JPH0517040U - 採光目隠し - Google Patents

採光目隠し

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JPH0517040U
JPH0517040U JP7468391U JP7468391U JPH0517040U JP H0517040 U JPH0517040 U JP H0517040U JP 7468391 U JP7468391 U JP 7468391U JP 7468391 U JP7468391 U JP 7468391U JP H0517040 U JPH0517040 U JP H0517040U
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洋二 井坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各採光パネルに強風等の外力が加わってもそれ
ぞれの採光パネルが簡単に脱落して外れることのない採
光目隠しを提供することを目的とする。 【構成】採光パネル1と、多数枚の採光パネル1を連接
配置するためのパネル固定具2と、該パネル固定具2を
取り付け固定する支柱取付用枠材3と、該支柱取付用枠
材3を目隠しの下方等を構成する躯体4に立設される支
柱5に固定するためのブラケット6とで構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、駐輪場やカーポートの側面、採光柵、マンション・住宅等の目隠し 用外柵などとして利用されるフェンスやルーバー等の採光目隠しに関する。
【0002】
【従来の技術】
多数枚のパネルを配設し、駐輪場やカーポートの側面、採光柵、マンション・ 住宅等の目隠し用の外柵などとして利用されるフェンスやルーバーとしては、例 えば、図8に示すように、躯体100に一定間隔で立設された支柱101にパネ ル固定具102をそれぞれ固定し、各パネル固定具102に透光性を有する多数 枚のパネル103を斜めの状態で配置して構成した採光目隠しがある。
【0003】 この採光目隠しに使用されるパネル固定具は、略コ字状を呈して裏面が支柱1 01に固定されるもので、側板102a,102aに一定間隔でパネル103を 嵌着固定するためのパネル支持凸部102b,102bが傾斜状態で設けられて おり、上方両端にパネル103の巾方向両端縁に曲成された弯曲縁103a,1 03aを嵌着するための曲面102c,102cが形成され、パネル103の弯 曲縁103a,103aを該曲面102c,102cに外嵌してパネル103を パネル固定具102に傾斜状態で固定するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記パネル固定具102を用いてパネル103を連結した採光 用目隠しでは、パネル103の弯曲縁103a,103aをパネル固定具102 のパネル支持凸部102b,102bの曲面102c,102cに外嵌している だけなので、強風や外力等が各パネル103に加わったり、子供等がいたずらを して少し強く引っ張るだけでも比較的簡単に外れてしまうといった問題があった 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案の採光目隠しは、パネル本体の巾方向両端に それぞれ弯曲縁を曲成した採光パネルと、該パネルの弯曲縁の曲成側に配置され たパネルの一端縁を受ける弯曲受縁と、パネル本体の巾の略半分の長さで突出す るパネル本体面を押さえる押圧部を有したパネル他端の嵌入凹部とを連接したパ ネル固定具と、該パネル固定具が取り付けられる支柱取付用枠材とよりなること を特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成の採光目隠しは、パネル固定具を支柱取付用枠材に取り付け、該支柱 取付用枠材を一定間隔で立設した上で、パネル本体の嵌入凹部に巾方向両端にそ れぞれ曲成されたパネルの弯曲縁を嵌入すると、パネル固定具の弯曲受縁で一方 のパネル本体の弯曲縁を受けると共に、パネル本体の巾の略半分の長さで突出す る押圧部によってパネル本体面が押さえつけられて、パネルがパネル固定具に確 実に取り付けられて外れ難いものとなる。また、採光パネルの採用により、目隠 しによる遮光性が確保されるようになる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0008】 図1は本考案の一実施例に係る採光用目隠しの斜視図であり、図2はパネル固 定具と支柱取付用枠材との要部分解斜視図、図3は採光パネルの概略斜視図、図 4はパネル固定具2と支柱取付用枠材3の取り付け状態を示す要部横断面図であ る。図に示す採光目隠しAは、例えば、駐輪場やカーポートの側面、採光柵等の 目隠し用の外柵などのフェンスやルーバーとして利用されるもので、採光パネル 1と、多数枚の採光パネル1を連接配置するためのパネル固定具2と、該パネル 固定具2を取り付けて固定する支柱取付用枠材3と、該支柱取付用枠材3を目隠 しの下方等を構成する躯体4に立設される支柱5に固定するためのブラケット6 とで構成されている。
【0009】 上記採光パネル1は、図3に示すように、板厚が略1〜2mm程度の長尺板状 パネル本体1aの巾方向両端縁の同一側に、略半円状で弯曲する弯曲縁1b,1 bを曲成したもので、ポリカーボネート等の合成樹脂に所望の着色等を施して光 線透過率を約5%〜90%に調整したものである。
【0010】 採光パネル1を嵌着固定するパネル固定具2は、アルミニウム等の軽金属製又 は合成樹脂製の型材であって、複数枚の採光パネル1を嵌着固定するための固定 具本体21と該固定具本体21の両側方に延出する支持縁22,22よりなって いる。該固定具本体21には、一定間隔で傾斜部24がそれぞれ斜設されており 、各傾斜部24の下方側には採光パネル1の下方一端の弯曲縁1bを支持する略 四半円状の弯曲受縁25がそれぞれ設けられている。また、各傾斜部24の上方 側には採光パネル1の上方他端の弯曲縁1bを嵌入するための溝状嵌入凹部26 がそれぞれ凹設されており、各嵌入凹部26の奥端27はパネル1の弯曲縁1b に沿った略半円状を呈し、また、傾斜部24と対向する前方側にはパネル1のパ ネル本体1aの弯曲縁1b,1bの弯曲側と異なる本体面1cを押さえ付ける押 圧部28が延出されている。該押圧部28の下端には面取り加工が施されており 、該押圧部28と前記弯曲受縁25とがそれぞれ一体となって上下に連接され、 それぞれの嵌入凹部26の奥端27からの各押圧部28の延出長Lは採光パネル 1の巾寸法Wに対してほぼW/2となっている。また、傾斜部24の傾斜角度α としては、目隠し作用の点から25度乃至30度程度とすれば良いが、実用上は 25度程度とするのが好ましい。
【0011】 上記パネル固定具2が挿着固定される支柱取付用枠材3は、図2及び図4に示 すように、長尺で断面略矩形状を呈しており、略中央部分を仕切31で仕切るこ とにより強度を高めると共に、前方側に開口部32を形成したパネル固定具2の 支持縁22,22を嵌挿するための挿着空間33が形成されている。また、上下 開口の上記仕切31の両端にはブラケット6を取着すると共に、パネル固定具2 を固定するための略半円状の螺子受孔34,34が設けられている。
【0012】 躯体4に立設される支柱5に採光目隠しAを固定するためのブラケット6は、 断面略L字状を呈しており、上記支柱取付用枠材3の上下端面に配置される平面 側には螺子受孔34,34にねじ込まれるタッピングビス等の止具8の挿通孔6 1,61が穿孔され、また、立上面側には支柱5へ固定するための止具等の挿通 孔62が適宜穿孔されている。
【0013】 上記構成の採光目隠しAは、フェンスやルーバー等となるもので、躯体4に立 設される支柱5の本数に合わせて支柱取付用枠材3を準備し、各支柱取付用枠材 3の前方挿着空間33にパネル固定具2の支持縁22,22を嵌挿し、挿着空間 33の開口部32側にパネル固定具2の固定具本体21を突出させた状態として それぞれ固定する。そして、各支柱取付用枠材3の上下開口面にブラケット6を 配置すると共に、止具8,8を挿通孔61,61を通して支柱取付用枠材3の螺 子受孔34,34にねじ込む。これにより、ブラケット6,6が各支柱取付用枠 材3に固定され、また、ねじ込まれた止具8,8によってパネル固定具2の支持 縁22,22の両端部分が螺合されると共に、支持縁22,22を挿通空間33 の前面側に押圧するようになり、パネル固定具2を支柱取付用枠材3に確実に固 定させることができる。ブラケット6,6を各支柱取付用枠材3に取り付けると それぞれの支柱取付用枠材3を躯体4に立設された対応する支柱5の前面側に配 置し、各ブラケット6の立上面を支柱5に当接してそれぞれの挿通孔62にタッ ピングビス等の止具を打ち込んで各支柱5に固定する。そして、各支柱取付用枠 材3に取り付けられた各パネル固定具2間に複数枚の採光パネル1が取り付けら れる。
【0014】 各採光パネル1の取り付けは、図5及び図6に示すように、まず、パネル本体 1aの弯曲縁1b,1bの弯曲側を傾斜部24に沿わせて一端を嵌入凹部26に 下方より斜めにして押し込む。このとき、押圧部28がパネル本体1aに引っ掛 かるが、パネル1自体が弾性を有しているので図6に示すように、弯曲縁1b, 1bの弯曲側と反対側にパネル本体1aを反らせながら押圧部28の下端に沿わ せて嵌入凹部26内に嵌入し、採光パネル1の他端の弯曲縁1bを弯曲受縁25 に嵌め込んで取り付けられる。
【0015】 このように各嵌入凹部26内にそれぞれ採光パネル1の一端を嵌入固定してパ ネル本体1aの略半分の位置を押圧部28で押さえつけると、嵌入凹部26内へ の採光パネル1の嵌入も比較的容易となり、また、一旦嵌着すると簡単に抜け難 くくなり、且つ、弯曲受縁25でパネル1の他端の弯曲縁1bを受けているので 、強風等が吹き付けてもパネル1が外れ難く、外力による脱落が防止された採光 目隠しAとなる。また、各採光パネル1が傾斜状態で多数枚取り付けられるので 、各採光パネル1間の隙間によって通風性が確保されると共に、水平位置からの 視野が遮られるにも関らず、各採光パネル1の透光性により光の遮断も少なく、 比較的明るい採光目隠しを構成することができる。
【0016】 さらに、本考案の採光目隠しAは、図7に示すように、マンションの通路側に 面した窓に取り付ける面格子等としても利用できる。この場合、支柱取付用枠材 3の上下開口にキャップ9を嵌め込み、各支柱取付用枠材3の裏面側の例えば上 下に二本の断面略C字型の横桟10を取り付け、壁面に取り付けられるためのブ ラケット11の取付面11aと、横桟10内に嵌め込まれる補助板12とで前記 横桟10を挟持固定して取り付けてるようにしてもよい。
【0017】 尚、本考案の採光目隠しは、取り付ける場所によりブラケット等を適宜選択採 用して支柱・壁面等に固定すればよいものであり、特に上記した実施例ブラケッ ト6,11に限定されるものではない。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の採光目隠しは、採光パネルが支柱取 付用枠材に挿着されたパネル固定具の嵌入凹部内に嵌着されて抜け難くなると共 に、パネル一端を受縁で確実に受けるため、強風等の外力が加わっても採光パネ ルがパネル固定具から簡単に脱落することなく確実に取り付けられた目隠しが提 供でき、採光パネルによって遮光性の改善がなされた明るい目隠しになるといっ た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る採光目隠しの概略斜視
図。
【図2】本考案の採光目隠しのパネル固定具と支柱取付
用枠材の一部を示す概略分解斜視図。
【図3】本考案の採光目隠しの採光パネルを示す概略斜
視図。
【図4】本考案の採光目隠しのパネル固定具と支柱取付
用枠材の概略横断面図。
【図5】本考案の採光目隠しのパネル固定具に採光パネ
ルを嵌め込む状態を示す側面図。
【図6】本考案の採光目隠しのパネル固定具に採光パネ
ルを嵌め込む状態を示す側面図。
【図7】本考案の採光目隠しの他の取り付け方法を示す
概略斜視図。
【図8】従来の目隠しの一例を示す一部分解斜視図。
【符号の説明】
1 採光パネル 2 パネル固定具 3 支柱取付用枠材 1a パネル本体 1b 弯曲縁 21 固定具本体 25 弯曲受縁 26 嵌入凹部 28 押圧部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル本体の巾方向両端にそれぞれ弯曲縁
    を曲成した採光パネルと、 該パネルの弯曲縁の曲成側に配置されたパネルの一端縁
    を受ける弯曲受縁と、 パネル本体の巾の略半分の長さで突出するパネル本体面
    を押さえる押圧部を有したパネル他端の嵌入凹部とを連
    接したパネル固定具と、 該パネル固定具が取り付けられる支柱取付用枠材とより
    なる採光目隠し。
JP7468391U 1991-08-23 1991-08-23 採光目隠し Expired - Lifetime JP2538954Y2 (ja)

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JP7468391U JP2538954Y2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 採光目隠し

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JPH0517040U true JPH0517040U (ja) 1993-03-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011006854A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Morimura Kinzoku Kk 目隠しルーバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011006854A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Morimura Kinzoku Kk 目隠しルーバー

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JP2538954Y2 (ja) 1997-06-18

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