成位置が上下方向に少
しずつ異なっていることを特徴とする。
【0019】請求項1の雨樋支持具のセットは、それぞ
れの雨樋支持具を、後端取付片の凸部の形成位置が低い
ものから順々に、又は、凸部の形成位置が高いものから
順々に軒先化粧板の前面に配置し、軒先化粧板の横溝に
各雨樋支持具の凸部を嵌め込んで、後端取付片を止具で
軒先化粧板の前面に固定して取付けられる。このように
各雨樋支持具を軒先化粧板に取付けると、雨樋支持具が
傾斜した配列状態となるので、各雨樋支持具の前後の耳
縁保持部に雨樋の前壁上端の耳縁及び後壁上端の耳縁を
保持させれば、雨樋に流れ勾配をつけて取付けることが
できる。
【0020】また、請求項2の雨樋支持具のセットは、
それぞれの雨樋支持具を、後端取付片の横溝の形成位置
が低いものから順々に、又は、横溝の形成位置が高いも
のから順々に軒先化粧板の前面に配置し、軒先化粧板の
凸条を各雨樋支持具の横溝に嵌め込んで、後端取付片を
止具で軒先化粧板の前面に固定して取付けられる。この
ように各雨樋支持具を軒先化粧板に取付けると、雨樋支
持具が傾斜した配列状態となるので、各雨樋支持具の前
後の耳縁保持部に雨樋の前壁上端の耳縁及び後壁上端の
耳縁を保持させれば、雨樋に流れ勾配をつけて取付ける
ことができる。
【0021】次に、第二の目的を達成する本発明の請求
項3に係る雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造は、雨
樋の前壁上端の耳縁及び後壁上端の耳縁をそれぞれ保持
する前後の耳縁保持部と、後面に凸部を形成した後端取
付片とを備えた複数の雨樋支持具であって、且つ、各雨
樋支持具の上記凸部の形成位置が上下方向に少しずつ異
なっている複数の雨樋支持具を、上記凸部の形成位置が
低いものから順々に、又は、上記凸部の形成位置が高い
ものから順々に軒先化粧板の前面に配置して、雨樋支持
具を傾斜した配列状態となし、軒先化粧板の前面に形成
された横溝に各雨樋支持具の凸部を嵌め込んで、各雨樋
支持具の後端取付片を軒先化粧板の前面に止具で取付け
たことを特徴とする。
【0022】そして、同じく第二の目的を達成する本発
明の請求項4に係る雨樋支持具と軒先化粧板との取付構
造は、雨樋の前壁上端の耳縁及び後壁上端の耳縁をそれ
ぞれ保持する前後の耳縁保持部と、後面に横溝を形成し
た後端取付片とを備えた複数の雨樋支持具であって、且
つ、各雨樋支持具の上記横溝の形成位置が上下方向に少
しずつ異なっている複数の雨樋支持具を、上記横溝の形
成位置が低いものから順々に、又は、上記横溝の形成位
置が高いものから順々に軒先化粧板の前面に配置して、
雨樋支持具を傾斜した配列状態となし、軒先化粧板の前
面に形成された横方向にのびる凸条を各雨樋支持具の横
溝に嵌め込んで、各雨樋支持具の後端取付片を軒先化粧
板の前面に止具で取付けたことを特徴とする。
【0023】これら請求項3及び請求項4の取付構造の
作用は、請求項1及び請求項2の雨樋支持具のセットに
ついての作用の説明のところで併せて述べたので、説明
を省略する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
【0025】図1は本発明の一実施形態に係る雨樋支持
具の使用状態説明図、図2は同雨樋支持具と軒先化粧板
の部分斜視図である。
【0026】図1において、1は雨樋支持具、2は軒先
化粧板、3は雨樋を示している。
【0027】この雨樋支持具1は、金属製の帯板を曲げ
加工した支持具本体1aと取付バー1bとからなるもの
で、支持具本体1aの前端部は上方斜め後側に曲げ加工
され、軒樋3の前壁3a上端の耳縁3bを下方から保持
する耳縁保持部1cが形成されている。そして、この支
持具本体1aの後部は一段高い段状に曲げ加工され、そ
の後端部が下方へ略直角に曲げ加工されると共に、更に
前方斜め上側に曲げ加工されて、軒樋3の後壁3c上端
の耳縁3dを下方から保持する耳縁保持部1dが形成さ
れている。また、この支持具本体1aの略中央部には長
孔(不図示)が形成され、更に、支持具本体1aの裏面
には、耳縁3dが耳縁保持部1dから外れるのを防止す
るための板バネ1eが固着されている。
【0028】一方、取付バー1bの前端部は一段低い段
状に曲げ加工され、この前端部に固定ネジ1fが設けら
れている。そして、この固定ネジ1fを支持具本体1a
の上記長孔に挿通し、下方から蝶ナット1gで締め付け
ることによって、支持具本体1aと取付バー1bが一体
に組み付けられている。
【0029】この取付バー1bの後端部は下方へ直角に
曲げ加工され、軒先化粧板2の前面に取付られる後端取
付片1hが形成されている。そして、この後端取付片1
hの後面には、図1及び図2に示すように、軒先化粧板
2の横溝2aに嵌め込まれる横長の凸部1iが形成さ
れ、また、止具挿通孔1jも形成されている。
【0030】この実施形態の雨樋支持具1は、金属製の
支持具本体1aと取付バー1bを、固定ネジ1fと蝶ナ
ット1gで一体に組み付けたものであるが、例えば、ポ
リカーボネート樹脂やその他の合成樹脂で、支持具本体
1a、取付バー1b、板バネ1eなどを成形しても、或
は、これらを一体成形して雨樋支持具1を構成してもよ
い。
【0031】また、後端取付片1hの凸部1iは、軒先
化粧板2の横溝2aの相互間隔と同一の間隔、又は、横
溝2aの相互間隔の正数倍の間隔を開けて、後端取付片
1hの後面に複数形成してもよい。
【0032】上記の雨樋支持具1を取付ける軒先化粧板
2は、アルミニウム等の金属板や、無機質板や合成樹脂
板からなるもので、その前面には互いに平行な複数の横
溝2aが上下に一定間隔をあけて化粧板全長に亘って形
成されている。この軒先化粧板2は軒先の鼻隠し4に固
定され、各横溝2aが水平となっている。
【0033】図3は前記の雨樋支持具1と軒先化粧板2
との取付構造の一実施形態を示す正面図、図4は前記の
雨樋支持具1と軒先化粧板2との取付構造の他の実施形
態を示す正面図である。
【0034】前記の雨樋支持具1は、後端取付片1hの
凸部1iを図1に示すように軒先化粧板2のいずれかの
横溝2aに嵌め込み、後端取付片1hの止具挿通孔1j
からねじ込んだビス等の止具5で後端取付片1hを軒先
化粧板2の前面に固定して取付られるものであり、その
場合、凸部1iを嵌め込む横溝2aを選択すると、雨樋
支持具1の取付位置を上下方向に変更できるものであ
る。
【0035】そこで、図3に示す取付構造では、前記の
雨樋支持具1を軒先化粧板2の前面に複数配置し、化粧
板両端の雨樋支持具1の取付位置が高く集水器6に近い
雨樋支持具ほど取付位置が少しずつ低くなって、これら
の雨樋支持具1が集水器6に向かって傾斜した配列状態
となるように、軒先化粧板2の横溝2aを選択して各雨
樋支持具1の凸部1iを嵌め込み、各雨樋支持具1の後
端取付片1hを軒先化粧板2の前面に止具5で取付けて
いる。
【0036】このように雨樋支持具1を集水器6に向か
って傾斜した配列状態で軒先化粧板2に取付けると、図
1に示すように各雨樋支持具1の前後の耳縁保持部1
c,1dに雨樋3の前壁上端の耳縁3b及び後壁上端の
耳縁3dを保持させることによって、図3に一点鎖線で
示すように集水器6の両側に雨樋3,3を流れ勾配をつ
けて取付けることができ、雨樋3の流れ勾配は、各雨樋
支持具1の凸部1iを嵌め込む軒先化粧板2の横溝2a
の選択の仕方によって調節することができる。
【0037】なお、集水器6がない場合は、化粧板一端
の雨樋支持具1の取付位置が最も高く化粧板他端の雨樋
支持具1の取付位置が最も低くなるように、雨樋支持具
1の取付位置を順々に少しずつ低くして軒先化粧板2に
取付け、雨樋3が化粧板一端側から他端側に向かって一
定の流れ勾配を持つようにすればよい。
【0038】また、雨樋3に流れ勾配をつける必要がな
い場合は、図4に示す取付構造のように、雨樋支持具1
を軒先化粧板2の前面に複数配置し、これらの雨樋支持
具1が水平な配列状態となるように軒先化粧板2の同じ
横溝2aを選択して、図1に示すように各雨樋支持具1
の凸部1iを選択した同じ横溝2aに嵌め込み、図1に
示すように後端取付片1hの止具挿通孔1jからねじ込
んだビス等の止具5で後端取付片1hを軒先化粧板2の
前面に固定して取付ければよい。
【0039】その場合、軒先化粧板2の他の横溝2aを
選択し、その横溝2aに各雨樋支持具1の凸部1iを嵌
め込んで取付けると、雨樋支持具1の取付位置が全体に
上下方向に移動するので、雨樋3の高さを調節すること
ができる。
【0040】上記のように、図3及び図4に示す取付構
造では、水糸を引かなくても軒先化粧板2の横溝2aが
水糸の役目を兼ね備え、雨樋支持具1の凸部1iを嵌め
込む横溝2aを選択するだけで、雨樋支持具1を傾斜し
た配列状態にも水平な配列状態にも簡単に位置決めする
ことができるので、施工性が大幅に向上し、熟練者でな
くても施工が可能となる。
【0041】図5は本発明の他の実施形態に係る雨樋支
持具の使用状態説明図、図6は同雨樋支持具と軒先化粧
板の部分斜視図である。
【0042】この雨樋支持具10は、図5及び図6に示
すように、横方向にのびる凸条2bを前面に形成した軒
先化粧板20に取付けられるもので、後端取付片1hの
後面には、軒先化粧板20の凸条2bを嵌め込む複数の
横溝1kが互いに平行に一定の間隔で形成されている。
横溝1kの形成数は特に制限されないが、少なくとも2
溝以上、好ましくはこの実施形態のように5溝程度形成
し、軒先化粧板20の凸条2bを嵌め込む横溝1kを選
択することによって雨樋支持具10の取付位置の高さを
2段階以上、好ましくは5段階程度、調節できるように
構成するのがよい。
【0043】また、軒先化粧板20の凸条2bは一つだ
け形成してもよいが、この実施形態のように、横溝1k
の相互間隔に横溝1kの数を乗じた間隔をあけて凸条2
bを複数形成することが望ましい。このように凸条2b
を複数形成すると、例えば雨樋支持具10の横溝1kの
数が5溝の場合には、それぞれの凸条2bについて雨樋
支持具10の取付位置の調節を5段階ずつ行えるので、
単独の凸条2bを形成する場合に比べて雨樋支持具10
の取付位置の多段調節が可能となる。
【0044】この雨樋支持具10の他の構成は、前述し
た図1及び図2に示す雨樋支持具1と同様であるので、
図5及び図6において同一部材に同一符号を付し、説明
を省略する。
【0045】図7は上記の雨樋支持具10と軒先化粧板
20との取付構造の一実施形態を示す正面図、図8は上
記の雨樋支持具10と軒先化粧板20との取付構造の他
の実施形態を示す正面図である。
【0046】図7に示す取付構造は、上記の雨樋支持具
10を軒先化粧板20の前面に複数配置し、これらの雨
樋支持具10が集水器6に向かって傾斜した配列状態と
なるように、各雨樋支持具10の横溝1kを選択して軒
先化粧板の凸条2bを嵌め込み、図5に示すように各雨
樋支持具10の後端取付片1hを軒先化粧板20の前面
に止具5で取付けたものである。
【0047】このように雨樋支持具10を軒先化粧板2
0に取付けると、図5に示すように各雨樋支持具10の
前後の耳縁保持部1c,1dに雨樋3の前壁上端の耳縁
3b及び後壁上端の耳縁3dを保持させることによっ
て、図7に一点鎖線で示すように集水器6の両側に流れ
勾配をつけて雨樋3,3を取付けることができ、雨樋3
の流れ勾配は、軒先化粧板20を嵌め込む各雨樋支持具
10の横溝1kの選択の仕方によって調節することがで
きる。
【0048】なお、集水器6がない場合は、化粧板一端
の雨樋支持具10の取付位置が最も高く化粧板他端の雨
樋支持具10の取付位置が最も低くなるように、雨樋支
持具10の取付位置を順々に少しずつ低くして軒先化粧
板20に取付け、雨樋3が化粧板一端側から他端側に向
かって一定の流れ勾配を持つようにすればよい。
【0049】また、雨樋3に流れ勾配をつける必要がな
い場合は、図8に示す取付構造のように、雨樋支持具1
0を軒先化粧板20の前面に複数配置し、これらの雨樋
支持具10が水平な配列状態となるように、各雨樋支持
具10の同じ横溝1kを選択して、図5に示すように軒
先化粧板20の凸条2bを選択した同じ横溝1kに嵌め
込み、後端取付片1hの止具挿通孔1jからねじ込んだ
ビス等の止具5で後端取付片1hを軒先化粧板20の前
面に固定して取付ければよい。その場合、雨樋支持具1
0の他の横溝1kを選択し、その横溝1kに軒先化粧板
20の凸条2bを嵌め込んで取付けると、雨樋支持具1
0の取付位置が全体に上下方向に移動するので、雨樋3
の高さを調節することができる。
【0050】上記のように、図7及び図8に示す取付構
造では、軒先化粧板20の凸条2bが水糸の役目を兼ね
備え、この凸条2bを嵌め込む雨樋支持具10の横溝1
kを選択するだけで、雨樋支持具10を傾斜した配列状
態にも水平な配列状態にも簡単に位置決めして取付ける
ことができるので、施工性が大幅に向上し、熟練者でな
くても施工が可能となる。
【0051】図9は本発明の雨樋支持具のセットを構成
する3つの雨樋支持具の側面図である。
【0052】この雨樋支持具のセットは、横溝2aを前
面に形成した軒先化粧板21に取付けられる3つの雨樋
支持具11,12,13からなるものである。各雨樋支
持具11,12,13はいずれも、その後端取付片1h
の後面に、軒先化粧板21の横溝2aに嵌め込まれる凸
部1iが形成されているが、この凸部1iの形成位置は
各雨樋支持具11,12,13によって上下方向に少し
ずつ異なっている。
【0053】即ち、雨樋支持具11の凸部1iは後端取
付片1hの後面の上部に形成されており、雨樋支持具1
2の凸部1iは後端取付片1hの後面の中央部に形成さ
れており、雨樋支持具13の凸部1iは後端取付片1h
の後面の下部に形成されている。
【0054】そして、雨樋支持具11の後端取付片1h
の凸部1iの少し下側には止具挿通孔1jが穿孔されて
おり、他の雨樋支持具12,13の後端取付片1hの同
じ箇所にも止具挿通孔1jが穿孔されている。
【0055】これらの雨樋支持具11,12,13はい
ずれも、後端取付片1hの凸部1iを軒先化粧板21の
横溝2aに嵌め込み、止具挿通孔1jからねじ込んだビ
ス等の止具で後端取付片1hを軒先化粧板21の前面に
固定して取付けられるものであり、このように取付ける
と、凸部1iの形成位置が高い雨樋支持具11は、その
取付位置が低くなり、凸部1iの形成位置が中間の雨樋
支持具12は、その取付位置が中間となり、凸部1iの
形成位置が低い雨樋支持具13は、その取付位置が高く
なる。
【0056】各雨樋支持具11,12,13の他の構成
は、既述した図1及び図2の雨樋支持具1と全く同様で
あるので、図9において同一部材に同一符号を付し、説
明を省略する。
【0057】軒先化粧板21の横溝2aは一つだけ形成
してもよいが、この実施形態のように、凸条1iの相互
間隔に凸条1iの数を乗じた間隔をあけて横溝2aを複
数形成することが望ましい。このように横溝2aを複数
形成すると、それぞれの横溝2aごとに雨樋支持具の取
付位置の調節を3段階ずつ行えるので、横溝2aを一つ
だけ形成する場合に比べて雨樋支持具の取付位置の多段
調節が可能となる。
【0058】尚、この実施形態では、凸部1iの形成位
置が上下3段階に異なる3つの雨樋支持具11,12,
13でセットを構成しているが、凸部1iの形成位置が
上下に4段階以上異なる4つ以上の雨樋支持具でセット
を構成してもよい。
【0059】図10は上記のセットを構成する雨樋支持
具11,12,13と軒先化粧板21との取付構造の一
実施形態を示す正面図である。
【0060】この取付構造によれば、凸部1iの形成位
置が低い雨樋支持具13,13を軒先化粧板21の前面
の両端に配置し、凸部1iの形成位置が高い雨樋支持具
11,11を集水器6の両側に配置し、凸部1iの形成
位置が中間の雨樋支持具12を雨樋支持具13と雨樋支
持具11の間に配置して、それぞれの雨樋支持具の凸部
1iを軒先化粧板21の横溝2aに嵌め込み、後端取付
片1hを止具で軒先化粧板21の前面に固定して各雨樋
支持具を取付けている。このように各雨樋支持具を軒先
化粧板に取付けると、雨樋支持具13,12,11が軒
樋化粧板21の一端側から集水器6に向かって傾斜した
配列状態となり、雨樋支持具13,11が軒樋化粧板2
1の他端側から集水器6に向かって傾斜した配列状態と
なるので、図9に示す各雨樋支持具の前後の耳縁保持部
1c,1dに雨樋3の前壁上端の耳縁及び後壁上端の耳
縁を保持させることにより、雨樋3に流れ勾配をつけて
取付けることができる。
【0061】尚、集水器6がない場合は、軒先化粧板2
1の一端寄りに雨樋支持具13を、軒先化粧板21の中
間部に雨樋支持具12を、軒先化粧板21の他端寄りに
雨樋支持具11をそれぞれ取付け、雨樋3が化粧板一端
側から他端側に向かって一定の流れ勾配を持つようにす
ればよい。
【0062】図11は本発明のもう一つの雨樋支持具の
セットを構成する3つの雨樋支持具の側面図である。
【0063】この雨樋支持具のセットは、横方向にのび
る凸条2bを前面に形成した軒先化粧板22に取付けら
れる3つの雨樋支持具14,15,16からなるもので
ある。各雨樋支持具14,15,16はいずれも、その
後端取付片1hの後面に、軒先化粧板21の凸条2bを
嵌め込む横溝1kが形成されているが、この横溝1kの
形成位置は各雨樋支持具14,15,16によって上下
方向に少しずつ異なっている。
【0064】即ち、雨樋支持具14の横溝1kは後端取
付片1hの後面の上部に形成されており、雨樋支持具1
5の横溝1kは後端取付片1hの後面の中央部に形成さ
れており、雨樋支持具16の凸部1kは後端取付片1h
の後面の下部に形成されている。
【0065】そして、雨樋支持具14の後端取付片1h
の横溝1kの少し下側には止具挿通孔1jが穿孔されて
おり、他の雨樋支持具15,16の後端取付片1hの同
じ箇所にも止具挿通孔1jが穿孔されている。
【0066】これらの雨樋支持具14,15,16はい
ずれも、後端取付片1hの横溝1kに軒先化粧板22の
凸条2bを嵌め込み、止具挿通孔1jからねじ込んだビ
ス等の止具で後端取付片1hを軒先化粧板22の前面に
固定して取付けられるものであり、このように取付ける
と、横溝1kの形成位置が高い雨樋支持具14は、その
取付位置が低くなり、横溝1kの形成位置が中間の雨樋
支持具15は、その取付位置が中間となり、横溝1kの
形成位置が低い雨樋支持具16は、その取付位置が高く
なる。
【0067】各雨樋支持具14,15,16の他の構成
は、既述した図1及び図2の雨樋支持具1と全く同様で
あるので、図11において同一部材に同一符号を付し、
説明を省略する。
【0068】軒先化粧板21の凸条2bは一つだけ形成
してもよいが、この実施形態のように、横溝1kの相互
間隔に横溝1kの数を乗じた間隔をあけて凸条2bを複
数形成することが望ましい。このように凸条2bを複数
形成すると、それぞれの凸条2bごとに雨樋支持具の取
付位置の調節を3段階ずつ行えるので、凸条2bを一つ
だけ形成する場合に比べて雨樋支持具の取付位置の多段
調節が可能となる。
【0069】尚、この実施形態では、横溝1kの形成位
置が上下3段階に異なる3つの雨樋支持具14,15,
16でセットを構成しているが、横溝1kの形成位置が
上下に4段階以上異なる4つ以上の雨樋支持具でセット
を構成してもよい。
【0070】図12は上記のセットを構成する雨樋支持
具14,15,16と軒先化粧板22との取付構造の一
実施形態を示す正面図である。
【0071】この取付構造によれば、横溝1kの形成位
置が低い雨樋支持具16,16を軒先化粧板22の前面
の両端に配置し、横溝1kの形成位置が高い雨樋支持具
14,14を集水器6の両側に配置し、横溝1kの形成
位置が中間の雨樋支持具15を雨樋支持具16と雨樋支
持具14の間に配置して、それぞれの雨樋支持具の横溝
1kに軒先化粧板22の凸条2bを嵌め込み、各雨樋支
持具の後端取付片1hを止具で軒先化粧板22の前面に
固定して取付けている。このように各雨樋支持具を軒先
化粧板に取付けると、雨樋支持具16,15,14が軒
樋化粧板22の一端側から集水器6に向かって傾斜した
配列状態となり、雨樋支持具16,14が軒樋化粧板2
2の他端側から集水器6に向かって傾斜した配列状態と
なるので、図11に示す各雨樋支持具の前後の耳縁保持
部1c,1dに雨樋3の前壁上端の耳縁及び後壁上端の
耳縁を保持させることにより、雨樋3に集水器6に向か
う流れ勾配をつけて取付けることができる。
【0072】尚、集水器6がない場合は、軒先化粧板2
2の一端寄りに雨樋支持具16を、軒先化粧板22の中
間部に雨樋支持具15を、軒先化粧板22の他端寄りに
雨樋支持具14をそれぞれ取付け、雨樋3が化粧板一端
側から他端側に向かって一定の流れ勾配を持つようにす
ればよい。
【0073】
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように 、本発明
請求項1に係る雨樋支持具のセットは、各雨樋支持具
の凸部を軒先化粧板の横溝に嵌め込むことにより、ま
た、請求項2に係る雨樋支持具のセットは、各雨樋支持
具の横溝に軒先化粧板の凸条を嵌め込むことにより、各
雨樋支持具の取付位置の高さが少しずつ異なるように位
置決めすることができ、それ故、本発明の請求項3及び
請求項4に係る取付構造のように、水糸を引かなくても
簡単に各雨樋支持具を傾斜した配列状態となるように位
置決めして軒先化粧板に取付けることが可能となり、上
記と同様に施工性が大幅に向上して、熟練者でなくとも
容易に施工できるようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雨樋支持具の使用状
態説明図である。
【図2】同雨樋支持具と軒先化粧板の部分斜視図であ
る。
【図3】本発明の雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造
の一実施形態を示す正面図である。
【図4】本発明の雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造
の他の実施形態を示す正面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る雨樋支持具の使用
状態説明図である。
【図6】同雨樋支持具と軒先化粧板の部分斜視図であ
る。
【図7】本発明の雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造
の更に他の実施形態を示す正面図である。
【図8】本発明の雨樋支持具と軒先化粧板との取付構造
の更に他の実施形態を示す正面図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る雨樋支持具のセット
を構成する各雨樋支持具の側面図である。
【図10】本発明の雨樋支持具と軒先化粧板との取付構
造の更に他の実施形態を示す正面図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係る雨樋支持具のセ
ットを構成する各雨樋支持具の側面図である。
【図12】本発明の雨樋支持具と軒先化粧板との取付構
造の更に他の実施形態を示す正面図である。
【符号の説明】
1,10,11,12,13,14,15,16 雨樋
支持具 1c,1d 耳縁保持部 1h 後端取付片 1i 後端取付片に形成された凸部 1k 後端取付片に形成された横溝 2,20,21,22 軒先化粧板 2a 軒先化粧板の前面に形成された横溝 2b 軒先化粧板の前面に形成された凸条 3 雨樋 3a 前壁 3b,3d 耳縁 3c 後壁 5 止具

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横溝を前面に形成した軒先化粧板に取付け
    られる複数の雨樋支持具のセットであって、各雨樋支持
    具は、雨樋の前壁上端の耳縁及び後壁上端の耳縁をそれ
    ぞれ保持する前後の耳縁保持部と、軒先化粧板の前面に
    取付けられる後端取付片とを備え、その後端取付片の後
    面には、軒先化粧板の横溝に嵌め込まれる凸部が形成さ
    れており、各雨樋支持具の上記凸部の形成位置が上下方
    向に少しずつ異なっていることを特徴とする雨樋支持具
    のセット。
  2. 【請求項2】横方向にのびる凸条を前面に形成した軒先
    化粧板に取付けられる複数の雨樋支持具のセットであっ
    て、各雨樋支持具は、雨樋の前壁上端の耳縁及び後壁上
    端の耳縁をそれぞれ保持する前後の耳縁保持部と、軒先
    化粧板の前面に取付けられる後端取付片とを備え、その
    後端取付片の後面には、軒先化粧板の凸条が嵌め込まれ
    る横溝が形成されており、各雨樋支持具の上記横溝の形
    成位置が上下方向に少しずつ異なっていることを特徴と
    する雨樋支持具のセット。
  3. 【請求項3】雨樋の前壁上端の耳縁及び後壁上端の耳縁
    をそれぞれ保持する前後の耳縁保持部と、後面に凸部を
    形成した後端取付片とを備えた複数の雨樋支持具であっ
    て、且つ、各雨樋支持具の上記凸部の形成位置が上下方
    向に少しずつ異なっている複数の雨樋支持具を、上記凸
    部の形成位置が低いものから順々に、又は、上記凸部の
    形成位置が高いものから順々に軒先化粧板の前面に配置
    して、雨樋支持具を傾斜した配列状態となし、軒先化粧
    板の前面に形成された横溝に各雨樋支持具の凸部を嵌め
    込んで、各雨樋支持具の後端取付片を軒先化粧板の前面
    に止具で取付けたことを特徴とする、雨樋支持具と軒先
    化粧板との取付構造。
  4. 【請求項4】雨樋の前壁上端の耳縁及び後壁上端の耳縁
    をそれぞれ保持する前後の耳縁保持部と、後面に横溝を
    形成した後端取付片とを備えた複数の雨樋支持具であっ
    て、且つ、各雨樋支持具の上記横溝の形成位置が上下方
    向に少しずつ異なっている複数の雨樋支持具を、上記横
    溝の形成位置が低いものから順々に、又は、上記横溝の
    形成位置が高いものから順々に軒先化粧板の前面に配置
    して、雨樋支持具を傾斜した配列状態となし、軒先化粧
    板の前面に形成された横方向にのびる凸条を各雨樋支持
    具の横溝に嵌め込んで、各雨樋支持具の後端取付片を軒
    先化粧板の前面に止具で取付けたことを特徴とする、雨
    樋支持具と軒先化粧板との取付構造。
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