JP2538954Y2 - 採光目隠し - Google Patents

採光目隠し

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JP2538954Y2
JP2538954Y2 JP7468391U JP7468391U JP2538954Y2 JP 2538954 Y2 JP2538954 Y2 JP 2538954Y2 JP 7468391 U JP7468391 U JP 7468391U JP 7468391 U JP7468391 U JP 7468391U JP 2538954 Y2 JP2538954 Y2 JP 2538954Y2
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JP
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panel
lighting
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blindfold
edge
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JP7468391U
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JPH0517040U (ja
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洋二 井坂
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、駐輪場やカーポートの
側面、採光柵、マンション・住宅等の目隠し用外柵など
として利用されるフェンスやルーバー等の採光目隠しに
関する。
【0002】
【従来の技術】多数枚のパネルを配設し、駐輪場やカー
ポートの側面、採光柵、マンション・住宅等の目隠し用
の外柵などとして利用されるフェンスやルーバーとして
は、例えば、図8に示すように、躯体100に一定間隔
で立設された支柱101にパネル固定具102をそれぞ
れ固定し、各パネル固定具102に透光性を有する多数
枚のパネル103を斜めの状態で配置して構成した採光
目隠しがある。
【0003】この採光目隠しに使用されるパネル固定具
は、略コ字状を呈して裏面が支柱101に固定されるも
ので、側板102a,102aに一定間隔でパネル10
3を嵌着固定するためのパネル支持凸部102b,10
2bが傾斜状態で設けられており、上方両端にパネル1
03の巾方向両端縁に曲成された弯曲縁103a,10
3aを嵌着するための曲面102c,102cが形成さ
れ、パネル103の弯曲縁103a,103aを該曲面
102c,102cに外嵌してパネル103をパネル固
定具102に傾斜状態で固定するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記パ
ネル固定具102を用いてパネル103を連結した採光
用目隠しでは、パネル103の弯曲縁103a,103
aをパネル固定具102のパネル支持凸部102b,1
02bの曲面102c,102cに外嵌しているだけな
ので、強風や外力等が各パネル103に加わったり、子
供等がいたずらをして少し強く引っ張るだけでも比較的
簡単に外れてしまうといった問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の採光目隠しは、パネル本体の巾方向両端にそ
れぞれ弯曲縁を曲成した採光パネルと、該パネルの弯曲
縁の曲成側に配置されたパネルの一端縁を受ける弯曲受
縁と、パネル本体の巾の略半分の長さで突出するパネル
本体面を押さえる押圧部を有したパネル他端の嵌入凹部
とを連接したパネル固定具と、該パネル固定具が取り付
けられる支柱取付用枠材とよりなることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の採光目隠しは、パネル固定具を支柱
取付用枠材に取り付け、該支柱取付用枠材を一定間隔で
立設した上で、パネル本体の嵌入凹部に巾方向両端にそ
れぞれ曲成されたパネルの弯曲縁を嵌入すると、パネル
固定具の弯曲受縁で一方のパネル本体の弯曲縁を受ける
と共に、パネル本体の巾の略半分の長さで突出する押圧
部によってパネル本体面が押さえつけられて、パネルが
パネル固定具に確実に取り付けられて外れ難いものとな
る。また、採光パネルの採用により、目隠しによる遮光
性が確保されるようになる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
【0008】図1は本考案の一実施例に係る採光用目隠
しの斜視図であり、図2はパネル固定具と支柱取付用枠
材との要部分解斜視図、図3は採光パネルの概略斜視
図、図4はパネル固定具2と支柱取付用枠材3の取り付
け状態を示す要部横断面図である。図に示す採光目隠し
Aは、例えば、駐輪場やカーポートの側面、採光柵等の
目隠し用の外柵などのフェンスやルーバーとして利用さ
れるもので、採光パネル1と、多数枚の採光パネル1を
連接配置するためのパネル固定具2と、該パネル固定具
2を取り付けて固定する支柱取付用枠材3と、該支柱取
付用枠材3を目隠しの下方等を構成する躯体4に立設さ
れる支柱5に固定するためのブラケット6とで構成され
ている。
【0009】上記採光パネル1は、図3に示すように、
板厚が略1〜2mm程度の長尺板状パネル本体1aの巾
方向両端縁の同一側に、略半円状で弯曲する弯曲縁1
b,1bを曲成したもので、ポリカーボネート等の合成
樹脂に所望の着色等を施して光線透過率を約5%〜90
%に調整したものである。
【0010】採光パネル1を嵌着固定するパネル固定具
2は、アルミニウム等の軽金属製又は合成樹脂製の型材
であって、複数枚の採光パネル1を嵌着固定するための
固定具本体21と該固定具本体21の両側方に延出する
支持縁22,22よりなっている。該固定具本体21に
は、一定間隔で傾斜部24がそれぞれ斜設されており、
各傾斜部24の下方側には採光パネル1の下方一端の弯
曲縁1bを支持する略四半円状の弯曲受縁25がそれぞ
れ設けられている。また、各傾斜部24の上方側には採
光パネル1の上方他端の弯曲縁1bを嵌入するための溝
状嵌入凹部26がそれぞれ凹設されており、各嵌入凹部
26の奥端27はパネル1の弯曲縁1bに沿った略半円
状を呈し、また、傾斜部24と対向する前方側にはパネ
ル1のパネル本体1aの弯曲縁1b,1bの弯曲側と異
なる本体面1cを押さえ付ける押圧部28が延出されて
いる。該押圧部28の下端には面取り加工が施されてお
り、該押圧部28と前記弯曲受縁25とがそれぞれ一体
となって上下に連接され、それぞれの嵌入凹部26の奥
端27からの各押圧部28の延出長Lは採光パネル1の
巾寸法Wに対してほぼW/2となっている。また、傾斜
部24の傾斜角度αとしては、目隠し作用の点から25
度乃至30度程度とすれば良いが、実用上は25度程度
とするのが好ましい。
【0011】上記パネル固定具2が挿着固定される支柱
取付用枠材3は、図2及び図4に示すように、長尺で断
面略矩形状を呈しており、略中央部分を仕切31で仕切
ることにより強度を高めると共に、前方側に開口部32
を形成したパネル固定具2の支持縁22,22を嵌挿す
るための挿着空間33が形成されている。また、上下開
口の上記仕切31の両端にはブラケット6を取着すると
共に、パネル固定具2を固定するための略半円状の螺子
受孔34,34が設けられている。
【0012】躯体4に立設される支柱5に採光目隠しA
を固定するためのブラケット6は、断面略L字状を呈し
ており、上記支柱取付用枠材3の上下端面に配置される
平面側には螺子受孔34,34にねじ込まれるタッピン
グビス等の止具8の挿通孔61,61が穿孔され、ま
た、立上面側には支柱5へ固定するための止具等の挿通
孔62が適宜穿孔されている。
【0013】上記構成の採光目隠しAは、フェンスやル
ーバー等となるもので、躯体4に立設される支柱5の本
数に合わせて支柱取付用枠材3を準備し、各支柱取付用
枠材3の前方挿着空間33にパネル固定具2の支持縁2
2,22を嵌挿し、挿着空間33の開口部32側にパネ
ル固定具2の固定具本体21を突出させた状態としてそ
れぞれ固定する。そして、各支柱取付用枠材3の上下開
口面にブラケット6を配置すると共に、止具8,8を挿
通孔61,61を通して支柱取付用枠材3の螺子受孔3
4,34にねじ込む。これにより、ブラケット6,6が
各支柱取付用枠材3に固定され、また、ねじ込まれた止
具8,8によってパネル固定具2の支持縁22,22の
両端部分が螺合されると共に、支持縁22,22を挿通
空間33の前面側に押圧するようになり、パネル固定具
2を支柱取付用枠材3に確実に固定させることができ
る。ブラケット6,6を各支柱取付用枠材3に取り付け
るとそれぞれの支柱取付用枠材3を躯体4に立設された
対応する支柱5の前面側に配置し、各ブラケット6の立
上面を支柱5に当接してそれぞれの挿通孔62にタッピ
ングビス等の止具を打ち込んで各支柱5に固定する。そ
して、各支柱取付用枠材3に取り付けられた各パネル固
定具2間に複数枚の採光パネル1が取り付けられる。
【0014】各採光パネル1の取り付けは、図5及び図
6に示すように、まず、パネル本体1aの弯曲縁1b,
1bの弯曲側を傾斜部24に沿わせて一端を嵌入凹部2
6に下方より斜めにして押し込む。このとき、押圧部2
8がパネル本体1aに引っ掛かるが、パネル1自体が弾
性を有しているので図6に示すように、弯曲縁1b,1
bの弯曲側と反対側にパネル本体1aを反らせながら押
圧部28の下端に沿わせて嵌入凹部26内に嵌入し、採
光パネル1の他端の弯曲縁1bを弯曲受縁25に嵌め込
んで取り付けられる。
【0015】このように各嵌入凹部26内にそれぞれ採
光パネル1の一端を嵌入固定してパネル本体1aの略半
分の位置を押圧部28で押さえつけると、嵌入凹部26
内への採光パネル1の嵌入も比較的容易となり、また、
一旦嵌着すると簡単に抜け難くくなり、且つ、弯曲受縁
25でパネル1の他端の弯曲縁1bを受けているので、
強風等が吹き付けてもパネル1が外れ難く、外力による
脱落が防止された採光目隠しAとなる。また、各採光パ
ネル1が傾斜状態で多数枚取り付けられるので、各採光
パネル1間の隙間によって通風性が確保されると共に、
水平位置からの視野が遮られるにも関らず、各採光パネ
ル1の透光性により光の遮断も少なく、比較的明るい採
光目隠しを構成することができる。
【0016】さらに、本考案の採光目隠しAは、図7に
示すように、マンションの通路側に面した窓に取り付け
る面格子等としても利用できる。この場合、支柱取付用
枠材3の上下開口にキャップ9を嵌め込み、各支柱取付
用枠材3の裏面側の例えば上下に二本の断面略C字型の
横桟10を取り付け、壁面に取り付けられるためのブラ
ケット11の取付面11aと、横桟10内に嵌め込まれ
る補助板12とで前記横桟10を挟持固定して取り付け
てるようにしてもよい。
【0017】尚、本考案の採光目隠しは、取り付ける場
所によりブラケット等を適宜選択採用して支柱・壁面等
に固定すればよいものであり、特に上記した実施例ブラ
ケット6,11に限定されるものではない。
【0018】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の採光目隠しは、採光パネルが支柱取付用枠材に挿着さ
れたパネル固定具の嵌入凹部内に嵌着されて抜け難くな
ると共に、パネル一端を受縁で確実に受けるため、強風
等の外力が加わっても採光パネルがパネル固定具から簡
単に脱落することなく確実に取り付けられた目隠しが提
供でき、採光パネルによって遮光性の改善がなされた明
るい目隠しになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る採光目隠しの概略斜視
図。
【図2】本考案の採光目隠しのパネル固定具と支柱取付
用枠材の一部を示す概略分解斜視図。
【図3】本考案の採光目隠しの採光パネルを示す概略斜
視図。
【図4】本考案の採光目隠しのパネル固定具と支柱取付
用枠材の概略横断面図。
【図5】本考案の採光目隠しのパネル固定具に採光パネ
ルを嵌め込む状態を示す側面図。
【図6】本考案の採光目隠しのパネル固定具に採光パネ
ルを嵌め込む状態を示す側面図。
【図7】本考案の採光目隠しの他の取り付け方法を示す
概略斜視図。
【図8】従来の目隠しの一例を示す一部分解斜視図。
【符号の説明】
1 採光パネル 2 パネル固定具 3 支柱取付用枠材 1a パネル本体 1b 弯曲縁 21 固定具本体 25 弯曲受縁 26 嵌入凹部 28 押圧部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル本体の巾方向両端にそれぞれ弯曲縁
    を曲成した採光パネルと、 該パネルの弯曲縁の曲成側に配置されたパネルの一端縁
    を受ける弯曲受縁と、 パネル本体の巾の略半分の長さで突出するパネル本体面
    を押さえる押圧部を有したパネル他端の嵌入凹部とを連
    接したパネル固定具と、 該パネル固定具が取り付けられる支柱取付用枠材とより
    なる採光目隠し。
JP7468391U 1991-08-23 1991-08-23 採光目隠し Expired - Lifetime JP2538954Y2 (ja)

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