JP3010302U - ディスプレイ装置のパネルの取付具 - Google Patents

ディスプレイ装置のパネルの取付具

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JP3010302U
JP3010302U JP1994014052U JP1405294U JP3010302U JP 3010302 U JP3010302 U JP 3010302U JP 1994014052 U JP1994014052 U JP 1994014052U JP 1405294 U JP1405294 U JP 1405294U JP 3010302 U JP3010302 U JP 3010302U
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Inventor
澤井サク
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株式会社彩ユニオン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横断面が矩形の四側面を有する複数本の骨部
材を直角に連結し、直方体状のスペースを形成してなる
骨組構造体と、周縁部に沿って骨部材の側面に当接する
45°の面取りを有し、直方体状のスペースの側面を封
閉する矩形のパネルとを備えたディスプレイ装置におい
て、パネルを垂直方向にのびる側面に取り付けるための
取付具であって、パネルの固定の確実性を向上し、かつ
従来の固定部材より美観が向上する、ディスプレイ装置
のパネルの取付具を提供する。 【構成】 板状の部材からなり、骨部材3に中心軸のま
わりに回転しないように取り付けられ、パネル7の下端
を板厚方向に移動しないように収容する下端保持部材1
と、板状の部材からなり、骨部材に中心軸のまわりに回
転しないように取り付けられ、骨部材の側面との間にパ
ネルの上端を板厚方向に移動しないように収容する上端
保持部材2とからなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、横断面が矩形の複数本の骨部材を継ぎ手部材を介して直角に連結し て直方体状のスペースを形成し、前記直方体状のスペースの各稜線を前記骨部材 の側面によって45°の傾斜面状に形成してなる骨組構造体と、周縁部に沿って 前記骨部材の側面に当接する45°の面取りを有し、前記スペースの側面を封閉 する矩形のパネルとを備えたディスプレイ装置において、前記直方体状のスペー スにおける垂直方向にのびる側面に前記パネルを取り付けるための取付具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、金属等からなり、横断面が矩形の四側面を有する複数本の 骨部材3を継ぎ手部材4を介して直角に連結して直方体状のスペース5を形成し 、直方体状のスペース5の各稜線を骨部材3の側面によって45°の傾斜面状に 形成してなる骨組構造体6と、木、ガラス、プラスチック等からなり、周縁部に 沿って骨部材3の側面に当接する45°の面取りを有し、直方体状のスペース5 の側面を封閉する矩形のパネル7とを備えたディスプレイ装置が知られている。
【0003】 図4に示すように、直方体状のスペース5における水平方向にのびる側面にパ ネル7を取り付ける場合には、パネル7の周縁部の面取りがパネル7の自重によ って骨部材3の側面に押し付けられるため、パネル7を骨組構造体6に固定する ための手段を必要としないが、直方体状のスペース5における垂直方向にのびる 側面にパネル7を取り付ける場合には、パネル7を骨組構造体6に固定する必要 が有り、従来は、図5に示すように、固定部材17をパネル7の裏面の上端と下 端に取り付けていた。この固定部材17は、バネによって外向きに弾性付勢され た突起18を備えており、固定部材17を取り付けたパネル7を、骨組構造体6 の外側から直方体状のスペース5の垂直方向にのびる側面にはめ込むと、この突 起18が骨部材3の側面に当接し、バネの弾性に抗して後退し、骨部材3の頂点 を越えると、バネの弾性によって突起18が元の位置に戻り、図5に示すような 状態になり、パネル7が骨組構造体6に固定されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この固定部材17によってパネル7を骨組構造体6に取り付けた場合、固定部 材17の取り付け位置の精度が悪い場合や、搬送時の振動等によって、突起18 が骨部材3の頂点を越えてパネル7が骨組構造体6から外れるという問題があっ た。また、パネル7が透明あるいは半透明の場合には、固定部材17が目立ち、 美観を損なうという問題もあった。
【0005】 そこで、本考案は、上記のような構成のディスプレイ装置において、パネル7 を直方体状のスペース5の垂直方向にのびる側面に取り付けるための取付具であ って、パネル7の固定の確実性を向上し、かつ従来の固定部材17より美観が向 上する取付具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案のディスプレイ装置のパネルの取付具は 、横断面が矩形の四側面を有する複数本の骨部材を継ぎ手部材を介して直角に連 結して直方体状のスペースを形成し、前記直方体状のスペースの各稜線を前記骨 部材の側面によって45°の傾斜面状に形成してなる骨組構造体と、周縁部に沿 って前記骨部材の側面に当接する45°の面取りを有し、前記直方体状のスペー スの側面を封閉する矩形のパネルとを備えたディスプレイ装置において、前記直 方体状のスペースにおける垂直方向にのびる側面に前記パネルを取り付けるため の取付具であって、 前記取付具は、前記パネルの下端を保持する下端保持部材と、前記パネルの上 端を保持する上端保持部材とからなり、 前記下端保持部材は、板状の部材からなり、前記骨部材の側面を巻き込み、前 記下端保持部材を前記骨部材に中心軸のまわりに回転しないように取り付けるた めの取付部と、前記取付部に連続し、前記取付部との間に前記パネルの下端を板 厚方向に移動しないように収容する空間を形成するストッパ部とを備え、 前記上端保持部材は、板状の部材からなり、前記骨部材の側面を巻き込み、前 記上端保持部材を前記骨部材に中心軸のまわりに回転しないように取り付けるた めの取付部と、前記取付部に連続し、前記骨部材の側面との間に前記パネルの上 端を板厚方向に移動しないように収容する空間を形成するストッパ部とを備えた ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
パネルの下端を下端保持部材のストッパ部と取付部の間の空間に収容し、下端 保持部材の取付部を骨組構造体の垂直方向にのびる側面の下側の骨部材に上方か ら装着する。パネルの下端は板厚方向の移動が規制されている。次に、上端保持 部材を上側の骨部材に上方から装着すると、パネルの上端が上端保持部材のスト ッパ部と骨部材の側面との間の空間に収容される。パネルの上端は板厚方向の移 動が規制されている。下端保持部材および上端保持部材によってパネルが骨組構 造体の垂直方向にのびる側面に固定される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の具体的な実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する 。 図1は本考案のディスプレイ装置のパネルの取付具の一実施例を示す斜視図で あり、(a)は下端保持部材、(b)は上端保持部材である。図2はパネルを骨 組構造体に取り付けた状態を示す斜視図である。図3は図2のC−C’線断面図 である。 本考案のディスプレイ装置のパネルの取付具は、図2に示すように、横断面が 矩形の四側面を有する複数本の骨部材3を継ぎ手部材4を介して直角に連結して 直方体状のスペース5を形成し、直方体状のスペース5の各稜線を骨部材3の側 面によって45°の傾斜面状に形成してなる骨組構造体6と、周縁部に沿って骨 部材3の側面に当接する45°の面取りを有し、直方体状のスペース5の側面を 封閉する矩形のパネル7とを備えたディスプレイ装置において、直方体状のスペ ース5における垂直方向にのびる側面にパネル7を取り付けるためのものであっ て、パネル7の下端を保持する下端保持部材1と、パネル7の上端を保持する上 端保持部材2とからなっている。
【0009】 下端保持部材1は、本実施例では、幅10mm、厚さ0.5mmのステンレス 製の帯状の板を折曲してなり、骨部材3の側面を巻き込む取付部8と、取付部8 に連続するストッパ部9とを備えている。取付部8はコの字の形状に折曲形成さ れ、骨部材3を受け入れるための開口部10を有している。開口部10の幅Aは 骨部材3の側面の幅に対応しており、骨部材3を中心軸と直交する方向に受け入 れることができ、これによって下端保持部材1を骨部材3に中心軸のまわりに回 転しないように取り付けることができる。ストッパ部9は取付部8の一端から外 側に向かって取付部8の外側面と45°の角度をなすようにのび、取付部8との 間にパネル7の下端を収容する空間11を形成している。図3に示すように、空 間11はパネル7の下端を隙間無く収容し、これによってパネル7の下端の板厚 方向の移動を規制する。
【0010】 上端保持部材2は、本実施例では、幅10mm、厚さ0.5mmのステンレス 製の帯状の板を折曲してなり、骨部材3の側面を巻き込む取付部12と、取付部 12に連続するストッパ部13とを備え、さらに、本実施例では、取付部12に 連続する押さえ部14を備えている。取付部12はほぼ矩形に折曲形成され、骨 部材3を受け入れるための開口部15を有している。取付部12の内寸B、B’ は骨部材3の側面の幅に対応している。取付部12は弾性変形し、開口部15を 介して骨部材3を中心軸と直交する方向に受け入れることができるようになって おり、これによって上端保持部材2を骨部材3に中心軸のまわりに回転しないよ うに取り付けることができる。ストッパ部13は取付部12の一端から外側に向 かって取付部12の外側面と135°の角度をなすようにのび、図3に示すよう に、上端保持部材2を骨部材3に取り付けたとき、ストッパ部13と骨部材3の 側面との間にパネル7の上端を収容する空間16を形成する。空間16はパネル 7の上端を隙間なく収容し、これによって、パネル7の上端の板厚方向の移動を 規制する。押さえ部14は取付部12の他端から外側に向かってストッパ部13 と平行にのび、図2に示すように、パネル7の上端に取り付けられる固定部材1 7の後端を押さえる。なお、押さえ部14は無くてもよい。
【0011】 次に、上記の構成になるディスプレイ装置のパネルの取付具を使用してパネル 7を骨組構造体6に取り付ける手順について説明する。 図3に示すように、パネル7の下端を下端保持部材1のストッパ部9と取付部 8の間の空間11に収容し、下端保持部材1の取付部8を、骨組構造体6の垂直 方向にのびる側面の下側の骨部材3に上方から装着する。パネル7の下端は空間 11に隙間無く収容されており、板厚方向の移動が規制されている。次に、上端 保持部材2を上側の骨部材3に上方から装着すると、パネル7の上端が上端保持 部材2のストッパ部13と骨部材3の側面との間の空間16に収容される。パネ ル13の上端は空間16に隙間無く収容されており、板厚方向の移動が規制され ている。下端保持部材1および上端保持部材2によって、図2に示すように、パ ネル7が骨組構造体6の垂直方向にのびる側面に固定される。以上の作業は極め て容易であり、ネジ止めを必要としないため、作業性が非常に良い。パネル7を 骨組構造体6にさらに確実に固定する必要が有る場合には、図3に示すように、 固定部材17を併用すればよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案のディスプレイ装置のパネルの取付具を使用すると、従来の固定部材を 使用した場合に比べて、搬送時の振動等によってパネルが骨組構造体から外れに くく、パネルの固定の確実性が向上する。また、本考案の取付具は、ネジを使用 しないため、取り付けが容易である。さらに、本考案の取付具は、パネルが透明 あるいは半透明の場合に、従来の固定部材に比べて目立ちにくく、外観が良いの で、美観が向上するという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るディスプレイ装置のパネルの取付
具の一実施例を示す斜視図であって、(a)は下端保持
部材、(b)は上端保持部材である。
【図2】本考案に係るディスプレイ装置のパネルの取付
具を使用して骨組構造体6にパネル7を取り付けた状態
を示す斜視図である。
【図3】図2のC−C’線断面図である。
【図4】本考案に係るディスプレイ装置のパネルの取付
具が適用されるディスプレイ装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】図4の一部縦断面図であり、従来の方法によっ
て骨組構造体6にパネル7を取り付けた状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 下端保持部材 2 上端保持部材 3 骨部材 4 継ぎ手部材 5 直方体状のスペース 6 骨組構造体 7 パネル 8、12 取付部 9、13 ストッパ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面が矩形の四側面を有する複数本の
    骨部材を継ぎ手部材を介して直角に連結して直方体状の
    スペースを形成し、前記直方体状のスペースの各稜線を
    前記骨部材の側面によって45°の傾斜面状に形成して
    なる骨組構造体と、周縁部に沿って前記骨部材の側面に
    当接する45°の面取りを有し、前記直方体状のスペー
    スの側面を封閉する矩形のパネルとを備えたディスプレ
    イ装置において、前記直方体状のスペースにおける垂直
    方向にのびる側面に前記パネルを取り付けるための取付
    具であって、 前記取付具は、前記パネルの下端を保持する下端保持部
    材と、前記パネルの上端を保持する上端保持部材とから
    なり、 前記下端保持部材は、板状の部材からなり、前記骨部材
    の側面を巻き込み、前記下端保持部材を前記骨部材に中
    心軸のまわりに回転しないように取り付けるための取付
    部と、前記取付部に連続し、前記取付部との間に前記パ
    ネルの下端を板厚方向に移動しないように収容する空間
    を形成するストッパ部とを備え、 前記上端保持部材は、板状の部材からなり、前記骨部材
    の側面を巻き込み、前記上端保持部材を前記骨部材に中
    心軸のまわりに回転しないように取り付けるための取付
    部と、前記取付部に連続し、前記骨部材の側面との間に
    前記パネルの上端を板厚方向に移動しないように収容す
    る空間を形成するストッパ部とを備えたことを特徴とす
    る、ディスプレイ装置のパネルの取付具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001044672A (ja) * 1999-07-26 2001-02-16 Nec Eng Ltd ラック構造
JP2020195495A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋外用収納棚

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