JP2538953Y2 - パネル固定具 - Google Patents

パネル固定具

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JP2538953Y2
JP2538953Y2 JP5476191U JP5476191U JP2538953Y2 JP 2538953 Y2 JP2538953 Y2 JP 2538953Y2 JP 5476191 U JP5476191 U JP 5476191U JP 5476191 U JP5476191 U JP 5476191U JP 2538953 Y2 JP2538953 Y2 JP 2538953Y2
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JP
Japan
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panel
curved
fixture
edge
fitting
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JP5476191U
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JPH05866U (ja
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洋二 井坂
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多数枚のパネルを配設
して形成される例えば、フェンスやルーバー等の各パネ
ルを嵌着固定するためのパネル固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】多数枚のパネルを配設し、駐輪場やカー
ポートの側面、採光柵、マンション・住宅等の目隠し用
の外柵などとして利用されるフェンスやルーバーとして
は、例えば、図5に示すように、躯体100に一定間隔
で立設された支柱101にパネル固定具102をそれぞ
れ固定し、各パネル固定具102に多数枚のパネル10
3を斜め状態で配置して構成したものがある。
【0003】このとき用いられるパネル固定具102
は、例えば、略コ字状を呈しており裏面が支柱101に
固定され、側板102a,102aに一定間隔でパネル
103を嵌着固定するためのパネル支持凸部102b,
102bが形成されている。該パネル支持凸部102
b,102bはそれぞれが傾斜状態で設けられており、
上方両端にはパネル103の巾方向両端縁に曲成された
弯曲縁103a,103aが嵌着される曲面102c,
102cが形成され、パネル103の弯曲縁103a,
103aを該曲面102c,102cに外嵌して各パネ
ル103をパネル固定具102に傾斜状態で固定するよ
うになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記パ
ネル固定具102を用いたパネル103の連結固定で
は、パネル103の弯曲縁103a,103aをパネル
固定具102のパネル支持凸部102b,102bの曲
面102c,102cに外嵌しているだけなので、強風
や外力等がパネル103に加わると外れ易く、子供等が
いたずらをして強く引っ張るだけでも比較的簡単に外れ
てしまうといった問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案のパネル固定具は、パネル本体の巾方向両端に
それぞれ弯曲縁を曲成したパネルの弯曲縁の曲成側に配
置されたパネルの一端縁を受ける弯曲受縁と、パネル本
体の巾の略半分の長さで突出するパネル本体面を押さえ
る押圧部を有したパネル他端の嵌入凹部とよりなること
を特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成のパネル固定具では、パネル本体の巾
方向両端にそれぞれ曲成された弯曲縁の一端を弯曲受縁
で受けると共に、他端を嵌入凹部に嵌着すると、パネル
本体の巾の略半分の長さで突出する押圧部によってパネ
ル本体面を押さえつけるので、パネルがパネル固定具に
確実に取り付けられて外れ難くなる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
【0008】図1は本考案の一実施例に係るパネル固定
具1と該パネル固定具1に嵌着固定されるパネル2の一
部を破断して示す概略斜視図である。本考案のパネル固
定具1に嵌着固定されたパネル2は、板厚が略1〜2m
m程度の長尺板状のパネル本体21の巾方向両端の同一
側に略半円状で弯曲する弯曲縁22,22が曲成された
もので、ポリカーボネート等の合成樹脂に所望の着色を
施して光線透過率を約5%〜90%に調整したものであ
る。
【0009】パネル2を嵌め込んで嵌着固定するパネル
固定具1は、アルミニウム等の軽金属製であって、複数
枚のパネル2を一度に嵌着固定するもので、側方に支柱
等へ固定するための側板11を延出した略矩形状の取付
部12と該取付部12の前方に垂直に突出した固定具本
体13より構成される。取付部12の側方に延出された
側板11,11にはそれぞれ一定間隔で外部の支柱等に
固定するための止具等の挿通孔11aが適当な間隔をも
って穿孔されている。上記固定具本体13には、一定間
隔で傾斜部14がそれぞれ斜設されており、各傾斜部1
4の下方側にはパネル2の一端の弯曲縁22を支持する
四半円状の弯曲受縁15がそれぞれ設けられている。各
傾斜部14の上方側にはパネル2の他端の弯曲縁22を
嵌入するための溝状嵌入凹部16がそれぞれ凹設され、
各嵌入凹部16の奥端17にはパネル2の弯曲縁22に
沿った略半円状を呈しており、傾斜部14と対向する前
方側にはパネル2のパネル本体21の弯曲縁22,22
の弯曲側と異なる本体面21aを押さえつける押圧部1
8が延出されている。該押圧部18の下端には面取り加
工が施され、該押圧部18と前記弯曲受縁15とがそれ
ぞれ一体となって上下に連接されており、それぞれの嵌
入凹部16の奥端17からの各押圧部18の延出長Lは
パネル2の巾Wに対してほぼW/2となっている。ま
た、傾斜部14の傾斜角度αとしては、25°乃至30
°程度が好ましく、実用上は25°程度とするのがよ
い。
【0010】このパネル固定具1にパネル2を取り付け
るには、図2に示すように、パネル2の弯曲縁22,2
2の弯曲側を傾斜部14に沿わせて一端を嵌入凹部16
に下方より斜めにして押し込む。このとき、押圧部18
がパネル2のパネル本体21に引っ掛かるが、パネル2
自体が弾性を有しているので図3に示すように、弯曲縁
22,22の弯曲側と反対側にパネル本体21を反らせ
ながら押圧部18の下端に沿わせて嵌入凹部16内に嵌
入して取り付けられる。このように各嵌入凹部16内に
それぞれパネル2の一端を嵌入固定してパネル本体21
の略半分の位置を押圧部18で押さえつけるようにする
と、嵌入凹部16内へのパネル2の嵌入も比較的容易と
なり、また、一旦嵌着すると簡単に抜け難くくなり、且
つ、弯曲受縁15でパネル2の他端の弯曲縁22を受け
ているので、強風等が吹き付けてもパネル2が外れ難く
なり、外力による脱落が防止できるようになる。
【0011】このパネル固定具1は、図4に一部を分解
して斜視図で示したようなフェンス等のパネル2の配設
固定に好適に利用される。即ち、パネル固定具1は躯体
3に立設された支柱4,4の前方に配置され、側板11
に穿孔された各挿通孔11aを介して止具5により固定
され、対応する左右のパネル固定具1,1の嵌入凹部1
6内にパネル2を上記した要領で嵌着固定して組み立て
られる。このようなフェンスでは、パネル2の巾方向の
略半分を嵌入凹部16の押圧部18によって押さえるの
で、強風等の外力が加わっても簡単に脱落して外れ難
く、子供のいたずらによって取り外されることもなくな
る。
【0012】尚、固定具本体13が突設される取付部1
2は上記実施例のように矩形状に限定されるものでな
く、他の形状であってもよく側板11も対応して支柱等
に固定できる構造であればよいものである。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
のパネル固定具は、パネルの他端を嵌入凹部に嵌め込む
と共に、パネル本体面の巾の略半分を押圧部で押さえ付
けて抜け難くなると共に、パネル一端を受縁で確実に受
けるため、強風等の外力が加わってもパネルが簡単に脱
落することなく確実に取り付けることができるといった
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るパネル固定具と嵌着固
定されたパネルを一部破断で示す斜視図。
【図2】本考案のパネル固定具にパネルを嵌め込む状態
を示す側面図。
【図3】本考案のパネル固定具にパネルを嵌め込んだ状
態を示す側面図。
【図4】本考案のパネル固定具を用いて組み立てられる
フェンスの一例を示す一部分解斜視図。
【図5】従来のパネル固定具を用いて組み立てられるフ
ェンスの一部分解斜視図。
【符号の説明】
1 パネル固定具 2 パネル 15 受縁 16 嵌入凹部 18 押圧部 21 パネル本体 21a パネル本体面 22 弯曲縁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル本体の巾方向両端にそれぞれ弯曲縁
    を曲成したパネルの弯曲縁の曲成側に配置されたパネル
    の一端縁を受ける弯曲受縁と、パネル本体の巾の略半分
    の長さで突出するパネル本体面を押さえる押圧部を有し
    たパネル他端の嵌入凹部とよりなることを特徴とするパ
    ネル固定具。
JP5476191U 1991-06-18 1991-06-18 パネル固定具 Expired - Lifetime JP2538953Y2 (ja)

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JP5476191U JP2538953Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 パネル固定具

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JPH05866U JPH05866U (ja) 1993-01-08
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JP2780607B2 (ja) * 1993-09-09 1998-07-30 三協アルミニウム工業株式会社 スクリーン体
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