JP2591368Y2 - 面状採光装置 - Google Patents

面状採光装置

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JP2591368Y2
JP2591368Y2 JP1992093214U JP9321492U JP2591368Y2 JP 2591368 Y2 JP2591368 Y2 JP 2591368Y2 JP 1992093214 U JP1992093214 U JP 1992093214U JP 9321492 U JP9321492 U JP 9321492U JP 2591368 Y2 JP2591368 Y2 JP 2591368Y2
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JP
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lighting device
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column
support
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JP1992093214U
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English (en)
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JPH0651488U (ja
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武 辻
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建築物(集合住宅や一
般家屋など)の境界に設ける外柵や建築物のベランダや
通路などの目隠しフェンスとして、あるいは窓などの面
格子として設置される面状採光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、面状採光装置として、間隔を隔て
て並列された複数本の芯材に透光性を備えた複数枚の羽
根板材を保持させたものが知られていた。そして、従来
の面状採光装置は、羽根板材に形成した開口に芯材に挿
通させると共に、その開口に具備させた突片を長い芯材
の所定箇所に形成したスリットに差し込むという構成に
よって芯材に羽根板材を保持させていた。
【0003】この構成の面状採光装置は、家屋の境界や
ベランダや通路などの側壁を構成している躯体に取り付
けることにより目隠し用のフェンスとして役立ち、窓に
取り付けることにより目隠し用の面格子として役立つ。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、複数本の芯
材に形成されているそれぞれのスリットに羽根板材側の
複数の突片を差し込むという作業が煩わしく、その作業
に多くの時間が費やされるという問題があった。また、
高層住宅の目隠しフェンスとして設置されたようなとき
には、羽根板材が強風により大きな風圧を受けることに
より上記突片が欠損して芯材により羽根板材が保持され
なくなるという事態を生じるおそれがあった。
【0005】本考案は以上の問題に鑑みてなされたもの
で、芯材側のスリットに羽根板材側の突片を差し込むと
いう煩わしい作業を行わずに組み立てることのでき、し
かも羽根板材が強風による大きな風圧を受けても芯材に
よる羽根板材の保持機能が損なわれるおそれのない面状
採光装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による面状採光装
置は、間隔を隔てて並列される複数本の芯材と、それら
の芯材により保持される透光性を有する複数枚の羽根板
材とを備える面状採光装置において、上記芯材が長い支
柱と長手方向の複数箇所で分割された短い補助支柱とで
なり、かつ支柱の一側面に補助支柱を嵌合させて長手方
向にスライド可能となし、上記羽根板材に、支柱と略同
じ大きさで且つ挿通可能な開口を形成してなり、支柱を
羽根板材の開口に挿通させた状態では上下の補助支柱の
下端及び上端にて羽根板材の開口の周縁の一部が挾まれ
ているものである。
【0007】
【作用】上記構成を採用した本考案によると、羽根板材
の開口に支柱を通すという作業と、支柱の一側面に補助
支柱をスライド嵌合するという作業とを交互に行うこと
により、複数枚の羽根板材が芯材に保持された面状採光
装置が組み立てられる。そして、複数枚の羽根板材の開
口周縁の一部は上下の補助支柱に挾まれて相互の間隔が
保たれる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の実施例による面状採光装置A
を概略的に示した分解説明図、図2は上記面状採光装置
Aを概略的に示した一部破断正面図であり、これらの図
には、集合住宅の通路側壁(手すり)を構成しているコ
ンクリート製の躯体Bに取り付けられて目隠し用フェン
スとして利用された面状採光装置Aを示してある。
【0009】目隠し用フェンスとしての上記面状採光装
置Aは、間隔を隔てて並列された複数本の芯材3…に合
成樹脂でなる複数枚の羽根板材4…を保持させ、笠木1
を複数本の上記芯材3…の上端部相互間および下端部相
互間にそれぞれ横架すると共に、上下の笠木1,1の一
端部相互間および他端部相互間にそれぞれ縦桟2を配設
したものである。
【0010】図3は上記芯材3の一部を示した分解斜視
図である。この芯材3は中空の長い支柱31と長手方向
の複数箇所で分割された複数の短い補助支柱36とでな
る。図3と図4に示したように、支柱31は前面および
後面の対称箇所に凹入溝32,32を備えていると共
に、内面側の所定箇所にねじ立て用のビスポケット3
3,34を備えている。補助支柱36は最下段に配置さ
れるものと中間段に配置されるものと最上段に配置され
るものとの3種類があり、中間段に配置される補助支柱
36を図3および図6に示し、最上段に配置される補助
支柱36を図3および図6に示し、最下段に配置される
補助支柱36を図6に示してある。これらの図で判るよ
うに、中間段に配置される補助支柱36は下端縁36a
と上端縁36bとが後述する羽根板材4における傾斜板
部43と同一角度に傾斜しており、最上段に配置される
補助支柱36は下端縁36a’だけが羽根板材4におけ
る傾斜板部43と同一角度に傾斜し上端縁36b’は水
平であり、最下段に配置される補助支柱36は上端縁3
6b”だけが羽根板材4における傾斜板部43と同一角
度に傾斜し下端縁36a”は水平である。また、すべて
の補助支柱36…には相対向状に突条38,38が具備
されており、これらの突条38,38を支柱31側の凹
入溝32,32にスライドさせて嵌合させることによ
り、図5のように支柱31に各補助支柱36…が装着さ
れるようになっている。そして、支柱31と補助支柱3
6とを装着した状態で両者が共働して芯材3を形成す
る。この場合、支柱31の内部にその全高に亘る金属製
の板体35を挿入しておけば、支柱31が板体35によ
り補強され、強風時などの大きな風圧にも十分に耐えら
れるようになる。なお、この芯材3の支柱31および補
助支柱36にはアルミニウム押出成形品が用いられてい
る。図4に示すように、羽根板材4の複数箇所に上記芯
材3の支柱31を挿通可能な形状および大きさの開口4
1が形成されている。この開口41は支柱31とほぼ同
じ形状でかつやゝ大きいものであり、支柱31を挿通さ
せた状態では補助支柱36を挿通不可能な形状および大
きさに定められている。羽根板材4は傾斜板部43とそ
の傾斜板部43に具備された立上り片部44と立下り片
部45とを一体に備えており、ポリカーボネート樹脂な
どの合成樹脂で成形されていてそれ自体が透光性を有し
ている。
【0011】次に面状採光装置Aの組立手順の一例を主
に図6を参照して説明する。
【0012】下側の笠木1が下端部に取り付けられた支
柱31に最下段の補助支柱36をスライド嵌合した後、
羽根板材4の開口41に支柱31を通す。この後、中間
段の補助支柱36を支柱31にスライド嵌合させること
と、羽根板材4の開口41を支柱31に通すこととを交
互に繰り返し行う。そして、所定段数に亘って羽根板材
4…を配設した後、最上段の補助支柱36を支柱31に
スライド嵌合させる。この後、上側の笠木1を支柱31
の上端部に取り付ける。支柱31と笠木1との取り付け
は、笠木1を図5に示した支柱31のビスポケット3
3,34に取付ビス61,62を用いて固着することに
より行う。笠木1と支柱31との固着は、支柱31の1
つのビスポケット33または34だけを利用して行って
もよい。これにより、笠木1が芯材3の上端部の相互間
に横架される。なお、図6は、3段目の羽根板材4の開
口41を支柱31に通す工程を矢印Xで示し、4段目の
補助支柱36を支柱31にスライド嵌合させる工程を矢
印Yで示してある。なお、羽根板材4には複数本の支柱
31…に対応する開口41…が形成されているのであっ
て、それらの開口41…がそれぞれ対応する支柱31…
に同時に通される。
【0013】上述のようにして複数本の芯材3…に複数
枚の羽根板材4…を保持させると、複数枚の羽根板材4
…は上下の補助支柱36,36に挾まれて相互の間隔が
保たれ、保たれた状態で固定される。また、羽根板材4
はその開口41の周縁の一部が上下の補助支柱36,3
6に挾まれているだけであるので、羽根板材4に大きな
風圧が加わっても開口41の周縁の一部が欠損して芯材
3による羽根板材4の保持機能が損なわれるというおそ
れはない。
【0014】図1および図2に示した実施例において
は、この後、上下の笠木1,1の一端部相互間および他
端部相互間に縦桟2,2を配設して図2に示した矩形の
枠組みFを形成してある。この枠組みFは面状採光装置
A全体の強度を高めることに役立つ。また、長さの長い
面状採光装置Aとするために、図1や図2に示したよう
に、上下の笠木1,1を接続具5により接続してその長
さを延長してある。接続箇所には補助縦桟6が介在され
ている。
【0015】次に、上記面状採光装置Aを集合住宅の通
路側壁(手すり)を構成しているコンクリート製の躯体
Bに支持ポスト100を介して取り付ける場合は、図1
および図2のように、支持ポスト100の上端部と下端
部とに支持具400,500を取り付け、これらの支持
具400,500により上記面状採光装置Aを上下から
挾持させる。
【0016】面状採光装置Aは上述した目隠し用フェン
スとしてのみならず、図7に示したように窓Wの面格子
としても利用することが可能である。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、組立が簡単な面状採光
装置を提供することが可能になる。また、複数枚の羽根
板材の開口周縁の一部が上下の補助支柱の間に挾まれた
状態で芯材に保持されるので、強風により羽根板材が大
きな風圧を受けても芯材による羽根板材の保持機能が損
なわれるおそれがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による面状採光装置を概略的に
示した分解説明図である。
【図2】上記面状採光装置を概略的に示した一部破断正
面図である。
【図3】芯材の分解斜視図である。
【図4】羽根板材の要部斜視図である。
【図5】羽根板材と芯材とを示す一部破断平面図であ
る。
【図6】面状採光装置の組立手順説明図である。
【図7】面状採光装置を面格子として用いた事例の正面
図である。
【符号の説明】
A 面状採光装置 3 芯材 4 羽根板材 31 支柱 36 補助支柱 41 開口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を隔てて並列される複数本の芯材
    と、それらの芯材により保持される透光性を有する複数
    枚の羽根板材とを備える面状採光装置において、 上記芯材が長い支柱と長手方向の複数箇所で分割された
    短い補助支柱とでなり、かつ支柱の一側面に補助支柱を
    嵌合させて長手方向にスライド可能となし、上記羽根板
    材に、支柱と略同じ大きさで且つ挿通可能な開口を形成
    してなり、支柱を羽根板材の開口に挿通させた状態では
    上下の補助支柱の下端及び上端にて羽根板材の開口の周
    縁の一部が挾まれていることを特徴とする面状採光装
    置。
JP1992093214U 1992-12-24 1992-12-24 面状採光装置 Expired - Lifetime JP2591368Y2 (ja)

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JPH0651488U JPH0651488U (ja) 1994-07-15
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